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君と出会えなかったら この場所も見れないから 忘れないように… 長瀬智也がすべて… …Re-Start June 8, 2010
K:今夜のゲストは長瀬智也さんです。長瀬さん、2週目も宜しくお願いします
智:宜しくお願いします。バイクのね、時間で(笑)
K:そうです、はい、バイクの時間で
智:KOさんにお世話になっていまして(笑)
K:いえいえ。ナンか今、KATANA乗ってなかった?
智:そうなんです。KATANAを、あの~、ま、僕もナンか、高校生ぐらいの時にね、KATANAに、やっぱ憧れがあって
K:あぁ
智:そう、で、それがやっぱ、カッコいいオートバイだなって思って、個人的に
K:あぁ
智:たまに乗ったりしてるんですけど、KOさんはヨンパツとか乗ったこと無いんですか?
K:乗ったことないですよ
智:うわっ、それは意外ですね~
K:そっちの方にいかなかったっていう
智:あ、そう
K:その後、すぐハーレーになっちゃったので
智:それじゃ、もうホントに最初から、今んとこ、ずっとハーレーっていう
K:そう、見てくれがアメリカンっぽいのが好きっぽいです
智:あ、そうなんですね~
K:インスタを観てると、あ、KATANA乗ってるんだ!?って。いろいろ、ハーレーも、その前って、ナンだっけ?ハーレーはクラブバイクっぽいのを乗ってたじゃないですか
智:そうっすね。そう、だからナンか、そのナンだろ、あの~、一つに答えを、自分を一つの答えに落とし込むのではなくて、ナンか、こういう人間がいろんなモノに乗ると、またその、それが全て新しいジャンルになっていくんじゃないかなって
K:うんうん
智:個人的には思ってて、だからあんまり、今になって逆に、ナンかその、カテゴリー分けしなくなったっていうか
K:あぁ
智:もうバイクは全部一緒でしょ
K:そうね、自分が乗りたいモノとかやりたい事、やればいいもんね
智:そうなんです、そうなんです。きっとそういう風にやってくれた人がいるから、僕らもそういう事が出来たというか。カッコよく見せるか見せないかは、自分の気持ち次第みたいなところがあるじゃないですかね。そう、だからナンか、いろいろそういうのに気付いていくと、音楽に似てますよね!?ナンか、コレだからカッコいいとか、コレだからカッコ悪いとか、じゃない気がするというか
K:そうね
智:きっとラジオとかでも、そういうの、ありそうですよね、ナンか。今、スゴく僕、ラジオがナンかこう、ホントに愛されてるような気がするというか
K:みんな、ホントに…
智:それ、一周して?
K:うん
智:テレビ、もちろん、目で見えるのもイイかもしれないけど、やっぱりその、言葉の信ぴょう性というか(笑)ナンか、面白い感覚になるというかね~
K:日本ではポッドキャストって、あんまり人気無いんですけど、みんな聴いてないじゃないですか。海外だと、スゴい、ポッドキャスト、みんな聴いてて。やっぱ、声だけで聴くのっていい、みたいな
智:ねぇ。やっぱそれって、想像するからいいんですかね?
K:多分、そういう事もあると思いますよ。音楽もDJ、僕やってる時に、VJが、よく判らないVJの方がいいんですよ
智:へ~!ナンでですか?
K:音楽でVJ合わせていくじゃないですか。VJが直接的なメッセージを語ってくると、そっち方に引かれて行ってしまうので
智:なるほど。メッセージが強すぎてっていうね~
K:だから、よく判らない水玉がグルグル動いてるのとか、そういう方が意外にやりやすい
智:やりやすいっていう、そっか、ある程度、映像が決まっちゃってると、コッチが映像に合わせなきゃいけないのか、みたいな頭になっちゃって、あぁ、確かにね~
K:VJの人たちは気合入って、ナンかスゴいCGで、ドラゴンがずっと、すごんでるみたいな映像とか作ってくると、もうそれに合わせる音楽は無いっていうか(笑)
智:(笑)
K:どっちにしても、僕もお客さんの動きを見ながら、基本的にはお客さんは一曲も知らない事を、多分、僕のかける曲、一曲も知らないですよ。昔は結構、この曲を待ってるなっていうのは、ちょっとあったんですけど
智:あぁ、なるほど、なるほど
K:この10年ぐらいで、1曲もお客さんが知らないような曲ばっかりかけてるので。けど、ナンとなく、初めて食べる食材だけど、全体を食べてみたら日本食だな~みたいな感じの
智:なるほど
K:全体を聴いてみたら木村KOだなって思ってもらえるような感じで
智:なるほど。でも、そこで確実にこの曲をかけたら盛り上がるなって解っててもかけない
K:そしたら、ちょっと僕、ナンか、特にそれ、自分の曲じゃなかったりすると、自分の曲だと、そんなヒットしきれないし、だからまぁ、いいやと思って。人の曲かけて、めちゃめちゃドヤ顔してたら、ちょっとカッコ悪くないですか!?
智:(笑)なるほどね!なるほどね!(笑)どーや!みたいな顔してるのに、全然オレの曲じゃないし、みたいな(笑)なるほど
K:チョーDJでも、そういう人も。逆に…
智:そうか、そういうのもあるのか、なるほど、なるほど
K:音楽クリエーターっていうか、ミュージックプロデューサー系の人でDJになってる人って、電子音楽で作ってるけど、ピアノとか、先ほど話したんですけど、ピアノとか弾けないじゃないですか。だからLIVEやる時になったら、コンピューターの、Macのエンターとかプレイってボタン押すだけで、音楽、LIVE出来ちゃうんですよね
智:確かに。何もしなくてもね
K:そうそう。で、エフェクターちょっと触るぐらいで。それって、LIVEでもないし
智:確かに
K:DJでもないけど、今、それがDJ、その人たちがみんな、ナンだっけ、もう自分の曲かければいいや、みたいな感じになって、自分の曲だけでDJやってる人が、有名な、亡くなっちゃったAviciiさんとか、あぁいう有名な人たちは、DJなんだけどLIVEなんです、自分の曲かけてるから
智:なるほど。そっか、そういうモノだって、お客さんが理解してるワケでもないですもんね
K:ないない
智:それも、そうっすよね~
K:特に今はフェスとかがもう、20万人とか30万人来るようになっちゃったので、で、REDBULLの飛行機がバーって飛んできてくれて、空にLOVEって書いてくれるみたいな、飛行機雲で。そういうのをフェスとかでやってるから、だから、そういう人たちがDJで、僕がDJで、お客さんのノリが悪いから、ちょっと地味な曲かけようかなとか、どんどん選曲はその日、変えていくじゃないですか
智:なるほど
K:けど、そういう人たちはフェスだから、で、もう、12時25分30秒にREDBULLの飛行機がLOVEって書いてくれるっていう時に、そん時に”LOVE”っていう曲じゃなかったらマズくないですか、みたいな
智:あ~!確かに、確かに、確かに!
K:(笑)
智:いや、でもね、僕がね、お客さんだったら、やっぱその、自分が求めてる曲が来たら、もちろん嬉しいけど、僕は裏切ってくれる方のほうが、嬉しいっすよ
K:あぁ
智:その、ナンだろ、みんなが解る曲を流しても、盛り上がるっていうのは、ナンか一番判りやすい盛り上がりじゃないっすか
K:うんうん
智:だから、そこにナンか、逃げたくないっていうのもあるんっすよね~。それってZettaiあるじゃないっすか、きっと。でも、やったらやったで、きっとみんな、判りやすく盛り上がってくれる
K:そうですね、うんうん
智:で、やるのはきっと簡単だけど、プライドなんですよね、きっとね
K:ナンかそこでちょっと…
智:逃げたくね~なって(笑)
K:あとは一番、DJで良くないのは、ヒット曲になるべく曲は、今はデジタルが主体になったじゃにですか。前はレコードを待ってたので
智:そっか~
K:今は見本版がきても、レコードって、売り出すちょっと前に見本版が来るって感じで、お客さんが初めて聴く時と、DJがその音楽を聴いて、さぁ、かけようと思う時のスパンが短かかったですね
智:あぁ、なる…そっか、そっか、そっかぁ
K:同じぐらいか
智:そっか
K:うん、僕も、渋谷のCISCOさんって、今は無くなったレコード屋とか行ったりして、そこで一番初めにレコードが入ると10枚ぐらいを、とりあえず買ってみるのよ、あぁいう人たちって。で、DJがいいよって言ったりしたら、初めにね、1000枚頼んじゃって、みんなナンか在庫抱えちゃって困るから、DJとかにかけさせて、いいよね、コレって言ったら、追加オーダーで1000枚。だから初めに8枚とか10枚とか来るのを抑えるみたいな
智:いや~
K:感じだったんですけど、それをかけると流行るじゃないですか。その頃には売りに出るから、だからちょうど近かったんですけど、今ってもう、デジタル世代になりすぎて
智:そうっすよね~
K:で、アーティストもみんな仲いいから、コレ作ったよってくれるんですね、デジタルで。今日作ったって。かけてみてって。それからレコード会社と契約して、レコード会社が出すまで半年かかったりするんですね
智:そうなんだ~
K:その半年の間、僕、飽きちゃってて(笑)
智:(笑)
K:で、もう売り出した頃には、かけたくなくなってるんですよ
智:じゃ、もう今の時代とは全く異なって、じゃ今の時代の若い、DJやってる方っていうのは、からはもう、想像できないような作業
K:だから、みんながその、ヒット曲って言って、かけてる、六本木とかで盛り上がってかかってる曲、実は半年前とかにかけてたりするんですけど、けど、その頃から僕も、月に、東京だと1回か2回しかしなくて、あと地方回ったりしてるんですが、だから、あの曲ヨカッタなって思ってるけど、ナニか判んないって終わってっちゃうから
智:そういう、ナンっすね~
K:流行らなくて
智:そうですね~
K:流行らないうちに自分だけは飽きちゃうんですよね
智:なるほど~。でも人が盛り上がってたりとか
K:そうそう。で、今、コレ、流行ってるんだって思ってるけど、その時にまたかけだすのって、またビミョーだし

【曲】

智:今の、この現代で、DJキッズというか、ま、そのDJの人がドコを目指すかは判らないですけど、そういう人って…
K:いっぱいいますね
智:いるんですね
K:特に今、若い子が、若い女の子が
智:うん
K:そういうDJなりたい子が多くて
智:なるほど。そういう方たちは、DTMに手を伸ばすんですか?それともレコードに手を伸ばすんですか?
K:えーと、ちょっとレコードの、やってる姿がカッコいいってなって
智:あぁ、なるほど!
K:DJらしいじゃないですか
智:あぁ、なるほど
K:全く僕も、レコードとか使ってないですけど、やっぱDJ、レコード使ってる人の方がカッコいいなとか
智:確かに
K:あとは、ナンとなく、ちょっと今、女の子がDJになりたいのって、ちょっとファッション的要素もあって、DJやってるのがカッコいい、みたいな
智:オレもDJになったら、やっぱその、レコード盤持ったバッグから、レコード盤、バーって、こぼしたいですもん
K:(笑)
智:スイマセン!スイマセン!みたいな。ね?
K:(笑)
智:やってみたいです、1回
K:やってみたい?
智:うん。確かにそういう憧れあるかも
K:うん
智:でもほら、KOさんなんて、リアルタイムで音源を流して、で、お客さんの状況だろうが、自分の気持ちかで、ま、こういうエフェクターをかけていって、フィルターを段々開いていって、で、盛り上げて盛り上げて、ドカーン!みたいな(笑)感じを
K:テンションを上げてくのが
智:ですよね?!だから、その、そん時に、このエフェクターで、このぐらいまでやっていくみたいな、ナンかその
K:それ、これが気持ちいいよなっていうのとか、ちょっと段々、ナンかその、例えば、フィルターとレゾナンスをちょうど合わせて(笑)
智:そうですよね、ちょこちょこ
K:ギュギュア~っていうのは、レゾナンスがもっと効いた方が歪むけどカッコいいだろうなとか
智:(笑)レゾナンス
K:(笑)
智:朝方にレゾナンスって(笑)結構脂っこいフレーズっすけど
K:(笑)
智:ま、でも、ナンっすかね、アレ気持ちいいっすよね~、レゾナンスいじるとね~!ショワーンショワ~ンって、炭酸のようなね
K:(笑)
智:いや、だからそのね、僕からしたら、じゃ、こういう音、こういうエフェクターを使いたいってなったら、自分で音を出しながら、ドンドン、そのレゾナンスをいじってく。で、気持ちいいトコで、これで行こうって
K:止めて、うんうん
智:止めるけど、でもKOさんは
K:その現場で
智:いじるのが、演奏じゃないですか
K:特にHip Hopの文化から始まったんですけど、Hip Hopって人のリズム使って、そこに人フレーズ使ってやってるじゃないですか
智:うん
K:それを昔はHip Hopの人は曲で作ってましたね
智:はいはい
K:リズムはこのリズムで、上のフレーズは、この人の、ジェームズ・ブラウンのナンだカンだ、勝手にサンプリングで使ってたの。それを段々、House Musicで少しそれは、あの、ナンっすか、Hip Hopはその方法だけど、House Musicでは、それを全部、電子音源で作っちゃえって
智:なるほど~
K:感じで、電子音楽で作っちゃったんですけど、昔の曲のカッコいいブレークのところだけとかをずっと
智:うんうん
K:Hip Hopの人たちはそれを8小節、ずーっと繰り返してたじゃないですか
智:そっか~。それを重ねてずっと
K:うん。Houseの人は、それを打ち込んじゃったみたいな
智:そうだったんだ~
K:だから、ナンかのコピーって事が多いんですね、Houseは
智:ジャンル分けっていうのは、作り方の違いみたいなところで
K:うんうん
智:いや、ナンかほら、トランスだとか、ま、Houseだとか、テクノ?
K:うん
智:ま、テクノでもユーロテクノとか、いろんなのあるじゃないっすか。そこのルールっていうのは、僕は全く外の人間(笑)から見ると、ナンか、そういう細かいカテゴリー分けがされてるんだけど、でも、きっとそこにいる人たちは、その~、ナンつーんだろ
K:そういうのがビッタリはまり込んでて、自分のやりたいことは、ナンか、その辺のジャンルだからって、やってる人、多いんですけど、けど、始めた人たちは、ナンか、違う事やりたいって思って、Houseだけだと面白くないから、ナンかもっと、テクノと混ざってるのがいいなとか、Big Houseだとか
智:確かに。例えばそれってナンか、バンドでも、その、ナンだろ、ギターの音が歪んでるだけでロックって言っちゃう人、いるじゃないですか
K:うんうん
智:でも、別にバラードでもギターの音、歪んでるものが
K:(笑)
智:あるから、結局、そのメッセージがロックだったりとか、その、音楽理論がロックだったりとか、ドコがロックかによって、その、ね、ジャンルが決まるとか、全然違いますよね~
K:だから普通に直球のロックやるんでもいいけど、Red Hot Chill Peppersみたいな、違う風にしちゃうとか、いろんな、ナンか違うのも、みんな変えてくるじゃないですか
智:そうっすね~
K:それだけで面白かったりするので
智:パンクとロックの違いは、じゃ、ナンだろっていう
K:だよね
智:ナンかスゴい、そういう(笑)ナンかこう、フワッとした問題が、音楽にはいっぱいありそうですよね
K:ただ、ジャンルは隙間が一番カッコよかったりする気がするんです
智:あぁ、確かに。隙間ね。そこが結局、オリジナル…
K:オリジナリティになってくる
智:ですよね~。その割合いはみんな違うでしょうけど。確かにそうかも知れないっすね~
K:だから、そのルールに縛られないこそ、いろいろ面白いモノが出てくるっていうか
智:確かに。いや、でもナンか、ね、DJでもバンドでも、僕はどっちもいいなと思うのはやっぱ、演奏してる時とか、DJやってる時の、人の顔っていいなぁって思うんですね。KOさんも素敵ですよ♪
K:いえいえ
智:(笑)なかなかほら、友達とか先輩後輩でも、なかなか仕事してる顔って見れないじゃないですか。普段ね、バイク乗って、アホみたいな話(笑)
K:アホみたいな話(笑)
智:する事はたくさんありますけど(笑)そう、だからナンか、そういうのって、意外に元気もらうなって、この間KOさん見たときに、思いましたけどね。一度ね、Stussyのイベントにお邪魔させてもらった事があって
K:いろいろまた。あと僕、AGEHAの25周年かな?
智:そうそうそう
K:他にもVISIONの時とか、Openの時とかね
智:そうっすね、ナンかイベントに遊びに行かせてもらったりとかしてね。コレはKOさんの番組にお邪魔するんだったら、コレだけは訊きたいっていう質問があったんですけど、訊いていいですか?
K:はい
智:今までで、生きてきて、使ってきたエフェクターの中で、一番好きなエフェクター、ナンっすか?(笑)
K:えーっ!?
智:(笑)スイマセン、しょーもない(笑)気になりますよ!いろいろありますからね!ディレイだったり、コンプレッサー、リバーブ、フランジャー(笑)いろいろありますけど、オーバードライブ、ディストーション…ナニが?
K:KORGのね、えーと、SSって、2000だっけ?ナンか…
智:リバーブ?
K:えっと、ディレイです
智:あ、ディレイ!
K:うん
智:デジタル?
K:デジタル・ディレイで、もうスゴい、30年ぐらい以上前なのかな?で、それ、サンプリング・デジタル・ディレイになってて、サンプルもちょっと、ホントに出来るんですよ
智:SS?
K:SSD…えーと…
智:SSD
K:SDDかな?SSDかな、2000とかだったら、1200だっけな、忘れちゃったけど
智:へ~。ROLLANDのアウト…
K:KORG
智:あ、KORG!アウトボードっすか?
K:うん
智:へ~
K:それはスゴいよ。いろいろ思い入れがあったり。あとDJでも使えたので
智:へ~
K:トリガー、ドラムマシーンのトリガーを、で、ドラムマシーンをプログラミングを、その時はヒロシくんとかも、マドンナの「Like a virgin」を♪Like a~Like a~ Like a virgin♪っていう風に鳴らすのを、ドラムマシーンのトリガーで信号を送って、その声だけ出せるんですよ
智:へ~!そんな事出来るんだ⁉
K:うん
智:え、声だけを?
K:声だけを。声っていうか、そのフレーズだけを
智:あ
K:なので、あの、120bpmとか、今、DJやる時、125bpmとか、そのドラムマシーンでセッティングして、トリガー信号を、あの、その現場で流せるみたいな。トントンドン、とかね、タタタッていってるのを信号流すと、デジタル・ディレイが、今、かけたフレーズを現場で今、録音するっていって、録音して、そのまま、そのドラムマシーン、小っちゃいのと一緒に流すと、流すっていうか、あの、トリガーだけ出すと、そのフレーズだけは、ずっと、ナンかサンプリングして
智:なるほど!ルートなし(?)みたいな事だ!
K:そう。それが面白かったのと
智:なるほど!なるほど
K:かつ、ディレイの利き方がナンか、スゴい印象に残ってる
智:それはディレイで、ドンドン、ま、音が痩せていくじゃないですか
K:うんうん
智:ディレイする度に
K:そうね、段々
智:でも、そのSD…
K:そのまま、フィードバックを長くすれば、ちゃんとずっと続くし
智:あ、なるほど。同じ音がずっと続いていく。あぁ
K:ずっと、そう。で、bpmを合わせて、で、音がやっぱり、ナンかいいんですよね、響きが
智:あ、なるほどね、ディレイした時のね。だからきっと、そのね、KORGのがいいって事なんですね。うわぁ、そうなんだ、意外だった…
K:BOSSの小っちゃいヤツ、あるじゃない、BOSSの、ナンだっけ?ハーフラックサイズの
智:はい
K:リバーブとか、そういうの、シンセとかも、結構使う、ディレイとか、そういうの、エフェクトBOXみたいのがあって、そういうのを使ってました
智:なるほど。じゃ、もうナンか、そうか。やっぱその、Electric、DJって事で、ディレイっていうのは、結構、重宝される?
K:一番、ナンかね、あの、空間っぽいのを出すのと、あと違う感じが
智:あぁ
K:ナンだっけ、あの、やっぱり、元がレコードなので、レコードにナニを重ねるとか、そういう感じだと
智:そうか、音が馴染むんっすよね!確かに、確かにリバーブとかね
K:うん
智:そっか、そういう馴染みとかも含めてディレイを
K:そう。リバーブとかだと、ワザーっとかなってるのが、広がってくのはいいんですけど、それはディレイの透明感がある方が好きっていうか
智:あぁ
K:だからその辺で、今はデジタルで、スゴいディレイも、~ごと動くみたいのもあるじゃないですか
智:そうっすね~
K:そういうのもカッコいいけど、昔のヤツもいいなと思いますね
智:確かに。そのね、エコーとかね、やっぱその、ま、だからこそ、昔の機材を今での、人たちがね、今でも使ってるのかなって思いますよね
K:うん。だからテープディレイとか
智:テープディレイ、テープエコー
K:テープエコーとか、あの辺、ナンか知んないけど、その味的なモノ、響きの感じは、もちろん、今の方がチョー未来な感じなんですけど、昔の方が
智:そうっすね、ディレイは確かに空間的要素
K:作り出す、うん
智:そうっすね。僕はコンプレッサーが大好き
K:コンプレッサー重要ですね
智:はい.。コンプが大好きで、でも、あんまりコレ言っても理解してもらえないっすね(笑)
K:あぁ
智:(笑)みんなやっぱり、オーバードライブとか
K:オーバードライブね、あぁ、そうか
智:ディストーションとか
K:そうね、そっちの激しい方ね
智:そうです、そうです
K:けど、コンプの方が、ナンか、僕は特に、コンプの話だと、昔のラジオ、NYのKISS FMのWBSっていう、僕がもう、高校ぐらいに聴いたヤツって、このラジオもそうですけど、コンプ、結構かかってるんですね
智:これ、かかってますよね⁉
K:そう
智:でも、別に普通にあるヤツを勝手に使ってるぐらいの感じですか?そうですよね、別に喋るのにね
K:そう、別に
智:そこまでコンプに拘る必要もないっすもんね(笑)
K:ナンか、コンプの音が、かかってる音が、スゴい印象に。特にNYのダンスミュージックのヤツとか、スゴいかかってて
智:あぁ、そうなんだ~
K:だから、この音ってナンだろう?っていって、ラジオの音を再現して、カッコいいから、みたいな
智:確かに。ただの声なのにカッコいいっていうね~
K:あとは、音楽、ダンスミュージックを流してても、やっぱ向こうのラジオの音はカッコいいんですよ
智:やっぱ、そういうところって、アメリカの人たちの感覚って素晴らしいですね。そこにカッコよさをちゃんと求めてる
K:求めてる
智:っていう
K:響きがいいとか、うん。それでナンだろうっと思ってて、みんな、コンプかけてるとか、解んないじゃないですか
智:そうっすよね
K:だから、アメリカは110Vだから電圧が違うからとか(笑)みんな言ってて。けど、あ、コンプか!みたいな(笑)
智:意外に誰も知らないんですよね~。そう、だから、その電車で流れる運転手さんのアナウンスとか、マイクでアナウンスする人とか、あの人たち、全員、コンプ使ったらいいんですよ、だから
K:あぁ、そうしたら
智:音、ボーボー言っちゃってるでしょ、もう。だから、そこまでも、ちょっと気にして欲しいですよね、音作りにね

【曲】

智:で、やっぱ、そういう事で、レコーディングも覚えていくんですよ、その、どういうマイクで楽器の音を撮るとか、人の声を撮るとか、やっぱ、そういう事を勉強していったんですけど、気付いたらそれって、表現者のやる事じゃなかったんだなって、後で気付くんですよね
K:あ、そうか。逆にそれはどっちかっていうと、そういうような、エンジニアの人とかに任せてもいいかな、みたいな
智:そうっすね。でも結局、それだと、そのエンジニアの人の作品になってしまうんですよ
K:あ、そうだね、うんうん
智:結局、最終的に音を落とし込むのは自分じゃないと、自分で作ったカレーを誰かに最後、味を纏めてもらっちゃったら、その人のカレーになっちゃうじゃないですか。だから、その最後に纏めるのを、自分でならなきゃいけない
K:あぁ
智:だからやっぱり、そうするために、やっぱその、実はメチャクチャ、勉強したっすよね
K:あぁ
智:そう、だからナンかでも、僕はそれが苦じゃ無かったんで
K:その、アレですよね、好きな事やってるから
智:いや、そうなんです!
K:興味がある事、いつまででも
智:だから、いつまでも
K:出来ちゃいますよね
智:そうなんです。で、やっぱり、さっき言ったように、この、ちょっとした事で、カッコよくなるっていう事の答えが、コンプなんだ!とか、いろいろと
K:あぁ、見つかると
智:そう
K:それも、このくらい上げるととか(笑)
智:そうなんですよ!いろいろ、表現も変わってきますよね。だからその、今まで自分の声だけしか武器が無かったのが、今度は機材も武器に出来るようになった
K:あぁ
智:だから自分の声に対して、どういうマイクが相応しいのかとか、自分の声に対して、どういうバッキングの音が合うのかとかっていう、その、ワケの解らないことを(笑)やっぱりこう、年齢を重ねるごとに、あの~、考えていきましたよね。でも、僕らのやってる仕事って、ホントはそこじゃなくていいところだと思うんでね、だからまぁ、みんながみんな、それをやる事が正しい事だとも思わなかったし、ただ、僕の場合は、自分が納得する為にも、自分で作った音や、自分が作った曲でやる事が、やっぱり、答えとして知りたかった、どうしても
K:あぁ
智:ナンかやっぱ、そういうところで、ナンかこう、自分なりに、あの~、勉強したりとか、まぁね、KOさんとご一緒させてもらった時も、そうだったし、ま、身の回りにいる音楽やってる人たちと、やっぱこう、いろんなコミュニケーション取らせてもらって、その、自分を保ってる秘訣がそこだったりします。うん、それが無かったら多分、(笑)ただ、横浜の片隅でスケボー、バイク、乗ってたような小僧だったんでね
K:けど、そん時から、子供の頃から音楽は聴いてたんでしょ?
智:聴いてました
K:好きだと、その、目的になるものがナンとなく、あぁいう音、出したいなとか、決められるじゃないですか
智:そうっすね
K:だからそれは、その、スゴく重要な気がしますね
智:むしろ、それがないと出来ないかも知れないですね。そう、だからその、聴いてる側と、演奏してる人の気持ちって、あの~、ナンだろ、当たり前ですけど、恐ろしいぐらい違うというか。やっぱりその~、音楽っていうのはZettai、右脳でやるもんだと思うんですよね
K:ああ
智:でもやっぱり、どうしても僕らみたいのは、左脳から入ってしまいますよ
K:おぉ
智:やっぱその、間違えないようにと思うから。何故なら、音楽一家に生まれたワケでもないし、音楽の学校に通ってナニかを学んだワケでもなくて。もちろん、周り見ても、教科書なんてないし、誰も教えてくれないし、その~、もちろん、僕にもね、コンプレックスみたいなモノはやっぱ、ありましたよね
K:おぉ
智:その~、ホントにカッコいいのか、どうなのか、みたいなところを考えた時に、やっぱりその~、年頃でね、それこそ、ハーレーに憧れてたりとか、いろんなモノに、ナンだろ、刺激をもらってる時代だったんで、っていう思いもあったんですけど、でもやっぱり、長く続ければ続けるほど、どんどん、自分がやって来た事を愛せるようになってきたっすね
K:あぁ
智:それは何故かって言ったら、他のヤツには出来ねーだろ!っていう、ナンかその、根拠ない
K:自信?
智:自信というか、それがやっぱり自分の武器になっていったっていうのが
K:あぁ
智:自分に救われた瞬間というか、間違いじゃなかったんだなっていう思えた瞬間
K:あぁ
智:で、ま、そんな中で、ただやっぱり、なかなかこう、ナンだろ、自分の思ったモノが、その、みんなにとって納得するモノにはならない。それはきっと、ドコの世界もおんなじだと思うんでね、だからそういう事も含めて、ホントにいい経験ですよね
K:だからホントに、この人は音楽好きなんだなって思ったのが、僕は音楽マニアからDJになっちゃったので、だからそれを見ると、音楽が好きな人は、ナンかいいなと思いますね
智:だからそういう風に言ってもらえるのが一番、ナンかその、やってて良かったなって思える瞬間ですよね
K:ちゃんと、ナンだ、ホントに音楽が好きで、こういう歌詞の事を考えたりとか、そういうのもちゃんとやってるな、みたいな
智:嬉しいですね~。音楽やってるだけで、別に全くやってる事が違くても、よく解らないトコで共感出来たりとかする事っていうのはね、ありますよね~
K:うんうん。その、あと、ライフスタイルって、音楽に出てくるじゃないですか
智:そうっすね
K:ストリート感が出るとか、そういうトコもね、重要だし、重要っていうか、ね、この人の個性であるし
智:そうっすね
K:うん
智:だからナンか、そう考えるとスゴく、やっぱ、オートバイと音楽も、スゴく似てるなって、思うような気がしますね
K:あぁ
智:ナンか、さっき言ったように、別にどんなエンジンだろうと、二輪乗ってる人は、やっぱりナンかもう、心が繋がってるというか
K:(笑)
智:ね、楽しいですよね?っていう感じになれるじゃないですかね
K:うんうん
智:だから、そういうのは、ナンか、やってて良かったなって。ね、KOさん、もちろん、そうだけど、別に普段ね、バイクで遊んだって、音楽の話するワケじゃないけど
K:(笑)
智:でもナンか、そこにいる、いてくれるだけでナンかこう、自分が救われるというか
K:あぁ
智:ね、それで同じようなモノ、バイクを好きになって、同じような事でゲラゲラ笑ったりとか、ナンかそういうのが、あとになってスゴくいい時間だったなって思うんでね
K:ナンか、そういうのは全然、関係ないところなんだけど、別のライフスタイルに活きてくるっていうか
智:そうっすね~
K:全然だって、スケボーやってる事で、それが他の事に活きるかって言ったら、そんな事、なさそうだけど、実はそれをやってる事によってグラフィックのセンスが、とかね
智:そうっすね~。だからやっぱりその、ナンだろ、僕は絵がダメな(笑)ホントに昔から絵心が無くて
K:あぁ、僕も同じです
智:ホントですか⁉
K:全然ダメですね
智:へ~意外!作るのが好きなのに
K:あの~、そういうコンピューターの文字とか置いたりとか、そういうのは好きなんですけど、絵描くのは全然ダメですね
智:illustratorとかやらないですか?
K:全然使いますね
智:使うんですか?
K:使って、けど、文字を置いたり、ナンだカンだの
智:そうか
K:例えばエフェクトかけるとかは、やっぱ(笑)音楽のエフェクトかけるのとおんなじで
智:(笑)なるほど、なるほど
K:この辺、ちょっと濁した方がいいとか
智:なるほどね~。逆に、絵が描けないから、illustratorを使うっていう発想っすね
K:そうですね
智:僕もおんなじですよ。そう、だから前にね、ここにゲストで来た田口くん
K:はい
智:僕はもう、幼馴染だったんで、小っちゃい頃からね、スケボーのデッキテープって、滑り止めのところに、ポスカとかで、絵描いてて、そう、ずーっとやってる事がね、もう僕も彼も(笑)
K:(笑)
智:二十何年、三十何年経ってるけど、全く変わらないっていう。だからナンか、そういうモノも、変わらずにいられた、ナンかこう、いい自分の環境だったのかなって。ね、そこにKOさんもいたりだとか
K:滝沢伸ちゃんとか
智:そう
K:みんなナンか
智:滝沢さんも
K:偶然知り合って、けど、ナンとなく、重なるところがありますね
智:そうなんです。誰も別にビジネス感で寄って来た人たちじゃないから、スゴくナチュラル
K:まぁね
智:逆にこうやって、スタジオで喋ってる方が(笑)
K:その方が可笑しいね(笑)
智:そうそう(笑)ナンかちょっと違和感があるっていうかね

【曲】

K:普通に、芸能人の人とか、僕が生活してて会わないんですよ。会わないっていうか
智:ですよね
K:会う機会がない。だから、そういう、DJ、僕、結構長い時間やってるので、Night Clubに誰かが来てたよっていう話は聴いたりしますけど、そんな知らない、みたいな
智:あぁ
K:っていうか、話すこともないし
智:うん
K:だから、もうガソリンスタンドの店員と同じで、いらっしゃいませって、グルグル、手まわしてるのと
智:一緒だ
K:おんなじ感じで、レコードをこうやってグルグル回してるような感じで、だからあんまり変わらないんですけど
智:だからやっぱりバイクがあったからね、こういう事になってるって
K:趣味が近いから、だから、あれ、普通は、だから、そういう人たちに会わないのに、ナンか知んないけど、どっかカフェに行ったら会ったりするじゃないですか
智:あ、そうっすね、確かに
K:ね、さっきも、そんな、洋服屋さんで見かけたとか話があったんですけど、そういうのって
智:確かに
K:ナンだっけ、普通会わない人たちが、なぜか知んないけど、会うのは、やっぱ、同じ生活圏にいるんだろうなと思って
智:確かに。で、見かけても別に、またメールすればいいやとか
K:(笑)
智:また、メシ食べに行けばいいや、ぐらいな感じだから、ま、近くにいるのが当たり前だって思えてるっていうのが、嬉しいですよね。でも、大体あの時は、僕らの共通の仲間のKのところに(笑)
K:(笑)
智:Kのところ(笑)Kのところに行ってるんですよね⁉
K:眼鏡のKさん(笑)
智:眼鏡のKのところに(笑)BのKのところに
K:そうね(笑)
智:そう、だからナンかやっぱり、そのKともね、たまに会ったりとかして、話して、ま、やっぱり~、あの、よくバイクでご一緒してる時からもう、10年以上も経っちゃったからね、ナンかまた、あぁいう時間が恋しいよね、みたいな
K:あぁ、けど実際、バイクに乗りに行くのは、ナンか面白いから、やったらいいですよね
智:でももう、真冬に河口湖はムリっすよ~!
K:(笑)
智:もうムリっすよ!
K:だって、ずーっと真冬とかに箱根の方、回ってったりとか
智:そう!
K:んと、富士山の方まで行って、御殿場で降りて、高速。富士吉田、富士山の横をかすめて、中央道の
智:富士五湖有料道路みたいなね
K:寒いのに(笑)
智:でもね、ホントに僕、コレ、冗談かと思われるかも知れないですけど、バイクに乗らないと、ホントに体調が悪くなっちゃう人で
K:あぁ
智:多分、僕だけだと思うんで
K:けど
智:皆さん、マネしないようにして欲しいんですけど(笑)
K:(笑)逆に、趣味、バイクであれナンであれ、それをやる事によって、祭りであれ、そうやって気持ちが入れ替わって、バシッていけるって
智:そうだと思うんですよね。だからまあ、僕はね、そもそもバイクを乗る前に、今日、コケるかも知れねぇなんて気持ちで乗らないですから
K:乗らないよね~
智:出来るなら無傷で帰ってきたいと(笑)思ってますんでね
K:(笑)うん
智:レースもそうですし。だからやっぱりその、ナンだろうな、よくレースとか危ないって、みんな言いますけど、僕からしたら、公道の方が危ないですよって
K:(笑)
智:思うんですよ。何故なら、いろんな気持ちのヤツがいるからね。レースはみんなゴールに向かって走るワケですから。もちろん、危険ですけど。でも、ホントに意味で危険なのは、僕は公道の方が怖い。サーキットの方がまだ安全だなって
K:あの、転んでも大丈夫なように、ある程度なってるっていうか
智:そうっすね~。で、そういう風に装備もしてるワケじゃないですか。そう、でもね、普通の公道では、ただ買い物をしに来たお姉さんがいたり、(笑)ただドライブしてるお父さんがいたりとかっていうところを走るワケだから
K:同じテクニックの人じゃないっすもんね、みんなね
智:そうっすね
K:下手な人もいれば、突然飛び出してくる人もいるし
智:そう、それ、僕ね、オヤジの運転みてて、思ったんですよね
K:おぉ
智:オヤジ、レーサーなのに公道だと、めっちゃ遅いって、子供の頃、思ってたんです
K:(笑)
智:ホントにコイツ、レーサーなのかよ?って隣で思ってたんっすけど、でもホントのレーサーってそうなんだなって、大人になって気付くっすよね
K:あぁ、そうか。逆に
智:ホントのレーサーは公道でチャレンジしねーよ!っていう、サーキットだけでしか、チャレンジしないっていうね
K:どれだけ危ないかを知ってるから
智:そう。だからナンか、ホントに年取って気付くことがたくさんありますよね~
K:僕もやっぱり、普通に公道で、この間、飛び出してくるオバさんがいて、それでくッてハンドルを、バイク乗ってる時に、捻ってしまって、で、今まだ手首痛いっすね
智:あら!大きな事故にならなくてヨカッタ
K:うん
智:でも、KOさんもね、そんな飛ばさないし、ナンかメロウに
K:普通に
智:走ってる
K:ゆるい感じで走ってます
智:でもやっぱりたまにね、そういう予期せぬ(笑)
K:予期せぬ事があると
智:ありますね、ヒヤッとね
K:だから公道の方が実は危ないかも知んない
智:そうっすね~、でも僕も最近、ホント、逆に怒られるんじゃないかぐらい、遅く走っちゃってるから
K:(笑)マジで??
智:(笑)それはそれで。やっぱりその、景色も見たいし、やっぱナンかその~、いい意味でも悪い意味でも、ちゃんとこう、歳をとれてるのかなっていうか、ナンかそういう感じしますけどね。そう、だからナンか、今、走りいったら、またちょっと今までとは違う、メロウな走り
K:違う?やんちゃな感じじゃないの?(笑)
智:(笑)やんちゃ、もうないですよね、きっとね
K:あと、まだ、昔よりも、少し乗りやすいバイクに乗ってない?みたいな(笑)
智:そう、やっぱその、ね、当時はリジットっていってね、サスペンションが無いようなので、ガチガチに走ってましたけど
K:ハンドル幅もチョー狭くて。けど、長瀬くん、そういうの、乗れちゃうから
智:いや、でもやっぱ、カッコいいっすもんね
K:あぁ
智:サスなんていらねーよ!って言ってみたいですもんね、ちょっとね
K:ケツが痛くて(笑)
智:ケツが痛くても
K:あの~、満タンで80kmしか走んなくても
智:(笑)
K:80km、もうちょっと短い?短いっすね~
智:70㎞しか走んないかも知れないですね
K:タンクが小っちゃくてカッコいいは、昔、みたいな
智:ナンかでも、そうっすね、ナンかやっぱ、久しく、その、仲間と走るみたいな事が
K:あぁ
智:ちょっと気付いたら、遠ざかってたなって
K:今はえーと、42まだ持ってるでしょ?
智:今はそう、あの~、42ももちろん持ってるし
K:39も持ってるでしょ?
智:39はオリジナルのままで、今は40年のELの、黒に金のフレームスの、スプリンガーに、エイプハンガー(?)、みたいなヤツ、アレがずっと主で乗ってるんですけど、今ちょっと、カスタムプランを企んでいて
K:おぉ~
智:そう、ちょっとまたCHOPPERフレームをね、買って、ナンかそれに、ナックル乗せてとか、いろいろ考えてるんですけど
K:あぁ、それ、考えてるのも面白いしね
智:うん、やっぱね、もう作らないかもなって思ったんっすけど、多分もうコレ、一生止まらないかも知んないっすね
K:(笑)
智:止まれないかも知れない
K:僕もだって、オーバーホールして、もうそろそろ純正の形に戻るか、と思って、純正に近くしてったのに、結局また、前のボッパーに戻しちゃいましたもんね
智:やっぱりKOさんっつったら、あのボバーっていうイメージありますね
K:だからナンとなく、あの、街で純正のスタイルにすると、ナンていうかな、動きが悪くなってきたっていうか
智:なるほど。クイックに動けないっていうね
K:そう、感じが。もっとバシバシガシガシ動きたいなって思うと、っていう感じになってきちゃって
智:やっぱほら、その、僕はね、バリバリその、サスのないリジットフレームに
K:あぁ
智:全くバネのないシートで
K:(笑)
智:もう、ケツ痛いしで、ずっとやってきたけど、KOさんはね、ちゃんと
K:ちゃんと
智:キャストシートでね
K:うんうん
智:あの、ソファのように(笑)ずーっと。やっぱそれは、ずっとそうやって乗って
K:うん、その方が乗りやすいから
智:うん
K:なのと、ナンだっけ、えーと、一番、リジットんトコにすると、CHOPPERでカッコいいけど、そうするとタンクまで全部変えたりとかして
智:なるほど
K:いろんな事やんなきゃいけないから、それはそれでいいんだけど、うーん
智:乗り心地もとりたいしってね。そう、だからやっぱ、それをヒントに、僕もキャストシートのCHOPPERを作ってみたりとか
K:あぁ
智:(笑)そう、ボバーとかもトライしてみましたけど
K:うん
智:そう、やっぱり、最終的に辿り着いたのは、やっぱり4速フレームとか(笑)
K:4速ね(笑)
智:やっぱ、スイングアームになっていくっていう
K:その方が全然ラク。ウチに67年のサスが付いてるけど、やっぱ乗り心地は全然、そのアーリーショベルの方が乗りやすいっすね
智:アレも4速っすね?
K:はいはい
智:で、CHOPPER?
K:CHOPPERですね
智:でもまぁ、無いよりはマシっていうぐらいな感じっすよね(笑)
K:(笑)
智:そこまでサスペンションの意味あります?って(笑)感じですけど
K:そう。サスペンション、せっかく付いてるのに、やっぱ、ナンていうかな、カッコいいのがいいから、ログダウンとか、いろいろしちゃうと、全然、サスの機能がなくなってしまうっていう
智:でも、きっとコレの問題っていうのは、僕らだけじゃなくて、日本、ま、アメリカもそうっすけど、ハーレーとかCHOPPER好きな人たちは、永遠のテーマでしょうね
K:あの、カッコいいのか、それとも乗り心地、どっちがいいか、みたいな
智:そう、それ多分、永遠のテーマだと思いますよ
K:結局はそれは、乗り心地はその、新しいバイクの方にみんな、クラブバイクみたいなのに、いっちゃって
智:で、まぁ結局、ソフテールなんかは、リジットのカッコよさをハイテクにするために、リジットっぽくスイング
K:ぽく、見える感じがリジットなんだけど、サスが付いてるみたいな
智:でも、やっぱりアレで組んでみたら、やっぱりリジットとはまた違うバランスにZettaiなってしまうじゃないですか
K:うんうん
智:だから難しいっすよ、やっぱり
K:あのリジットの華奢なのは
智:なかなかね~。そうやっぱ、華奢なのがカッコいいんっすよね~
K:そう、後ろ側が、チョー細いじゃないですか。それがカッコいいっていうか
智:そうっすよね~。最近、あの、Kも(笑)もう、Kになっちゃってますけど(笑)
K:Kね(笑)
智:(笑)K。Kっていう友達がいるんですけど、そのKもCHOPPERを今、乗ってるんですよ
K:え?
智:ショベルの
K:マジで!?
智:知らないですか?
K:知らない、知らない
智:うん、こんな細っそい、フロント21のリア18インチで、ショベルで
K:4速?
智:えっと4速です。で、リジットで、ま、向こうの有名なバイクチームの人が乗ってたであろうって車両を見つけたらしくて。で、この間、久しぶりにご飯食べようって時に、乗って来たんですけど。アレもまた、ナンでも乗りこなしちゃうじゃないですか
K:そうだね
智:そうそう、だからアレはアレで似合ってたっていうか、元々あんまCHOPPER乗らない人だから、そう、ナンかちょっと、違和感はあったんですけど
K:あぁ。けど、それも本人が好きで乗ってると、勝手に自然に慣れてっちゃうっていうか
智:そうっすね、そう、だから、じゃ会ってないですね、最近ね
K:えーと、ちょこちょこ会ってるけど
智:じゃ、その話は聴いてないんだ?
K:聴いてない
智:そうそう、ナンか、そんなの言ってました。多分ね、なかなか、その、彼も古いモノが好きだからね、多分、そういう、ナンか、あの、自分が断った事によって、誰かに買われるのがヤダっていうタイプ(笑)だからね、そう、多分そうですね
K:あぁ。だって、珍しいマフラー、あの人、付けてるじゃないですか
智:あぁ
K:アレも、他の人が付けるとイヤだからって
智:確かに
K:日本で売り出したら全部買ってました、あの人
智:(笑)天邪鬼にもほどがありますよ
K:ね。だから何本か持ってるって。ナンで何本も持ってるの?って、いや、他の人が買っちゃったらイヤだからって。その理由で!?っみたいな(笑)
智:そうっすね。でもね、僕はね、ナンか、じゃ、東京で自分の好きなバイク乗り、何人か挙げてくれって言われたら、まぁ、Kは入ってきますね~。ナンか、しょーもないヤツだけど
K:しょーもない(笑)
智:(笑)しょーもないヤツだけど、ナンかやっぱ、バイク乗らしたら、なかなかカッコいいなっていう
K:面白い。いいキャラですね(笑)
智:(笑)まぁ、でもホント、アレ、知らない人が見たら、ただの怪しい人っすけどね~


今回もまた長瀬智也さんにですね、登場頂いたんですが、やっぱり面白かったですね。いろんな趣味の話が、っていうか、やっぱり趣味で生きているから、そのまんま、その感じが全部現れてくる感じがしましたね。面白かったですね。来週も長瀬智也さんには、ご登場頂きますので、お楽しみにして下さい。
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