君と出会えなかったら この場所も見れないから 忘れないように…
長瀬智也がすべて…
…Re-Start June 8, 2010
KO「81.3 J-Wave TOKYO M.A.A.D SPIN 今日もまた木村コウと」
智「長瀬智也がお送りします。さ、今日はですね、初のゲストかも知れない」
KO「そうですね」
智「ね。もう…」
KO「あ、原宿のKがいたじゃん(笑)」
智「あ、そうか!原宿のK、アレ、なかった、アレはもう、闇(笑)」
KO「(笑)」
智「我々の汚点じゃないですか、アレはもう」
KO「(笑)」
智「あの人を迎えたっていうのは。そう、原宿のKの次に相応しいと思わないんですけども(笑)」
KO「原宿から、もうFixerじゃないですね、重鎮の」
智「ね、まぁ僕もKOさんも付き合いが長い方ですけれども、もう、二人で喋ってもナンなんで、ご紹介しましょうかね。Neighborhoodの滝沢伸介さんです」
伸「こんにちは」
智「よろしくお願いします」
KO「今日はよろしくお願いします」
伸「よろしくお願いします」
KO「出張、土曜日から金曜日、ありがとうございます」
伸「別枠で僕はやらさせていただいてるんですけど」
智「そうだ、ね」
KO「だから今日はちょっと軽い感じに」
伸「ね」
KO「ちゃんと自分が」
伸「うんうん」
KO「ナビゲーターでいらっしゃる」
伸「いや、もう気軽に」
KO「(笑)」
智「(笑)いや、ナンかね、あの、我々も是非、滝沢さんの番組に遊びに行きたいですけどね」
伸「来てよ、来てよ」
智「ね、ね、ね。え、(高木)完さんとはご一緒じゃなくて、別でやってるんですね」
伸「そう。完さんの番組の中でNEIGHBORHOOD RADIOっていうのをやらせてもらいまして」
智「ん~なるほど、なるほど」
伸「30分間。完ちゃんが毎回出るワケで」
智「なるほど、そう」
KO「この間、眞野くんが出てたりとか」
智「あ、そっか」
伸「(笑)前回ね」
智「(前原)完治くんと」
伸「眞野くんと完治と出てもらって、もう放送ギリギリ回」
KO「ギリギリ回(笑)」
智「いやいやいや、でもファンは喜んだんじゃないですか」
伸「ピ-入って」
KO「そのくらいの方が、この番組、M.A.A.D SPINは」
伸「面白かった、面白かったですよ」
智「確かに。でも、ま、僕も実際このJ-WaveのこのラジオでKOさんと、こういう風にナンつーんだろうな、公の場で話すって初めてだったし、ま、滝沢さんもね、そう考えたら」
伸「そうだね」
智「ま、雑誌のインタビューとかは、あったりしましたよね」
伸「対談とかあるけど、ま、初めてだよね」
智「ね、ね。そもそも僕とKOさんが知り合ったきっかけも滝沢さんだったんだよね」
伸「そうだよね、そうそう」
KO「伸ちゃんの、ナックルヘッドを」
伸「ナックルヘッドおじさんがいるよって」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「そうなんですよ。それで、ま、駒沢公園とかね」
伸「そうですよ」
KO「そう、HOTROD SHOWで会って」
智「うん、そう」
KO「それで、その後、じゃあ、直そうかって、駒沢公園で直してみたいな」
智「ね」
伸「そうそうそう。ナックルヘッドだったら、もうこの人に訊いた方がいいよっていうね」
智「そうっすね。いやいや、でも僕はもうやっぱりこうね、昔からお二人のことは知ってたんでね、やっぱナンかすごく、ナンだろうな、もう付き合いも長いですし」
伸「長~いよね」
KO「(笑)」
智「そう、だって家が近かったワケじゃないですか、昔」
KO「そう。同じマンションだった」
伸「多分ね」
智「同じマンションでしょ⁉(笑)」
伸「多分、ほぼ40年ぐらい」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「恐ろしいよね」
KO「そうそう、僕はまだ、高校生だった時にもう会ってるもんね」
伸「いや、KOくん、うん、ま、ま、ヘンな意味じゃない、すっげー美少年で」
KO「(笑)」
智「いやいやいやもう、僕も写真見せてもらう事ありますよ、昔の」
伸「マジ、美少年で」
智「うん」
伸「初めて会った時、友達んちに泊まりに来てて、急にスクラッチ、キューっと始めて」
智「へ~~」
KO「(笑)」
伸「やっべー!チョー、スクラッチ、上手ぇ~って」
智「19とか二十歳ぐらいっすか?」
KO「えーと、もう、10代だった」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「多分、18とかそのぐらいだったね」
智「へ~」
KO「カフェ・ド・フリ・・・」
伸「スクラッチとか、そういうのがちょっと流行ってたんだけど、実際出来る人、あんま居なかったワケ」
智「あぁ、その時代ね」
伸「もう、ホント、商売でやってる人とか」
智「確かに、確かに」
伸「いや、その若さで岐阜から出てきて」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「美少年で、スクラッチが上手いってったら」
KO「(笑)」
智「そりゃあ、モテますよね」
KO「いやいやいや」
伸「ホント」
智「だって、当時まだ、ね、DJの走りでしょうから」
KO「ま、ま、ヒロシくんとかは、で、伸ちゃんとかは、ピカソでやってなかった?」
伸「そうだね、DJね」
智「へ~」
伸「そうそうそう」
智「そうだったんっすね」
伸「そう」
智「だけど、結局その、ナンて言うんだろう、ま、その、ナンだろ、KOさんはほら、段々、本質の方にいくワケじゃないっすか」
KO「本気のDJの方になっちゃったね」
智「そう。だけど、ナンだろ、みんながみんな、そうなったワケじゃないっていうところがスゴい」
KO「みんな、原点は洋服で、音楽も好き、洋服と音楽、好きみたいな感じですね」
伸「そうだね」
智「じゃあ、当時、ナンか、好きな音楽が重なったりしてたんですか、その、ジャンル」
KO「DJ仲間はみんな近い、ね」
伸「そう。でも一時期、一緒にDJとかやってたもんね」
智「へ~」
KO「そう、カフェ・ド・フリッツっていう」
伸「そう、レギュラーでね」
KO「80年代に 初台に、あ、あの、HUFFがあるとこの近く」
智「あぁ」
KO「あそこで、そこに、スケボーのランプがあった」
智「へ~」
KO「とこあって、カフェがあって、DJバーがあって、 そこで僕と伸ちゃんが、僕、初めて東京でレギュラーを持ったのは伸ちゃんと二人だった」
智「へ~!!面白い」
伸「そこがだから、スケボーランプがあって、みんなスケーターがきてDJするみたいな」
KO「そうね」
智「へ~!カッコいい店っすね~」
伸「そこに、すっげー小っちゃい子のYOPPIとか来てた」
KO「みんなもう、150㎝ぐらいしかないから」
智「まだ」
KO「まだ中坊」
智「子供?」
KO「じゃないかな」
伸「クラブとか来ちゃいけない年齢だった」
智「だって、あの、池尻だか三宿の方に、ナンか、それこそ地下のクラブみたいなところで」
KO「あ、GIG?」
伸「いや、えーとね」
智「ナンか、スケートが出来る、Los Angels?」
KO「Los Angelsだね」
伸「あった」
智「ですよね?」
KO「その、その前で、それはそんな、カフェでフリッツってのは」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「もう、だいぶ、だいぶ」
智「それは原宿だったんっすか?」
KO「うん。で、WTAPSの徹くんとかもまだ高校生で、うん、あれ。高校まだ1年生とかじゃない」
智「へ~」
伸「そうだね」
智「16歳、7歳」
伸「今の、そのスケーターのみんながもうほんとに子供で」
智「うんうん、YOPPIさんとか」
伸「そこでDJやって」
智「徹さんとか」
KO「みんなチョー小っちゃくて、可愛いねって、YOPPIとか、両方とも超デカくなっちゃって(笑)」
智「へ~、ナンか素敵な話、そういうの」
KO「誰も洋服屋さんになるとか思ってなかったもんね。みんな洋服大好きだったけど」
智「そっか、僕が物心ついた時も、YOPPIさんはHECTICとか、だったから。その時のね、子供だったっていう姿も、ホント、写真とか二人の話でしか感じれないから」
伸「いや、でも、スケボーはYOPPI、そん時憶えてるけど、スゲー、やっぱ上手くて」
智「あぁ、やっぱ、そうだったんっすね。やっぱ、ね、まだそこまで人口がないのに、その時に突き詰めてた人たちがね、KOさんで言ったらね、DJでスクラッチが上手かったってことですよね」
KO「そこでもう、YOPPIたちみんな、スケボーカルチャーをいっぱい持ってきてたし」
智「あぁ」
伸「アレ、何年ぐらいだっけ?80…」
智「80年代!?」
KO「80年」
智「80年代!!」
KO「88年とか7年とか」
智「まだ、ファミコンとかの時代じゃないっすか!」
伸「そのぐらいだよね」
智「マジっすか!」
伸「多分」
智「あぁ、そうか~、そうっすよね」
KO「日本のスケートカルチャーもまだ始まったばっかりみたいな」
伸「そうだね」
智「そうかぁ」
伸「多分ね」
智「僕が生まれて初めて原宿のムラサキスポーツに行ったぐらいの時ですね、昭和61、2年とか」
KO「その時、YOPPIも多分、ムラサキスポーツのスポンサーついて」
智「そうっすよね」
KO「やってたんじゃないですか」
智「ねぇ」
伸「そうそうそう」
智「いや、スゴい、そう考えると。そんでね、のちに僕が滝沢さんから、チョッパーを」
KO「買って」
智「譲り受け、で、KOさんに出会う」
KO「面白いですね」
伸「面白い」
智「ホント、面白い」
KO「ナンかこういう趣味があったから繋がった感じがしますよね」
智「ね~、ホントに」
伸「うん」
KO「趣味やって、趣味をしてないと始まらない」
智「そうっすよね。まさにね、お二人も当時、その、DJとか。え、で、バイクもその時にはまだ乗ってなくって」
KO「伸ちゃんはハーレーを買ってて」
伸「あぁ、そうかもね」
KO「シャベルのFLHみたいな」
伸「FLH」
KO「アレ、80年ぐらい?」
伸「だったかもね、ギリギリね」
智「HOTDOCで」
伸「いや、ただ買って」
智「あ、そうだったんだ」
伸「ただ、人から買って、シャベルFLH80年。80万」
智「80万!?安い!」
KO「(笑)」
智「80万!」
伸「80万」
智「うーわ」
伸「いや、でもね、当時、FLが80万で大体相場ね。ローライダーが60万…」
智「もっと安かったんっすか⁉」
伸「うん」
智「へ~!」
伸「FLAの方が高かった」
智「そうなんっすね~」
伸「そう」
智「FXの方が高い」
KO「WLAとかね、アジアの方でスゴい安くなかった?」
伸「WLAはね、当時」
智「そうなんだ~」
伸「知り合いがフィリピンに住んでて、送ってくれたりして、15万ぐらいでWLA」
KO「(笑)」
智「スクーターじゃないっすか、もう」
伸「WLA結構送ってもらって」
智「へ~!」
伸「すっげー安いじゃんと思って買うじゃん」
智「うんうん」
伸「エンジンのボルト全部見ると、木ねじのプラスが入ってて」
智・KO「(大爆笑)」
智「大丈夫なんっすね。あ、そっか~、逆に」
伸「全部、プラスじゃーん」
KO「(笑)」
智「へ~」
KO「ラジオ、聴いて頂いてる人は、その昔の、その1940年代とか30年代のバイクはまだ、プラスのドライバーの概念がなかった」
智「マイナスだった」
KO「ネジ穴って、マイナスだった」
智「なるほど」
KO「で、48年とか、そのぐらいからハーレーは、50年ぐらいかな?ぐらいからプラスが入ってきた。だからその前はマイナスだったので」
伸「ちょっと衝撃だったもん」
智「なるほど、確かに。旧車の世界でいうと、プラスのドライバーはちょっと違和感に見えます」
KO「そうそう」
伸「違和感だし、木ネジ入ってたから」
智「(笑)」
KO「そう、木ネジ」
伸「尖ってるヤツ」
智「大丈夫か?っつって」
KO「ムリヤリ、もう、ナンか、アジアの力で直したって感じだよね(笑)」
智「そのぐらいの緩さがないと多分ダメなんっすね」
伸「ま、ま、値段も値段だしね」
智「そんな時代だったんっすね」
KO「で、あの、伸ちゃんがえーと、あん時は6階?」
伸「どこ?」
KO「目黒ハイツ」
伸「目黒ハイツね」
智「おぉ~、同じマンションだった時ね」
KO「僕は9階に」
伸「9階」
KO「伸ちゃんの紹介で入って」
智「その年頃で、そんな家近かったらもう、寝ずに遊ぶじゃないですか」
KO「そうそう。だからあの」
智「ね」
KO「そこに来ると、どっちかいるから、C.Eやってる、スケートシングくん、徹くんとか、さっき言ったマスターピースの麻原くんとかは、そういう人たちがみんな普通にただ遊びに来てやった」
智「へ~、ナンか素敵」
KO「いつも毎日行ってて」
智「それこそみんなで家に集まってファミコンみたいなこと、TVゲームとか」
伸「で、そん時に藤原ヒロシくんは近くで、たまに来たりして」
智「へ~!」
伸「僕も行ったりしてるんですね」
智「あぁ、そうなんだ~、可愛いっすね、ナンか」
KO「やたらもう、その辺で、近くで、意外にね」
伸「そう、スケボーでね、プッシュで来てくれた」
智「へ~、素敵。え、その頃って、ハーレーの現行はEVOとか」
KO「EVOになってかな」
伸「EVOはね、出始め、ちょうど」
KO「84年」
智「4速」
KO「違う、違う。94年だから、違う、84年か」
伸「ソフテールが出ましたね」
KO「そう」
智「あぁ、じゃあもう、まさに80年半ばぐらい。うわ、そうか」
KO「だから、あの、この番組、出て頂くことがあるんですが、イズミさんって人がHOT BIKEって雑誌に」【ドスドスしてるのは智也??】
智「出たんっすか⁉イズミさん!!」
伸「出たの??」
KO「出たの」
伸「出たの!」
智「大丈夫なんだ(笑)イズミさん…」
KO「出て、ずっとピーって言ってましたけど」
伸「ヤバいよね」
智「ナンか、声だけでもピー入りそうな」
KO「そうそう」
智「え、そうなんだ~」
KO「その時に」
伸「マジで」
KO「イズミさんが」
智「聴きたいな~」
KO「HOT BIKEにEVOなんて、ナンか、言っちゃって」
智「(笑)そんな事、言っちゃダメでしょ」
KO「HOT BIKEに書いちゃった」
伸「今、ピー入ったよね」
智「(笑)ドカーンっす」
KO「そういう感じで書いちゃって、大顰蹙買ってた時代ですね」
智「いや、でも、そうなんですよ。でも、もう嘘つけない先輩も先輩で、ちょっとかわいいなって思う」
KO「(笑)」
智「いいじゃないっすか、うん、ナンか、そういう人もカッコいいっすよね」
KO「ヒドイ人です、みたいだけど、面白い(笑)」
智「いやいや、そうそう。愛がありますよ」
KO「ね、ね」
伸「その、目黒ハイツじゃん。で、ガレージなかったからさ、そこの川沿いの、今、スゴい」
智「川沿いなんてありましたっけ?」
KO「そうそう、あの目黒川」
智「あー!はいはい」
KO「桜が咲いてる」
智「そうね、はいはい、うん」
伸「その頃さ、全然人いなかったよね」
KO「そうそうそう。そこの、その橋の上で」
伸「そう、橋の上で」
KO「伸ちゃんがバイク直したりとかして」
伸「バイク置いて、ガレージ無いから」
智「あの、LIFEの裏辺りって事ですか?」
KO「えーと、もっともっとコッチ側の、あの川なんですけど」
智「あの、文化浴泉のとこ?」
KO「えーとね」
智「銭湯あるでしょ?文化浴泉」
KO「けど、もっとね」
伸「銭湯あったっけ?」
KO「ドンキの方」
智「あ~!なるほど」
KO「そう、そう、そう」
智「じゃあ、山手通り超えるっすね」
KO「そう」
智「あぁ、なるほど、なるほど」
伸「ドンキより更に陸橋寄り」
KO「そうそう」
智「あぁ」
伸「今もあんだけど、それ」
智「はいはい」
KO「あの池の前の」
智「じゃ、あれだ、バックドロップのギャロップがあった」
KO「ギャロップって」
伸「そう、そう」
智「ね。木材とか」
伸「それ、の」
智「並び」
伸「もう、並び」
智「あ~。あそこでバイクをメンテナンスしてて、あそこに目黒ハイツがあって」
KO「そうそう、目黒ハイツがあって、今もあると思う」
智「あぁそうなんすね」
KO「それで、ナンか、昔はホントに団地で、グループサウンズの、当時はタイガースの宿舎だったりとか」
伸「うん」
智「へ~」
伸「アレだよ、オリンピックの」
KO「うん。あと、えーと、あと、チャック・ウィルソンとか、そういう人が(笑)」
伸「チャック・ウィルソン、いたね」
KO「住んでたりして」
智「へ~、そうなんだ~」
KO「そういう、昔、80年代にテレビでよく出てきた外国人の人が」
伸「やべー、いたね~」
KO「住んでたりして」
智「そっか。あの辺もだって、高級、上の方は高級住宅街」
KO「けど」
伸「いや、でも、完全にね、団地だよ」
KO「そう」
智「あぁ、そうなんだ~」
伸「造りは」
KO「そう、みんな」
智「へ~」
KO「僕の友達はブルックリンハイツって呼んでて(笑)」
智「(笑)」
伸「ホント、ホント」
KO「ブルックリンの団地みたいので(笑)」
伸「ヤバいよね」
智「それ何年ぐらい続いたんですか。そこでの生活」
KO「そこ、結構ね、結構。僕、10年はないか、そのくらい住んだと思う」
伸「KOくん、まあまあ、いたよね、そのあとね、オレ、そのあと、ドコだ?恵比寿行った」
智「そうなんっすね」
伸「そう」
智「へ~」
KO「で、そこで、伸ちゃんが、いつもそこのマンションの、コンセント、下のコンセント使って、サンダーとか勝手に使って、ギャーとかやってるから」
智「むちゃくちゃっすね。ま、でも」
KO「マフラーとか着てて」
伸「でさ、光輪でさ、マフラー」
KO「光輪って、上野のバイク屋さんね」
伸「そのまま絶対つかないから」
KO「そうね」
智「加工して」
伸「Sパイプじゃなきゃいけないのに、普通のパイプ買ってきて、ヤベー、入んねー」
KO「(笑)」
智「なるほど、なるほど」
伸「しょうがないから、石拾ってきて、石で潰して」
【バチバチ音がしてるのは智也がどっか叩いてる!?】
伸「(笑)目黒ハイツの下で、オレ、石で潰してて」
KO「上に住んでる人にお前は、ピーか!みたいこと言われたりとかして」
智「えー素敵」
KO「そういう感じの」
智「そうだったんだ~」
KO「あと、家帰ってきたら、変な、あ、コレも言っちゃっていいのかな。もう、もう何十年前の話だよね。家に帰ってきたら、そしたら、エレベーターホールが、いろんなところで、青色の変な玉が、あの(笑)」
智「青色の玉?」
KO「ナンか、青い玉のヤツが、そしたら、多分、伸ちゃんの友達じゃないの?あの、アレやってて、あの、サバイバルゲーム」
智「(笑)」
KO「これは僕はやってないよ、みたいな」
伸「誰だ」
KO「伸ちゃんたちもやったのかな」
伸「誰か、やってたよね」
智「西郷山公園とかで」
伸「やってたよね。それはやってた。藤原ヒロシくんとかやってた」
KO「レーザーの」
伸「スケシンとか」
智「遊ぶ場所がスゲーなぁ」
伸「うん。でも、なんかね、そう、おおらかな時代だったよね」
KO「自由」
智「確かに。だし、その辺はまだ、池尻とかまだそんな栄えてない時代でしたもんね。ちょっと下町っぽい感じ。へ~」
KO「そういうとこでみんな遊んでて。みんな、ヒロシくんとかはやっぱ繋がってて」
伸「うん、そうだね」
智「でも、その中でも、なんかこう、一緒にいる時間が長くなる人、そう、いるじゃないですか。っていうのは、お二人は」
KO「ヒロシくんは年上だったから」
智「あぁ、なるほど」
KO「ちょっとお世話になる感じで」
智「お兄さんだったんすね」
KO「うん。で、僕は伸ちゃんとか同じマンションに住んでたし、特に伸ちゃんの、ほら、ナンか、なんか面白いものあるから」
伸「いや、でもね、KOくんちは、大体、漫画本があるじゃん。ゲームがあんじゃん」
KO「ラジコンカーもあったよね」
伸「もちろん、DJのもあるから、結構みんなね」
智「あぁ、そっか。遊び行ったら面白い、みたいな」
伸「それで集まってたりとかして」
智「へ~」
KO「伸ちゃんはアレで、ペットがスゴかったから」
伸「そう。そこの時はね、結構飼ってたね」
智「あぁ。今も飼われてるからね。あ、じゃ、昔から結構ペット、動物は好きで?」
伸「そう。あの建物、まだあんの、すごくない」
KO「まだある」
智「目黒ハイツ」
BEASTIE BOYS『CH CHECK IT OUT』
KO「さすがにトンカツ屋とかいうのは、みんななくなって」
伸「いや、なくなったね」
智「あぁ、そうなんだ。え、山手通り沿い?」
KO「山手通り沿い」
智「あ~、なんか、解るかも」
KO「目黒川と山手通りがぶつかるとこ」
智「あの、ムッシュ…」
KO「ムッシュヨースケの反、隣のビル」
智「ね、ね、そうっすよね」
KO「デッカイ」
智「そうそうそう、うん、解ります、解ります」
KO「そこでの、みんな、ヘンな人が遊びに来てて」
智「へえ」
KO「スケシンとか、あ、伸ちゃんとこ行ってんの、って言って、入り口で会うから、ただ、いや、トイレに来た(笑)とかって言って、勝手にトイレ使うだけでいたりとか」
智「いや、ナンかこうね、そう、僕はそういうのね、ナンとなく、こう、ナンだろう、大人になってからね、本人からこうやって話を聞いて、ね、こうやって、今ナンとなく想像ができてるんですけど、 やっぱそん時に、ナンだろう、その、スケートとか、流行ってたものとか、ファッションのこととかは、ナンとなく、こう、話しての想像してたんですけど、 やっぱその、真剣な話とかってZettaiする場面ってありそうじゃないですか。例えば夢を語るみたいな、ナンか」
伸「あ~」
KO「(笑)ないかも」
智「あ、そう、無いんだ?」
伸「全くない」
智「え~、そうなんだぁ!」
KO「コレ、ヤバくない⁉とかって言って」
智「おぉ」
伸「(笑)」
KO「スケシンがその、BEASTIE BOYSのビデオ持ってきて、この靴、靴!てAdidasのキャンパスなんだよとか」
智「おぉ」
KO「その、エニグマを(笑)」
伸「いや、でも」
KO「エアウォークのエニグマとかをクマクマなんだったっけ?って言って、グリズリーとか(笑)」
智「(笑)」
KO「勝手にエニグマをクマってことで(笑)グリーズに名前変えて、今度グリズリーが濃いんだよって言って、ナンだろうと思ったら、エニグマのこととか」
智「エニグマ。なるほどね」
KO「(笑)」
智「可愛い。え、そうなんだ」
KO「もう、ナンか面白い事を」
伸「もうナンか、Zettai、オレ、コレになるんだとかさ、そう、ナンていうの、そういう話、全くないね」
智「へ~」
KO「そうだよね、基本趣味の話で」
智「そうなんっすね」
KO「伸ちゃんとこ行ったら、ペットの話したりとか」
伸「でも、みんな言わないんだけど、でも行動で示すっていうか」
智「なるほど。目的があるワケですね、ちゃんと」
伸「KOくんだったら、DJひたすらやるとか、彼だったら、グラフィックやるとか」
KO「伸ちゃんはその頃から絵描いたりしてたもんね」
伸「うん。だったから、あんま、ナンかになってやるみたいな、そういうのはないけど」
智「そうなんっすね」
伸「ただ行動で、みんなそれなりに」
智「スゴいわ、それ。じゃあ、やっぱ、お互いをちゃんとリスペクトしてたから、そういうことになってったんっすね」
KO「多分遊び友達っていうか」
伸「うん、ひたすら(笑)遊んでたよ」
智「いや~、そうかぁ」
KO「で、ね。みんな重なるとこあるけど、重ならないところもあるし」
智「ま、確かにね。ま、もちろん」
KO「みんな趣味だから」
智「ナンか、関係性が難しくなってしまう人も中にはいるかもしれないし、そうじゃない人もいるだろうし」
KO「伸ちゃんとか、もっと、だから、ひとみさんたちとかのとこで、ちょっと働いたりとかして。うん。なんか、そういうのでは、もっとファッションに近かったっていうか」
智「へ~、え、いや、ナンか、僕はすごい素敵だなと思うのは、そのね、KOさんは滝沢さんのことを伸ちゃんって呼んで、 滝沢さんはね、KOさんのことをKOくんって。コレ、昔っから、この呼び」
KO「そんな感じ」
伸「昔っからだよね」
智「へ~、ナンか、スゴい素敵っすね」
KO「初めてで、まだ高校生の時に伸ちゃん先に、もう専門学校生で行ってたので、うん、それでね」
伸「そうだよね、ちょうど僕の1年」
KO「1年」
伸「早く東京に来た」
智「あぁ、そうなんっすね。でも、それはもう、ナンていうんだろ、出会いキッカケって」
KO「出会うキッカケって、森くんっていう、うん、Natural Calamityってバンドやってる人が、うん、今もやってんのかなね、その森くんって人が、 藤原ヒロシくんの住んでるマンションの、また違う階に住んでて」
智「へ~」
KO「そこに僕は泊まってたので、そこでヒロシくんとかも、その上に行ったりして、泊めてもらった時に。それで、その時に今度は逆に僕の先輩の先輩っていうか、岐阜の先輩が、伸ちゃんと同じ学校に行ってて」
智「え、そうなんだ~」
KO「それで、伸ちゃん、田園調布にその時住んでたから」
智「あぁ、そうなんですね」
伸「スクラッチ、めちゃめちゃ上手いヤツがいる、来るからさって」
KO「(笑)」
智「え~」
伸「マジ?見たい、見たい」
智「へ~。で、その方の家で会って。で、歳も」
KO「同じ」
智「同じ」
KO「1コ上の」
智「1コ違いで」
KO「で、その辺でみんな、仲良く、知り合いになってって」
智「へ~~~」
KO「で、あとは、その、大川ひとみさんって、MILKのデザイナーの人が、うんうん、僕は岐阜に住んでる時に、あの、伸ちゃんと一緒に会ったワケ。桐島ローランドと」
智「あ!そうなんっすね」
KO「高木康行くんっていう」
伸「あぁ、そうだね」
KO「あの、カメラマンとか、みんなで その、名古屋に遊びに行こうっていう時に、うちの実家泊まるみたいな感じで来たので」
智「あぁ、なるほど、なるほど。そうか、岐阜が近いからね」
KO「そう」
智「へ~~、そうなんっすね」
KO「ナンかその辺で、ナンか面白く色々繋がってってみたいな」
智「いや、ナンかね、この3人でいるタイミングって別に、Neighborhoodの展示会とか、普通にある事けど、なかなかこういうこと聞けないんでね」
KO「うん」
伸「(笑)」
智「スゴく」
伸「いや、っていうか、だんだん話さないと思い出さないね」
智「(笑)」
KO「そうね(笑)」
伸「そうだったかも、とか」
智「いやいや、めちゃくちゃ嬉しいです、こういう話」
KO「そうやってそれでみんな楽しく遊んでて、だんだん、だんだん、いつの間にか、みんな洋服作り出したりとか」
智「そうか」
KO「僕は特に、DJも忙しくなったりとか、で、伸ちゃんはスケボーやんなかったもんね」
伸「スケボー、やらなかった」
智「あぁ」
KO「 うん、そういうのでは、あの、ここは違うけど、けど、その代わり、ペットで近いとか」
智「なるほど。でも、スケートはその下の、YOPPIさんとか徹さんがやってて」
KO「そうそう」
智「滝沢さんたちは、バイクとか。のめり込んでた」
伸「そうそう」
智「で、その頃に、ちょうど、GOROさんとこに行ったりとか」
伸「そう、そう」
智「へ~~~」
KO「僕もハーレー買う時に、だから、伸ちゃんのところに、ま、ま、1番初めに僕もシャベル買ったんですけど、25の時に。けど、 やっぱ、それから、FTRの前のFTR、オリジナルのダートラの方のFTR見て、ちょっと乗ってたりして」
伸「乗ってたね」うん。
KO「30ちょい前に、いや、本物の、その、旧車のスプリングフォークのバイクを買おうと思ったけど、伸ちゃんどう思う、みたいな感じで」
伸「(笑)あったね~」
智「それが41?」
KO「それが41」
智「へ~」
KO「そん時に出てきたのは」
智「そうなんですね。ってことは、もう20…3年ぐらい?
KO「うん、今の、今のヤツは、えーと、24年乗ってる」
智「ああ」
KO「あ、ちょ、間違えた。27年だ」
智「7年」
伸「いや、KOくん、いきなり買って、いきなりってか、まあまあ段階はあったけど、 もうその前からさ、プラモデルとかラジコンとか、自分で分解したり作ったりする。それに近い感じで」
智「なるほど」【ナンでヒソヒソ声?】
伸「ナンて言うの、スゴい、こう、吸収して」
智「あぁ」
KO「ヲタクだから」
智「そうか、メカ的にね。え、ちなみにその頃、41のナックルヘッドは、おいくら?」
KO「向こうで、けど、1万2000ドルとかじゃなかったかな」
智「え?ってことは、当時は」
KO「150万円ぐらいとか、もうちょっと高いか。そん時は100、まだ130円とか、そんぐらい」
智「ゼロ、今1個、 違いますね」
KO「で、日本は日本で、その、名古屋にとかに、スタハシス(?)ってとこあって、ナクルヘッドが220万とかだったから、それ高っけえとか思ってたけど」
智「なるほど。今となってはね、即買いの値段ですよね。へ~、で、その後に滝沢さんはナックルヘッド」
KO「伸ちゃんはその時はパン買ったの」
伸「オレは、パン乗ってましたね」
智「あの、白いやつかな」
KO「えーと、今、徹くん持ってる」
伸「徹が乗ってんのは、オレが最初に乗ってたショベル」
智「ショベル」
KO「リジットのショベル」
伸「そう」
智「へ~素敵」
KO「で、パンヘッド買って」
伸「ま、値段で言ったら、安かったよね。当たり前だけどね」
智「ま、ま、ま」
KO「けど、その、20何歳、20代前半に、うん、やっぱ、200万、300万で高ぇとか思うけど、今考えたら、スゴいね」
伸「スゴいよね」
智「え。で、お二人で、その、DJやった時に、音楽のクリエイトとかするんっすか」
KO「そんな時、ヒップホップとかハウスとか、その辺が色々みんな混ざって、自由にかけてたから、そん時にね」
智「あぁ」
伸「ナンかね、うん、でも、いい意味で、KOくんって、最初にナンか商業的なDJを意識し始めたDJかも」
智「おぉ!というと?」
伸「ナンかみんな割とさ、DJやるんだけど、もう趣味の延長みたいな」
智「あぁ」
伸「もちろんプロの人もいっぱいいたけど、 ただ、KOくんのスタイルが、ナンかね、スゴい、お客さんをちゃんと楽しませようとかさ」
智「なるほど、なるほど」
伸「スゴい商業的な、うん、いい意味でのね、そういう追求に結構途中から変わってた」
智「なるほど、ナンかその、自分の我が道を行くじゃなく」
伸「そうそうそう」
智「客をちゃんと見る、というかね」
KO「ジャンルを、ナンか、アレで、関係なく、日本人ならの、いいセンスで、みたいに。ヒロシくん、藤原ヒロシくんとか、そうじゃないですか」
智「あぁ、確かに」
KO「ナンか、いろんなね、昔のニューウェーブから、ファンクみたいなとか、そういうのがね、全部、ソウルとか、その、上手く混ぜてかけてくのと、この曲、いい曲でしょっていうのから、僕は、ニューヨークにとかに行き出すと、みんなもう、ただひたすら踊ってるみたいなのがあるから」
智「(笑)」
伸「そうです、そうです」
智「(笑)なるほど。汗だくでね」
KO「そういうの、ひたすら繰り返すリズムがカッコいいとか、そういうのを影響受けだしてって」
智「そっか、じゃあ、その頃の、音楽のクリエイトっつうのは、その、何かの曲と、何かの曲を、BPM合わせて、流すっていう」
KO「流すとかね」
智「なるほどね、そっか」
伸「しかもレコードだからね」
KO「そうそう」
智「そうっすよね、へ~。その音源とかっていうのは、今日、まさか(笑)」
KO「そういえば、伸ちゃん」
智「(笑)ね」
KO「カセットデッキ、カセットテープを持ってきてくれて」
智「今日カセットデッキ、ココにあるんですけど」
伸「コレね、たまたま家の倉庫から発掘された、でもね、2000年だよね」
智「2000年」
伸「2000年5月」
KO「2000年だから、1番」
智「コレは何の時に作ったテープですか?」
KO「イエローで、イエローっていうナイトクラブがあって」
智「あぁ、はいはい」
KO「2000年ぐらい、1番イエローが盛り上がってる時で」
智「うん」
伸「そうだよね」
智「うん、なんかね、解ります、その辺の背景は」
KO「その頃に奥様と一緒にいらっしゃってるんじゃないですか、2001年」
智「へー」
伸「いや、いたかな?」
KO「その頃。結構、僕、何回か」
伸「ギリギリいたかもね」
KO「そうだよね」
智「25年ぐらい前ですよね」
KO「うん」
智「え、ちょっと聴きましょうよ、せっかく」
KO「ちょっとカセット」
智「カセット(笑)」
KO「それも150分テープってもう」
伸「うん」
智「さすがラジオ局っすね」
KO「ね、ね。あるのかな…ね、え、PLAY」
智「ちょっと」
伸「あ、コッチか」
智「ボリューム。ボリューム」
KO「ボリュームは」
智「どうっすかね」
KO「動いてる?」
智「お!きたきたきた」
【再生中】
智「ナンか懐かしいな(笑)」
伸「っぽい、っぽい、っぽい」
智「ちょっとテキーラ欲しくなりますね(笑)」
KO「(笑)」
伸「いや、テキーラ、カルーアミルク」
智「カルーアミルク(笑)」
KO「(笑)2000年だから、そうだね。多分、滝沢伸ちゃんの」
伸「2000年だからまだ、CDも」
KO「まだレコードです」
伸「レコードか」
KO「2005年ぐらいから少しCDが特に増えてきて」
智「コレはナンか、ブレイクビーツみたいのに、ナンか合わせてんっすか?」
KO「これはもう、こういう曲だと思う」
智「あぁ、そうなんっすね」
KO「それが2個、ま、そん時って、 もう命がけで、命がけっていうか、もう何枚か混ぜるのか、をレコードでやってるから、非常に大変だったりもして」
智「確かに」
伸「大変だよね」
KO「ターンテーブル4台 置いて、それを、それを混ざってんの、スゴくない!?オレ、みたいな」
智「あぁ、なるほど」
KO「あと、上手くない?みたいなとこ」
智「原型が分からないみたいなね」
KO「だから、あの、DJのスキルは、やっぱりその時の、今はコンピューターが繋いでくれるじゃないですか、だからいいけど、うん。もう、けど、この、コレ、自分の、このカセットテープに自分の字で書いてあるのに、この曲が何の曲かわかんないですもん」
伸「(笑)」
KO「(笑)解んない」
智「でも、サイケデリックですよね」
KO「そうね、うん」
伸「そうね」
智「カテゴリーとしてのね」
伸「ね。でも、KOくん、やっぱニューヨークのハウス、早かったもんですね」
智「あぁ、そういうやっぱイメージあります」
KO「でもね、やっぱニューヨークに行き出して、僕、ヒップ、ニューヨークもヒップホップだと思ってたので、で、80年代後半にニューヨークとか行き出したら、やっぱ夜、ナイトクラブ行くと、 うんと、ここの辺の音がかかってるから、割と、ちょっとカッコいいナイトクラブで、オシャレな、ヤッピーな白人のお姉さんたちが、スゴいボディコンって言われる、そのボディコンシャスってやる」
伸「(笑)」
KO「ちょっと、なんですかね、セクシーな感じで、カクテルみたいな、飲む。飲んでるところは、うん、そういう感じなんですかね、あの、ちょっとヤッピーっぽいっていうか」
伸「うん」
智「へ~」
KO「そういうところがちょっとチャラい感じがして、そこで、ヒップホップとか有名なビルボードに、のチャートに乗ってる曲とか、かかってて、 ココってちょっとチャラくない、みたいな」
智「へ~」
KO「で、逆にそういうとこに行くと」
伸「実際行って、見ちゃうと」
KO「うん」
伸「そういう」
智「チャラさみたいのが」
伸「感じになっちゃう」
KO「うん。そっちか、そっちの方がカッコいいなって、その、Undergroundのところ、こういうとこ行ったら、ヘロヘロになってる、よく解んない人たちが、黒人の人を、人が」
伸「いろんなね、いろんな正論の(?)パターンがね」
智「確かに。ナンかスピーカーの前で取り乱してる人とか」
KO「そうそう」
伸「いろんなね」
智「(笑)」
KO「自由な空間だったので」
伸「そう」
KO「そういうとこで、おう、コレ、やっぱ本物のダンスクラブだなと思いながら」
伸「そうだよね」
智「でもカッコいい時代でしたよね、今考えると、お客さんもカッコよかったですよね」
KO「全然カッコよかった」
伸「こだわりがね」
智「そう。ファッションもそうだし、なんかもう髪の毛もガッチガチに固めた」
KO「(笑)」
智「ナンかスゴいオシャレな、今考えたら、そん時はあんまり理解できなかったですけど、今考えたら、スゴいハイセンスな人たちがクラブに行ってたような気がして」
伸「長瀬くん、その頃とかさ、そのあととかって、そういうクラブとかさ、遊んでた事、あった?」
智「いや、僕もやっぱり、年頃、ま、その20歳前後ぐらいの時に、やっぱりその、ナンだろうな、ま、仕事でもそうでしたけど、お酒はもちろん飲めなかったけど、10代の頃は、20、20歳になって、お酒飲めるようになって、クラブとか行くようになって、 やっぱりその、さっき言ったイエローももちろん知ってましたし、 やっぱりその時の時代のクラブで、ナンとなくこういうジャンルが、あの、ダンスホールで鳴り響いてたのは、ナンとなく覚えてるんで。だからナンか、直結しました、今」
KO「うん。あと、伸ちゃん、その頃って結構もう、ベネズエラじゃないけど、どっかそういうところのフェスまで行ってなかった?」
伸「(笑)」
智「えー、そうなんすか?」
KO「行ってたでしょ」
智「ベネズエラ?」
伸「行ってた。1回行ったぐらいだよ」
KO「(笑)」
智「へ~!」
KO「みんな、そういう債権のパーティーとかでフェスってあるじゃないですか。なのに、真っ黒い集団がいて」
伸「(笑)」
KO「その、ネイバーチームとか」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「 あと、その時はBathing Apeとか、スケシン、スケートシングとか」
伸「その頃、そのちょっと後だけど、ネイバーフッドでもイベント結構やってて」
智「はい、はい」
伸「結構大箱でやってたから」
智「へ~~~」
伸「そう、Max何人ぐらい?2000人ぐらい入ったんかね」
智「へ~」
KO「スゴかったもんね」
伸「ね」
智「あ、じゃあ、昔の方がやっぱそういうイベントは多かったですか」
伸「うん。いや、多かったし、大箱がまだあったもんね」
智「へ~」
伸「今、ホント、少ないけど」
智「アゲハみたいな」
KO「うん、アゲハ、もう、だから、えーと、その、もうちょい後ぐらいだよね、開いたのね」
伸「そうだよね」
智「あ、そっか。じゃあまだ新しい方なんですね、アゲハがね、そっか」
伸「うん。だから、HUMONGOUSっていうイベントで、僕ももちろん、DJ参加させてもらって」
智「へ~」
KO「それで、Neighborhoodとか、もちろんその辺の、さっきのHECTICもそうだし、Bathing Apeとか、ああいうところがみんなでイベント、原宿のね」
伸「うん」
智「そっか」
KO「ナンかイベントみたいやったりとか」
智「なるほど。じゃあ、みんながみんなでこう、ブランドでイベントやってたから、その頃じゃあそういう、DJとか、そういう場が多かったんですね、あぁ、なるほど。じゃあDJもやっぱり増えてきたし」
KO「うん。あと、こういう、せっかくカッコいい洋服着てたりして、買ったんだけど、着ていく場所がないじゃないですか。SNSもなかったし」
智「なるほど」
KO「だから、じゃあ、それを着て出かけるところって言ったら、ナイトクラブが超良くて」
智「あぁ。いや、この間、それこそほら、あの宇一さん」
KO「宇一さん、はい」
智「と話した時にね、 今ね、こう、また週末とかで、ナンとなく、イベントね、やられてるのをこう、目の当たりにして、 ナンかこう、宇一さんと話してると、やっぱみんなと一緒にいる時間が好きなんだなって」
KO「あぁ」
智「帰るのが寂しいっていう感じが、ナンかスゴい、か、先輩で申し訳ないけど、可愛らしく感じたっすね。だから、ナンか、そういうのあったんでしょうね、ナンか」
KO「やっぱリアルで会うのって、いいじゃないですか」
伸「うん」
智「確かにね。ホント、そうですよね」
KO「で、特に同じこういう服着てるのとか、こういう音楽が好きとか、そういう仲間意識がナイトクラブって生まれやすいから」
伸「そうだね」
智「そうね~」
KO「で、それで友達がどんどん増えるっていうか、好きなもの同好会がうまく集まる、みたいな」
智「へ~、そっか。ま、でも、そういうことが、多分ね、当時、至るところであったんですよね」
KO「で、音楽の種類でまた洋服も変わるし、とか。うん、そういうのがすごく面白かったっていうか」
智「でも、ある意味、破天荒な時代っちゃ、破天荒な時代じゃないですか。SNSも無かったし」
伸「ハチャメチャだけど、おおらかだよね」
智「うん、うん。だし、カッコよかったっすね、ナンか」
伸「そこまで物騒な事、無いでしょ」
智「 ね、ね、ね、確かに、確かに」
KO「みんな、好きなことに集まってきてる人たちだから、割と仲間になりやすかったし」
智「ね。そっか。じゃあまぁ、そういうことが続いて、まぁ、のちにね、こう、僕らもハロウィンイベントとかで」
伸「そうね」
智「Sissybarsという(笑)」
KO「ヤバいね」
伸「もう、それ、いいんですか?」
智「(笑)」
伸「言っちゃっていいんですか⁉」
KO「ね(笑)」
伸「それ、もういいんですか??」
智「いや、でも唯一ね、ナンか、この3人が、こう…」
伸「確かに(笑)」
KO「(笑)」
智「ね、こう」
伸「もう今、導かれてようやく気がついて]
智「(笑)ね」
伸「確かに、確かにみたい」
KO KIMURA『THIS IS HOUSE』
...to be continued
智「長瀬智也がお送りします。さ、今日はですね、初のゲストかも知れない」
KO「そうですね」
智「ね。もう…」
KO「あ、原宿のKがいたじゃん(笑)」
智「あ、そうか!原宿のK、アレ、なかった、アレはもう、闇(笑)」
KO「(笑)」
智「我々の汚点じゃないですか、アレはもう」
KO「(笑)」
智「あの人を迎えたっていうのは。そう、原宿のKの次に相応しいと思わないんですけども(笑)」
KO「原宿から、もうFixerじゃないですね、重鎮の」
智「ね、まぁ僕もKOさんも付き合いが長い方ですけれども、もう、二人で喋ってもナンなんで、ご紹介しましょうかね。Neighborhoodの滝沢伸介さんです」
伸「こんにちは」
智「よろしくお願いします」
KO「今日はよろしくお願いします」
伸「よろしくお願いします」
KO「出張、土曜日から金曜日、ありがとうございます」
伸「別枠で僕はやらさせていただいてるんですけど」
智「そうだ、ね」
KO「だから今日はちょっと軽い感じに」
伸「ね」
KO「ちゃんと自分が」
伸「うんうん」
KO「ナビゲーターでいらっしゃる」
伸「いや、もう気軽に」
KO「(笑)」
智「(笑)いや、ナンかね、あの、我々も是非、滝沢さんの番組に遊びに行きたいですけどね」
伸「来てよ、来てよ」
智「ね、ね、ね。え、(高木)完さんとはご一緒じゃなくて、別でやってるんですね」
伸「そう。完さんの番組の中でNEIGHBORHOOD RADIOっていうのをやらせてもらいまして」
智「ん~なるほど、なるほど」
伸「30分間。完ちゃんが毎回出るワケで」
智「なるほど、そう」
KO「この間、眞野くんが出てたりとか」
智「あ、そっか」
伸「(笑)前回ね」
智「(前原)完治くんと」
伸「眞野くんと完治と出てもらって、もう放送ギリギリ回」
KO「ギリギリ回(笑)」
智「いやいやいや、でもファンは喜んだんじゃないですか」
伸「ピ-入って」
KO「そのくらいの方が、この番組、M.A.A.D SPINは」
伸「面白かった、面白かったですよ」
智「確かに。でも、ま、僕も実際このJ-WaveのこのラジオでKOさんと、こういう風にナンつーんだろうな、公の場で話すって初めてだったし、ま、滝沢さんもね、そう考えたら」
伸「そうだね」
智「ま、雑誌のインタビューとかは、あったりしましたよね」
伸「対談とかあるけど、ま、初めてだよね」
智「ね、ね。そもそも僕とKOさんが知り合ったきっかけも滝沢さんだったんだよね」
伸「そうだよね、そうそう」
KO「伸ちゃんの、ナックルヘッドを」
伸「ナックルヘッドおじさんがいるよって」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「そうなんですよ。それで、ま、駒沢公園とかね」
伸「そうですよ」
KO「そう、HOTROD SHOWで会って」
智「うん、そう」
KO「それで、その後、じゃあ、直そうかって、駒沢公園で直してみたいな」
智「ね」
伸「そうそうそう。ナックルヘッドだったら、もうこの人に訊いた方がいいよっていうね」
智「そうっすね。いやいや、でも僕はもうやっぱりこうね、昔からお二人のことは知ってたんでね、やっぱナンかすごく、ナンだろうな、もう付き合いも長いですし」
伸「長~いよね」
KO「(笑)」
智「そう、だって家が近かったワケじゃないですか、昔」
KO「そう。同じマンションだった」
伸「多分ね」
智「同じマンションでしょ⁉(笑)」
伸「多分、ほぼ40年ぐらい」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「恐ろしいよね」
KO「そうそう、僕はまだ、高校生だった時にもう会ってるもんね」
伸「いや、KOくん、うん、ま、ま、ヘンな意味じゃない、すっげー美少年で」
KO「(笑)」
智「いやいやいやもう、僕も写真見せてもらう事ありますよ、昔の」
伸「マジ、美少年で」
智「うん」
伸「初めて会った時、友達んちに泊まりに来てて、急にスクラッチ、キューっと始めて」
智「へ~~」
KO「(笑)」
伸「やっべー!チョー、スクラッチ、上手ぇ~って」
智「19とか二十歳ぐらいっすか?」
KO「えーと、もう、10代だった」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「多分、18とかそのぐらいだったね」
智「へ~」
KO「カフェ・ド・フリ・・・」
伸「スクラッチとか、そういうのがちょっと流行ってたんだけど、実際出来る人、あんま居なかったワケ」
智「あぁ、その時代ね」
伸「もう、ホント、商売でやってる人とか」
智「確かに、確かに」
伸「いや、その若さで岐阜から出てきて」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「美少年で、スクラッチが上手いってったら」
KO「(笑)」
智「そりゃあ、モテますよね」
KO「いやいやいや」
伸「ホント」
智「だって、当時まだ、ね、DJの走りでしょうから」
KO「ま、ま、ヒロシくんとかは、で、伸ちゃんとかは、ピカソでやってなかった?」
伸「そうだね、DJね」
智「へ~」
伸「そうそうそう」
智「そうだったんっすね」
伸「そう」
智「だけど、結局その、ナンて言うんだろう、ま、その、ナンだろ、KOさんはほら、段々、本質の方にいくワケじゃないっすか」
KO「本気のDJの方になっちゃったね」
智「そう。だけど、ナンだろ、みんながみんな、そうなったワケじゃないっていうところがスゴい」
KO「みんな、原点は洋服で、音楽も好き、洋服と音楽、好きみたいな感じですね」
伸「そうだね」
智「じゃあ、当時、ナンか、好きな音楽が重なったりしてたんですか、その、ジャンル」
KO「DJ仲間はみんな近い、ね」
伸「そう。でも一時期、一緒にDJとかやってたもんね」
智「へ~」
KO「そう、カフェ・ド・フリッツっていう」
伸「そう、レギュラーでね」
KO「80年代に 初台に、あ、あの、HUFFがあるとこの近く」
智「あぁ」
KO「あそこで、そこに、スケボーのランプがあった」
智「へ~」
KO「とこあって、カフェがあって、DJバーがあって、 そこで僕と伸ちゃんが、僕、初めて東京でレギュラーを持ったのは伸ちゃんと二人だった」
智「へ~!!面白い」
伸「そこがだから、スケボーランプがあって、みんなスケーターがきてDJするみたいな」
KO「そうね」
智「へ~!カッコいい店っすね~」
伸「そこに、すっげー小っちゃい子のYOPPIとか来てた」
KO「みんなもう、150㎝ぐらいしかないから」
智「まだ」
KO「まだ中坊」
智「子供?」
KO「じゃないかな」
伸「クラブとか来ちゃいけない年齢だった」
智「だって、あの、池尻だか三宿の方に、ナンか、それこそ地下のクラブみたいなところで」
KO「あ、GIG?」
伸「いや、えーとね」
智「ナンか、スケートが出来る、Los Angels?」
KO「Los Angelsだね」
伸「あった」
智「ですよね?」
KO「その、その前で、それはそんな、カフェでフリッツってのは」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「もう、だいぶ、だいぶ」
智「それは原宿だったんっすか?」
KO「うん。で、WTAPSの徹くんとかもまだ高校生で、うん、あれ。高校まだ1年生とかじゃない」
智「へ~」
伸「そうだね」
智「16歳、7歳」
伸「今の、そのスケーターのみんながもうほんとに子供で」
智「うんうん、YOPPIさんとか」
伸「そこでDJやって」
智「徹さんとか」
KO「みんなチョー小っちゃくて、可愛いねって、YOPPIとか、両方とも超デカくなっちゃって(笑)」
智「へ~、ナンか素敵な話、そういうの」
KO「誰も洋服屋さんになるとか思ってなかったもんね。みんな洋服大好きだったけど」
智「そっか、僕が物心ついた時も、YOPPIさんはHECTICとか、だったから。その時のね、子供だったっていう姿も、ホント、写真とか二人の話でしか感じれないから」
伸「いや、でも、スケボーはYOPPI、そん時憶えてるけど、スゲー、やっぱ上手くて」
智「あぁ、やっぱ、そうだったんっすね。やっぱ、ね、まだそこまで人口がないのに、その時に突き詰めてた人たちがね、KOさんで言ったらね、DJでスクラッチが上手かったってことですよね」
KO「そこでもう、YOPPIたちみんな、スケボーカルチャーをいっぱい持ってきてたし」
智「あぁ」
伸「アレ、何年ぐらいだっけ?80…」
智「80年代!?」
KO「80年」
智「80年代!!」
KO「88年とか7年とか」
智「まだ、ファミコンとかの時代じゃないっすか!」
伸「そのぐらいだよね」
智「マジっすか!」
伸「多分」
智「あぁ、そうか~、そうっすよね」
KO「日本のスケートカルチャーもまだ始まったばっかりみたいな」
伸「そうだね」
智「そうかぁ」
伸「多分ね」
智「僕が生まれて初めて原宿のムラサキスポーツに行ったぐらいの時ですね、昭和61、2年とか」
KO「その時、YOPPIも多分、ムラサキスポーツのスポンサーついて」
智「そうっすよね」
KO「やってたんじゃないですか」
智「ねぇ」
伸「そうそうそう」
智「いや、スゴい、そう考えると。そんでね、のちに僕が滝沢さんから、チョッパーを」
KO「買って」
智「譲り受け、で、KOさんに出会う」
KO「面白いですね」
伸「面白い」
智「ホント、面白い」
KO「ナンかこういう趣味があったから繋がった感じがしますよね」
智「ね~、ホントに」
伸「うん」
KO「趣味やって、趣味をしてないと始まらない」
智「そうっすよね。まさにね、お二人も当時、その、DJとか。え、で、バイクもその時にはまだ乗ってなくって」
KO「伸ちゃんはハーレーを買ってて」
伸「あぁ、そうかもね」
KO「シャベルのFLHみたいな」
伸「FLH」
KO「アレ、80年ぐらい?」
伸「だったかもね、ギリギリね」
智「HOTDOCで」
伸「いや、ただ買って」
智「あ、そうだったんだ」
伸「ただ、人から買って、シャベルFLH80年。80万」
智「80万!?安い!」
KO「(笑)」
智「80万!」
伸「80万」
智「うーわ」
伸「いや、でもね、当時、FLが80万で大体相場ね。ローライダーが60万…」
智「もっと安かったんっすか⁉」
伸「うん」
智「へ~!」
伸「FLAの方が高かった」
智「そうなんっすね~」
伸「そう」
智「FXの方が高い」
KO「WLAとかね、アジアの方でスゴい安くなかった?」
伸「WLAはね、当時」
智「そうなんだ~」
伸「知り合いがフィリピンに住んでて、送ってくれたりして、15万ぐらいでWLA」
KO「(笑)」
智「スクーターじゃないっすか、もう」
伸「WLA結構送ってもらって」
智「へ~!」
伸「すっげー安いじゃんと思って買うじゃん」
智「うんうん」
伸「エンジンのボルト全部見ると、木ねじのプラスが入ってて」
智・KO「(大爆笑)」
智「大丈夫なんっすね。あ、そっか~、逆に」
伸「全部、プラスじゃーん」
KO「(笑)」
智「へ~」
KO「ラジオ、聴いて頂いてる人は、その昔の、その1940年代とか30年代のバイクはまだ、プラスのドライバーの概念がなかった」
智「マイナスだった」
KO「ネジ穴って、マイナスだった」
智「なるほど」
KO「で、48年とか、そのぐらいからハーレーは、50年ぐらいかな?ぐらいからプラスが入ってきた。だからその前はマイナスだったので」
伸「ちょっと衝撃だったもん」
智「なるほど、確かに。旧車の世界でいうと、プラスのドライバーはちょっと違和感に見えます」
KO「そうそう」
伸「違和感だし、木ネジ入ってたから」
智「(笑)」
KO「そう、木ネジ」
伸「尖ってるヤツ」
智「大丈夫か?っつって」
KO「ムリヤリ、もう、ナンか、アジアの力で直したって感じだよね(笑)」
智「そのぐらいの緩さがないと多分ダメなんっすね」
伸「ま、ま、値段も値段だしね」
智「そんな時代だったんっすね」
KO「で、あの、伸ちゃんがえーと、あん時は6階?」
伸「どこ?」
KO「目黒ハイツ」
伸「目黒ハイツね」
智「おぉ~、同じマンションだった時ね」
KO「僕は9階に」
伸「9階」
KO「伸ちゃんの紹介で入って」
智「その年頃で、そんな家近かったらもう、寝ずに遊ぶじゃないですか」
KO「そうそう。だからあの」
智「ね」
KO「そこに来ると、どっちかいるから、C.Eやってる、スケートシングくん、徹くんとか、さっき言ったマスターピースの麻原くんとかは、そういう人たちがみんな普通にただ遊びに来てやった」
智「へ~、ナンか素敵」
KO「いつも毎日行ってて」
智「それこそみんなで家に集まってファミコンみたいなこと、TVゲームとか」
伸「で、そん時に藤原ヒロシくんは近くで、たまに来たりして」
智「へ~!」
伸「僕も行ったりしてるんですね」
智「あぁ、そうなんだ~、可愛いっすね、ナンか」
KO「やたらもう、その辺で、近くで、意外にね」
伸「そう、スケボーでね、プッシュで来てくれた」
智「へ~、素敵。え、その頃って、ハーレーの現行はEVOとか」
KO「EVOになってかな」
伸「EVOはね、出始め、ちょうど」
KO「84年」
智「4速」
KO「違う、違う。94年だから、違う、84年か」
伸「ソフテールが出ましたね」
KO「そう」
智「あぁ、じゃあもう、まさに80年半ばぐらい。うわ、そうか」
KO「だから、あの、この番組、出て頂くことがあるんですが、イズミさんって人がHOT BIKEって雑誌に」【ドスドスしてるのは智也??】
智「出たんっすか⁉イズミさん!!」
伸「出たの??」
KO「出たの」
伸「出たの!」
智「大丈夫なんだ(笑)イズミさん…」
KO「出て、ずっとピーって言ってましたけど」
伸「ヤバいよね」
智「ナンか、声だけでもピー入りそうな」
KO「そうそう」
智「え、そうなんだ~」
KO「その時に」
伸「マジで」
KO「イズミさんが」
智「聴きたいな~」
KO「HOT BIKEにEVOなんて、ナンか、言っちゃって」
智「(笑)そんな事、言っちゃダメでしょ」
KO「HOT BIKEに書いちゃった」
伸「今、ピー入ったよね」
智「(笑)ドカーンっす」
KO「そういう感じで書いちゃって、大顰蹙買ってた時代ですね」
智「いや、でも、そうなんですよ。でも、もう嘘つけない先輩も先輩で、ちょっとかわいいなって思う」
KO「(笑)」
智「いいじゃないっすか、うん、ナンか、そういう人もカッコいいっすよね」
KO「ヒドイ人です、みたいだけど、面白い(笑)」
智「いやいや、そうそう。愛がありますよ」
KO「ね、ね」
伸「その、目黒ハイツじゃん。で、ガレージなかったからさ、そこの川沿いの、今、スゴい」
智「川沿いなんてありましたっけ?」
KO「そうそう、あの目黒川」
智「あー!はいはい」
KO「桜が咲いてる」
智「そうね、はいはい、うん」
伸「その頃さ、全然人いなかったよね」
KO「そうそうそう。そこの、その橋の上で」
伸「そう、橋の上で」
KO「伸ちゃんがバイク直したりとかして」
伸「バイク置いて、ガレージ無いから」
智「あの、LIFEの裏辺りって事ですか?」
KO「えーと、もっともっとコッチ側の、あの川なんですけど」
智「あの、文化浴泉のとこ?」
KO「えーとね」
智「銭湯あるでしょ?文化浴泉」
KO「けど、もっとね」
伸「銭湯あったっけ?」
KO「ドンキの方」
智「あ~!なるほど」
KO「そう、そう、そう」
智「じゃあ、山手通り超えるっすね」
KO「そう」
智「あぁ、なるほど、なるほど」
伸「ドンキより更に陸橋寄り」
KO「そうそう」
智「あぁ」
伸「今もあんだけど、それ」
智「はいはい」
KO「あの池の前の」
智「じゃ、あれだ、バックドロップのギャロップがあった」
KO「ギャロップって」
伸「そう、そう」
智「ね。木材とか」
伸「それ、の」
智「並び」
伸「もう、並び」
智「あ~。あそこでバイクをメンテナンスしてて、あそこに目黒ハイツがあって」
KO「そうそう、目黒ハイツがあって、今もあると思う」
智「あぁそうなんすね」
KO「それで、ナンか、昔はホントに団地で、グループサウンズの、当時はタイガースの宿舎だったりとか」
伸「うん」
智「へ~」
伸「アレだよ、オリンピックの」
KO「うん。あと、えーと、あと、チャック・ウィルソンとか、そういう人が(笑)」
伸「チャック・ウィルソン、いたね」
KO「住んでたりして」
智「へ~、そうなんだ~」
KO「そういう、昔、80年代にテレビでよく出てきた外国人の人が」
伸「やべー、いたね~」
KO「住んでたりして」
智「そっか。あの辺もだって、高級、上の方は高級住宅街」
KO「けど」
伸「いや、でも、完全にね、団地だよ」
KO「そう」
智「あぁ、そうなんだ~」
伸「造りは」
KO「そう、みんな」
智「へ~」
KO「僕の友達はブルックリンハイツって呼んでて(笑)」
智「(笑)」
伸「ホント、ホント」
KO「ブルックリンの団地みたいので(笑)」
伸「ヤバいよね」
智「それ何年ぐらい続いたんですか。そこでの生活」
KO「そこ、結構ね、結構。僕、10年はないか、そのくらい住んだと思う」
伸「KOくん、まあまあ、いたよね、そのあとね、オレ、そのあと、ドコだ?恵比寿行った」
智「そうなんっすね」
伸「そう」
智「へ~」
KO「で、そこで、伸ちゃんが、いつもそこのマンションの、コンセント、下のコンセント使って、サンダーとか勝手に使って、ギャーとかやってるから」
智「むちゃくちゃっすね。ま、でも」
KO「マフラーとか着てて」
伸「でさ、光輪でさ、マフラー」
KO「光輪って、上野のバイク屋さんね」
伸「そのまま絶対つかないから」
KO「そうね」
智「加工して」
伸「Sパイプじゃなきゃいけないのに、普通のパイプ買ってきて、ヤベー、入んねー」
KO「(笑)」
智「なるほど、なるほど」
伸「しょうがないから、石拾ってきて、石で潰して」
【バチバチ音がしてるのは智也がどっか叩いてる!?】
伸「(笑)目黒ハイツの下で、オレ、石で潰してて」
KO「上に住んでる人にお前は、ピーか!みたいこと言われたりとかして」
智「えー素敵」
KO「そういう感じの」
智「そうだったんだ~」
KO「あと、家帰ってきたら、変な、あ、コレも言っちゃっていいのかな。もう、もう何十年前の話だよね。家に帰ってきたら、そしたら、エレベーターホールが、いろんなところで、青色の変な玉が、あの(笑)」
智「青色の玉?」
KO「ナンか、青い玉のヤツが、そしたら、多分、伸ちゃんの友達じゃないの?あの、アレやってて、あの、サバイバルゲーム」
智「(笑)」
KO「これは僕はやってないよ、みたいな」
伸「誰だ」
KO「伸ちゃんたちもやったのかな」
伸「誰か、やってたよね」
智「西郷山公園とかで」
伸「やってたよね。それはやってた。藤原ヒロシくんとかやってた」
KO「レーザーの」
伸「スケシンとか」
智「遊ぶ場所がスゲーなぁ」
伸「うん。でも、なんかね、そう、おおらかな時代だったよね」
KO「自由」
智「確かに。だし、その辺はまだ、池尻とかまだそんな栄えてない時代でしたもんね。ちょっと下町っぽい感じ。へ~」
KO「そういうとこでみんな遊んでて。みんな、ヒロシくんとかはやっぱ繋がってて」
伸「うん、そうだね」
智「でも、その中でも、なんかこう、一緒にいる時間が長くなる人、そう、いるじゃないですか。っていうのは、お二人は」
KO「ヒロシくんは年上だったから」
智「あぁ、なるほど」
KO「ちょっとお世話になる感じで」
智「お兄さんだったんすね」
KO「うん。で、僕は伸ちゃんとか同じマンションに住んでたし、特に伸ちゃんの、ほら、ナンか、なんか面白いものあるから」
伸「いや、でもね、KOくんちは、大体、漫画本があるじゃん。ゲームがあんじゃん」
KO「ラジコンカーもあったよね」
伸「もちろん、DJのもあるから、結構みんなね」
智「あぁ、そっか。遊び行ったら面白い、みたいな」
伸「それで集まってたりとかして」
智「へ~」
KO「伸ちゃんはアレで、ペットがスゴかったから」
伸「そう。そこの時はね、結構飼ってたね」
智「あぁ。今も飼われてるからね。あ、じゃ、昔から結構ペット、動物は好きで?」
伸「そう。あの建物、まだあんの、すごくない」
KO「まだある」
智「目黒ハイツ」
BEASTIE BOYS『CH CHECK IT OUT』
KO「さすがにトンカツ屋とかいうのは、みんななくなって」
伸「いや、なくなったね」
智「あぁ、そうなんだ。え、山手通り沿い?」
KO「山手通り沿い」
智「あ~、なんか、解るかも」
KO「目黒川と山手通りがぶつかるとこ」
智「あの、ムッシュ…」
KO「ムッシュヨースケの反、隣のビル」
智「ね、ね、そうっすよね」
KO「デッカイ」
智「そうそうそう、うん、解ります、解ります」
KO「そこでの、みんな、ヘンな人が遊びに来てて」
智「へえ」
KO「スケシンとか、あ、伸ちゃんとこ行ってんの、って言って、入り口で会うから、ただ、いや、トイレに来た(笑)とかって言って、勝手にトイレ使うだけでいたりとか」
智「いや、ナンかこうね、そう、僕はそういうのね、ナンとなく、こう、ナンだろう、大人になってからね、本人からこうやって話を聞いて、ね、こうやって、今ナンとなく想像ができてるんですけど、 やっぱそん時に、ナンだろう、その、スケートとか、流行ってたものとか、ファッションのこととかは、ナンとなく、こう、話しての想像してたんですけど、 やっぱその、真剣な話とかってZettaiする場面ってありそうじゃないですか。例えば夢を語るみたいな、ナンか」
伸「あ~」
KO「(笑)ないかも」
智「あ、そう、無いんだ?」
伸「全くない」
智「え~、そうなんだぁ!」
KO「コレ、ヤバくない⁉とかって言って」
智「おぉ」
伸「(笑)」
KO「スケシンがその、BEASTIE BOYSのビデオ持ってきて、この靴、靴!てAdidasのキャンパスなんだよとか」
智「おぉ」
KO「その、エニグマを(笑)」
伸「いや、でも」
KO「エアウォークのエニグマとかをクマクマなんだったっけ?って言って、グリズリーとか(笑)」
智「(笑)」
KO「勝手にエニグマをクマってことで(笑)グリーズに名前変えて、今度グリズリーが濃いんだよって言って、ナンだろうと思ったら、エニグマのこととか」
智「エニグマ。なるほどね」
KO「(笑)」
智「可愛い。え、そうなんだ」
KO「もう、ナンか面白い事を」
伸「もうナンか、Zettai、オレ、コレになるんだとかさ、そう、ナンていうの、そういう話、全くないね」
智「へ~」
KO「そうだよね、基本趣味の話で」
智「そうなんっすね」
KO「伸ちゃんとこ行ったら、ペットの話したりとか」
伸「でも、みんな言わないんだけど、でも行動で示すっていうか」
智「なるほど。目的があるワケですね、ちゃんと」
伸「KOくんだったら、DJひたすらやるとか、彼だったら、グラフィックやるとか」
KO「伸ちゃんはその頃から絵描いたりしてたもんね」
伸「うん。だったから、あんま、ナンかになってやるみたいな、そういうのはないけど」
智「そうなんっすね」
伸「ただ行動で、みんなそれなりに」
智「スゴいわ、それ。じゃあ、やっぱ、お互いをちゃんとリスペクトしてたから、そういうことになってったんっすね」
KO「多分遊び友達っていうか」
伸「うん、ひたすら(笑)遊んでたよ」
智「いや~、そうかぁ」
KO「で、ね。みんな重なるとこあるけど、重ならないところもあるし」
智「ま、確かにね。ま、もちろん」
KO「みんな趣味だから」
智「ナンか、関係性が難しくなってしまう人も中にはいるかもしれないし、そうじゃない人もいるだろうし」
KO「伸ちゃんとか、もっと、だから、ひとみさんたちとかのとこで、ちょっと働いたりとかして。うん。なんか、そういうのでは、もっとファッションに近かったっていうか」
智「へ~、え、いや、ナンか、僕はすごい素敵だなと思うのは、そのね、KOさんは滝沢さんのことを伸ちゃんって呼んで、 滝沢さんはね、KOさんのことをKOくんって。コレ、昔っから、この呼び」
KO「そんな感じ」
伸「昔っからだよね」
智「へ~、ナンか、スゴい素敵っすね」
KO「初めてで、まだ高校生の時に伸ちゃん先に、もう専門学校生で行ってたので、うん、それでね」
伸「そうだよね、ちょうど僕の1年」
KO「1年」
伸「早く東京に来た」
智「あぁ、そうなんっすね。でも、それはもう、ナンていうんだろ、出会いキッカケって」
KO「出会うキッカケって、森くんっていう、うん、Natural Calamityってバンドやってる人が、うん、今もやってんのかなね、その森くんって人が、 藤原ヒロシくんの住んでるマンションの、また違う階に住んでて」
智「へ~」
KO「そこに僕は泊まってたので、そこでヒロシくんとかも、その上に行ったりして、泊めてもらった時に。それで、その時に今度は逆に僕の先輩の先輩っていうか、岐阜の先輩が、伸ちゃんと同じ学校に行ってて」
智「え、そうなんだ~」
KO「それで、伸ちゃん、田園調布にその時住んでたから」
智「あぁ、そうなんですね」
伸「スクラッチ、めちゃめちゃ上手いヤツがいる、来るからさって」
KO「(笑)」
智「え~」
伸「マジ?見たい、見たい」
智「へ~。で、その方の家で会って。で、歳も」
KO「同じ」
智「同じ」
KO「1コ上の」
智「1コ違いで」
KO「で、その辺でみんな、仲良く、知り合いになってって」
智「へ~~~」
KO「で、あとは、その、大川ひとみさんって、MILKのデザイナーの人が、うんうん、僕は岐阜に住んでる時に、あの、伸ちゃんと一緒に会ったワケ。桐島ローランドと」
智「あ!そうなんっすね」
KO「高木康行くんっていう」
伸「あぁ、そうだね」
KO「あの、カメラマンとか、みんなで その、名古屋に遊びに行こうっていう時に、うちの実家泊まるみたいな感じで来たので」
智「あぁ、なるほど、なるほど。そうか、岐阜が近いからね」
KO「そう」
智「へ~~、そうなんっすね」
KO「ナンかその辺で、ナンか面白く色々繋がってってみたいな」
智「いや、ナンかね、この3人でいるタイミングって別に、Neighborhoodの展示会とか、普通にある事けど、なかなかこういうこと聞けないんでね」
KO「うん」
伸「(笑)」
智「スゴく」
伸「いや、っていうか、だんだん話さないと思い出さないね」
智「(笑)」
KO「そうね(笑)」
伸「そうだったかも、とか」
智「いやいや、めちゃくちゃ嬉しいです、こういう話」
KO「そうやってそれでみんな楽しく遊んでて、だんだん、だんだん、いつの間にか、みんな洋服作り出したりとか」
智「そうか」
KO「僕は特に、DJも忙しくなったりとか、で、伸ちゃんはスケボーやんなかったもんね」
伸「スケボー、やらなかった」
智「あぁ」
KO「 うん、そういうのでは、あの、ここは違うけど、けど、その代わり、ペットで近いとか」
智「なるほど。でも、スケートはその下の、YOPPIさんとか徹さんがやってて」
KO「そうそう」
智「滝沢さんたちは、バイクとか。のめり込んでた」
伸「そうそう」
智「で、その頃に、ちょうど、GOROさんとこに行ったりとか」
伸「そう、そう」
智「へ~~~」
KO「僕もハーレー買う時に、だから、伸ちゃんのところに、ま、ま、1番初めに僕もシャベル買ったんですけど、25の時に。けど、 やっぱ、それから、FTRの前のFTR、オリジナルのダートラの方のFTR見て、ちょっと乗ってたりして」
伸「乗ってたね」うん。
KO「30ちょい前に、いや、本物の、その、旧車のスプリングフォークのバイクを買おうと思ったけど、伸ちゃんどう思う、みたいな感じで」
伸「(笑)あったね~」
智「それが41?」
KO「それが41」
智「へ~」
KO「そん時に出てきたのは」
智「そうなんですね。ってことは、もう20…3年ぐらい?
KO「うん、今の、今のヤツは、えーと、24年乗ってる」
智「ああ」
KO「あ、ちょ、間違えた。27年だ」
智「7年」
伸「いや、KOくん、いきなり買って、いきなりってか、まあまあ段階はあったけど、 もうその前からさ、プラモデルとかラジコンとか、自分で分解したり作ったりする。それに近い感じで」
智「なるほど」【ナンでヒソヒソ声?】
伸「ナンて言うの、スゴい、こう、吸収して」
智「あぁ」
KO「ヲタクだから」
智「そうか、メカ的にね。え、ちなみにその頃、41のナックルヘッドは、おいくら?」
KO「向こうで、けど、1万2000ドルとかじゃなかったかな」
智「え?ってことは、当時は」
KO「150万円ぐらいとか、もうちょっと高いか。そん時は100、まだ130円とか、そんぐらい」
智「ゼロ、今1個、 違いますね」
KO「で、日本は日本で、その、名古屋にとかに、スタハシス(?)ってとこあって、ナクルヘッドが220万とかだったから、それ高っけえとか思ってたけど」
智「なるほど。今となってはね、即買いの値段ですよね。へ~、で、その後に滝沢さんはナックルヘッド」
KO「伸ちゃんはその時はパン買ったの」
伸「オレは、パン乗ってましたね」
智「あの、白いやつかな」
KO「えーと、今、徹くん持ってる」
伸「徹が乗ってんのは、オレが最初に乗ってたショベル」
智「ショベル」
KO「リジットのショベル」
伸「そう」
智「へ~素敵」
KO「で、パンヘッド買って」
伸「ま、値段で言ったら、安かったよね。当たり前だけどね」
智「ま、ま、ま」
KO「けど、その、20何歳、20代前半に、うん、やっぱ、200万、300万で高ぇとか思うけど、今考えたら、スゴいね」
伸「スゴいよね」
智「え。で、お二人で、その、DJやった時に、音楽のクリエイトとかするんっすか」
KO「そんな時、ヒップホップとかハウスとか、その辺が色々みんな混ざって、自由にかけてたから、そん時にね」
智「あぁ」
伸「ナンかね、うん、でも、いい意味で、KOくんって、最初にナンか商業的なDJを意識し始めたDJかも」
智「おぉ!というと?」
伸「ナンかみんな割とさ、DJやるんだけど、もう趣味の延長みたいな」
智「あぁ」
伸「もちろんプロの人もいっぱいいたけど、 ただ、KOくんのスタイルが、ナンかね、スゴい、お客さんをちゃんと楽しませようとかさ」
智「なるほど、なるほど」
伸「スゴい商業的な、うん、いい意味でのね、そういう追求に結構途中から変わってた」
智「なるほど、ナンかその、自分の我が道を行くじゃなく」
伸「そうそうそう」
智「客をちゃんと見る、というかね」
KO「ジャンルを、ナンか、アレで、関係なく、日本人ならの、いいセンスで、みたいに。ヒロシくん、藤原ヒロシくんとか、そうじゃないですか」
智「あぁ、確かに」
KO「ナンか、いろんなね、昔のニューウェーブから、ファンクみたいなとか、そういうのがね、全部、ソウルとか、その、上手く混ぜてかけてくのと、この曲、いい曲でしょっていうのから、僕は、ニューヨークにとかに行き出すと、みんなもう、ただひたすら踊ってるみたいなのがあるから」
智「(笑)」
伸「そうです、そうです」
智「(笑)なるほど。汗だくでね」
KO「そういうの、ひたすら繰り返すリズムがカッコいいとか、そういうのを影響受けだしてって」
智「そっか、じゃあ、その頃の、音楽のクリエイトっつうのは、その、何かの曲と、何かの曲を、BPM合わせて、流すっていう」
KO「流すとかね」
智「なるほどね、そっか」
伸「しかもレコードだからね」
KO「そうそう」
智「そうっすよね、へ~。その音源とかっていうのは、今日、まさか(笑)」
KO「そういえば、伸ちゃん」
智「(笑)ね」
KO「カセットデッキ、カセットテープを持ってきてくれて」
智「今日カセットデッキ、ココにあるんですけど」
伸「コレね、たまたま家の倉庫から発掘された、でもね、2000年だよね」
智「2000年」
伸「2000年5月」
KO「2000年だから、1番」
智「コレは何の時に作ったテープですか?」
KO「イエローで、イエローっていうナイトクラブがあって」
智「あぁ、はいはい」
KO「2000年ぐらい、1番イエローが盛り上がってる時で」
智「うん」
伸「そうだよね」
智「うん、なんかね、解ります、その辺の背景は」
KO「その頃に奥様と一緒にいらっしゃってるんじゃないですか、2001年」
智「へー」
伸「いや、いたかな?」
KO「その頃。結構、僕、何回か」
伸「ギリギリいたかもね」
KO「そうだよね」
智「25年ぐらい前ですよね」
KO「うん」
智「え、ちょっと聴きましょうよ、せっかく」
KO「ちょっとカセット」
智「カセット(笑)」
KO「それも150分テープってもう」
伸「うん」
智「さすがラジオ局っすね」
KO「ね、ね。あるのかな…ね、え、PLAY」
智「ちょっと」
伸「あ、コッチか」
智「ボリューム。ボリューム」
KO「ボリュームは」
智「どうっすかね」
KO「動いてる?」
智「お!きたきたきた」
【再生中】
智「ナンか懐かしいな(笑)」
伸「っぽい、っぽい、っぽい」
智「ちょっとテキーラ欲しくなりますね(笑)」
KO「(笑)」
伸「いや、テキーラ、カルーアミルク」
智「カルーアミルク(笑)」
KO「(笑)2000年だから、そうだね。多分、滝沢伸ちゃんの」
伸「2000年だからまだ、CDも」
KO「まだレコードです」
伸「レコードか」
KO「2005年ぐらいから少しCDが特に増えてきて」
智「コレはナンか、ブレイクビーツみたいのに、ナンか合わせてんっすか?」
KO「これはもう、こういう曲だと思う」
智「あぁ、そうなんっすね」
KO「それが2個、ま、そん時って、 もう命がけで、命がけっていうか、もう何枚か混ぜるのか、をレコードでやってるから、非常に大変だったりもして」
智「確かに」
伸「大変だよね」
KO「ターンテーブル4台 置いて、それを、それを混ざってんの、スゴくない!?オレ、みたいな」
智「あぁ、なるほど」
KO「あと、上手くない?みたいなとこ」
智「原型が分からないみたいなね」
KO「だから、あの、DJのスキルは、やっぱりその時の、今はコンピューターが繋いでくれるじゃないですか、だからいいけど、うん。もう、けど、この、コレ、自分の、このカセットテープに自分の字で書いてあるのに、この曲が何の曲かわかんないですもん」
伸「(笑)」
KO「(笑)解んない」
智「でも、サイケデリックですよね」
KO「そうね、うん」
伸「そうね」
智「カテゴリーとしてのね」
伸「ね。でも、KOくん、やっぱニューヨークのハウス、早かったもんですね」
智「あぁ、そういうやっぱイメージあります」
KO「でもね、やっぱニューヨークに行き出して、僕、ヒップ、ニューヨークもヒップホップだと思ってたので、で、80年代後半にニューヨークとか行き出したら、やっぱ夜、ナイトクラブ行くと、 うんと、ここの辺の音がかかってるから、割と、ちょっとカッコいいナイトクラブで、オシャレな、ヤッピーな白人のお姉さんたちが、スゴいボディコンって言われる、そのボディコンシャスってやる」
伸「(笑)」
KO「ちょっと、なんですかね、セクシーな感じで、カクテルみたいな、飲む。飲んでるところは、うん、そういう感じなんですかね、あの、ちょっとヤッピーっぽいっていうか」
伸「うん」
智「へ~」
KO「そういうところがちょっとチャラい感じがして、そこで、ヒップホップとか有名なビルボードに、のチャートに乗ってる曲とか、かかってて、 ココってちょっとチャラくない、みたいな」
智「へ~」
KO「で、逆にそういうとこに行くと」
伸「実際行って、見ちゃうと」
KO「うん」
伸「そういう」
智「チャラさみたいのが」
伸「感じになっちゃう」
KO「うん。そっちか、そっちの方がカッコいいなって、その、Undergroundのところ、こういうとこ行ったら、ヘロヘロになってる、よく解んない人たちが、黒人の人を、人が」
伸「いろんなね、いろんな正論の(?)パターンがね」
智「確かに。ナンかスピーカーの前で取り乱してる人とか」
KO「そうそう」
伸「いろんなね」
智「(笑)」
KO「自由な空間だったので」
伸「そう」
KO「そういうとこで、おう、コレ、やっぱ本物のダンスクラブだなと思いながら」
伸「そうだよね」
智「でもカッコいい時代でしたよね、今考えると、お客さんもカッコよかったですよね」
KO「全然カッコよかった」
伸「こだわりがね」
智「そう。ファッションもそうだし、なんかもう髪の毛もガッチガチに固めた」
KO「(笑)」
智「ナンかスゴいオシャレな、今考えたら、そん時はあんまり理解できなかったですけど、今考えたら、スゴいハイセンスな人たちがクラブに行ってたような気がして」
伸「長瀬くん、その頃とかさ、そのあととかって、そういうクラブとかさ、遊んでた事、あった?」
智「いや、僕もやっぱり、年頃、ま、その20歳前後ぐらいの時に、やっぱりその、ナンだろうな、ま、仕事でもそうでしたけど、お酒はもちろん飲めなかったけど、10代の頃は、20、20歳になって、お酒飲めるようになって、クラブとか行くようになって、 やっぱりその、さっき言ったイエローももちろん知ってましたし、 やっぱりその時の時代のクラブで、ナンとなくこういうジャンルが、あの、ダンスホールで鳴り響いてたのは、ナンとなく覚えてるんで。だからナンか、直結しました、今」
KO「うん。あと、伸ちゃん、その頃って結構もう、ベネズエラじゃないけど、どっかそういうところのフェスまで行ってなかった?」
伸「(笑)」
智「えー、そうなんすか?」
KO「行ってたでしょ」
智「ベネズエラ?」
伸「行ってた。1回行ったぐらいだよ」
KO「(笑)」
智「へ~!」
KO「みんな、そういう債権のパーティーとかでフェスってあるじゃないですか。なのに、真っ黒い集団がいて」
伸「(笑)」
KO「その、ネイバーチームとか」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「 あと、その時はBathing Apeとか、スケシン、スケートシングとか」
伸「その頃、そのちょっと後だけど、ネイバーフッドでもイベント結構やってて」
智「はい、はい」
伸「結構大箱でやってたから」
智「へ~~~」
伸「そう、Max何人ぐらい?2000人ぐらい入ったんかね」
智「へ~」
KO「スゴかったもんね」
伸「ね」
智「あ、じゃあ、昔の方がやっぱそういうイベントは多かったですか」
伸「うん。いや、多かったし、大箱がまだあったもんね」
智「へ~」
伸「今、ホント、少ないけど」
智「アゲハみたいな」
KO「うん、アゲハ、もう、だから、えーと、その、もうちょい後ぐらいだよね、開いたのね」
伸「そうだよね」
智「あ、そっか。じゃあまだ新しい方なんですね、アゲハがね、そっか」
伸「うん。だから、HUMONGOUSっていうイベントで、僕ももちろん、DJ参加させてもらって」
智「へ~」
KO「それで、Neighborhoodとか、もちろんその辺の、さっきのHECTICもそうだし、Bathing Apeとか、ああいうところがみんなでイベント、原宿のね」
伸「うん」
智「そっか」
KO「ナンかイベントみたいやったりとか」
智「なるほど。じゃあ、みんながみんなでこう、ブランドでイベントやってたから、その頃じゃあそういう、DJとか、そういう場が多かったんですね、あぁ、なるほど。じゃあDJもやっぱり増えてきたし」
KO「うん。あと、こういう、せっかくカッコいい洋服着てたりして、買ったんだけど、着ていく場所がないじゃないですか。SNSもなかったし」
智「なるほど」
KO「だから、じゃあ、それを着て出かけるところって言ったら、ナイトクラブが超良くて」
智「あぁ。いや、この間、それこそほら、あの宇一さん」
KO「宇一さん、はい」
智「と話した時にね、 今ね、こう、また週末とかで、ナンとなく、イベントね、やられてるのをこう、目の当たりにして、 ナンかこう、宇一さんと話してると、やっぱみんなと一緒にいる時間が好きなんだなって」
KO「あぁ」
智「帰るのが寂しいっていう感じが、ナンかスゴい、か、先輩で申し訳ないけど、可愛らしく感じたっすね。だから、ナンか、そういうのあったんでしょうね、ナンか」
KO「やっぱリアルで会うのって、いいじゃないですか」
伸「うん」
智「確かにね。ホント、そうですよね」
KO「で、特に同じこういう服着てるのとか、こういう音楽が好きとか、そういう仲間意識がナイトクラブって生まれやすいから」
伸「そうだね」
智「そうね~」
KO「で、それで友達がどんどん増えるっていうか、好きなもの同好会がうまく集まる、みたいな」
智「へ~、そっか。ま、でも、そういうことが、多分ね、当時、至るところであったんですよね」
KO「で、音楽の種類でまた洋服も変わるし、とか。うん、そういうのがすごく面白かったっていうか」
智「でも、ある意味、破天荒な時代っちゃ、破天荒な時代じゃないですか。SNSも無かったし」
伸「ハチャメチャだけど、おおらかだよね」
智「うん、うん。だし、カッコよかったっすね、ナンか」
伸「そこまで物騒な事、無いでしょ」
智「 ね、ね、ね、確かに、確かに」
KO「みんな、好きなことに集まってきてる人たちだから、割と仲間になりやすかったし」
智「ね。そっか。じゃあまぁ、そういうことが続いて、まぁ、のちにね、こう、僕らもハロウィンイベントとかで」
伸「そうね」
智「Sissybarsという(笑)」
KO「ヤバいね」
伸「もう、それ、いいんですか?」
智「(笑)」
伸「言っちゃっていいんですか⁉」
KO「ね(笑)」
伸「それ、もういいんですか??」
智「いや、でも唯一ね、ナンか、この3人が、こう…」
伸「確かに(笑)」
KO「(笑)」
智「ね、こう」
伸「もう今、導かれてようやく気がついて]
智「(笑)ね」
伸「確かに、確かにみたい」
KO KIMURA『THIS IS HOUSE』
...to be continued
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