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君と出会えなかったら この場所も見れないから 忘れないように… 長瀬智也がすべて… …Re-Start June 8, 2010
高木(高):NetflixでIGWP…(笑)いいっすか?この話しちゃって
宮藤(宮):だいじょうぶです
高:実は僕、初めてなんですよ
宮:あぁ
高:「俺の家の話」観てたから、長瀬さんって、こんなにコミカルな演技上手いんだ⁉って
宮:あぁ
高:オレ、長瀬さんは僕の日じゃない場合に出てくれてるんですけど
宮:あぁ、そうなんですか
高:何回か会ってるっていうか、彼がNEIGHBORHOODの滝沢伸介と仲良いから、イベント一緒に出たりして、時々会ってお話して、メシも一緒に食ったことあったけど
宮:へ~
高:こんなにコミカルな演技上手いんだ!って「俺の家の話」で思って、そしたら更に今現在、あ、今現在じゃない、だいぶ前の「池袋ウエストゲートパーク」から見てたらですね、最初はこんな感じだったんだって
宮:そうですね~
高:で、懐かしい不良さ、90年代頭ですよね、アレ
宮:いや
高:あ、90年代じゃない、2000年代頭ですね、ゴメンなさい。で、90年代の終わりぐらいを感じて
宮:あぁ、そうですね~
高:なぜかっていうと、オレ、あの頃、渋谷のクラブでCAVEってトコあって、そこでDJやってて、そこによく来てた、元々知ってる、本木 茂、ZINGIってグループやってた茂っていうのがいて、彼がスタッフで関わってるドラマがあるって
宮:へ~
高:それがウエストゲートパークだっていうのは、後から知ったんですけど
宮:あぁ、そうですか、へ~
高:ブラックギャングの一人で出てる
宮:出てるんですか⁉
高:出てもいるし、元々監督さんの方の部署で働いていたから、役者っていうか、エキストラ集めたり
宮:集めたりしてた、へ~
高:って言ってて、それで観てなかったんですけど(笑)観たら、ホントに90年代終わりぐらいの雰囲気、懐かしい~と思って
宮:そうなんです。アレ、でも僕最初、同じ磯山プロデューサーとTBSで深夜ドラマ2本やって、で、その頃に「池袋ウエストゲートパーク」っていう小説があるんで、それをドラマ化する話があるんだけど脚本をいろんな人に投げて書いてもらってて、宮藤君もよかったら1回、1話書いてみてくれない?って言われて
高:コンペみたいなヤツですか、それ
宮:多分、だから、か、何人かに当たって、とにかく堤さんが誰か新しい人とやりたいって思ったのかなんか、堤さんが監督の
高:そうですね、堤さんの事務所にいたんですよね、その時は
宮:それで、あぁ、っつって、1話だけ書いて持ってったら、堤さんが「じゃ、この人で」って言ってくださったんで、やることになったんで
高:今観たら、面白い…今観たらっていうか、その当時観て無くて申し訳なかったけど
宮:いえいえいえ
高:面白くて(笑)全部一気に観ちゃいました
宮:あの頃は、ホントに池袋で全部ロケしてるし、ま、堤さんのパワーがスゴい、ダイレクトに出てると思うんですけど、結構ハードな、撮影自体ハードだったし、で、堤さんもその時は、だから「TRICK」とかよりも前だったんで、結構…あ、金田一とかやってた頃かな?ナンかとにかく割とこう、あの容赦なかったんですよ(笑)いろんな意味で。で、僕も、あの~、ナンか悔しくて、負けたくないと思ってるから、ムリヤリ小ネタ入れたりとかして(笑)
高:あぁ(笑)
宮:あの(笑)オレはこっちだ!みたいな、ナンかお互いにそれが多分あって、今思うと、オレもちょっと久しぶりに見ようかなと思ってDVD1枚ぐらい見るんですけど、ちょっと自分で恥ずかしいんですよね
高:あ~(笑)最初の方、始まって
宮:イキってる感じが
高:あぁ、イキリ?それが良かった
宮:それが良かったのかも解んないですね
高:観てて思ったのが、ナンか大体僕より20コぐらい下の
宮:あぁ(笑)
高:かつての若者に訊くと、「どうだったの?当時」って訊いたんです。「もう、アレがドツボ」「チョー観てた」って大体みんな言うんですよね
宮:へ~
高:中学生の時に、とかさ
宮:あぁはいはいはい
高:それってオレにとっては「傷だらけの天使」ってドラマが
宮:あぁ
高:それなんですよ
宮:あぁ
高:多分、オレ、「池袋ウエストゲートパーク」観てる時にナンかオレにとっては「傷だらけの天使」みたいなもんだったんだろうな、みたいな、こんな世界あるの⁉みたいな感じの
宮:それって、でも、皆さんやろうと思うけど、出来ない
高:「傷だらけの天使」?うん
宮:あのオープニング
高:雰囲気とか
宮:の雰囲気とか、そうですね、アレとか、あの、オレたちにとっての「傷だらけの天使」とか
高:オマージュ、ね!
宮:えぇ
高:作ろうとしても…でも「池袋ウエストゲートパーク」、ちょっとある感じしたんですけど
宮:あぁ、それは多分ね、堤さんだと思いますね
高:あ、そうですか
宮:僕、そこまで、もうちょっと後なんで
高:あ、そうか
宮:世代的には
高:でも、そういう届き方、いや、あえてっていうんじゃなくて、ナンか匂いがする
宮:ですよね
高:その時代に即した不良さっていうか、ちゃんと、これがもしかしたらカッコいいのかなと思えちゃうような
宮:あの~僕、その時に堤さんに第1話のオープニングの、長瀬くんがやったマコトっていう登場シーンはトイレの中で…トイレの中だったっけな?
高:うんうん、トイレだね、多分、観た事ある(笑)
宮:トイレの中でイチゴ食べてるっていうシーンだったんですよ。そん時に多分、ショーケンみたいなって言ってると思いますあぁ、ヘッドフォンしてるシーンがあったから
だから多分、あ、そうだと思います。だからもしかしたらホントにそうなのかも知んないです。あの頃のヒーローみたいな
高:ちょっとほら、あれもバディモノみたいな感じ、水谷豊とアニキーみたいな
宮:そうですよね
高:あの感じがあるじゃないですか。
宮:アレはだから、佐藤隆太と
高:そうそう、隆太くんがアキラ、水谷豊さんの役で
宮:役ですよね。あぁ、なるほど、確かに。正直そんなにピンと来てない感じ
高:そうなんですか⁉
宮:(笑)
高:いや、観てて…
宮:ナンでイチゴ食べるんだっけ??って思って
高:あぁ
宮:でも、そういえばそうだ、イチゴ食べるシーンから、1話だからイチゴにしようって言って
高:あぁ、なるほど、そういうタイトルですもんね、ミカンとか
宮:えぇ。で、イチゴ食いながら、ナンかメンドくせ~っていうシーンから始めたいんだよねって言ったのが、今思えば、多分、ショーケンの、あのオープニングなんだろうなって
高:牛乳、トマト、ビシャーッ
宮:っていう。多分、アレなんじゃないかな?って思いましたね、今、聴いたら
高:宮藤さんは、そうか、僕と年が近いぐらい
宮:かも知れないですね
高:じゃ、一番やられてるはずなんですよ、「傷だらけの天使」は、昔。

【曲「忘却の空」】

宮:僕も同じように最近、NETFLIXで観て、池袋ハマってますって10代の子とか
高:今の時代の
宮:若い子たちに言われて。ナンでそんな後から、ナンだろう?って思ったけど、僕多分、世代的に言うと、山田太一さんのドラマって大人になってからハマったんですよ
高:あぁ
宮:リアルタイムで観た時、意味解んなかった、小学生だったから
高:はいはい
宮:「早春スケッチブック」とか「想い出づくり」とか
高:ふぞろい?
宮:ふぞろいくらいからナンとなく、ちゃんと見るようにしてたけど、それらって後から、もうちょっと自分が、ナンて言うんだろ
高:一応、ナンか経て
宮:経てから観て、あぁ、面白いと思ったから、やっぱ出会うのが今じゃない人たちでも、今、出会えるから、いい時代ですよね。NETFLIXで初めて
高:そうですよね~
宮:ねぇ。ナニコレ!って見れるって
高:それはホントに思います。前は例えばレンタルビデオ屋に来て
宮:そうなんです
高:よし、見ようっていう意識で行かないとダメだったのが、今は見てみるかって
宮:そう。そうすると小っちゃい窓に出てくるから
高:(笑)
宮:ナニ?コレ知らないっつって観たら、20年前のドラマで、しかもこんなに面白いんだって、今出会えるんですよね、むしろ
高:そういうサブスクリプションみたいな、僕なんかにしてみれば、僕は自分のアルバムとか一応入ってるから嬉しいですよ(笑)
宮:あぁ
高:アレ、否定する人もいるけど、僕なんかむしろ、もっと入れてって、入ってないヤツもあるよって(笑)聞いてもらえるじゃんって
宮:あぁ。僕は両方です。盤が無くなっちゃう事の寂しさは、例えばレコードとかCDとか
高:あぁ
宮:ナンかあの、出来ましたよ!って、人にあげたり、人からもらったりするモノがあるっていう事の嬉しさもあるから、それが無くなっちゃうのはイヤだけど、あんな便利なモノないですよね~。好きな時間に好きな
高:好きな時間に
宮:好きな時間に聴けるって
高:オンデマンドって。え、ご自分の作品って、そうやってさっきはちょっとこっ恥ずかしくってって言ってたけど
宮:はい
高:あぁやって今、自然に自由に見られるように、だいぶ見れるじゃないですか、ドラマも
宮:はいはい。今年から急になったんですよね、それ、ナンか
高:そうなんですか
宮:多分、NETFLIXは多分、今年…
高:あ、そうだ
宮:NETFLIXでドラマ、あの大石静さんと二人で書いたヤツが多分あるかっていうのもあると思うんですけど、割と過去作やってくれてるんですよね、今
高:それで「池袋ウエストゲートパーク」も始まって
宮:そうです、はい
高:それまでU-Nextとか入ってた
宮:そうですね、うん、そうでしたね。ナンかだから、急にいろんな人に、しかもそれを同じタイミングで、ついでに「タイガー&ドラゴン」観て
高:あ、そうか
宮:「俺の家の話」も観たっていう人がいると、その間って実は20年ぐらいあるから(笑)幸せな観方だなって思いますけど
高:あぁ、ね、順番じゃないけど
宮:えぇ。とか、それこそ、マンハッタン観ました
高:マンハッタン、まだ見れないですよね⁉
宮:マンハッタンとかと、あと
高:あ、そうか、観てた人がね
宮:観てた人が、そうですね、「あまちゃん」観ましたとか
高:あぁ、そうか
宮:ナンか、それを、コレが面白かったんで、コレも見ます、みたいな事が同じデスクトップ上で出来るっていうのがスゴいですよね
高:そうですね。1回休憩して、コッチ見ようかなみたいな
宮:えぇ。昔だったらそんな事…それがいい事なのか、どうなのか、一概には言えないんですけど
高:そうですね、ナンかあの、ま、いいんだけど、ナンかその、順番だてて観て欲しいところもあるとか、無いっすか?
宮:(笑)
高:それはないか!送り出す側はね
宮:それはもう、出したモノは一緒なんで
高:出したものはね
宮:ただ、やっぱそうなると、今度DVDになんないのはイヤだなとか
高:あぁ
宮:それはそれでやって欲しいなってあるし、ま、あと、うーん、あ、でもアレですね、昔、いっとき、こう、昔のライブ音源とかが、がーッてCDになっていっぱい出た時代があったじゃないですか
高:えぇ、解散したバンドとかね
宮:とか、デモトラックとか
高:デモトラック。今でもありますけどね
宮:アレって本人たち、出すつもりじゃないヤツも出てる(笑)じゃないですか
高:あぁ…おそらくね。どうなんでしょうね
宮:それはちょっとどうなのかなぁ?って思うけど、でも聴けるっていうのはいい事ですよね
高:歳取ってたら大丈夫って思うかもね
宮:あぁ
高:(笑)解んないけど
宮:あぁ、はい
高:若いうちは、ふざけんじゃねー!とか思いそうだけど(笑)
宮:そうですね、やっぱそう思います?
高:だと思う、自分だったら。もう今だったら、もうこの歳なんで、全然いいよみたいな(笑)
宮:(笑)
高:へ~!みたいな。こんなのやってたんだ、みたいな
宮:あぁ、それはいいですね
高:たまーにYouTubeでライブ音源とか上がってたりすることがあるじゃないですか、カセットで撮ったような
宮:はいはい
高:聴くと面白いから。へ~って
宮:寛容ですね、それは。スゴい寛容っていうか(笑)
高:(笑)寛容、ま、別にほら、スッゴい売れてたら(笑)アレかも知んないけど
宮:けど、あの、自分もそうで、昔の、それこそ、この間の幸宏さんが亡くなった時に、あ、どらむ寿司ってあるかなと思って
高:はいはい
宮:YouTubeで検索したら、画像はスゴい汚かったですけど、一応あるんですね
高:ありますね(笑)観ました
宮:(笑)だから、あ、いい時代ではあるなって思います、今

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