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君と出会えなかったら この場所も見れないから 忘れないように… 長瀬智也がすべて… …Re-Start June 8, 2010
【Part Iからの続き】

智「最近僕、アルバムの整理してた時にね、昔、だからホント、KOさんと出会ってからすぐぐらいの時の写真だったんすけど、あの、ebayっていうアメリカのオークションサイトあるんですよ」
KO「あぁ」
智「アレにね、ヴィンテージの真空管が1万本ロット」
【CHALLENGERのブログを智也が書いてた時に載せてたヤツね】
KO「(笑)」
智「1万ロットを、100万円、だから1万ドルで販売してたんです」
KO「うん」
智「オレ、そん時、ナニを思ったか、本気で、その1万本のヴィンテージの真空管を買おうと思っちゃって」
KO「(笑)」
智「鬼のような、そのね、量なんですよ」
KO「うんうん」
智「多分、ウチの部屋1個丸々埋まるぐらいの木箱に、1万個のヴィンテージの。でも当時、それ1本7万、8万ぐらいしてた」
KO「うんうん」
智「真空管だったから、RCAとかMullardとか、いっぱいあったっすけどね、その辺の。ま、今となっては、そんなもん買わなくてよかったなって思うけど、やっぱ頭おかしかったなって思う。そんなものを真剣に買おうと思ってたんだから」
KO「けどね、Zettaiに、ナンかこれで、それで試したこと試してたら、また試して新しいとこに行ってるだろうしね」
智「ね、そう、だから、結局シミュレーターに行けなかったっつうのは、インジェクションに行けなかった、ダサいキャブ車乗りの男ってことですよ、僕は」
KO「(笑)けど」
智「そう」
KO「なんだけど。ただ、そんな無駄がいいから」
智「そう、だからね、そうなんす、ナンかもう、僕はもう、それでいいやって、なっちゃったっていうね」
KO「パッパッて、あの、パってガレージでエンジンかけたらすぐに出れるのと、そこまで行くのに色々考えたりして(笑)」
智「そうっすね。そう。だから、バイクも結局そうですよね。ま、もちろん、サクッとかかるので行くのもいいんだけど、でも、旧車でサクッとかけられたら、もうそれで別にいいワケじゃないですか。だから もう僕も、ギターもそうなんですけど、バイクもそう。結局そうなったんですけど、最終的にナンでもいいやってなっちゃって」
KO「うん。わかる」
智「そう、もうギターもナンでもいい。アンプ、ナンでもいい。要は」
KO「自分で合わせばいい」
智「そう。やったOutputがカッケーかどうかが、一番問題だから」
KO「そうだね」
智「もう、もういいやってなっちゃいましたね、もうバイクも」
KO「あ、けど、じゃあ逆にもう、長瀬くん、もう何回もコンサートとかやってきてるじゃないですか、LIVE。それで突然、いつも同じセットアップなのに、ナンか、スゴい、音が違って、最高だったってことが結構あるの?」
智「あ、ま、ま、もちろんそれもあるんですけど、つい最近も、11月の中に横浜のLIVEが、ラスト、ツアーのラストだったんですよね。で、僕らのLIVEって、そのファーストステージとセカンドステージって、1部と2部で分かれてるんですよ。で、間10分、15分の休憩があって、 で、ファーストステージの最後の方だったかな、に、あの、鍵盤の、浦くんっていう、鍵盤のね、あの、オルガンの後ろに、レズリーって言って、いわゆるその、冷蔵庫みたいな箱の中で、扇風機みたいなのが回ってるんでうしょ、グルグルグルグル。で、そこに向かってゴッパーのマイクが向いてる。だから、ちょっと微量の、その、ナンつーんだろ、あの、オルガンの音を出して、その扇風機みたいに当てると、扇風機の前で、あーって言うと宇宙人みたいな感じになるでしょ」
KO「(笑)あぁ」
智「アレがオルガンで、あぁいう現象が起きるような機材がある、レズリーっていう。そのレズリーがいきなりぶっ壊れて、歌ってる途中にバチバチバチバチみたいな感じで、音もバン!って止めて、辞め!辞め!っつって。だから、ナンか、ま、それはそれで面白いハプニングで、みんな盛り上がってましたけど、 そう、だから、それもバンドのいいところでもあるのかなっていう」
KO「うん」
智「うん、で、まあまあ、ね、トラブルだから、別に、僕らね、フロントにいる人間がベラベラまた喋ったりして、こんなこともあるよね、ナンつって。ま、それもLIVEじゃないですか。そう、だから、ナンか、ま、そういう事も結局、LIVEとして捉えたら」
KO「面白い」
智「面白い事っすよ。ナマだからこそ、あり得ることだから。そう、だし、僕らみたいな、ナンかジャムバンドって、譜面がなくなる瞬間があるんですよね。だから、ね、イントロから始まって、ね、サビまでいって、そっからナンか、誰かのソロに入って、しばらくそっから譜面がなくなるんすよね。だけど、どっかのタイミングでまた譜面どっかに戻って、また歌に入るとかだから、 だから、ナンかその、常に自分たちは70パーセントとか80パーセントとか、たまに90パーセントになったけど、また60パーに落ちてっていう、ジャムをずっと続けていく中に、たまに120パーのシーケンスが生まれるんですよ」
KO「あぁ」
智「今の、ココ、カッコいいねー!って、みんなが思いながらやってるっていう。そこが、ナンかやっぱりこう、ジャムの楽しいところっていうか」
KO「ナンか、有機的に決められたもんじゃなくて、突然急に現れてくるみたいな」
智「そう。誰かの音がフレーズに聴こえて、それに対して、オレ、じゃあココのテンションで当てるとか、そういうのをドンドン上積みしていく感じっすよね、うん。で、ドラムが入ってきたから、あ、ちょっとそれ面白いと思ったから、それについていくみたいな。なんかこの揺れていく感じが、で、いきなりどっかでバンって歌に戻った時に、やっぱり、その、僕らは、その、ね、ジャムバンドで一番そこが、こう、ぶち上がるポイント」
KO「あぁ」
智「ナンかこう、プレイヤーたちには、もうちゃんと小説の頭が刻めてんだけど、変拍子とか始まると、急に客がアレ?コレ、どっち?裏?表?みたいになって、あぁ表だった、みたいな感じの瞬間に戻る時って、気持ちいいじゃないっすか」
KO「あぁ」
智「ナンか、そういうのも、スゴく僕らの中ではあるんだけど、あんまりそういうこと言葉にしないっすよね。そう、だから、そういうのがね、すごい面白いなって。だからね、リハーサルは、1番のサビで終わらすんっすよね」
KO「いや、先に色々全部やっちゃうと」
智「そう、もったいない」
KO「ね、ね、ね」
智「このラジオでも先に喋っちゃうと、もったいないってよく言うじゃないですか。それと同じで、もう本番にとっとこっつって、サウンドチェックだけはもう、ホントに触りしかやんないですよね」
KO「で、逆に本番で」
智「本番で思いっきり」
KO「そうね(笑)」
智「そうそうそう(笑)そういう、ナンか、面白い。だからそこがやっぱり、KOさんも、お客さんを見ながら、そのステージを進めていくってのは、僕らもやっぱりどこか、ジャムのセッションはね、お客さんとの感じでドンドン上がっていって」
KO「もっと引っ張っていけるぜとか」
智「そうそうそう。でも、あんまり長すぎると、ナンか誰かに怒られそうじゃないっすか。30分もしたら、まだ1曲終わんねえのかよ⁉っつって(笑)」
KO「(笑)なっちゃうから」


TOMMY GUERRERO『REMAIN FLUID』


智「そう、だから、ナンかもう、言い出したらキリがないから、もうあんまり言いたくなくなったっていう。だから、今となっては、ギターもバイクも、もうナンでもいいっす」
KO「あぁ、なんでもいい」
智「(笑)そうそう、なんでもいいっすって、ホントにナンか、そう思えてきちゃう。カッコいいのって、そこじゃない気がするんすよね」
KO「結局は、そのあと自分がやりたい、ってか、音が出れば、別に物が」
智「そう」
KO「高級なモノでなくてもいいし」
智「そうなんですよ」
KO「高級じゃないと、もう出ないものもあるわけだし。そういうのはもう全部、あの、ナンていうの、自分のこだわりだけがポイントみたいな」
智「そう、そういうことをやってる人は、そういうことをやって見てる人たちは、Zettaiそういう人たちのことを、カッコいいと思ってたはずだから。そう、だから、ナンか、あんまり考えなくてもいいのかなって。ナンか、音のこととかも、さっき言ったように、みんな捉え方が違うから、あんまり、僕はね、そういうミュージシャンと会っても、あんま楽器の話をしたくないですよね、ナンか。もう、その向き合ってきたその人たちの人生の生い立ちを聴いてるような気がして。いやいや、知らないっす、って思っちゃうから」
KO「(笑)」
智「あぁ、そうなんですね、みたいな。ま、色々あるんでしょうけど、みたいな感じになっちゃったりもするんで、ナンか、あんまり、逆にバカなふりして、あんま僕こだわってないんすよ、みたいなので、ちょっとこう、逃げてしまうっていうか」
KO「あぁ。けどけどこだわってるみたいな」
智「うん」
KO「特に、あの、なんだっけ、TOKIOじゃなくなった時、ぐらいの時って、ずっとインスタでギター、 ギターを演奏するとこ、結構インスタで流してたじゃない」
智「あー、まぁやっぱり、アレもやっぱ、その面白さを伝える、たかったことの、ナンか、うちの1つだった気がしますよね」
KO「だから、お!て、ホントに、あ、ホントに好きなんだなって解って」
智「もう毎日、あの時は、ね、あの、芸能の世界にいた時は、ほぼ家にいる時はもう、ほぼ毎日パソコンの前で、もうロジック立ち上げて、ね、アウトボード立ち上げて、常にギター、いい音で出せるようなセットアップがもう組まれてたから。だから、ね、仕事をして、ナンか飽きたら、うん、なんか自分でね、スマホをインカメにして(笑)、ナンかふざけたフレーズ撮ったりとかっていうことを、やっぱやってたっていうことだと思うんですよね」
KO「ああ、そう。ちゃんと、けど、そういうところで、うん、ちゃんとやってる、やってるっていうか、好きなのが解って、いいと思いました」
智「ね。まあまあ、KOさんたちはね、身近な人たちがそれを見てくれて、そういう風に思ってくれるの嬉しかったけど、ね、肝心なファンの人たちがそれを見れなかったワケだからね。非常にそこに関してはね、可哀想だなって思いもあるけど、ま、でもオレからしたらアイドルってそういうとこ見ちゃいけないんだからって思う部分もある。ナンか、もちろんね、自分たちが本質をやってんだったら、そこを見せたい気持ちもあるでしょう。でも、それを出したがる気持ちの方が、オレからしたらダセぇなって思っちゃうから、別に出さなくていいよって。ただ、表に出た時にカッコよかったらそれでいいんじゃない。どんだけウチのスタジオでオレたちが苦労しましたとか言っても、そんなことやんなくてもいいよねってオレの中では思ってたから。でも、あの、でも、やっぱりね、ファンに向けて作ってたモノだったから。うん。 で、その愛が届けば何だって別にいいんだけど、でも、やっぱり、そういうところもちゃんと見せてあげたかったなっていう気持ちは正直ありましたけどね。うん」
KO「ナンかね、ちゃんと、ナンだっけ、音楽に真剣に向き合ってるところ、見えるのはいいですね」
智「ね。やっぱそれは、音楽好きな人たちは、みんなそれ告げるから、僕はね、ホントに救われてるなって思うし。うん。だから、ね、僕の周りにはそういう人しかいない。田口くんもね、あのバンドのギターのね、光太郎もそうだけど、もうホントに、結果、ね、芸能も辞めてね、全てを捨てて出てきたオレの周りに残ってたのは、仲間と好きな事だけだったみたいな単純な話で、ナンかでも、それが最高の自分の幸せだから」
KO「あの、無理で、無理にいろんなことをやってたり、とかもあったかもしれないけど、僕よくその辺はね、アレだけど、 あの、それよりも、ナンか好きなことやってる人たちが、だんだん集まってきて、自然にナンとなく、みんなでバランス取れていくみたいのが一番いいですね」
智「そう、だから僕はスゴく、やっぱ、その芸能の、前の世界では、スゴい大切な勉強をさせてもらった。一流の場所で。だからやっぱ、それが一番の感謝だ、ですよね。恵まれてたなって。お芝居にしても、一番いい場所で経験させてもらえたっていうのが、ナンか自分の強みだったりとかね、ナンか、自分のラッキーだったりとかあったなって思うから。そう、だから、ま、ね、その時ほら、僕もインスタ、それ多分、身内非公開でやってたのかな、多分」
KO「あ、アレ、アレ、身内非公開だった?」
智「あ、か、もうダマで、多分」
KO「そうそう。ダマで」
智「ほとんどの人がオレって、気付いてない」
KO「気付いてない感じ」
智「そう。そうだそうだ。うん、そう。で、気付くと辞めるっていう(笑)ヘンなヤツだね~オレももう。ホントに変なヤツ」
KO「あ、そっか。あれはそっか」
智「でもやっぱり、ドコか、ファンにとっての夢であっても欲しいかったっすよね。好きだったら、コレ、見つけてくれよって」
KO「うんうん」
智「ホントにオレたちのことが好きなんだったら、コレを見つけられるハズだよって、思ってたけど。まあまあ、でも、やっぱり非常に、ナンか権利だとか難しいような時代でもあったし、ナンか、僕は僕でね、そういう、今となっては時間が経ったから言えることだから」
KO「あ、そっか。だけど、ナンか知んないけど、あ、辞めたなって、このアカウント辞めたなって(笑)思ってたら、 そしたら違うのが始まってて」
智「あぁ、そう」
KO「違うの始まってると、なんか知んないけど、引っかかるんだよ。ナンでだろ?」
智「だから、やっぱり、僕とKOさんの、例えば、その端末が、例えば連絡先で繋がってたりとか」
KO「あぁ、そういうのかな?」
智「なんじゃないですか?」
KO「AIが、か、ナンか知らない、コッチ、コレ、違うのか?やっぱそうだ」
智「うん、やっぱあるんだと思いますね。そういうの。だから、スゴいっすよね、うん」
KO「面白いなと思って。やっぱ、それが事前にすぐまたアカウント(笑)見つかる、みたいな」
智「そう。だから、なんかやっぱりね、KOさんがそういう風にギターのことをラジオで伝えてみてくださいよって言ってくれた思いもそうなんだけど、やっぱ自分もそれをずっと心がけてきたんだなっていうことを、ナンとなく、その言葉の後に思い出したからね。あぁナンか、それも、ナンか、実現できないまま、あの、今回の、このCHALLENGERのギタープロジェクトまで、ナンかこう、やってきちゃったなぁって、ナンて思ってて。そう、ま、でも結局、一生伝えられないんだろうなと思いながら、今、どこか生きてるけど。でも、 僕らのCHOPPERもそうじゃないですか。上手いこと、誰かに面白さを伝えられないまま、今まできちゃってて、結局死ぬまで伝えられないっすよね、多分ね」
KO「説明、説明してて、けど、説明してると、解ってもらううちに、自分が飽きてきて、違う方にまた変わっていくから」
智「そう(笑)それそれそれ!」
KO「(笑)」
智「そうなんっす。説明するためにオレ、バイクで走ってんだけど、だんだん走ってるのが楽しくなっちゃって、知らせることなんてどうでもいいやとかなっちゃって」
KO「(笑)」
智「でも、ナンかオレ、それが一番カッコいい気がすんだよなぁ、ナンか無敵」
KO「うん。で、且つ、ドンドン、ドンドンと自分は進化していけるから」
智「そうね~。そう、だからナンか、ナンだろうな、あんまり大っきいこと言えないけど、やっぱ、せめてオレは若い子たちに、そういうことは教えてあげたかったなって思うんです。別にオレ、知ったかぶりたいとか、彼らのマウントを取りたいんじゃなくて、彼らの人生が最高になるから、伝えたかったなって思う」
KO「うん」
智「部分はね、ヒジョーにありますね。ただ、ギターが面白いよだけじゃ、やっぱなかなか伝わらない。バイク最高だよだけじゃ、なかなか伝わらないっていうのは」
KO「けど、ホントに、ナンか、自分の好きなことを突き詰めてるっていうか、ずっと続けてると、ナニかいいことあるもんね。こういう、よく解らないモノに入れ込んでるからこそ、繋がっていくとか。そういうのあるから。うん、そういう。そういう面でも、趣味はね、あの、続けた方がいいし」
智「ね、ホント、そうっすよね。あ、ナンかでも、ホントにそうかも。ナンか、こういう風な形で、僕がラジオに出ることも、よくよく考えたらあり得ない事だなって。だけど、きっと、KOさんだったからだし、こういうストーリーがあったから、こういうことが実現出来たっていうね。そう、ま、あの、僕もね、あの、この番組をそろそろ卒業させて頂こうかなと思って」
KO「(笑)」
智「短い間でしたが、お世話になりました」
KO「いえいえ」
智「っていう」
KO「いろいろ」
智「(笑)」
KO「ホントにね」
智「そう。ま、ちょっとね、ひょんなきっかけから、KOさんからお声がけをいただいてね、ま、KOさんとそんな時間も面白そうだな、ナンていうことで、このJ-Waveさんね、この、深夜の、 やらせてもらったんだけど、ま、ちょっと、あの、僕も、バンドの方のね、ま、あの、YouTubeがあったりだとか、ね、事もあったりとかで、ちょっと、あの」
KO「忙しくもなりつつのね」
智「うん。ま、でも、いつでも呼んでください、KOさん。もう、すぐに駆け付けるんで」
KO「ね(笑)」
智「ま、だから、ナンか」
KO「逆にナンか、長瀬くんが、ナンかまた、LIVEやる、じゃないけど」
智「あぁ、ね」
KO「ナンかそういう時とか、ナンか面白いことあったら」
智「是非」
KO「ね、ね、是非」
智「ココで喋ってもいいし、ま、ま、ナンか、また思う事があれば、っていう風には思ってるんでね」
KO「うんうん」
智「そうそう、ま、だから、ナンか、僕としても、スゴい貴重な(笑)なかなかこんなこと出来ないです」
KO「普段会ってても、ここまで、いろ、深い話をすることないので」
智「そうそうそう、まぁね、しれっとやって、リスナー困ってるのにも関わらず、 あんなもう、ナンか、ナニ(笑)ホヤの話と」
KO「原宿のKとか(笑)」
智「ね、ね、ね、まぁね、滝沢さんもしかりですけど、ま、でも、ナンか面白い、ね、ゲストが来るとかあれば、また是非、僕もね、喋りたいなと思うんでね。そう、だから、ナンかそういうのも含めてね、そう、スゴくいい話が出来たなって。なかなか僕も、そういうエレクトリックな世界の人と話したりとかすること、ま、でもね、KOさんはホントにバイクの世界で、スゴく僕らの身近にいてくれたもんでね、ナンか、こういう番組で、マイクが目の前にあることをいいことに、普段じゃ聞けないことをね、ここで聞かさせてもらったりとかね。ま、でも、もう20年以上?」
KO「ね(笑)」
智「いろいろ、あったじゃないですか。そりゃね、そりゃいろいろありますよね。生まれた子が成人になるんだもん」
KO「ね(笑)」
智「そう。でも、なんかいろいろあったって言えることが、まず幸せ」
KO「ね」
智「うん」


Kode Talkers『Wonder』


智「昨日Kに会ったんですよ」
KO「うん」
智「もう、ヤツはヤツで、ほら、もう最近若いね、バイク乗りとか古着好きがいるから、その教育が大変で、もうね(笑)」
KO「(笑)」
智「もう、ナンかね、お母さんみたいになっちゃって、ナンか」
KO「もう、そうだもんね。だって、会った時、まだ20代?30ギリになったぐらい?」
智「いやいや、20代半ばっすよ、そう。だから、で、今、KENZOが面倒見てんのが、20半ばぐらいの子たちでしょ」
KO「うんうん」
智「20年前のオレらぐらいの歳なんですよ」
KO「けど、ま、逆に自分たちでも、まだ20いくつの人たちと遊んでても平気だし」
智「ね。そうっすね。だから、それはね、僕、ね、KOさん見て気付かされました。やっぱ、KOさんは、自分のルールを自分で作ってるから、やっぱよくKENZO(笑)KENZOって言っちゃってるけど、Kとも、やっぱ話しね、なってましたよね。オレも、ほら、KOさん、ま、KEN、Kはよくね、KOさんとも、コンタクトを取る人間だから、ま、KENZOとかに会った時に、KOさん、元気にしてるの?うん、相変わらずや、みたいな」
KO「うん(笑)」
智「そう、だから、それで、ナンかこう、どこか安心出来てる部分もあるんです。ま、Kも、ナンだカンだ、人柄いいじゃないですか」
KO「で、ナンか、ナンか、同じ、同じモノ好きだったりとか、で、違う好きなモノを、別に、だから、違うことやってても、けど、それはそれで、お互い許し合うっていうか」
智「そうっすね」
KO「ね、だけど、みんないい接点がある時は仲良く出来て、で、そういう方が長く続きますね」
智「ね、だから、その、彼のいいとこでもあり、悪いとこでもあるのかもしれないけど、その若い子たちを教育するっていう」
KO「(笑)」
智「だから、愛がありすぎ」
KO「そうだよな。面倒見が良すぎる」
智「面倒見がいい。だから、そこがいいところなんですよね。そう、でも、今の若い子たちには、それいう風に見えづらいですからね、そうそうそう」
KO「なかなか難しいとこだね。ナンか、それはやっちゃいけないよっていうのを教えてあげたくても、そうすると失敗するよ、みたいなとこもあるから」
智「ね」
KO「うん。自分が失敗してきたものは、教えてあげたり」
智「そうなんですよ。でも、今の若い子たちっていうのは、もう、その、聞く耳が、もうデフォルトの状態でない気がするんですよね~。だから、ま、僕なんかは、もう、ナンだろ、言わなくなっちゃってしまうから、KENZOは、まだギリ言うんですよね。でも言わないオレからしたら、KENZO、お前偉いな、それは愛だよと思う。ホントのこと言ってやるのって愛じゃないですか。オレはもうそれがどっかメンドくさくなっちゃって、あ、もう別に、いや、解んないんだったらいいやってなっちゃう。こう、自分をちょっとオレ、ヒドい人だなって思っちゃうこともある」
KO「(笑)けど、ナンとなく、やっぱりナンか言うと、向こうがね、怒っちゃったりしたら、問題だし」
智「うん」
KO「そうすると、あんまり別に言わなくていいやって思うこと多いけど」
智「うん」
KO「ナンかやっぱり、僕は言わないけど、けど、ナンか、これはちょっと言っといた方が相手のためだろうと思ったら、言ってもいいかなって。けど、説教っぽくならないようにとか、老害になるの嫌だから」
智「そうなんすよ。そう。ほんとにヤダ」
KO「うん」
智「そう、ナンかね、老害扱いされちゃいそうだもんね。だから、ナンか、あんま、だから言わなくなっちゃったんだろうな。だからもう、 もうパワハラ作ったヤツがオレ、ダメだと思う」
KO「(笑)そうね」
智「いや、オレたち世代が一番、パワハラ使いたかったっすよ!だって、それでね、不条理な先輩たちの、ワケの解らんね、不条理な問題をかいくぐれるんだったら、いやもう先輩、それパワハラっすよって、オレらが使いたかった。でも、よく解らんヤツらから、ナンかもう、我慢の限界が来て、パワハラだなんて言って、それが成立しちゃうワケでしょう?だからダメになってったみたいなところはねぇ、やっぱね、否めないと思いますよね~」
KO「だから、そう、相手のことを思って言ってあげてても、パワハラって言われてしまったら終わりだから」
智「そう」
KO「それは残念ですね」
智「だから、思い知ればいいんですよ」【怖っ!( *´艸`)】
KO「(笑)思い知れ」
智「(笑)思い知ればいいんですよ」
KO「自分で苦労して勉強しろ!(笑)」
智「そう。そうそう。でもホント、自分に返ってくるから!」
KO「ね、ね」
智「だから、大人になった時に、不条理なことで、ぶん殴ってきた先輩のことが、に、感謝出来たのって、ホント、だいぶ大人になってからですよね。まぁね、痛い思いしないでいけるんだったら、それがいいとでも思ってんのかな~」
KO「まぁ、ね。けど、けど、すぐめげて、例えば、DJになりたいって子に、それやっちゃダメだよって言うだけで、もうナンか、病みすぎて、もう辞めちゃうとか、やっぱそういうのとか、残念だから」
智「そうっすよね、確かに」
KO「けど、それ、それやることによって、結局自分が損をするよっていうのは」
智「そう、ね、だから、今のその、若い女の子の、女子DJたちはね、その、DJ女子?女子DJ?どっちでもいいけど(笑)」
KO「(笑)」
智「 やっぱ、きっと際どいのもいるんでしょう?ナンかその」
KO「だいぶ際どいのがいますよ」
智「その、本質じゃなくて、その谷間を、いかに見せるか」
KO「そうそうそうそうそう」
智「かの、DJ、ディスクジョッキーの方もいるワケでしょ?」
KO「もう、あの、DJなのに音楽を詳しくないっていう人もいるから」
智「なるほどね」
KO「その、DJっていう生き方だから」
智「なるほどね」
KO「うん。あの、料理、料理人ですって言ってるけど、料理が出来ないできないみたいな感じに近い」
智「でも、その人も、もうそれで振り切ってる」
KO「そうそう。だから、それはそういうタレントのうちの1つかな、みたいな感じがしますね」
智「でも、知らないんだったら知らないで、逆に卓越したナニかがなきゃダメだけどなって思うんすよね(笑)。その卓越した何かを教えてくれって思う」
KO「それが巨乳で」
智「あぁ、なるほどね!巨乳だったらいいわ、最高って(笑)」
KO「あの、可愛く踊れるだけで」
智「なるほど」
KO「いいし、それ、むさい男が踊ってるよりは可愛い子が踊ってる方がいいみたいな感じになってるから」
智「でも、それ、巨乳のDJの子に巨乳いいねって言ったらスゴい失礼な話でしょ。それね」
KO「(笑)」
智「そんな失礼なこと言えないもんね」
KO「選曲いいねっていうのも微妙だし、みたいな(笑)」
智「ホントっすね。ま、でも、そうね、可愛いねってなっちゃうのかな」
KO「難しいですね。けど、やっぱそういう子は今1番人気ですよ」
智「そうなんだ~」
KO「もう、僕たちみたいな、オジサン、世界中で」
智「じゃ、でも、そのDJのファンたちは、ま、ま、ナンだろ、その子はね、そのぐらいの領域の人かも知れないけど、その、DJを好んでくるファンたちは、もっとニッチな人たちでしょ?」
KO「もっと、もっと若い。その、その子たちが、もっと若いから。だから、もう、僕たちになると、あのね、おじいちゃんとか、おじいちゃん、おじいちゃんになってっちゃうから」
智「(笑)なるほどね」
KO「で、なんか言うと、全て老害になってしまうので、 自分では何も言えないし」
智「そっか」
KO「うん。で、けど、ナンだっけ、人気の可愛い子ちゃんDJが、例えば25ぐらいで、ナンとか30ぐらいでね、活躍してる子はいるんですけど」
智「ちょっともう、もう、あの、今日卒業するって言ったけど、もう1回だけ繰り越して、最後にDJ女子呼んで」
KO「あ、やべえ、それ(笑)」
智「いろいろ質問攻めしていいかな。オレ、ナンか最後にそれやりたくなってきた」
KO「面白いね(笑)」
智「君、どういうつもりでDJやってんの⁉(笑)って、そっから、ちょっと聞いてみたい」
KO「あぁ、そういう子たちを」
智「そう。オッパイと音楽、どっちを大事にしてるんだい?」
KO「(笑)」
智「っていう。そう(笑)」
KO「じゃ、そういう機会を」
智「そういう機会を作るべきだったよ」
KO「(笑)」
智「で、じゃあその回の時、オレ呼んでくださいよ、あの、ね」
KO「その、港区女子DJみたいのとか(笑)」
智「港区女子DJの解剖会みたいなのがあったら、もう是非、オレ、呼んでもらって」
KO「そう。で、オシャレな」
智「もう、メインMCやるから、オレ。『さあ、今日も張り切ってまいりましょう』って(笑)」
KO「(笑)チョー面白い」
智「『今日お越しいただいた美人DJは!』っつって(笑)」
KO「(笑)」
智「いやいや、でも、ホントに、ナンか、こんな楽器の話や音楽の話も含めてね、ナンか、楽しかったです。ま、ちょっとDJ会はドコかでやりましょ?ね」
KO「ね」
智「そう、ナンで、一旦今年、年内をもってね。私はちょっと、卒業さして頂くという事で」
KO「いろいろありがとうございました」
智「ありがとうございました、ホントに」
KO「けど、また、ドコかで、ね」
智「そうそう。ま、その、DJ会も含め」
KO「含めて」
智「ま、ま」
KO「飯でも食いに行ったりとか」
智「いや、やりましょうよ、また。そうそう、ま、バイクのね、行った旅先で、マイク持って2人で」
KO「(笑)」
智「EDIROLの、ナンかテープレコーダー、2人で、KOさん、星空綺麗っすね、みたいな(笑)」
KO「(笑)」
智「の、とかね」
KO「ね」
智「まあまあまあ、そんなことも、期待しつつ」
KO「うん。って感じで、はい」
智「はい。長々と、ありがとうございました」
KO「ホント、ありがとうございました~」
智「ありがとうございます、お疲れ様です」


KODE TALKERS『例のモノ』


KO「81.3J-Wave 木村KOナビゲートでお届けしましたが、いかがだったでしょうか。
今年は半分ぐらい長瀬くんに来ていただいてですね、なかなか面白い感じがあって、長瀬くん、またこれからもなんかいろんな活動これからやられていくってことですね。ちょっとお休みになったり、また突然出たりとか、そういう感じになると思いますが、 また来年もよろしくお願いします。そして今日が2024年最後の放送となります。一年お聞きいただきありがとうございました」
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KO「ダンスミュージックやクラブカルチャーを中心に、日本最高峰のナイトクラブWOMBさんとも連動して、最新のイベント情報やDJ Mixなどをお届けしたり、カルチャーや趣味の話をお届けしたいと、そんな感じで色々続けていますのでってことですね、今夜も長瀬くんとお届けしていきたいと思います。 【略】MODEWARPで『GO』でした」
智「お疲れ様です」
KO「お疲れ様です、ホントに」
智「(笑)お疲れ様ですって、ナニかと思う」
KO「(笑)」
智「いやいや、ま、あの~、あの、ナンすかね、前回、僕とKOさんがお会いしたのがですね」
KO「はい」
智「いきなり話入りましたけど、ま、あの~、11月の末ぐらいにね、CHALLENGERで、まぁ、ちょっとギタープロジェクトをやりまして、ま、僕らが、ま、そのいわゆるJapan Madeのメーカーさんたちと10数本のエレキギターとアコースティックギターを作って、で、まぁ、なぜ僕らがそういうことやったかっていうと、ま、僕もKOさんもね、バイクに乗って、バイクという相棒をカスタムしたり、可愛がって生きてきたじゃないですか。僕の中ではギターも同じだったんですね。そう、で、それでね、僕自身がギターに触れてからもう20数年経ちますけど、やっぱりバイクでもCHOPPERが最高、自由で最高だよっていうことを伝えたかったと同時に、ギターにも同じことがあるのはね、どこか伝えたかったなっていう」
KO「あぁ」
智「だから、結局、ああいうギタープロジェクトをやって、ま、あの、あんまりね、ナンかこう、ニッチな話をするワケでもなく、僕らがギターで遊んでるのを見た人たちにとって、ナンか面白そうだなっていう風に映ってくれたらいいなと思って」
KO「うん」
智「そう、それで、まぁ、そこにKOさんが、ね、来てくださって。で、ま、やっぱりKOさんも、一方ではね、そういうエレクトリックな機材に対してね、ずっと向き合ってきた、ね、もう10数年間があるワケじゃないですか。だから、やっぱり、きっと、お互い、僕にも、KOさんにもね、そういう思いがあって、ま、今もなお、自分がね、操る楽器と向き合ってると思うんですけど。で、KOさん、すごくね、ギターに対して、こう、興味を示してくれたなって、嬉しい気持ちがあって、やっぱりそれは、同じInstrument、ナンかこう、追求したりとか、分析したりとかするっていう精神が、どこかやっぱり、あ、ギターって、っていう風に、なんか捉えてるような感じもしたんですね」
KO「あぁ」
智「そう、そんで、まぁ、ね、こういう、KOさんとのラジオっていう時間、ね、時間を設けさせていただいて、で、僕自身もやっぱり今までの人生の中で、ラジオとかやらさせてもらった中で、 確かにそういうことってやってきたんだけど、上手いこと伝わらなかったなって」
KO「あぁ」
智「実際、スタジオにギター持ってきて、ね、そのLineとかで音を出してみるんだけど、でも、僕ら自身がもう既に、Lineに対して否定派なんですよね」
KO「あぁ」
智「やっぱり、真空管を通して、やっぱその、で、その、発した音の、部屋鳴りとかでのマイキングで、どういう音の、その、ナンつーんだろ、素材が取れるのかみたいなところに、やっぱりこう、ナンだろ、面白みを持っちゃってるもんでね。だからその、やっぱり結局、ギターのこととか音のことなんだけど、ラジオって音だけで伝えることじゃないですか。本来だったらそれで伝わるのかなと思うんだけど、結局やっぱ伝わらないから、ま、音楽をやったり、バンドやったりするんだなっていう答えになって行ったんですよね」
KO「はい」
智「その、じゃあLineと真空管のアンプの違いってナンだ?って、そもそもね。僕が子供の頃にシミュレーターってなかったんですね」
KO「あぁ、それ、それ風になる、うん」
智「そう、今はそれ風になるものがあったんだけど、まだ、マルチトラックとかでレコーディングを僕ギリギリ経験させてもらってて。例えばPunch Inナンて出来ないっすよ」
KO「(笑)Punch Inが出来ない」
智「Punch In出来ない。1回間違えたら、もう1回頭からっていうスパルタみたいな時代を子供の頃に僕は経験しちゃってたのが、やっぱ身についちゃったんですよね。僕にとっては、それ、すごく財産で、今の若いミュージシャン、アーティストにはそれがZettai経験できないから、可哀想だなとすら思ってしまうんですよ。(笑)ま、彼らからしてみたら、いや、そんなメンドくさい思いしなくてヨカッタですっていう風に思ってるかもしんないんですけど。だけど、僕なんかからすると、やっぱりそのシミュレーターっていうのは、スゴく便利で最高なんだけど、 その、ナンだろうな、最も大事な要素がもう既に無くなっちゃってる」
KO「緊張感っていうかね」
智「そう。とか、結局そのアンプとかも、やっぱギリギリの負荷のところ、もうアンプがぶっ壊れる寸前が1番いい音するわけですよね。だから、僕らが子供の頃に聴いてた、ナンてことのない、誰かのギターの音が、やっぱ初めて自分でレコーディングをした時に、あ、1個のギターの音色作るのに、こんな大変だったの⁉って思い知らされたんですよ」
KO「あぁ」
智「それまではね、マイクなんて、適当に1、2本立てて、で、ナンとなく爆音でやって、で、マイク向けて、で撮ったら、それなりのいい音なんじゃないのって思ってたら」
KO「繊細なね(笑)」
智「やっぱり、もう、マイクなんて最低5本ですよ」
KO「うん。もうスゴい」
智「アンプの後ろからも撮るし。アンプってLow成分は後ろに抜けるんないんですよね。だけど、後ろに行ってほしくない時はアンプの後ろを塞ぐんですよ。そうすると、Lowが前に出てくるから。だけど、レコーディングの時はわざと後ろに逃がして、Lowは後ろのマイクから拾うっていう。で、結局その5、6本のマイクのMixで1本のギターの音を作る」
KO「みたいな」
智「ワケだから、もう細かいの連続ですよね。それ、ドラムのね、スネアとかタムとか、一発ずつ音作って、ベース、鍵盤、ギター、マイク。で、それを、ね、エンジニアにお掃除してもらってね、周波数帯でどこどこの音、削ってとかって、その音の波高を整理していくワケじゃないですか。だから、やっぱそういう風になっていくと、やっぱり、ま、もちろんマニアックにはなっていってしまうんだけど、これ調理に、調理人で言ったら調味料知ってなきゃダメですよね。塩、コショウとか」
KO「(笑)そうそう。カレー作るのによくわかんない」
智「スパイス」
KO「カルダモンだ、ナンだカンだ(笑)」
智「そうそうそう。だから、ホントに僕はそういう風に思いながら向き合ってきたもんでね。そう、やっぱ芸能界にいる頃はものすごいマニアックだねって言われてたけど、僕はやっぱ、その頃、いや、俺がマニアックじゃ、世の中いかんと思ったんすよ。オレよりもマニアックなやつなんて腐るほどいるし。そう、だから、やっぱり、ね、そういうところで僕は、自分を甘く見ることはなかったから、ナンかやっぱり、自分から厳しい道に入っていきましたね」
KO「あぁ」
智「やっぱり、シミュレーターでやっちゃえば、それ楽なんですよ。だって今の、聴くユーザーたちは、それ、シミュレーターか本物かなんて気付かないから。ホントだったら、オレも楽をしたい」
KO「あぁ」
智「だけど、芸能の(笑)世界で、僕はずっと楽を、ね、みんなで練習する時間がないから、シミュレーターで補うしかないこともあるんですよ。スタジオでレコーディング出来なかったら、ドラムの音源をわざわざシミュレーターで、ね、四方、6メートル四方の部屋の中に、どっかの角に、ね、その、ナンだろう、ゴッパーのマイク付けてとか」
KO「(笑)58のマイク」
智「そういうことやって、やるワケですよね。だけど、シミュレーターだと思い通りに綺麗になってくれるんですよ。だけど、本物撮る時っつうのは、僕でもわからないんですよ、その音の作り方っていうのは。それ、エンジニアがね、スピーカーの前で、オレにギター弾かせて、で、そのエンジニアがスピーカーの前に行って、ナンかここのスピーカーの位相が悪いとかつって、どっかのスピーカー指差して、だから、そこのいわゆる音の波の、位置を、要は同じ波を描いちゃうと、フェーズして消し」
KO「書き消しちゃう」
智「消しちゃうから、わざとちょっと位相をズラすんですよね。 そういう作業とかをやって、音を作っていくことを僕は経験しちゃってるもんでね。だから、やっぱり、エレキギターも真空間アンプも、うん、セットでいい音にするっていうことが、ナンかやっぱり、僕の中のギター、ナンかやっぱりその、60年代のマッスルカーのV8の音、いいよね、みたいな事なんだと思うんですけど」
KO「うんうん」
智「そう、だから、結局、そんなことをずっと言い続けて、誰にも伝わらず(笑)」
KO「(笑)」
智「こう来てしまったんでね」
KO「けどね、ね、実際に直接Lineで繋いじゃうよりも、そういうものね、あとは、他のモノで振動したりするから、倍音が、とか乗ったりだとか」
智「そう、ホント、そうなんですよ。だからやっぱシミュレーターっていう時点で、楽器の良さをまず、かき消してるところから始めて、だから、ま、結局さっき言ったようにね、 ナンだろう、レースで言ったら空冷のエンジンが早いように、真空間も、もう破裂するギリギリのチンチンなところが1番ホットでいい音がする」
KO「うん」
智「だけど、その、ナンだろうな、その、それが、今はシミュレーターで再現しちゃうんだけども、シミュレーターでやったら、やっぱその、アンプのギリギリ感は生まれないっすよね」
KO「うんうん」
智「だけど、僕らがやっぱ昔の、今の憧れてたギターリストとかの音を、今でもCDやYouTubeとかで聴いて、やっぱ分析すると、やっぱもう、アンプが壊れる、ギリギリの音がね、カッコいいと思って」
KO「うん」
智「で、やっぱり、今の日本人の音に関するエンジニアやギター界のエンジニアたちは、やっぱり、すごく詭弁な方達が多かったんで、アメリカの人たちよりも、もうミクロの世界で、ギターのセットアップとか音作りには、やっぱり、こう執着してたところがあると思うんでね。ま、アメリカの方からしたら、スゴく神経質やなぁ、日本人は、と思ってるとは思うんですけど、 でも、やっぱりそういうことが、やっぱり後になって、やっぱそうだったねっていう答えを、ナンかこう日本のビルダーたちが見つけてくれたような感じが僕はしてるんですよ」
KO「うん」
智「だから、ナンか、さっき話に出てたギブソンとかも、僕もギブソン大好きなんですけど、ほんとのギブソン好きと話すと、ギブソンは最高なんだけど、1個だけ欠点がある」
KO「おぉ」
智「その欠点は何かっていうと、3弦、下から3本目の弦のチューニングが悪い」
KO「あぁ」
智「これはね、ギブソン好きは、みんな精通して言えることなんですよね。だからそれはね、やっぱりどこかギブソンが狙って作ってんのか、解んないですけど、やっぱり どこかそういう特性がなぜか出てしまう」
KO「ほぅ」
智「だからコードで弾いた時に、もちろん当たり前なんだけど、3弦だけチューニングが悪いから、その、いわゆる倍音が気持ち悪くなるワケですよ、音が干渉しちゃって。そう。だけど、やっぱ、そういうのって、ナンだろう、日本の方たちは、そういうものを解消したレスポールを作ったりするんですよ」
KO「あぁ」
智「もちろん、ギブソンのレスポールも最高なんです。アレはもう、アレの音しかないんですけど。だけどやっぱり、僕なんか、歌も歌うし、やっぱりその、ピッチが1番大事になるんです、楽器の。そう、それによって自分のピッチも変わるから」
KO「声も変わってくるからね」
智「そう」
KO「歌い方もね」
智「だから僕は、もちろんギブソンが好きなんだけど、僕の使ってるギブソンはもう3弦がかなりいろんなカスタムされてます」
KO「あぁ、ちゃんと」
智「チューニングが、他の弦と干渉しないように。で、それはもう、ホントにナットって言って、弦が触れる、弦が入る溝があるんですけど、あそこ、もうホント、コンマ何ミリ削るか、削らないかとかっていう」
KO「そういうところが、うん」
智「やっぱり振動だから、コンマ1ミリ浮いてるだけでも、音がちょっとビビったりするじゃないですか。そのぐらいまでの、やっぱりどこかセッティングとかを、やっぱ重要視されるものだから、ま、もちろん、そんな神経質になんなくても、って思う人もたくさんいるんですけど、やっぱ1番最終的に行き着いちゃうところが、そういうところになっちゃって」
KO「そういうところになるやっぱ逆にその、荒が、いいということもあるし、言っちゃうことも、人もいるし、逆にそれで、なんとか納得いかないから、そこを突き詰めたいみたいな」
智「ね」
KO「うん」
智「そう。だから、ナンか、僕らが言う、ね、その、真空管アンプを鳴らすっていうのは、あの、100点を出すのは難しいっすよね。でも、80点、85点は平均出してくれるけど、その鳴らすスタジオによっては、120点出してくれるところが」
KO「あぁ、解る解る」
智「この音の響き方と、このスタジオの、ココのブースは最高だとかね。ま、ドラムだったら、ここのスタジオのBスタがいいよねとか。やっぱ好きな人は、そういう風に」
KO「変わりますね」
智「そう。思ってる人もいるから。だから、ナンかやっぱり、どこか、ナンだろう、毎回、シミュレーターだと毎回一緒になるんですよ。どこのスタジオでもシミュレーターが一緒だったら」
KO「ちゃんと、それに合わせてくれるっていうか」
智「そう。そうそう、ユニバーサルオーディオだったら、ユニバーサルオーディオの音になるじゃないですか。だけど、真空管アンプっつうのは、ナンかそういう予想外を、覆してくれるって
ていう」
KO「電源入れてから2時間経ってるから(笑)」
智「うん」
KO「(笑)1時間しか経ってないからまだ、みたいな(笑)」
智「僕らで、乗り物で言ったら、インジェクションよりキャブの方が最高だよねっていうのと一緒ですよね」
KO「うん。で、冬は冬で、夏は夏で違うし」
智「そう。で、インジェクションみたいな、インジェクションは多分、楽器で言ったら、シミュレーターだけど、どこでもそれなりに走ってくれる。だけど、本気で速く走りたい時は 、キャブ入れなきゃ」
KO「(笑)キャブ入れなきゃ」
智「そうそうそう(笑)。やっぱそういうことが生まれてくるから、やっぱ、今、楽器屋の人と話すると、楽器屋の、やっぱもう、その、長が言うのは、やっぱり、今の若い子たちの耳が心配だって」
KO「あぁ」
智「ミュージシャンたちもね、その、彼らはそういうものを経験しないまんま、もうはなからシミュレーターで入っていくから、ま、もちろん一生シミュレーションだけで、やっていくのも手なんだけど、ナンか、ナンだろうな、IHで焼いた魚しか食ったことないって同じって」
KO「(笑)」
智「やっぱ直火で食った魚の味も1回食っといた方がいいよっていう」
KO「あの焦げた具合がいい」
智「そうそう、備長炭は美味しいよね、みたいな会話が出来ないっていう。ナンかそういう時代の流れもあったりとか。そう、だけど、ま、古い人間とか新しい人間とか言ったらキリがないから、でも、僕の人生で間違いなくギターの音っつうのは、さっき言った60年代のアメ車のマッスルカーのV8みたいな音っていう。だからカッケーんだよ!っていう。ね、解る人には一言で説明がつくんだけど、全くギターが興味ない人に対しては100個と並べても多分理解してもらえないからね。まあまあ、だから、あまり、ナンだろ、ギターのことを話してこなかったんです、あの、みんな、ギター興味ないでしょ?って思ってたから」
KO「あの、逆にもう、そこまで深くまで、ちゃんと言っても、みんな解んないからな、みたいなところ」
智「そう、そうそう。もうね、電圧とか(笑)電気の話とかになっちゃった瞬間に、へ~みたいな、もう完全にオレの話がもう、右から左に流れてんなって、思っちゃう瞬間を何度も経験してきてるから」
KO「だってもう、アメリカの110ボルトと、こっちの100ボルトで違うみたいなとこね(笑)」
智「そうそうそう。ね、厳密に言ったら、スピーカーから出て、マイクを拾う、ココの、空気の大気中の湿度も違うから」
KO「あぁ」
智「そう。だから、ケーブルも違うだろうし、だからやっぱり、ね、その、ナンだろう、僕はね、自分がレコーディングするのに、自分と向き合うエンジニアと、オレ、こういう音が作りたいんだけど、どんなマイク使った方がいいと思う?とか(笑)」
KO「(笑)」
智「でも、そこから、ナンか、うーん、オレはコレはナンか、ノイマンの49かな?いや、オレは、67だと思うんだよな、みたいな(笑)。もうそれって、お互いの感覚の話だから、料理で言ったら、いや、オレはちょっとしょっぱく感じるんだよね、いや、オレには甘く感じるんだよみたいな、もう、答えのない話になっていくじゃないっすか。そうなるとやっぱりプレイヤーが1つの答えを出さなきゃいけない」
KO「うん。だからそれ、それがこの辺の、この辺のプレイヤーが、この辺に収めてくれ、じゃないけど、その指標みたいなとか、みんな持ってなきゃダメだし」
智「そう。オレも、この音だからってやったら、あとはその音をPAに振ったら、あとはそれをね、出すPAの仕事だから。アンプから音を出すまでが自分の仕事なワケじゃないですか。で、マイクから、で拾うのからがエンジニアの仕事に変わるから。そう、だけど、僕は仕事でエンジニア側もやっちゃってたから」
KO「あぁ」
智「だから知らず知らず、やらなくていいことまで覚えなきゃ、自分の音楽が表現出来なかったんですよね。そう、だからこういう事になってしまったっていう」

KODE TALKERS『情熱のグルーブ』

KO「ちゃんと、そういう面では、そういう楽器とか、そういうモノを本当に気合い入れて、追い詰めてたっていうか、その道を」
智「うーん、追い詰めてたつもりもないんですよ。バイクもそうだけど、好きだから」
KO「うん、そう、好きでやってる。だから、それ、あの、例えば誰かのレコード、アメリカの、70年代に、みたいなレコード聴いて、このギターの音を出したい、みたいなところから始まって」
智「そう、まさに、クラプトンのナンとかという時の曲の音とか、ま、結局みんな最初はそれで、いろんな、アンプ、エフェクターに入っていくんだけど、途中からやっぱり、同じ音が出ねぇなって事に気付くんですよね。それはやっぱりみんな体型が違うから」
KO「(笑)体型かぁ!」
智「いや、だって、楽器って身体に触れてるから。バイオリニストで言ったら、小っちゃい女の子が弾くのと、大っきい、葉加瀬さんみたいな人が弾くのじゃ、会場の、1番ね、奥まで音が届く時の伝達スピードだったり、そこに到達した時の音の太さってのは、全く違うと思うんです。ゴスペルでいうと、太ってる人の声は、やっぱり身体が鳴ってるから、そう。だからナンかこう、そういうのあると思うんですよね。だからそこに行き着くと、人の真似をまず辞めるんですよね」
KO「あぁ」
智「無駄だと」
KO「あ、そうか」
智「ずーっとオレも、太ってる人のギターの音を真似しようとしても、無理だったんすよ。そりゃそうっすよね。太ってるギターリストと同じアンプ、エフェクター使っても出ない。なぜなら(笑)オレの体が細ぇから。小ちぇから。だから、そういうことにドンドン気付いていくっていう。だから、そうなっていくと、バイクもそうじゃないですか。オレが乗るんだったらポジションここにしようとかっていう」
KO「ね。自分、自分ならではのモノになってって」
智「そう」
KO「けど、それが今度は逆に個性になってくから」
智「そうなんすよ。そう、だから、ね、今の子たちは上手いんだけど、 出してる音がカッコよくないっていうのは、ヒジョーに残念だなって思っちゃう。ナンかその、やってることは早かったり、ナンか大道芸みたいなんだけど、ナンか、肝心の音が、ナンか、グッとこないと、ナンかダメな気がするっていうか」
KO「よくDJとかも、だから、スクラッチとか、キュキュッやってんのも、もう高橋名人みたいに、メチャメチャ早く(笑)」
智「あぁ」
KO「動いたりするんだけど、けど、その、黒人が下手くそな感じでもやってる、デカい手でやってる感じの」
智「カッコ良さね」
KO「の方が、カッコよさみたいのが出ないからね」
智「グルーヴが出たりとかね」
KO「そう」
智「だから、そうなると、ナンだろ、速さ対決みたいになってくるじゃないっすか」
KO「そうそう、そう。で、ドンドンカッコ悪くなってくって」
智「まぁ(笑)ドンドン、アスリートの方向になっていきますよね」
KO「うんうん」
智「だから、その音楽じゃない方向に行ってしまう。早いからスゴい拍手【パチパチ手を叩いてます】みたいな」
KO「それもそれで、1つあるかも知んないけど、やっぱり、ナンていうの、遅くて、ってか、下手くそでも、スゴい味があっていいみたいな」
智「うん」
KO「それが個性として認められたら1番良くない?」
智「ね。ナンか、若いうちはね、勢いでもいいけど、やっぱ、いくらか年取った時にね、ナニか武器になるモノっていう、もうそういうところしかないような気がするんですよね。だから、ナンか、僕は自分から厳しい道に飛び込んでたなって自分で解釈してます。ギターも結局シミュレーターのアンプずっと使ってましたよ。もうパソコンで管理して、もうプリセット2ってやったら、もうナニも押さなくても大丈夫です、みたいなとかね」
KO「うんうん」
智「だけど、やっぱね、もう、もう二度とオレはシミュレーターなんか使うか!って」
KO「あぁ」
智「思って。前にね、この番組が始まった時にね、八王子のハードオフで、なぜかYahooニュースになるみたいな、もうバカみたいなニュースあったでしょ」
KO「(笑)面白かった」
智「そう。あぁいうことになって、もう、もうオレは二度と使わんぞと。もちろん、あの技術があったからこそ、いろんなことが出来て、感謝もしてるんですよ。追求してくれた人たちがいたから、感謝なんですけど、だけど、もう、これからの自分の音楽には必要ねぇっていうことだから」
KO「そう」
智「ナンか、そういうことも含めて、ね、ナンか楽しんでほしいなっていうか。解んないですよね、10、5年後、もう1回シミュレーター使ってるかもしれないし。だからさ、ナンでこんなの使わねぇんだ?みんな、ナンて言ってるかも知んねぇし」
KO「うん。けど、けど、それ、スゴい、僕の仲良くしてる、冨家くんっていう、DJの」
智「ね、冨家さんね」
KO「あの人、あの人も、前はその、ナンだっけ?えーと、ROLANDのね、あの、80、90、909ドラマシーンとか」
智「TR」
KO「そういうの、その、TR、そういうの買ってたんだけど、それが、あの、ね、それから、デジタルでそういう音が出るようになったから、それ便利だし、あとは、サンプリングで、それ撮るのいいじゃん、みたいな。けど、それを撮ってくのも、うん、だんだん、サンプラーも古いやつの方がいいとかなってたりしたと思ったら」
智「そう、それで、最近ね、ナンかちょっと、色々と、ナンかこう、映像の方の素材作りの【え?YouTubeって事!?】中の音を作るのに、ちょっと久しぶりにバッテリー使いたいと思った」
KO「あぁ。バッテリー(笑)」
智「あのNative Instrumentsの」
KO「うんうん」
智「で、ま、僕、昔ね、その、まだドングルの時代に買ってるから、ライセンスも、ま、ナンとなく、更新して、最近ではずっと使ってなかったから、Authorize作業してなかったんですよ。だけど、最近そういう作業があったから、バッテリー、ちょっとダウンロードしようと思って。Instruments、ね、Native InstrumentsのAuthorize、またネットでAuthorizeして、で、バッテリー、ダウンロードしたんですよ。で、音聴いてた時に、こんな音だったっけなぁ?って思って(笑)」
KO「(笑)」
智「アレ、もう、音進化してんですかねぇ?」
KO「いや、ああ、それはしてないような気がする」
智「ですよね⁉でも、ほら、Native Instrumentsのコンタクトっていう」
KO「コンタクト、あぁ、はい」
智「いわゆる、その、サンプラーの音源をまとめてる」
KO「ね(笑)」
智「その、コンタクトってあるんですよ。で、そのコンタクトの中の音源の中に、バッテリー、今4(フォー)だったんすよ」
KO「4か。じゃあ、やっぱちょっと変わってんだよ」
智「そう、変わってるっすよ!ナンかね、やっぱ、バッテリーとか、バッテリー2とか、3(スリー)の時とかの音の太さが、ちょっと変わってるというか、やっぱそれってZettaiどんな機材でもあるじゃないですか。ナンか、もちろん音色としては一緒なんだけど、ナンか電圧の感じ方がちょっと違うとか、音の太さとか、粒子が違うとか、ナンか、そういう、ナンかこう、ナンだろう、その細かい違いが、もうひょっとしたら進化の過程で生まれてんじゃないかなって」
KO「そうね、それはもう、デジタルにも変わってきてるだろうし、かつ、今は昔の機械、もう古くなって、で、その、本物の実機のドラムマシーンを持ってたんだけど、けど、ROLANDのアメリカに、ROLAND当時働いてた人は、アメリカのニューヨークに引っ越して、で、その、その時についてた、えーと、コンデンサー、中のコンデンサーとか、そういうのを、全部、その当時のやつ持ってるんだって」
智「へ~~」
KO「で、それを変えてもらう基盤、コンデンサー100入ってんだけど」
智「あぁ、そうなんだ~」
KO「その当時の新品に戻してもらう、みたいな。今のヤツに変えると、音、変わるの解っちゃてるから」
智「なるほどね~」
KO「その当時のヤツでいったら、音、全然変わって」
智「やっぱ、Zettai、そういうところで、ナニか、その、ナンだろ、音の変化はありますよね」
KO「うんうん」
智「だって同じバッテリーだったとしても、他の音達も進化してるから、Zettaiそっちのデータの干渉もあるだろうし、メモリーとしての部屋は狭くなりそうじゃないですか。そう、だから、ね、ドンドン、年々容量も大きくなっていってるだろうし」
KO「あと、鳴らす環境とかも、全部変わってくるから」
智「ね!出すスピーカーだったりとかね。だからもう、ほら、コンデンサーとかね、ナンか、そんな」
KO「(笑)言い出したら」
智「真空管なんて言い出したら、なかなか音なんて、決めらんないっすよ」
KO「(笑)だから、前、家、あった時に、長瀬くん最後、遊びに来てくれたじゃないですか」
智「はいはい」
KO「あの時って、僕はあの、真空管が中に入ってる、BGミキサー使ってたですよ」
智「へ~」
KO「でも」
智「バッファーがかかるってことですか?」
KO「バッファーがかかる」
智「あ、なるほどね」
KO「ね、ナンか、やっぱ、音が柔らかいっていうか」
智「なるほどね、丸くなるんだ」
KO「そうだね。で、それをまた、けど、Hな感じとは」
智「でも、ちょっと」
KO「カッコいいけど」
智「遠くにいかないですか?」
KO「うん、遠くに行く感じ、解る」
智「やっぱ、そうなんだ。やっぱ、バッファーかける時点でね」
KO「で、ナンだっけ、あの、それをやって、さぁ、初めて使った時に、もう、え⁉って言って、もう、それを据え付けると、全然音が、あの、真空管が温まってないから」
智「あぁ、なるほどね」
KO「もう、それでもう音違うし」
智「そう!だから結局、温まってない時に、ちょっと音が、奥にいるっていうことがあってですね」
KO「うんうん」
智「だから結局、真空管がチンチンに熱くなるぐらいにボリュームを上げてって、その原因を挙げていくと、いわゆる真空管の本領発揮していく」
KO「音が出ていく」
智「うん。だから、やっぱり、よく、日本でもね、その、例えば、ほら、家でアンプで弾きたいです、だけど、 トランジスタで弾くのは嫌だから、真空管アンプの小っちゃい、ね、10インチ、12インチぐらいのスピーカー1発のものを家に置いて、で、あの、アテネーターって言って」
KO「アテネーターね」
智「そう。あの~、ナンだろ、ナンつーんだろ、あの、ほん、・・要は真空管にメチャ負荷かけるんです。だけど、小っちゃい音なんだけど、大音量で鳴らしてるぐらいの、その、ナンつーんだろう、音の荒々しさというか、本来のアンプ本領発揮の音を出してくれるっていう、アテネーターっていうモノがあるんだけど、でも、アテネーターっていうもので、もう1回そのアンプをマイナスに持ってってるワケだから、もう、その時点で、もう無しだよね、僕らは思っちゃうんですよ」
KO「あぁ」
智「いい音を作ろうとしてんのに、ナンでマイナスからスタートすんの⁉って」
KO「(笑)」
智「まずそこ、プラスから行けよ!って。いきなりアテネーターでマイナスに行ってから、プラス、プラス、プラスって。だから、ナンかそういう風に、ずーっとこう、戸惑いながらやってきてしまったところもあって」
KO「うん」
智「ま、結局キャブから逃げられなかったから。バイク乗りって感じですよ、ギターでも結局ね」
KO「ね、結局は、そういう風に、特にね、自分が若かった時って、そういう風に、キャブとか、ナンだカンだ、で、その、デジタルじゃないモノ、アナログから始まってて、デジタルの便利さが、お、スゲー、便利だと思って」
智「うん」
KO「行くんだけど、色々やってくと、あ、やっぱり、そのマニュアルでやる楽しさみたいな」
智「そう!ね、ホント、そうっすよね。だって、時にはこの道を5速でゆっくり走りたいよって時もあれば、いやもう2速で引っ張って、この道、ウェーン走ってやりてぇ!みたいな時もあるじゃないですか。そう、だから、やっぱナンか、ね、KOさんなんか、やっぱりね、その、楽器との向き合いがあるから、こうやって会話が出来るっていうことを、僕は嬉しく思うんですけど、まあね、楽器なんて、バイク世界でも、楽器いじるような人たちって少ない、人口的にはね」
KO「うんうん」
智「だから、こういう会話で楽しめるのって、なかなか難しいっていうかね」
KO「うん。てか、あの、こういうところで、こういうところで、そういう世界があるっていうのを知ると、また少しは、ナンだっけ、実際には触らなくても、そういう世界があるって知ってるだけでも、やっぱ聴いてる方は、多分ね、ナニかで、ちょっといつか触れてみたいって思ってもらいたいな」
智「ね。でも、きっとね、ちんぷんかんぷんの人が、きっとほとんどで。もちろん同じように知ってるけど、長瀬、お前の考え方違うよって、ね、思うね、人もいるだろうし、ま、きっとみんなの捉え方バラバラでしょうからね。ま、だから、ナンか、そういうことも、僕自身は楽しみながら、ナンかココまでやってきたっていう。で、ましてやギターなんて木材じゃないですか。木材って動きますからね、湿気とかで」
KO「そうね、全然もう、簡単に反ったりとかもするし」
智「そう」
KO「ね、あれ、特にギターなんて。あれ、弦で引っ張ってるワケじゃないですか、ネックを」
智「ね」
KO「それって、Zettaiに、自分のその、引っ張ってる方に曲がってこない?」
智「うん、そうなんですよ。もちろんトラスロットつって、ネックの中に鉄の棒みたいのがあって、ま、それで調整しながら。だけども、その、真っすぐだからいいかっつったら、そうでもなくて、やっぱり、程よい、ま、順ぞりって言うんですけど」
KO「順ぞり(笑)」
智「そう、ちょっと程よく、こう、ナンつーんだろ、ネックの指板と弦高が程よく高い方の方が、やっぱり、その、ギターとしてのサウンドとしては、やっぱりいいでしょうね。だけど、ほら、あの、メタルみたいに、ものすごい優しいタッチで、手数を多く弾くみたいな人たちは、もう、弦高めちゃくちゃ下げてるから、ある意味、右手でピッキングをしなくても、左手で押さえつけただけで音が発音されるぐらいの、そういう人もいるし」
KO「そういう人、いるもんね」
智「たまに、ナンか、ピアノみたいにギター弾いてる人、いるでしょ?タッピングとかね。そう、だから楽器の捉え方がもう、そもそもがもう違うっていうね。でも、それも面白いじゃないですか。このギターを見て、あなたはそれを想像してやったワケだね、っていう。僕、 Rage Against the MachineってバンドのTom Morelloっていうギターリストを、ま、スゴくある意味でリスペクトしてる部分があって、その、彼はやっぱ、その、ギターのテクニカルという方向ではなくて、その、ナンだろう、あの、斬新な方向でギターの音を作ってったことに、僕はリスペクトを覚えたんですよね。それ、どういうことかっていうと、例えば テレビに向けて使うテレビのリモコンあるじゃないですか。アレって、テレビのリモコンの先端から赤外線が(笑)ピーって出て、で、それがテレビの本体のどこかの受信のところに行って、で、それを受けてチャンネルが変わったりするんだけど、Tom Morelloは、その赤外線をギターのピックアップに当てたら、音がね、ピコピコ鳴ることに気付いたんですよ、発明ですよ」
KO「すごいね」
智「そう、だから彼の弾くソロっていうのは、ナンかその、ギターっぽいフレーズをウェーンとか弾くんじゃなくて、やっぱピーポーポーピーポーポーポ、シンセみたいな音で、ソロを成立させるっていうところが、あぁ、この人は発明したなと思ったんですよ。で、ギターにボタン押したら音がミュートされるような、システムを作って、そこで、ピーポーポーピーポーポーポって、ボタン押してる間に音が途切れるっていう。で、それでリズムで。そうすると、スクラッチみたいなリズムが、ガーガ、コンコン、ガーって出来るワケじゃないですか。だから、発明したもん勝ちっすよね」
KO「だけど、そういう風に、なんか一気にアイディアじゃなくても、アイデアも、そういうことやってるかもしんないけど、偶然見つけたとか、そういうのでも、ドンドンやっていって、それを自分のギターの演奏の方に入れていけるのはスゴいね」
智「ね。昔、それこそPaul Gilbertっていうギターリストが、MAKITAの電動ドリルに(笑)ピックをつけて、その(笑)ピック、クルクル回してるところを弦に当てて、弾く、ソロを弾くっていう、まあまあまあ、ナンか面白いことやりたかったんでしょうね(笑)」
KO「けど、それが、ホントにその人の味になるのか、それとも色モンになってしまうのか、その、最後に出た音とかで」
智「そうですね」
KO「変わってくるし、あと、それをずっと続けてたら、 変人だったのは、もしかしたら良くなってることもあるかもしれないから」
智「そうっすね、そう、だから、ギターをね、そうやって、KOさんがね、ラジオで説明していいよって、ありがたいお言葉だったんだけど、この全てをね、説明するのって、なかなかね、Lineでまず真空管の説明が出来ないじゃないですか。そう、どれだけ負荷かけた時の音がこうで、とかっていうことが出来ないから。でも、今、僕の知り合いの楽器屋とかは、やっぱその、わざわざ、小っちゃいアンプだけども、そのアンプの本領を発揮をさせるための、電気の負荷をかけさせるためだけの、マグネット付きのスピーカーとか開発してますもんね」
KO「おぉ」
智「だから」
KO「それ、日本人には、あの、エンジニアって感じするね」
智「そう!それはスゴいなと思う。ちゃんとね、あ、その、アメリカ人のね、そのミュージシャンたちの、レコーディングの風景でも、ちゃんとナンか観察してたかのような」
KO「ずっと多分、それを、音を求めてて、で、どうやったら出るかってやってたら、これだったら出るみたいな」
智「ね!だからやっぱり、僕自身もギターの世界に、ひっくり返されてばかりいた。もうホントに。今でも 新しい発見もあるし、今でも変な楽器だなって思いますね」


RAGE AGAINST THE MACHINE『GUERRILLA RADIO』


智「そんな、ナンだろう、意外に適当じゃないっすか」
KO「(笑)」
智「だって、あの造形作って、右と左で、ね、スチール、ぎゃーって引っ張って、それでベンベンベンベン言わしながらやってるわけでしょ?ね、不思議っすよ」
KO「ね、だってもう、もう、だって琵琶法師とか昔いたじゃないですか。そう、そう考えるともう、あ、あの、ああいうものって何年、ああ、弦のヤツってあるんだろうみたいな」
智「ね。やっぱり、弦もね、やっぱイタリアの弦がね、やっぱもう格別にスゴい」
KO「おぉ(笑)」
智「やっぱりバイオリンとかで、やっぱり弦の工場もクオリティが高いんだと思うんですよね。その売り方がもう違うの。大体弦って丸めて売るじゃないですか。じゃなくて、もうストレートのまま売ってるんです」
KO「(笑)スゴー。あ、けど丸めちゃったら、どっちかに寄っちゃうもんね」
智「ま、ま、癖がつきますよね。だけどテンションで引っ張ってたら意味ないじゃないですか。だからそのぐらいのプライドがある、イタリアの、エレキギターの弦を作ってる人たちのプライドを感じますよね」
KO「スゴいね、それ。スゴいね」
智「全部丸めないで、真っ直ぐで全部売るっていう。でね、もちろん、その今、ナンだろ、ナンか、ナンちゃらコーティングされてて、もう1年間、弦張り替えなくてもOKみたいな」
KO「(笑)」
智「(笑)ま、それ、OKかどうかっつーのはプレイヤーが決めることだけどねって、オレは思うんだけど、僕はあんまりコーティングがついてるのが嫌だから、もうその、ニッケルは、いわゆる何もコーティングされてない、もうダメになったらすぐ弦張り替える、その方がいい音だけど、寿命が短いっていう。そう。だから、その辺の考え方もね、経済的なこと考えたら、ちょっと高めのコーティングのやつを長々と使うのもアリだとは思う。でも、ナンか、くたびれた音もカッコいいじゃないですか。それがやっぱギターの醍醐味な気がするっていうか」
KO「僕もナンか楽器全般、やっぱすごい綺麗すぎてってより、なんか癖が出てきちゃったとか」
智「の方が愛しいですね。そう、だから、ナンか、ま、シンセもそうだけど、やっぱりオレは、シンセも好きだけど、やっぱり、あの、ナンだろうな、ムーブみたいな、原始的なモノって」
KO「(笑)」
智「やっぱグッときちゃう」
KO「だから、みんな、あの、80年代にデジタルで、あとか、そういう電子音が始めた人たち、結構みんな僕の、僕たちの歳になってると、うん、さっきの冨家くんもそうですけど、もう、モジュラーシンセに入ってきて、 もう、もう、あの、家行くと、飛行機のコックピットみたいな(笑)」
智「なるほどね」
KO「コレはナニ?みたいな」
智「揺れ、揺れものが多いみたいな」
KO「で、その、ドラム、ROLANDの909とかのキックの音を、本当だったら、その時、 シミュレーターみたいなで、偽物がデジタル出てるじゃないですか。けど、本物がいいって言ってたのに、本物がいい ものの」
智「そのホンモノってナンだよ?って話ですよね」
KO「909の音がいいって言ってたの、うん、今、その、キックは、このモジュル(笑)コレとコレを使えば出来るって言って」
智「出来ちゃう」
KO「アナログのモジュラーシンセでキックノートを出してるみたいな(笑)」
智「なるほどね」
KO「あぁ、解らないでもないけど、もうい、行くとこまで行っちゃったね(笑)、みたい」
智「ね、ホントっすよね。だから、ナンか、そのキックの、例えば、作り方も、KOさん達は、ね、結局、ナンだろ、サンプラーのね、このサンプラーと、このサンプラーのキックの音と、ちょっとアタックだけこれを使うとか」
KO「そうそう」
智「だけど、僕らみたいなだと、それがきっと、ナンだろう、例えばドラムの、その例えばキックの中に、ちょっとミュートしたいから毛布を入れるとか、ちょっとスネアの裏、ガムテープで貼ってミュートするとか、そういう事っすよね。その、単音の音作りだから。だけど、ね、KOさん達は808のキックの音と、ナンかのキックの音混ぜて」
KO「混ぜて」
智「こういう音、っていうのと、ナンか、どっか似てる気がするっすよね」
KOこっちを8割出して、こっちを2割。けど、もうちょっとアタックだけ欲しいみたいなとか」
智「そうそう、そうそう、そうね、ナンか、そういうのね、そう、だから、音の話って1番ややこしいでしょ」
KO「一番難しい」
智「ナンかもう、説明しても、もうちょっとカリッとお願いします、みたいな(笑)言われた方は、カリッとってナンっすか?みたいな、カリッとってナンっすか⁉みたいな感じになっちゃう
KO「けど、この間のギター、あれ、あれ、10…」
智「13本作ったのかな?」
KO「それで、1個1個また、違うじゃないですか」
智「そうなんですよ」
KO「うん。で、木、木も素材も違うし、もう、そのフレットってか、あの、ね、アレも全然違う」
智「そう。指板もね、その、いわゆる、ナンだろう、無垢のまま、のものもあれば、あの、指板のところだけ、あの、ナンつーんだ、薄いプレートを引いてるものもあれば、やっぱり、ナンだろ、木が の、そのパネルの枚数が増えれば増えるほど、振動数が減っていくっすよね」
KO「ほー」
智「やっぱり関節が増えていくから。だけど、1枚の木が1番鳴る、振動するじゃないですか。音を鳴らした時にね。だけど、それが上と下がくっつけたりすると」
KO「間に接着剤があると」
智「そうそう」
KO「バームクーヘン状になってくと(笑)」
智「そうナンっすよ。そういう、ナンつーの、箱の形状だったり、中をくりぬいたり、中身くくりぬかないで、無垢、Solidの状態でも音が違うワケだし。で、結局、エレキなんて生音じゃなくてアンプを通した時の音だから、木の振動があろうがなかろうが、ま、アンプとの兼ね合わせで不思議な音になってくれたり、丸くなったりとか、ナンか、いろんな表情が変わるわけですよね」
KO「じゃあじゃあ、硬ければいいとか、柔らかければいいとか、そういうことでもなく」
智「そう。もちろん、ほら、みんな自分、ね、自分が出してる音は、自分がカッコいいと思って出してる音だから、その周りの人がどう思おうが、本人はそれでいいと思ってんだなっていう世界だから、ま、 自分だったらもうちょっとLowだ出そうかなとか、うん、もうちょっとHigh、削ろうかなとか思っちゃったりするんですけど、耳の自分の聴こえ方っていうのは、人とは全く違うでしょうからね、骨格が違うから。そう、だから、 あんまりこう、ナンだろうな、たまに人のところに行って、あぁ、なるほど、このぐらいね、みたいな感じで、自分のに、(笑)それを反映させることもあるかも知んない」
KO「あぁ」
智「やっぱ、自分だけに向き合ってると、だんだん自分の物差しが解んなくなる時、あるでしょ?ナンか、そう、だから、ナンかそういうことはたまにあったっすけどね」
KO「結局、この箱、例えば僕たち、あの、ナイトクラブの人達だったら、ナイトクラブで箱鳴りがいい、イッグの音、一つ、作りたいんだけど、けど、1個、あの、みんな作ってる音が似たようなものを目指してんだけど、自分だけのキックの音を作りたいんじゃないですか」
智「なるほど、オリジナルをね」
KO「うん」
智「癖あるんだけど、じゃあ、成立するもんじゃなきゃダメですからね、カッコよくてね」
KO「そう」
智「それ、難しいっすよね~」
KO「うん。それがあって、けど、それ、それを聴くと、その、キックだけ聴いても、あの人が作った曲だとか、解ったりするから」
智「でも、もう、痺れきかして、もう、ナンか、じゃあオレのボイパでやってみようとかナンないすか⁉」
KO「(笑)」
智「でも、オレだったら、ちょっとその、キックの、ドフーッドフーッボッパー、ブッブッとかって(笑)いろんなマイクに向かって、色々やってみて、試してみちゃったりすることもあるも」
KO「そうね、そういう風にして、いっぱい色々重ねたりとか。うん、色々やって、で、結局、ど色々やってくと、どんどん熱くなりすぎたりとか、どこを薄くしてくかとか」
智「見えてくる」
KO「うん、そう、フィードバック長く短くとか」
智「なるほどね」
KO「うん、色々やって、あ、この辺でいいかなみたいな」
智「確かに。キックが抜けすぎても嫌ですもんね、確かに」
KO「あの、アレが、パっと聴いて、やっぱりこの人が作った曲ってすぐ解るのって、その、初めの、ドンドンドン、チッチッ、みたいな感じで入ってくるだけで、解るのは、けど、スゴいなと思いますよ」
智「あぁ、ね、だから、ナンかその、ね、生には生の良さがあるんだけど、でもやっぱり、プレイヤーもね、いい音で演奏しようと思うけど、やっぱりLIVEっつうのはね、自分のテンションもぶち上がっちゃったりするから、ね、それでちょっとテンポが上がっちゃったりとか、ちょっとタッチが強くなっちゃうのも、僕はそれは、ナンか、音楽の良さだと思ってるんですよ」
KO「うん、それが、その、バラつきがいいっていう」
智「そう、そう!この曲を、そのテンポで入っちゃったんすか⁉みたいな。随分速いっすけど、でも、このバージョンもカッコいいっすね!みたいな感じで、こう、聴いてっちゃうっていう、ナンか、そういうのも、ナンか醍醐味ですよね、ナンか」
KO「だから、結局はDJだと、ね、人の曲かけてても、セットリストを自分で初め、作ってから行くより、人を見ながら」
智「ね、ね!それがやっぱ一番、ナンか、刺さりそうな気がするっすけどね」
KO「長瀬くんは、その、自分の、自分の出したいギターみたいな音みたいなの、もう今は確実に持ってて、みたいな、ある?」
智「そう、やっぱりね、僕はね、もうホント、車、バイクと一緒なんですよ。だから、結局、前にも話したかも知れないっすけど、やっぱ楽器屋に、僕はこの間、いた時ね、そのアンプ、このアンプを使ってスピーカーを鳴らしたいんですけど、そのスピーカーを何にしようかなと思ってて、で、そのキャビネットの木枠と、もちろん、そのスピーカーのね、サランネットと、スピーカー自体を選ぶんですけど、僕がチョイスしたスピーカーを楽器屋に伝えたんですよ。したらその楽器屋の人が(笑)じゃあ、解りました、じゃあそれで作りますって言った後に、作り終わった後にまた僕が行ったんですよ。『いや、長瀬さんね』って。『うちの若いスタッフが「今の時代、このスピーカー使う人いるんですか?」って言われちゃったんですよ』って」
KO「(笑)」
智「もう、オレ、【ニャーとSE。多分、言っちゃいけないワード( *´艸`)】みたいな扱いされてんっすよ!もう」
KO「(笑)」
智「今の時代、このスピーカー使うの⁉って。だから、そこでも、オレは多分、まだ60年代のマッスルカー乗ってるんですか⁉って事、言われてるみたいな気がして。でも、ある意味で、それ、自分がブレてないんだなって」
KO「そうそう、その、出したいことがあるんだから」
智「そうなんです」
KO「いいじゃないですかね」
智「だからむしろ、そんな若い子に、ダサいって思わせたことに対して、オレはちょっとガッツポーズを取ってる」
KO「(笑)」
智「ヨシ!みたいなのはありますけどね」
KO「うん。ね、実際に昔のマッスルカーなんて、もう600馬力とかあるのに、今のちょっとした車に、~で負けちゃうみたいな。けど、 けど、結局、その、600馬力のムダなところがいいみたいな」
智「そう。どこで発揮すんだよ、ソレっていう。ナンか、そういうところの馬鹿さもそうだしね、やっぱりナンか、音にも、どこかそういうバカさをね、ナンか求めちゃってる、うん」
KO「うん。けど、実際に、あと、自分の好みがハッキリしてるんだから、いいんじゃない、ね」
智「うん」
KO「今、多分、そこまで、こだわりを持って、うん、やってる人、もちろんプロフェッショナルな人は、そうなってきてると思うけど、けど、実際に聴いてる人は、そこまで解らないと思うので」
智「そうっすね。あと、結局、ギターの世界でも、オレはCHOPPERだったって事だと思います。その、万人が行く、その、狭いとこ行くの?っていう、なかなか万人には行かないようなところの、マニアックなとこに行っちゃってるっていうのがあるんで、ま、それはダサいって言われても仕方がないってか。そう。でも僕にはそれが見えてるっていうか、うん、ナンか、別に、J-popでも、V8みたいな音でやったら、オレはカッコいと思うよって」
KO「あぁ」
智「そう。だから、それをやる人があんまりもう、いなくなってしまったからね、だから、ナンか、そういう寂しさもあったりとか」
KO「そう、マーケティングで音楽作ってるみたいな感じのに、近い感じがする、そういうのって。だから、それではなくて、勝手に好きなことやってたら、上手くハマってウケたとかのが、良くない?(笑)」
智「いや、そうっすよね。それがやっぱり自分がいいと思ったものが、ホントに良かったんだっていうことが確認できる瞬間だし、そう、でもやっぱり、ナンだろ、追求してる人はもう答えなんて求めてないですよね、きっとね」
KO「結局、あの」
智「死ぬまで、追及だから」
KO「面白いから追及してるのであって」
智「そうね」


to be continued...
TOKYO M.A.A.D SPIN 木村コウ&長瀬智也ナビの第一金曜に出演した時の未公開トーク


伸「滝沢伸介がお届けしているNEIGHBORHOOD RADIO、今回は11月1日金曜日のTOKYO M.A.A.D SPINに僕がゲストで出演したんですが、KO KIMURAくん、え~、長瀬智也くんと話が盛り上がりまして、放送しきれなかった部分がアレですね、なので、その未公開部分をOAしたいと思います。それではこんなお話からスタートです」


智「次はちょっとね、滝沢さんの番組にも」
KO「ね、ね」
伸「そうね」
智「ちょっとね」
伸「ゲスト、NEIGHBORHOOD RADIO」
智「うん」
伸「ゲスト、困ってるんですよ」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「(笑)Zettai困ってないヤツですよ」
伸「いやいや、ホント」
KO「え~!?(笑)」
智「ホントっすか?」
伸「ホントに」
KO「NEIGHBORHOODももう」
伸「30周年」
KO「30周年」
伸「今年でね」
智「うん」
伸「もう、ちょうど今月か」
智「そうっすね」
伸「今月で30周年」
KO「30周年だもんね」
智「30周年、スゴい」
伸「30、経っちゃったね」
KO「昔、ARKTZがあったところ」
伸「(笑)そう」
KO「ARKTZって、原宿にスケボー屋さんがあって、そこのところ、ARKTZが無くなったと思ったらNEIGHBORになってて」
伸「(笑)そうだよね」
智「あ、そこが1店舗めの、あの」
伸「え、あそこでしょ、JUNK YARDでしょ?」
KO「JUNK YARD、うんうん」
智「あ~、はいはい、遊歩道のね」
伸「そう。ちょうどね、今年30年なんでね」
智「スゴいな~、30年。生まれた子がもうジジイですよ」
KO「(笑)ね、ね、ホントそうだよね」
伸「(笑)スゴいよね」
智「うん、ホントに」
伸「ウチの新入社員、この間、その話したら、あ、僕、生まれてないっす」
智「(笑)ですよね」
KO「そうっか、そうだね」
伸「もうそんな世代だからね。いや~、30年ね~」
KO「長い」
智「30年、スゴい」
伸「だから30年イベントも、いろいろちょっとまだ、固まって無いんだけど、いろいろ」
智「あぁ」
KO「NEIGHBORっていうと、やっぱ、その辺ではみんながやりだそうっていう時に、ちょうどBATHING APEとか始まった頃じゃないっすか?」
伸「そうだね。ちょうどAPEが1年先にやってて」
智「あぁ~、そうなんっすね、へ~」
伸「そう。ま、APEがあったり、UNDERCOVER(?)っていう友達のブランドがあったり、ヒカルくんのBOUNTYがあったり」
智「あぁ」
KO「そん時、プロスペクトとかもなかった?」
伸「あった、あった」
KO「ね」
伸「それも一瞬あって」
KO「うんうん」
伸「でも、それね、まだ、形変えてやってんじゃないかなぁ?」
KO「やってんのかな?伸ちゃんとかじゃなくて、テツくん」
伸「うん」
KO「あと、アレも、あの、フォーティーとか」
伸「そう。フォーティー、まだやってるでしょ」
KO「ね、ね」
智「そう、だから僕、個性的で面白いっすよね。ちゃんと、その先輩たちの個性になってるから、ブランドのイメージもね」
伸「まさか30年やると思わなかったからね~」
智「そうっすよね。94年スタートで」
伸「ま、別にヘンな意味じゃなくて、頑張っても5年ぐらいじゃない?みたいに思ってたから」
智「へ~。だって最初はね、そんなTシャツだけで、在庫もそんな積まずに売ったりとかしてたって聴いてね、認識してたから」
伸「そんな作れないから」
智「ねぇ」
KO「行くと、原宿のあそこの遊歩道の、そこに行くと、もうハーレー屋さんかと思うくらい」
伸「(笑)」
KO「Tシャツはいっぱいあるのに、ハーレー、チョー並んでて」
伸「商品無い」
智「そうっすよね~、でも、商品すぐ売れちゃって、だって、その頃のイラレなんて、またね、パソコンも、大変」
伸「イラレ、ヤバいよ」
KO「タイプスタイラーとか、そういうのじゃない?」
伸「タイプスタイラー、そう。ま、AppleはIIciとかだから」
KO「IIci(笑)」
智「もう遅いし」
伸「コレぐらいだった」
智「ディスプレイがね。そっか~」
KO「そういうトコでよくやってたね」
伸「よくやってたよ~。でもやっぱりAppleが出てから、スケシンとか、僕もそうだけど、みんなグラフィックやってた人たちは」
KO「チョー一気に入ってきたもんね」
伸「そこでもう一気に」
智「確かに」
伸「成長した」
智「表現がね」
伸「出来ることがね」
智「確かに、確かにそうっすよね」
伸「そこまでは、だってコピー機しかなかったからね」
智「そうっすよね~」
KO「コピー機とインレター(笑)」
伸「ま、手で書くか、みたいな」
智「だからやっぱ、今になって、その辺の時代の古着がバズってるって、やっぱ、当時の愛情を今の人は感じてるような気がするんですよね、ナンか。ナンてことのないTシャツだけど、あの感じがよかったりするんじゃないですか」
KO「思い出して、だから、その時はすごい手作りで作ってた、初めは」
伸「そう、だから、それなりのやっぱこだわりがあったりとか、いろんな理由で、最初やっぱ、たくさん作れないとかで、数が少なかったりとか、そういうことがあるから、やっぱりね、これ、コレクターアイテムになりやすいって言えばなりやすいか」
智「ま、確かに」
KO「数少ないしね、ホントにね」
伸「そう」
智「僕も17,8ぐらいの時に、あの、BoonのTシャツの、ナンか、その、裏腹のTシャツ特集の時に僕、NEIGHBORHOOD着た覚えがあるんです」
伸「マジで?」
智「そう、まだ滝沢さんとKOさんとも、お会いする前だったんですけど。だから個人的には普通に店に行って買ったりしててね、まだ、あの、RECONとか」
KO「あ、RECON、あった」
智「時代で、そうそう、それで、その時に、それがね、NEIGHBORのTシャツが着れて喜んだの、まだ覚えてるんっす、17,8ぐらい」
伸「いやぁ、嬉しいね~」
智「そう、だから、ナンか、そっからね、ぐっと今はお二人とね」
伸「そうだよね、裏原、ちょうど世代っちゃ、世代」
智「もう、ドンズバですね。スケートカルチャーもそうだし、バイクも、もろに喰らった世代だと思います、僕は」
伸「でもアレだよね、並行してCHAPSも履いてたよね」
KO「(笑)」
智「そうなんっすよ」
KO「CHAPS履いてた(笑)」
智「CHAPSがね~、もう、ナンか、ナンだろうな、今もう、無かったことになってるじゃないっすか」
伸「(笑)」
智「そう、だから」
伸「ま、オレもね、CHAPS履いてたからね」
智「ね!当時はね、やっぱ
伸「必需品だったから、アレ」
智「そうですよね、防寒としてもね」
伸「いや、もう、雨降ったら、もうアレ」
智「ですよね⁉そうそう」
伸「履かないといけないから」
智「僕もやっぱり、お年玉で買うのは、やっぱりもう、レザー系ですね」
伸「そうだよね」
KO「うん」
智「そのレザーのライダースとか」
伸「CHAPS履いてるの、もう、プロレスラーか」
KO「(笑)」
智「(笑)あの時代の」
伸「バイカーか、しかいなかったよね」
智「そうっすね、そうっすね」
伸「それ以外ね」
智「そうっすね。で、今」
KO「ウエスタンブーツ履いてなかったからよかったね」
伸「そう」
KO「滑車とかついてなかったもんね」
伸「(笑)滑車は無かったんじゃなかったかな」
智「(笑)今の時代、ほら、CHOPPERは、ナンとなく、またこう、盛り上がってきてるんだけど、CHAPSだけは全然盛り上がんねーっていう」
伸「CHAPSね」
智「CHAPSだけは来ないっすね、やっぱね」
伸「来ないね」
智「来ないっすね」
伸「いやでも、そろそろくんじゃない?」
智「来るかなぁ?CHAPS」
KO「NEIGHBORHOODでCHAPS作ったらどうなんの?」
智「いや、でも」
KO「CHALLENGERとかね(笑)」
智「即買いします、僕(笑)NEIGHBORHOODのCHAPSあったら」
KO「CHAPS履いてたら、ランプの、スケボーのランプにこけても、膝痛くない」
智「確かに、確かに(笑)」
KO「(笑)」
智「ただ、全然ね、体が動かない、ガチガチになるっていう。でもそうっすよね、そういう時代でしたよね」
伸「ま、ま、大らかな時代ですよ、うん」
智「確かに、確かに」
伸「CHAPS」
智「CHAPS(笑)」
伸「え、KOくん、CHAPS履いてなかった?」
KO「僕、僕は買えなかった。買わなかった」
智「ん~、でも、それこそ、その時代、ハーレ乗ってるDJなんていなかったんじゃないっすか?」
KO「そうそう。だから、ナンか、そういうイメージじゃなかった、ハーレーって」
伸「そうだね」
智「え?そうなんっすか」
KO「うん。ナンか、~、可愛く着てます、みたいな感じのイメージだった」
智「あ、そうなんだ~」
KO「みたいな気がするから、なので」
伸「まだ、当時で言ったら渋カジの余韻でアメカジで、その流れでみんな乗ってるみたいな」
KO「そうだね」
智「へ~!逆にカッコいいっすけどね」
KO「だからナンか、割とあんまカジュアルに乗ってるけど、やっぱり、今度、本物のハーレーの人には、もうそんなチャラチャラ乗りやがって、みたいな」
伸「(笑)」
智「あぁ、そういう風、なるほどね。河北社長ぐらいの歳たちは」
伸「(笑)」
智「ちょっと、風当たり強かったんですね」
伸「ウエスタンブーツ履いてないのか」
智「(笑)なるほど」
KO「だから、本物ハーレーじゃねえ!みたいな感じとかもありつつ」
智「確かに。ナンか、今でもそういうのありそうっすもんね」
KO「ナンとなくそういうとこ、僕が行ってる、オールドバイカーさんっていう」
智「川口さんね~」
KO「バイク屋さんの人は、そうすると、ナンとなく、KOくんはいつも違うナイロンのジャケット着てるね、みたいな感じで」
智「【ナンか叩いて笑ってる】」
伸「(笑)確かにね」
KO「ナンか、楽そうだねって」
智「楽しい」
伸「いや、でも、NEIGHBORHOOD始めた時も、その発想だったからね」
KO「だね」
伸「そう、もちろんCHAPS」
智「あぁ」
伸「その前に履いてたけど」
智「なるほどなるほど」
伸「そういうのの、アンチテーゼ的な」
智「なるほど」
伸「ところも結構あって」
智「そっか。カジュアルでも別にいいんだよ、と」
伸「そう。みんな黒いTシャツで、ワシのプリントで、みたいな」
智「なるほど、あ~」
伸「そういうのじゃなくて、みたいな」
智「そっか、そっか、そっか」
伸「ワークウェア、ディッキーズ履いて」
智「はいはいはい」
伸「で、パンツとかコンバースで」
智「なるほどなるほど」
伸「買って、みたいな」
智「やっぱ時代的にそのぐらいからね、ナンとなくこう、バイカーのね、鎧がこう、崩れて」
伸「ちょっと、ま、ちょっとカジュアルに持ってったりとか」
智「確かに確かに」
KO「だからあの、スケボーの人たちが、ジェイソン・ジェシーじゃないけど、あぁいう」
智「そうっすね」
KO「マック~みたいな人たちが、VANSとか、なってって」
智「ね、ゆるく乗ってたり」
KO「リンクしてる感じもするね」
伸「そう、ちょうどちょうど同時期ぐらいだったね」
智「ね、確かに」


智「僕ら世代が、ちょうどスケートカルチャーで、僕らの先輩が、みんなやっぱ、エンジニアとかだったんです」
KO「あぁ」
智「リキヤくんとかね(笑)そう」
KO「そうだよそう。そうすると、ちょっと」
智「ゴリゴリの」
KO「ゴリゴリすぎて」
智「そう。ちょっと反面教師になるかもしんないですね、ナンか、確かに」
KO「だから、ちょっと逆にね、あの、その辺の人からすると、先輩からすると、ちょっとチャラい感じで、本物のもんじゃねえみたいに言われるかもしれないけど」
智「なるほど」
KO「いつの間にか定着してるからいいですよね」
伸「そうだね。まあまあ、そこもね、スゴい年月が経って、多様化してるし、スゴく」
智「じゃ、そのオールドバイカーの川口さんとか、意外に、そのナンだろ、そこの辺のハードルは低いっていうか、優しく受けいれてくれたんですね」
KO「ナンか、面白いね、みたいな感じで」
智「あぁ、カッコいい」
KO「楽そうだね、みたいな感じで」
智「器がデカいっすね。カッコいい」
KO「僕も俺も短パンで乗りたいけど、さすがにちょっと、ナンか周りの目もあるからね、もうおじいちゃんだし、みたいなこと言って(笑)」、
智「へ~、かっこいいなぁ」
KO「一応短パンでも、ナンとなく膝を隠れるようにしてるみたいな(笑)」
智「なるほどね」
KO「履いてたりするんですけど」
智「逆に滝沢さんとかは。その、GOROさんとかいたワケじゃないですか、その、ナンだろう、そういう怖さというか、厳しさみたいのは」
伸「いや、ナンか、怖いイメージは全くなくて」
智「へ~」
伸「ま、ホントに一時期だけど、毎週土曜日か、土曜日の夕方にGORO’s行って、で、ま、ワラワラ何人か集まってきて、で、ま、夕方大体5時6時ぐらいになると、GOROさんがハーレーで、バーって来て、で、ここにね、snowっていう犬を」
智「はいはいはい」
伸「乗っけて。バーってきて、止めて、うん、で、そっからちょっと仕事をして、で、そのまま六本木の、バーグインっていう、なんかあの」
智「ハンバーグ屋さん?」
伸「そう。角にあって、そこまでみんなで乗ってって、止めて」
智「ご飯食べて」
伸「飯を食って、で、適当に遊ぶみたいな」
智「へ~、じゃあ」
伸「そういう時期がちょっとあって」
智「面倒見がすごい良かったんっすね」
伸「ナンかね、スゴい怒る?ま、もちろんね、怖い一面もあったんだろうけど、全然、もう、おおらかな」
智「へ~」
伸「優しい感じの」
智「何個ぐらい上だったんっすか」
伸「いや、だいぶ上だよね。多分、何個上なんだろう?20個以上、上なんじゃないかな」
智「へ~。でも、そう考えると、ね、その頃に、まあね、20前後ぐらい年の離れた、うん、子供と遊ぶっていうのは、 今の自分が考えたら、なんか相当器が大きい気がするんですよね」
伸「そう。ナンか、たまたまね、GOROさんの息子さんの、淳くんっていう友達がいて」
智「はいはい」
伸「彼と、彼の友達とか、一緒に仲がいい時期があって」
智「なるほど」
伸「で、ちょうど、なぜか六本木に乗っていって遊んだ」
智「ん~」
伸「ま、ま、それもすごい」
智「時代」
伸「いい時代っていうかね」
智「そうっすよね。いやナンか、1度でいいから、それをこう、肉眼で見てみたかったなってね。本のね、一瞬でしか想像できなかったりとか、写真でしか見なかったりするから」
伸「ちょうど、あの、原宿で、ま、GOROさんっていう人、知らない時に」
智「うんうん」
伸「GOROさんのFLが止まってたワケ。衝撃受けて」
KO「うんうん」
伸「ナンだ⁉このバイク、みたいな。、そのイメージがスゴかったから」
智「へ~」
伸「ハーレー、乗りたいなって」
KO「あのウェンディーズの辺り」
伸「そうそう」
KO「あそこに、カッコいいの、停まってるもんね」
智「へ~」
KO「あ、GOROさんのバイクだと思って、インディアン」
智「ハーレー」
KO「インディアンもインディアンもあったりとか」
智「あ、インディアン」
KO「インディアンとか、FLHもあった」
智「あ、なるほど。じゃ、もう、好きだったんですね、GOROさんもね」
伸「FLにスプリンガー入れて、で、ハンドルも作って。で、ま、スイングアームだったんだけど」
智「はいはい」
伸「ま、カスタムで」
智「へ~~」
伸「で、その時に初めてオレ、スプリンガーっていうものを見て」
智「うん」
伸「スプリンガー、Zettaiつけたい」
智「(笑)」
KO「チョーカッコいい(笑)ね」
伸「アメリカに買い付けに行くっていう、ハーレー屋さんと知り合ったから、スプリンガーっていうのがあって」
智「うん」
伸「それ見かけたら、Zettai買ってきてくれっつって、したら、買ってきてくれって」
智「はい」
伸「当時、1本18万で」
智「へ~」
KO「HOTDOCKで付けてもらって」
伸「ちょうど、ビッグツイン用で」
智「へ~」
伸「ビッグツイン用もナニも、知らなかったんだけど」
KO「ステムの径が違うみたいな」
伸「あの、ナンていうの、この、外側に」
KO「ストリップ、うん」
伸「外側についてて」
智「うん」
伸「ビッグツイン用じゃん!みたいな」
智「へ~~」
伸「それ、だからFLに着けて」
智「へー、そうなんだ」
KO「だって、アレ、伸ちゃんのヤツは4速のフレームを」
伸「そう。4速、ハードテールにして」
KO「切って、パンヘッドの後ろ、着けたんだよね」
伸「そう」
智「へ~、4速フレーム?」
KO「うん、4速フレーム」
伸「4速フレーム~の、で、そこで初めてスプリンガー入れて」
智「なるほど」
伸「そう」
KO「今も、テツくんが持ってるよね」
伸「持ってる、持ってる」
智「その頃はもう、HOTDOCKだったんっすか?」
伸「HOTDOCK」
智「なるほど」
伸「そう」
智「で、あの、GOROさんは、DENとかだったんですか」
伸「GOROさんは、そう、その時、DENで、その後にサンダースだったのかな」
KO「サンダース」
智「なるほど」
KO「サンダース、その4速フレームのヤツをね、FL作ってたみたいな、スプリンガーの感じがします」
智「そっか~」
伸「それがメチャクチャ、カッコよくて、スプリンガーで」
智「へ~」
伸「スプリンガー、かっけー!みたいな」
KO「ね、ね」
智「ナンか、ね、GOROさんが乗ってるのは、やっぱりナンだろ、こう、横に長いハンドルのイメージがあるんで、ね、ボバーっていう」
KO「ね、ね」
智「うん、ナンか、そういう写真しか見たことないですけど」
伸「カッコ良かったよ」
智「カッコいいですよね」
伸「腰ぐらいまであった」
智「ね、そうっすよね、あの乗り方も、めっちゃカッコいいっすよね。で、ワンちゃんね、前に乗せてね」
KO「ちゃんと犬がちゃんと乗ってるんだもんね」
智「ね、それが、ナンかね、素敵っすよね」
伸「GOROさん、最初【ニャー♪というSE( *´艸`)放送禁止用語発言!?】だからね」
KO「(笑)」
伸「もうホントに」
智「昭和の、無茶苦茶な男(笑)」
伸「いや、それがまかり通っちゃうから」
智「(笑)そうっすよね」
伸「スゴいよね」
KO「80年代とかは」
智「いやぁ、カッコいいなぁ~」
KO「やっぱ昔、そういう風にヘルメットがなかったりとか」
智「うん」
KO「あと、その、アメリカのナンバー付けてれば【ニャー♪というSE再び( *´艸`)】とか」
智「へ~、そうなんだ」
KO「そういうことも、その、川口さんとかは、それで、アメリカンナンバーで乗ってた」
伸「うん」
KO「カルフォニア・ナンバーでって言って」
智「へ~」
伸「Zettaiダメだよね(笑)」
KO「そうね。絶対ダメでしょ(笑)」
智「へ~、今は考えられないですね」
KO「80年代は大丈夫だったみたいな」
智「なるほどね。じゃあ、ちょっと。そっか、ちょっと前までは緩かったんっすね」
KO「そうね」
伸「で、GOROさんも警察に止められたことがあって。止められたんだけど、もうこれで僕はアメリカをバイクで旅してって、説明をしたら、あ、じゃあ、おじいちゃん気を付けて行ってねっていう」
KO・智「「(笑)」」
伸「キップを切られなかったっていう、もう」
智「伝説」
KO「伝説だね、もうね」
伸「伝説があって。スゲーなって」
智「確かにスゴい」


智「いやぁ、でも、ね、そういう伝説がこう、巡り巡って、僕らみたいなバイク乗りに響いてるから、きっと今もなお、その伝説は、響きはたすと思うんですよ」
伸「いや、とにかくね、すごかったもんね」
智「うん、ね」
KO「人、1人1人の、いろんな人の、1000人みたいな人の個性がなかなかすごかったので」
智「そうっすよね」
伸「並外れ、桁外れの個性っていうのが、やっぱだんだんなくなってきてるじゃない」
智「確かに」
伸「いろんな、ちょっとね、違う個性はあるけど」
智「あぁ、そうっすね。特に今の時代は、ナンかね」
伸「だから、そういう人っていうのは、もう、ホント貴重っていうかね」
智「確かに」
KO「あんまりその、周りのこと、空気を読んでないじゃないですけど、好きなことやってるだけで、その人の個性が出てくるみたいな」
智「確かに」
KO「長瀬くんもだって、人がやってること好きじゃないですか」
智「まあまあ、まあまあ、そうっすね」
KO「そういうところで、その、長瀬くんらしさが出てくると思うので」
智「あ、あー」
KO「ね」
智「でもね、GOROさんもだけど、そこに集まるね、滝沢さんや、その裏原のカルチャーの人たちの個性がもう(笑)パンチがありすぎて(笑)」
KO「伸ちゃんは伸ちゃんで、好きなこと勝手にやってて、それで周りがちゃんと、いい風になんない。みんなそっちの方に行くみたいな」
智「ね」
KO「それ狙ってやってるんじゃないと思うし、みたいな」
伸「そうね」
KO「ナンか、いいと思って」
伸「でも、まぁ、好きな事、ま、みんなそうだけど、突き詰めてくっていうのが」
智「そうっすね」
伸「スゴい大事で」
智「確かんに」
伸「ナンとなく上辺だけスッてすくった感じだと、ナンか、ね、ナニも自分のモノに」
KO「ね、ね、うん」
智「確かに。で、見てても解りますもんね。確かに。ま、だから僕も1番最初に滝沢さんにお会いしたのが、ま、今から多分20年ぐらい前だと思うんですけど、その、SAM’Sでね」
KO「SAM’S、バイク屋ね」
智「それこそ4速フレームのショベルのCHOPPERを、ま、自分がそのSAM'SのChopperのオーナーになる時に、仙台の、仙台にあった頃のSAM'Sに行ってね、オーナーになります、長瀬ですって挨拶しに行って。でオサムさんから、その、東京にいる滝沢さんって知ってる?って言われて。で、もちろん存在は知ったんだけど、ま、ま、お会いしたことはないんですって話をした直後に、NEIGHBORHOODマグの取材で対談の依頼をしてくださって、そこで初めて」
伸「ね」
智「ちゃんとこう、ご挨拶をしてっていう風に、出会いだったんで、ナンか、そう、スゴい、ナンだろな、その、最初に会った人にスゴい僕は恵まれたなって、いつも思うんですけど。そこでね、今考えたら、そのナックルヘッドね、今じゃもうね、値段も高くなっちゃって、みたいな。当時はまだ、そこまでではなかったけれども、僕はもう、ワガママ言ってね、滝沢さんに」
伸・KO「「(笑)」」
智「もう、家のガレージの前まで行って」
伸「(笑)」
智「もう売ってくれるまで帰りません、みたいな。もう、今考えたら、もう」
伸「いや、でも、オレもそこまで、その時点まで、この長瀬くん知らなかったから、もう、その、ナンていうの、メディアの長瀬くんは知ってたけど、で、これ乗って、SAM’Sで作って乗ってるんですって見た時に、ウソだ~と思って」
KO「あぁ(笑)」
伸「めっちゃ、極悪なCHOPPER」
KO「極悪な(笑)」
智「(笑)」
伸「マジで。コレ乗ってんの⁉っつって。ちょっとビックリして、で、そっから、もうね、見方が変わって」
KO「うんうん」
智「ありがたいっすね。そう、そんで、今の自分がね、その、僕、えーと、11個、滝沢さんと歳が離れてるんですけどね。それこそ10、ね、1個下の子にナックル売ってくれって言われたら、オレ、そんな器無いっすよ」
KO「(笑)」
智「って思った時に、いや、スゴい、ナンかこう、ね、愛を感じるというかね」
KO「いや、そのうち、もしかして面白いヤツが来て、長瀬さん、アレ売ってください!ってあるかも」
智「(笑)」
伸「あるよね。もうすでにちょっと近いところはあるもんね」
智「そうっすよね、近しいところはありますけど」
KO「黄色いタイタン売ってください(笑)」
智「(笑)」
伸「それ、いないかな~」
智「そこはちょっとマニアックっすね」
伸「それ、逆にちょっとお年寄りかな」
KO「(笑)」
智「でも今となっては、ナックルのね、価値もそうですし、やっぱ、今考えたら、自分はとんでもないこと言ってたなとは思うんですけど」
KO「うん、けど、そういう風に言ってくるのが、面白いじゃないですけど」
智「あぁ、なるほど」
KO「そういう子の方がって、あったね」
伸「そうだね。でもホント、その、ほら、自分がっていうワケじゃないんだけど、ナンか、誰と出会って誰と付き合っていくかってスゴい大事だよね、ナンかね」
智「そうっすよね」
伸「と思う、ナンか」
智「ある種ね、自分でも選べないものもあるし、それを続けていくのもなかなか大変だったりするじゃないですか。ね。みんな各々、仕事があったりとか、家庭とか、生活もあるワケだから。ナンか、スゴい、そういう意味じゃ、面白いですよね」
KO「あの、ナンだっけ、狙って、この人と付き合うとか、そういうのじゃなくて、自然になってくのがいいね、この辺の、この辺の人たちって」
伸「そう、そこがね~」
智「確かに」
KO「この人と付き合うとオイシイからとか、あんまりなくて」
智「そうっすね、利害関係がない」
KO「で、ナンか面白いからいいやみたいな」
智「うん」
KO「ナンか、あの、伸ちゃんが突然 ペットとか言い出した時も、昔、言い出した時っていうか」
伸「(笑)」
KO「80年代真ん中ぐらいだと思うけど、マタマタっていう、亀がとか言っても、面白いな、僕も飼おうかなみたいなとか」
智「へ~」
KO「そういうのとか、伸ちゃんがロシアンブルーとかナンか飼った時に」
伸「あぁ、猫ね」
KO「うん。僕もシャム猫飼おうかなとか」
智「 確かに」
KO「そういうことなったんで、逆に」
伸「そういうね、そういう連鎖はあるよね」
KO「そうだよね。みんなその辺で突き詰めるのが得意だよね」
伸「そうだね」
智「うん」
伸「ま、でも、ナンかね、ナンでもそうだけど、好きになったらちょっと突き詰めた方がいい」
智「そうですよね。そう、それこそ、この間、家整理してたら、あの、僕ら昔、KONGS MCっていうバイクチームを作った時に、その、滝沢さんが、その、KONGSのTシャツ、デザインしてくださって、それがめちゃくちゃカッコ良くて、アレ、今、着たいなと思う」
伸「(笑)」
智「うん。アレ、めちゃくちゃカッコいいっすね」
伸「KONGSね」
智「そう、そんなのとか、ナンか、ね、あんまりこう、振り返る人間じゃないですけど、やっぱたまにそういう整理してたら出てきたりとかして(笑)」
伸「ナンか、そういうタイミングあるよね」
智「ありますよね。で、その当時やってたことのスゴさとかに、そこ、その時に面食らったりとかすることが最近スゴく多くなってきたから、そう、ナンか、ね、面白い巡り合わせでね、ナンか、そういうのとか、面白いなと思って」
KO「そういうの、みんな無理してやってるワケじゃなくて、自然にナンか繋がってくし、あと、前、会ったけど、そん時は友達にならないけど、10年後にまた、何故か知んないけど、また友達 になるとか」
伸「そうだね」
智「あぁ、確かに」
KO「そういうのもあったりするから」
智「そうっすよね」
KO「だから、結局は継続してると、ナンか違ってくっていうか」、
智「だから、友達でいなきゃみたいな、ずっと思ってなきゃいけないのも違いますしね」
KO「ね、ね」
智「そうじゃない」
伸「ま、自然な関係が、ね、一番ね」
KO「ね」
智「そうっすよね、そうっすよね」
KO「みんな無理してないところにいるから」
智「うん」
KO「より一層、ムリしてないところに行く」
伸「この間も、ちょっと、そんなじゃないけど、長瀬くん、会ってなくて。ま、道歩いてて、バッタリ会って、夕飯一緒に食べたりとか」
KO「(笑)」
伸「(笑)」
智「ね~、ホントにそんなことがね、不思議ですよね」。
伸「そういうことが、ナンか出来る雰囲気の人って、やっぱ、貴重だよね、ナンかね」
智「あと、その、そこで会うっていう、その引き寄せというか」
KO「ね、ね」
伸「ウチはもう、家族と」
智「そう」
伸「あの」
智「(笑)」
伸「奥さんの方の親と、まあまあ、みんな家族だったんっすけど、そこにもう、違和感なく混ざって」
KO「(笑)」
伸「家族かよ、みたいな」
智「全員知ってるから」
KO「(笑)いいですね」
智「そうそう」
伸「で、飯食って、じゃ、コンビニでアイス買って食べようかって」
智「そうそうそう(笑)ナンかね、ホントに」
伸「そこでも」
智「不思議ですよね」
伸「ちょっと会ってなくても、違和感全然ないもんね」
智「ねぇ」
伸「ナンかね」
智「そう、ナンか、そういうのが、ホントに一番自然というか、ナンか面白いですね」
KO「だって、普通」
智「ありがたい」
KO「そう、その、ね、滝沢伸介くん、さんとか、長瀬智也さんとか、普通にどっか歩いてて、会わないじゃないですか」
智「うん」
KO「 ね、意外に。だから、そういうのが、けど、けど、意外にあったりするじゃない」
智「そうっすね」
伸「そうだね」
KO「ね、自分たちは、なんかね。もちろん展示会とか会うのは解るけど、じゃないところでも、あ!とかね、そういうのは、やっぱ、そういうのが面白い、引き寄せっていうか、ナンかありますね」
智「面白いっす」
伸「面白いね」
智「(笑)いやいや」
伸「だいぶ喋ってんじゃん!」
智「いやいや、ホントっすね。いやいや、でもホントに、今日、いい機会」
KO「面白かった」
智「はい」
KO「伸ちゃん、ありがたかった。長瀬くん、ありがとう」
智「ありがとうございました。こちらこそ」
伸「はい」

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伸「J-Wave TOKYO M.A.A.D SPIN NEIGHBORHOOD RADIOいかがでしたでしょうか。ま、KOくんも長瀬くんも付き合いが長いので 話が尽きないということもあり、今回このような形になりました。今度は逆のバージョンで、僕の方のM.A.A.D SPINに、NEIGHBORHOOD RADIOの方に長瀬くん、KOくんゲストとして呼んでみたいなとも思ってます」

あっという間にツアーもラスト。先月の名古屋LIVE以来だから一か月経ってるワケだけど、そんな感じもなく。ランチ後、会場のKT Zepp Yokohamaへ。1Fロビー(?)はガランとして、グッズ売り場にも2,3名。前回サイズが無かったこともあって購入しなかったロゴTをどうしようかなぁと実物見ながらも、結局スルーしちゃった~

久々再会の智フレ含め、お喋りしている時間はやっぱり楽しい~♪で、案の定、2階席への入場はスタンド群が入場終わってから。入ったら座れるからってさ、もうちょっと早く入れてよねー。KT Zepp Yokohamaは初だけど、
2階席の座席はAB列があり、通路があって、また数列あり、前2列はステージが近く感じるのでヨカッタ♪名古屋では缶の置き場に困ったけど、ココは座席にホルダー付いてるから、チョー楽☆ウキウキとしてたら、ふと、後ろの通路脇にオーラを感じて振り向くと、三宅健ちゃん発見!どうやってKode TalkersのLIVEを聴きつけたのか気になるけど、原宿はお庭の健ちゃんなら不思議じゃないのか。初めは横の柵のところに立ってたけど、始まる前に係の人が最前列に連れて行きました。そんなのを見ていたら、ママが入って来たのも目撃!と同時に場内暗くなって、光太郎さん登場!

バタバタしてたから、あんまり聴いてなかったんだけど(;'∀')、最近のライブで客が手のひらをステージに向けてる傾向に「ヘンな宗教じゃないんだから。ココに来てる人は、そんな宗教やってないと思うけど」(意訳)って言ってて、インターバルを設ける理由とかいろいろ語りつつ、「ナニが言いたいかって言うと、ルールはない」「自由に過ごして」「だけど、ガタイが大きなヤツは後ろの女の子に”見える?”とか、フラフラしちゃってるコに”大丈夫?”とか思いやりを持って愛ある場所に」と、熱弁してたのにもかかわらず、お友達数名がSNSで酔っ払いがうるさかったとか、インターバルの時に入り込んできたヤツにヒドイ目にあったとか書いてて、とても悲しくなりました…。2階席は平和で快適だったから、スゴく残念…(´;ω;`)ウゥゥ 智也が喋ってる時に、いろいろ口挟んでくるのも大嫌い!!

メンバー紹介の時、野鳥の会並みに智也にロックオンしてたら、紹介した後、コクン、コクンとメンバーのアクションの度に頷いてるのが可愛くて。そういえば、前も他のメンバーが挨拶言ってる時、頭を下げる度に、智也も一緒に下げてるのが好きだったなぁ~☆

「When I」の時、1小節ぐらいやった後、ブチッて音がして、浦さんのキーボードがトラブって、中断。こんな時もお喋りでつないで余裕な感じは、さすがステージ慣れしてるなと。当たり前なのかもしれないけど。LIVEの度に、いろいろアレンジが変わってるようにも思うし、そうじゃないのかも知れないし、ギターが変わって、もちろん音色も違うんだけど、その違いもあまり解らなくて。でも智也の歌声は、やっぱり好きだなと。聴き心地が安心っていうか。ライブハウス中心の活動は、ストレスも多くて大変なんだけどね…


インターバルの時、ママの席に伺い、お姉さんと姪っ子ちゃんにも会えました。姪っ子ちゃんは研修行ってきての参加で、下の姪っ子ちゃんも大学卒業するそうで、ホント、親戚のオバちゃんの心境でした。当初、智也が席を用意してなかったようで「席ないよー」って言ってたと「ひどいでしょー」って( *´艸`)終演後には田口くんもママのところに来てて、ご家族を紹介してるようでした。そんな、いろんな人がママのところに来ているのを、同じ列にいた健がじっと見ていて、ちょっと笑っちゃった。挨拶したかったのかしら??( *´艸`)


セットリスト
(他公演のステージにあったセットリストの画像を頂き、答え合わせしました)
ったら、Fireさんがインスタに載せてくれましたね♪









<光太郎さん前説>

情熱のグルーブ
誰のせいで
Beautility
WHOLE(インスト)
- 小MC -
善人ショー
Wonder
- MC -
When I
PLANET 25:30

― Interval ―

中古の円盤
ハンディキャンディマン
脱力の法則
生活のサイズ
雨の日
帯電Youthful
どっかに置いといて
例のモノ
Free Wheelers

<EC>
OSARABA(新曲)


この「KT Zepp Yokohama」について、智也が「KTってKode Talkersじゃん」とか言ってたけど、ちゃんと「コーヨーテクモ」で、ゲームとか作ってる会社と把握してましたね~
【Part IIからの続き】

智「なるほど」
KO「長瀬くんもDJやると、ちょっとサイケっぽいもんね」
智「あぁ、そう、僕はホントに、それこそ、ネイバーのイベントでしか、やったことないぐらいだから、だけど、ナンとなく、ね、そういうDTMとか扱ってたりとか、エフェクターの使い方を解ってるから、ま、すぐにやろうと思ったら出来るっていうだけの話で、あとは、自分っぽい、チョイスと、自分っぽい、ナンか、クリエイトなワケじゃないですか」
KO「うん」
智「そう、だから、ね、KOさんにいろいろ教えてもらったりとかして、そう、だから、概念としては、すぐに ずっと入るんですけど、やっぱり自分も追求しちゃうから、やっぱそうなると、なかなか大変ですよね。いろんな機材、パッドが欲しくなるとか」
KO「(笑)」
智「ナンかね、そういうのとか、あるなと思って」
KO「ナンか、音楽聴いてると、ちょっとサイケっぽいっていうか、リズムもタンタンタンって、じゃあロックの感じになるから来てるのかなみたいな」
智「あぁ、でも、やっぱジャムバンドとか、やっぱちょっとサイケデリックなものもやっぱ」
伸「そうかもね、そういうのあるかもね」
智「どこか、そういうのでサイケデリックが好きなのかも知れない。だから、トランスも好きだし」
KO「うん、そうそう、音楽、あと、音楽をちゃんと解って、 作ってきたワケだから、だから、DJやっても、ちゃんと小節とか、そういうことが、ちゃんとBPMもみんな解るじゃないですか」
伸「そこ、大きいよね」
KO「ね、僕たち、この人たちは、伸ちゃんとかそういう人たちは、伸ちゃんもバンドとかやってたけど、基本的にそういう、何小節とか、そういうのが解ってないところから来てたりする人が多いから」
智「なるほど」
KO「そこを、こういうのは意外に、ナンか速さ合わせるとか」
智「そうっすよね
伸「そこで入れるとかね」
智「確かに。初めは、ね、BPM合わせるとか、ナンのことか解らないっすもんね。確かにそうっすよね。でもそれをアナログ、LPでやってたんだから、そう、すごいっすよね」
伸「(笑)LPだよ」
智「うん」
KO「みんなやりだして」
智「今、データですもんね」
伸「しかもさ、こう、合わせるじゃん、ズレてくんだよね」
KO「そうそうそう」
智「ですよね、時間が経つとね」
伸「そう」
智「今、でもAIでしょ、だって」
KO「そうだね」
智「AIで」
KO「コンピューターがやってくれるから」
智「ね」
KO「だからすごい楽だから、もう今日からDJになりますっていう女の子でも、DJ出来るから」
伸「出来る」
智「なるほどね」
伸「いや、ま、実際そういう人スゲー多いよね」
智「そうなるとやっぱ、どこが大事になってくるんですか」
KO「もう、結局は、けど、そういう人たちとインスタグラマーDJの人とかだと、綺麗だったり可愛いかったりするのは自由とか」
智「あぁ、なるほど、ビジュアルが」
伸「(笑)」
KO「だからそれには、Zettaiもう、このジジイは負けちゃうんですね」
智「(笑)」
伸「そうね」
KO「ね。だから」
智「そっかぁ」
KO「上手く、どうやって自分たちは、その味を出すかしかないみたいな」
智「なるほど」
伸「最近さ、ちょっとね、そういうトレンドのDJあるよね、女性のね」
智「なるほど。多いですか、結構」
KO「DJとしての生き方っぽい感じの中で、そのファッションとして、DJやられる方結構いるから」
智「なるほど」
KO「うん。けど、それが別にダメだとは言ってない」
智「ダメなワケじゃない」
KO「それはそれでありだから」
智「なるほど」
伸「そうなんだよね。ダメとは言わないんだけど、もちろん、スゴい、ちゃんとやってる人もいれば、ちょっと、やっぱり」
智「なるほど」
伸「ナンつったらいいの、その」
智「確かに、確かに」
伸「SNS DJとかね」
智「SNSでもね、ナンかほら、結構、ね、露出多めの人とかいる」
伸「(笑)」
智「そっち系で行く人もいれば」
伸「どう説明しようかな」
智「(笑)」
KO「その辺が、そういう感じで」
智「そっか」
KO「売るのか、その」
智「音楽的にいくのか、ビジュ的にいくのか、みたいなのもあったりとか」
伸「ただ、そこもね、需要があったら、もちろん否定は出来ない」
智「確かに、確かに」
KO「だから、それはそれで、そういう人はやっていけばいいと思うし。うん」
智「あぁ、そうか~」
KO「可愛さで勝負すると、どうも若い子には敵わないから」
智「なるほどね」
KO「特にね、すぐに、だって、新しいアイドルとか出てきちゃったら、そっちの方行っちゃうじゃないですか」
智「まあまあ、まあまあ。確かに」
KO「うん。だからもうみんなあとはベテランにやってくしかないから」
伸「ま、商業目線で言ったらアリだけど、でも、まあね、普通の目線で言ったらナシなしだよね」
智「なるほどね。そっか。ま、ある種、商売って言ったら、申し訳ないかも知れないけど、そういう様子が、でも、それも1つの答えですもんね」
KO「今、スゴい輝ければ、別に4,50になった時にやろうと思ってないみたいな子たちにもいっぱいいるだろうから」
伸「そうだ」
智「そっかぁ」
KO「そういうのが別にそれはそれでいいと思う」
智「え、ひょっとして、今、DJの男女の比率って、どう」
KO「女の子、結構多いと思います」
伸「多いかもね」
智「女の子の方が多い?」
伸「最近多いかもね」
智「へ~」
KO「みんな大体DJやってっていうのがね、好きな音楽かけて、みたいな。けど、そこまで。あと、その好きな音楽がそこまで詳しくない気がする、それはある」
智「なるほどね」
伸「ちょっとね、音楽じゃなくて記号っぽいから」
KO「そうですよね」
智「あ~、なるほど」
KO「DJという職業が
伸「ナンか」
智「なるほど。でも、そうっすよね」
KO「ちょっと、なんか ふくよかな体がいいとか、そういう感じ」
智「ま、ま、確かに」
伸「めっちゃ見るよね、ナンかね」
KO「ね、ね」
智「もう、ワザと出してる、そうっすよね」
伸「だからさ、ここ、ナンでもいいよね、だから」
KO「ね、ね」
智「ここ(笑)確かに、確かに」
伸「エアDJでもいい」
KO「エアDJでも」
智「そっかそっか、解んなくてもね」
KO「DJやってる姿が、けど、音楽がちょっとその人に合ってないと、彼氏が音楽あげてんだろうなとか」
伸「うん」
智「あぁ、なるほど」
KO「うん、思っちゃったりとかはあったりする。だから、 例えば僕とか伸ちゃんがDJやった時、もう、コレ、みんな持ってないでしょ、このレコードみたいなとか、そういうところで昔は頑張ってたっていうか、ね」
智「今はそういうのないっすよね」
KO「あんまり、みんな、このジャンルは、この人が1番知ってるみたいなのが、大体あったんですけど、昔は」
智「そっか」
KO「その人に任せればみたいな。けどそれが今あんまりなくて」
智「確かに」
KO「ナンか、料理シェフになりたいみたいな感じだったけど、カレー作っていいのか、中華作っていいのか、解ってない感じだけど、シェフにはなりたいみたいな」
智「なるほど」
KO「人が多い感じですかね」
智「確かに。都合のいいスパイスは適当にあるし」
KO「そうそうそう」
智「ナンとなく、それっぽいのは出来ちゃう」
伸「ナンか、情報とかソースってさ、みんなもう、ナンていうの、もう平等に手に入る時代だから、昔はすごく足を運んで中古盤屋とかで、レア盤を手に入れたりとか」
智「確かに」
伸「そういうところが、スゴい武器になったりしたんだけど、最近はそれが全くないから、ナンだろうね、そんな中でも、そのチョイスの仕方が、個性なのかな、多分」
KO「組み合わせで」
智「そっか」
KO「ナンか、うん、その人らしいっぽいのが出てけばいいと思うし」
智「あと、DJの、その曲に対する愛情が変わってきますよね」
KO「うん」
伸「あぁ、それは大きいね」
智「ね。やっぱり、今の子たちは、良くも悪くもいろんなものがすぐに聴けちゃって、まだその曲に愛情がないけど、ナンとなく、これ合うから、それを導入したりとかするワケじゃないですか。だけど昔のLPの時代は もうね、耳にタコが出来るぐらい聴いて、その曲を流用して、ね、盛り上げたりとか」
KO「あとかけ方で、かける場所とかで、全然出来る雰囲気も違うし、盛り上がり方も違うから」
智「なるほどね」
KO「ナンか、DJって、人の曲かけてるだけじゃんっていうと、割とそうでもなくて」
智「そう!」
伸「そこだよね」
智「作る人もいればね」
伸「そこがスゴい不思議っていうかね」
KO「作った人、例えば、長瀬くんが、よく作りましたって言って、それを僕がかけただけで、長瀬くんが違うところで、思ってたトコと違うところで、違う雰囲気が出来るけど、スゴい盛り上がったとか」
智「うん」
KO「そのまま出来るのも」
智「なるほど」
伸「とか、ヒットチャートの曲を全部そのまま買って、その順番にプレイすれば、別にその人と同じプレイになるわけで」
KO「そうそうそう」
智「確かに」
伸「ナンだけど、違うよ」
KO「違う、違う」
智「あぁ」
KO「いるお客さんとか、サウンドシステムとか、全部で、かけるタイミングとか」
智「確かにそうだ」
KO「もう、1番しかかけない人もいれば、3番まで、最後までかけて、 しっかり聴かせて、あの、繋いで、ちゃんと聴いてもらって、次に行くと、あ、この歌詞とこの歌詞が繋がってて、みたいな」
智「あぁ、なるほど。読みが始まるワケですね」
KO「そう、そうね。そういうこともいいとか、そういうのでいい感じになってくるかは、やっぱ、それはDJが同じワイン知ってても、料理とチーフが作る料理と合わせたソムリエの人が、 これだと、このワイン合わせたら美味しいんじゃないですか、みたいなので」
伸「(笑)」
KO「より一層美味しくなってくみたいな」
智「なるほど、なるほど。愛を感じるワケですね、確かに、確かに」
伸「だから、AIが出来るんだけど、でも、そこにはなぜか魅力を感じないってトコだよね、きっとね」
智「そう、そうっすよね、だって、今、AIがそこそこの」
伸「出来ちゃう」
智「そう。曲も作れちゃうし、ね。もうそのうち、役者もいらなくなるぐらいのCGも出てきちゃうんでしょうと思ったりする」。
伸「いや、だから、どこまで人間が必要かっていう、テーマになってくるよね、多分ね」
智「ね、ホントに」
KO「やっぱそこで、なんかその、人間っぽいっていうか、その、個性が出るからこそ、違う、普通の人が、AIが選ぶのと違うことが出来る、みたいな」
智「うーん」
KO「あとは、普通にファンクの曲だけど、テクノに混ぜたら超かっこいいとか」
智「なるほどね」
KO「そういうことも出来るから」
智「そう考えると、やっぱこの、ナニ、カセット、これでよかったんじゃないのって思うこと、あるんっすけどね、このA面、B面。コレね、爪を切る、切らないとかあるっすよね、コレね」
伸「あるある」
KO「爪を折ると、あの、録音出来なくなる」
伸「あと、メタルテープね」
KO「メタルテープ」
智「あぁ、メタルテープ」
KO「メタルハイポジションとか」
智「ちょっと音質がね」
伸「メタル」
智「確かに」
KO「カセットテープは、けど、割と重要でしたね」
智「ふーん」
伸「そう」
KO「昔は」
智「ん~」
伸「だからね、ウチ、Neighborhoodで、来春夏、カセットデッキを作って」
KO「おぉ、スゲー」
伸「小っちゃい」
智「え、素敵!」
KO「見た、見た、見た。この間、だって、ターンテーブルも作った」
智「あの、頂きました、ありがとうございました」
伸「その辺を逆行して作ろうかなと思って」
智「え、それもう今、作ってるんですか」
伸「もう作っていて。来春夏か、そう」
智「スイマセン、今、滝沢さんのね、KOさんのカセットテープ、ちょっと、いや、これは貴重ですよ」
伸「それヤバいよね」
智「いや、いい、いい」
伸「え、KOくん、カセット結構当時のある?」
KO「ない」
伸「無いんだ!(笑)」
智「え~」
KO「大体みんなあげちゃってるから」
智「そっか、そっか」
伸「無いのか~」
KO「この、同じような時期に98年とかJ-WaveでDJやってたんですが、毎週」
伸「あ、そうなんだ」
KO「うん、そん時のラジオの同録とかも全部無くなっちゃってましたもんね」
伸「マジで、J-Wave歴、長くない!?」
KO「J-Wave、長いんです。だから、J-Wave10周年の、に、作った名刺とかが出てきたりとかして」
伸「マジで!?」
智「(笑)」
KO「そう。 で、ね、10 years、僕、木村KO、ナビゲーター木村KOって書いてあるんですけど、J-Waveの住所も違うし」
智「へ~」
KO「10 years Anniversaryとか、印刷しちゃって」
伸「マジで?」
KO「そん時にJ-WaveでDJしてたわ、みたいな」
智「当時、ドコにあるんですか?」
伸「え、まさか、六本木ヒルズ前?」
KO「六本木ヒルズ前」
伸「六本木ヒルズなし?まだ」
KO「そん時は、六本木ヒルズはなかった」
智「高樹町?」
伸「霞町ね」
KO「うん」
智「に、J-Waveあったんだ⁉」
KO「あったんだよ」
伸「あったっけ?」
KO「。そこで、そこでやってたんで」
智「霞町って言わないでしょ?今(笑)霞町」
伸「たまに言っちゃうんだよね」
智「昭和の(笑)」
伸「霞町交差点」
KO「霞町交差点」
智「そうそう、昭和の人はみんな言いますね、昭和の男たちはみんな」
伸「言うよね、霞町ってナニって」
智「霞町(笑)」
KO「20…もう25年以上前ですね」
智「へー」
伸「J-Wave先輩じゃん、もうマジで」
KO「もう、J-Waveで長くやってますもんね」
智「スゴいな~」
KO「間だいぶ、だいぶブランクがあったりしましたけど」
智「いや、でもスゴいっすよ」
伸「やってんね~」
智「だって、僕の、そう、人生の周りで1番、やっぱDJ長くやってんの、KOさんだと思うから」
KO「(笑)ああ、ネイバーももう」
伸「あぁ、30周年」
KO「30周年」
智「うん」
伸「もうちょうど今月か。今月で30周年」
KO「30周年だもんね」
智「30周年、スゴい」
伸「30年ね~経っちゃったね」
KO「昔、だって、ARKTZがあったところ」
伸「(笑)」
KO「ARKTZ、原宿にスケボー屋さんがあって」
智「うんうん」
KO「そこの、ARKTZが無くなったと思ったら、Neighborhood建ってて」
伸「(笑)そうだよね」
智「あ、そこが1店舗目の」
伸「あそこでしょ、ジャンクヤードでしょ」
KO「うん。ジャンク、ジャンク」
智「あぁ、はい、はい、遊歩道のね、あぁ、はい、はい」
伸「そう、ちょうどね、今年30年なんだよね」
智「そう、スゴいな~、30年、生まれた子がもう、ジジイですよ」
KO「ね、ね、ホントですね(笑)」
伸「ヤバいよね」
智「うん。いや、ナンか、いい話、出来ました」
KO「ちゃんと、面白かったね」
智「(笑)ちゃんと、ちゃんとした話、初めてしたみたいな」
KO「原宿のKとかと違ったな、みたいな、面白かったから」
智「(笑)」
伸「だいぶ喋ってんじゃん、もう」
智「いやいや、ホントっすね、ホントっすね。いやいや、もう」
KO「面白かったな」
伸「コレ、ちょっと使わない部分、ウチの方に回して」
智「(笑)」
伸「そのまんま」
智「確かに、確かに確かに。ま、でもちょっとね、滝沢さんの方の番組にも」
KO「(笑)」
智「我々」
伸「是非、是非、出てよ。是非」
智「ね、ね、ね」
伸「是非」
智「もう」
伸「いや、ウチは短いから」
智「うん」
伸「1本30分だから」
KO「あぁ」
智「3週分ぐらい出来ますね(笑)」
伸「いや、もう、最終話まで、出来んじゃないか?コレ」
智「(笑)」
伸「来年の4月」
智「来年も(笑)貯め撮りで」
KO「チョー面白い(笑)」
智「ね、ね、是非、じゃ、そっちの方もね、お邪魔させてもらって」
伸「是非是非」
智「ね、ね。いやいや、でもホントに、今日、いい機会が」
KO「面白かった」
智「はい」
KO「伸ちゃん、ありがとうございました。長瀬くん、ありがとうございます」
智「ありがとうございました、こちらこそ」
伸「面白かった」
智「はい」

KODE TALKERS『例のモノ』

KO「ここまでは長瀬智也くんと滝沢伸介さんをお迎えしました」
【Part Iからの続き】

智「その延長線上にね、そのSissybarsがあるっていうのは、スゴくナンか、ストーリーがあるというか」
伸「ホントだよね」
智「うん、ナンか」
伸「いや、でも、今考えるとさ、よくやったよね」
智「よくやりましたね(笑)」
KO「よくやった」
伸「いや、この間も誰かに説明したんだけど、多分、長瀬くんの、ナンていうの、指導、教え方が(笑)めちゃめちゃ根気強くて、ヨカッタから、ナンとかまとまったんだけど」
智「いやいやいや」
伸「いや、普通さ、もう、全員もう、超素人なんだ」
KO「あぁ、ね(笑)」
伸「昔やったことあるけど、もうほぼほぼ、初めて触りましたとか、その状態から多分4か月ぐらいで」
KO「アレ、5曲ぐらいやらなかった?」
伸「うん、最初はもう、しかも全部オリジナルで。いや、そう、それ結構いい曲なんだよ、全部」
智「(笑)いや、ありがたいです、そう言っていただけると」
伸「いい曲なのよ、マジで」
智「いや、だからね、まあまあ、とは言ってもね、みんな、やっぱり、ほらね、バイク乗りだったりとかって、やっぱり少なからず音楽とかロックが好きで、ね、楽器を触ってたりした経歴があったからこそ、まあまあ、僕もきっと出来るだろうなと思ってやったことだったっすけどね。ま、でも、 その発端が、ちょっとこう、仲間のね、ま、ちょっとこう、不幸というか、まあまあ、ね、そういうものを拭うために、こう、バンドを作るっていうところが、なんか発端だった気がするんですけどね。そう、だから、ま、でもね、それが、ナンとなくこう、形になって、ナンか、しかも、それでKOさんとも」
KO「あぁ」
智「ね、その、コラボっていう(笑)」
KO「ナンかリズムに打ち込んだりとか」
智「ねぇ」
KO「面白かったですね、アレ」
智「そう。だから今から15年ぐらい前ですかね、大体」
伸「そうだね。っていうかもうそんな経ったね」
智「そうっすよね。そう考えると非常に(笑)斬新だったし」
KO「ね、ね、ね」
伸「ま、もちろんね、当時、ま、趣味の範囲でみんなでやってっていう前提だったんだけどね」
智「ねえ」
伸「そう。でも楽しかったよね」
智「いやぁ、ホントに。みんなも素晴らしかったし」
伸「マジあれ、奇跡的だと思うよ」
智「ね。ま、一応今日、データ持ってきてますけど」
KO「おぉ!(笑)」
智「(笑)」
伸「(笑)おぉ」
智「でもね、せっかくだから」
KO「じゃ、聴いてもらいます?Play出来ますよね」
伸「聴きたいよね。え、っていうか、コレ、電波乗るの、初じゃないの?」
智「多分、初かも知んないっすね」
伸「もしかして」
智「そう、コレはもう」
KO「秘蔵の品じゃないですか」
智「ね」
KO「めちゃめちゃ」
智「まあまあ、そんな大層なものではないですけども、ま、でも、15年前にこんなことやったヤツらがいるんだという頭で考えたら」
伸「いやいや、曲的にはもう全く、スゲぇいい曲だから」
智「もうね、バイクのことについてしか語らない」
伸「(笑)」
KO「Sissybarsっていうの、その、後ろの座席でもたれるところ」
伸「そうそう」
KO「そうね、もたれるところ」
伸「Sissybars」
智「Sissybars」
KO「それをSissybarsって言うんですけど」
智「ね」
KO「そういう感じでね」
伸「当時、あの、Sissybarsのアー写を撮ったんだけど」



KO「あぁ、スゴいね、アレね」
伸「そう、それを長濱修さんっていう」
智「巨匠がね」
伸「巨匠の写真家の方が撮ってくれたのが、こういうの撮ったっていうのも、もう忘れてたぐらいの、 それを焼いてきてくれて、この間。写真がめちゃめちゃカッコ良くて、アレ、今撮るっつってもZettai、無理だしね」
智「確かに、確かに」
伸「スゴいな、スゴいイイものを記録してもらったな」
智「ホントっすね。アレ、Tシャツにしたら欲しいな」
KO「アレ、Tシャツになってたでしょ?」
伸「来春…」
智「うわぁ!マジっすか~!?」
KO「そうそうそう」
智「めっちゃ、欲しい~!」【私も欲しい~☆】
伸「出ますよ」
智「アレ、そう」
伸「あのTシャツね、スゴくカッコいいよね」
智「ね、アレは、あんなの、今、Zettai出てこないっすもんね」
伸「アレ、ポスターとかにしたいよね」
智「(笑)」
KO「ポスター、カッコいいね、ポスターね」
智「ね、ね、ね、ね」
伸「学生の部屋とかにさ、飾ったり」
智「ホントっすね」
KO「ホント、いいなと。そうね」
伸「ね」
KO「昔って、Zettai、雑誌の切り抜いて、写真、壁に貼ったりとか、結構あったから」
智「うん」
KO「最近、みんな、家にポスター貼るとか無いでしょ。だから逆に欲しいな」
智「確かに。そうっすね、ポスター…、最近ガレージ整理してたら、まさにSissybarsの、いわゆる、ナンツーの、ワッペンのGジャンが出てきて、 あっと思って、飾ってたんですよね、ガレージに。そうそう。でももうね、なかなか着るタイミングもないな、ナンて思ってて」
KO「ね、ね」
伸「それ、アレじゃない?電波乗っけちゃったら、どっかからオファーくんじゃない」
KO「(笑)」
伸「レコード会社とか来ちゃうんじゃない」
智「ね、ね」
伸「したら、ちょっと考えてもいいよね」
智「そうっすね」
KO「(笑)」
智「断固として、アレはもう、自分じゃないっていう風に言い張ってますけどね」
伸「言い張るよね。一生言い張るよね」
智「そう、そう」
伸「(笑)」
智「一応みんな名前がついててね」
伸「(笑)もう今、今だから言うけどさ、スゴい変装してたから」
KO「(笑)」
智「そうそう(笑)もうね、オレも、ナンかよくわからん覆面みたいなの付けてて」
KO「うん」
伸「ヒゲとか30㎝ぐらい」
智「そうそうそう(笑)」
KO「謎の髭ついてたね」
智「(笑)そう」
伸「LIVE終わった後も、気が付いてない人が結構いたんだよね」
智「あ~」
伸「ボーカル、アレ、誰なんですか?とか」
KO「Zettaiに気が付かないよね」【いえいえ全員バレバレでしたよ】
智「ね、ね」
KO「ねえねえねえ、歌上手いし」
智「(笑)めちゃくちゃエフェクトをかけまくってね」
伸「(笑)いや、でもね、解る(笑)。バレバレだよね」
智「バレバレっすよね」
伸「あんなの、声」
智「そうそうそう、そうなんすよ」
伸「そう。いやでも、そんなことも含めて、もうホントに、よくそんなことをやってくれたなっていう」
智「いやいやいや、アレ、でもホントに」
KO「ホント、ね、リアルバンマス」
智「だし、本当のリアルバイカーたちのバンドじゃないっすか(笑)」
KO「ね、ね」
智「 そういうのもね、含めて」
伸「ね、めちゃめちゃ面白かったね」
智「うん。まぁね、あのメンバー同士のね」
伸「そうだね」
智「意見の不一致とかあったり(笑)」
伸「バンドによくあるから。バンドによくある」
KO「ね、ね、ね」
伸「本向性の違いが」
智「方向性の違い(笑)」
伸「(笑)」
智「もう、大の大人たちが、方向性の違い(笑)」
伸「もうバンドあるある、だからね、コレ」
智「バンド」
KO「ホンモノのバンドってことじゃないですか。その方向性の違いなんて」
智「ね、ね、そうっすよね。主張するってことはいいことだからね」
伸「ま、だから、オアシスみたいな感じだよね、だから」
KO「オアシスみたいな感じ(笑)」
智「そうなんですよ」
伸「ずっとずっとやってなかったみたいな」
智「そうそう。仲がいいからこそ、のヤツで」
伸「でも、またやるかも、みたいな」
KO「またまた、再結成も、あのオアシスみたいあるかもしれないですね」
智「いやいや、ね、ね、ね、いつでも出来ちゃいますからね、アレね」
KO「ドラムのカッちゃんだけが、大変だったみたいな」
伸「カッちゃん、いいドラムだからね」
智「いいドラムっすよ~」
伸「荒々しいけどね」
智「そう」
KO「んで、僕。僕はその、打ち込み入れたから、それに合わせて、ドラムが普通メインで、それに、みんな音楽ついて行くじゃないですか。なのに、僕が作ったリズムに、打ち込みのリズムにドラムを合わせなきゃいけないから」
智「ね」
KO「だから、カッちゃんが大変そうでしたね」
智「ね、ね」
sん「あぁ、確かにね」
KO「けど、面白かったです」
智「うん、でも、そのナンか、ナンだ、ロックとテクノの」
KO「な、感じのね、ね」
智「その気持ち悪さの融合というかね」
KO「デジタル、デジタルロックって言ったらね」
伸「あぁいうのさ、やりたいよね」
KO「いいですね、やりたいね」
智「ねえ、なんか、バイカー」
伸「打ち込みでね」
智「的な、ナンかイベントとかね、ナンか面白そうっすけどね」
KO「あ、リズム、リズムとかだったら、いくらでも組めますので」
智「あぁ、ね」
KO「面白いね」
智「いや、ナンか、そう、今話したらね、そういうストーリーのあるところがね、今もまた、ナンかそういう形になって、で、今もなお、また今、最近イベントとかやってるんすか、ネイバーでは」
伸「えーとね、イベントは前よりもなくなってるけど」
KO「今度DJやるでしょ」
伸「そう、イベントがあって」
智「うん」
伸「Don Lettsっていうイギリスの、もうレジェンドのアーティストの人がいるんだけど、その人のブランド、Rebel Dread Hardwareっていうところと、コラボレーションのイベントがあって」
智「あぁ、そうなんですね」
伸「で、久しぶりにDJ」
智「あ、DJやるんっすね。そうなんだ。じゃあ次はもう場所決まってるんすか」
伸「そう、場所はね、DJ BAR Bridge 新宿」
KO「あ、Bridgeだ、Bridgeは新宿ですね」
智「新宿」
伸「11月15日金曜日9時から」
智「おぉ」
伸「DJは僕もやるんだけど、BOUNTYのHIKARUくんとか」
智「あ、はいはい」
伸「クボタくんとか、えーと、後は、MIGHTY CROWNの方とか」
智「はいはい」
伸「えー、スケシン」
KO「スケシン(笑)」
伸「スケシンなんだけど、フライヤーの名前は、Ozaki SOHOって書いてある」
KO「ナーンで(笑)あの人」
智「(笑)」
伸「ちょっと」
KO「ナンだか、ウドンコプップの助とか」
智「(笑)」
KO「ヘンな名前、結構多いんすよね」
伸「多いよ」
KO「いろいろ」
伸「あとは、Hatchuckくんっていう、そのRebel Dread Hardwareのブランドやってる彼もやりますね」
智「へ~、やっぱ多いですか、周りにDJやってる」
KO「基本的にはみんな、さっきのWTAPSの徹くんもそうだし、伸ちゃんもそうだし、えーと、ケートシングくん、シンちゃんもそうですし」
智「あぁ、そうか」
KO「その辺もみんな、えーと麻原くんもYOPPIも、みんなDJ」
智「ある程度、出来る」
伸「みんな、DJだね」
智「確かに」
KO「洋服が好きで、音楽も好きで」
智「あ、そっかぁ。じゃあ、もれなくDJもみんなもうやってるんっすね。出来ちゃう」
KO「ヒロシくんとか、くらいから、藤原ヒロシくん辺りから、だいたい、みんなDJも、洋服も好きで、みたいな」
智「じゃ」
KO「音楽は、みんな好きだったんですよね」
智「そっか。じゃ、みんな、出来ることは出来るけど、その深さがみんな違ってたっていう」
KO「うん。で、あとは音楽性が、みんなね、この音楽が好きっていうので、だんだん違ってくから」
智「なるほど」
KO「うん」
智「スタイルが出来てって」
KO「そう」
智「なるほど」
伸「KOくんさ、DJ、ま、ずっとやってるじゃん。プライベートでナニ聴くの?」
KO「何も聞かない」
智「(笑)」
KO「何も聞かない」
伸「いや、オレ、ふとさ、KOくんって、DJの音楽わかるんだけど、普段ナニ聞いてんのかなと思って」
智「え、車の中でナニか」
KO「車の中でyoutubeで恐怖動画とかそういうのを見たりして」
伸「(笑)」
KO「なんか」
伸「音楽じゃないじゃん、それ」
KO「そう、怖かった、怖かったみたいな。何年のある日みたいな」
智「あぁ、なるほど、なるほど」
伸「高田純次みたいな」
KO「高田純次みたいなのも、また」
伸「高田純次、違うね」
KO「youtubeの」
智「稲川淳二」
伸「稲川淳二!」
KO「稲川淳二、稲川淳二、そういうとこもいた、そういうのがあったりして、そういうの聞いたりとかして。あんまり音楽は聞かないですね」
智「へ~」
KO「そんな自分が見つけてきた曲を好きな順番にかけて、それで出来るグループを楽しみたいのが、音楽で好きみたいになってきちゃって」
智「なるほど。垂れ流しはない」
KO「そうそう。で垂れ流しだと、 ちょっと聞いちゃって」
智「あ~。逆に疲れちゃうとか」
KO「この音とかって」
智「あぁ、解る気がするな」
KO「そうすると、あと1曲目の、例えば、4分30秒のところにある、コンって音が、サンプルに取れるとか」
智「(笑)」
KO「で、ちょっと今、巻き戻ししてって」
智「そんな事、考えながらDJやってんっすね!」
KO「音楽聴いてると、それで」
伸「イヤだね。KOくんの視点、ちょっと違うんだよね」
智「いやいや、でも」
KO「音楽がちょっと違う。仕事だけど、ちょっと違う」
智「確かに、確かに」
伸「ナンかさ、全部ちょっと、ナンかラジコンっぽいんだよね」
KO「ラジコンっぽいって(笑)」
智「あぁ。ま、バイクも」
伸「バイクも、メカっぽい」
智「確かに」
伸「メカ」
智「ね。車も全部自分で直したりとかね。うん」
KO「伸ちゃんも、洋服見てると、楽しめなくて、これカッコいいなとか、じゃあ、コレ、コレ、どういう風に使おうかとか考えちゃわない?」
伸「あぁ」
智「あぁ」
伸「ま、そういうのは、あるよね、確かに」
智「そんな感じか」
KO「うん」
智「なるほど」
伸「うん、解る解る」
KO「そういう感じで見ちゃうから、ナンか古着屋、多分、伸ちゃんが古着屋さん行ったら、もう」
伸「まぁ、確かにね。ココのポケットの、いいな、みたいな」
KO「ココはこういう風に使って、とか。直接マネするのはカッコ悪いから」
智「そっからインスピレーションを受けて」
KO「そうそう」
智「なるほど」
KO「全然、マネしたってバレないように、けど、ちょっと影響受けて、とか」
智「なるほどね」
KO「そういうのを、だから、僕、音楽、人の音楽聴いても、そうなってっちゃうから」
智「あぁ、なるほど。確かに、確かに。引っ張られてっちゃうっていうのは」
KO「そうね。あんまり、そういうの、特に人のDJ、あんまり聞かないようにしてんのと」
智「ナンか、うん、解る気がします。ナンかその、音楽とかずっと聞きまくってると、もうちょっと嫌気がさしてくるっていうか」
KO「そうね、うんうんうん」
智「無音が恋しくなるっていうかね、それはちょっと、ナンか、解る」
伸「長瀬くんは、普段、ナニ聴いてるの?」
KO「ナニ聴いてるの?」
智「いや、僕もね」
伸「車ん中とか」
智「あぁ、でも、最近はやっぱ懐かしいのを聴こうとしてます。ナンか、それこそBonjoviとか」
伸「おぉ」
智「今聴いたら、やっぱりナンだろう、そのスゴさに圧倒されるっていうか、歌の上手さもそうだし、ナンだろう、あんなに王道な曲なのに、ナンか、聴いてても飽きなかったりとか、ナンか全てにさらにリスペクトが強くなったっていうか」
KO「その当時聴いてなかったところを聴くようになるっていうか」
智「そう、そうです」
KO「その、音の違う部分をね」
智「そうなんです。で、あと、ZZトップとか聴いても、60年代とかの、あのキレッキレだった頃の、とか見ると、ナンか、逆に今がスゴい、ナンだろう、味がするなっていう、ナンかその、熟年さを感じたりとか、ナンかアスリートに見えましたね、ナンか、若い時は、リズムのキレがスゴかったけど、でも、それが年老いても悪くねぇなっていう、ナンか、そういうのを、が、ナンかその」
伸「その時そのその時、聴こえ方、なんか違ったりする」
智「そうなんっすよね。そう。だから」
伸「当時、ナンかちょっとダサくて聴かないかな、みたいのを、今聴くと良かったりとか」
智「そうなんっす、そうなんっす」
伸「あるよね」
智「そういうのは結構、最近聴くようにしてますね」
KO「その時になったら、みんな評価が高いのに、自分は好きじゃなかった曲、あるじゃないですか。けど、今聴いてみるとやっぱりいいの、解るなとか」
智「ね、捉え方もナンか、違うでしょうしね」
伸「ナンか、イメージでね、聴かなかったの結構ある」
KO「うんうん」
智「ね、そうっすよね。で、大人になって後悔したりね、そういうこともあるし。あ、でも、そうっすね」
KO「その、例えば80年代とかに、70年代とか、そういう時にスゴい、いいバンドだったのに、さっき長瀬くんが言われた通り、そういうね、キレッキレだったのに、今になって、ユルくなってきたところが、ちょうど合うとか」
智「あぁ、ね」
KO「そういうとこもあったりとか」
智「そうっすよね。だから、そう、今の年で、昔のね、その、ビリー・ギボンズのプレイを聴くと、やっぱ、ちょっと、そう、疲れるというか、いや、もちろん、めちゃくちゃカッコいいし、上手いし、最高なんですけど、ナンか今は今で、ナンかこう、重みがあるっていうか、ナンか、そういうのはナンかありますね」
KO「ナンか、突き詰めちゃったから、逆にその辺の、洋服にしても音楽にしても、だから、今、この何十年やってるから、この洋服を作ってたり、この音楽を作ったりするじゃないですか」
智「そうっすよね」
KO「このDJ。それを、そのことを今の二十歳ぐらいの人が、解ってもらえるかっていうと、 やっぱそれを、解ってもらえるには、また20年かかっちゃうかもしんないから」
智「確かに」
KO「だから、なかなか難しいなって。けど、ちょっとそういうとこう、受け線をわざと狙ってやるのは、出来ないとかあったりする。それが難しいところで」
智「あぁ確かに」
KO「今、今好きなモノ、やりたいじゃないですか」
智「そうっすね。そうっすね。そうなんすよね。でも、確かに、その、Sissybarsもそうですけど、 やっぱナンか時間経って聞いた後に、恥ずかしかったりするっていう」
KO「(笑)ね」
伸「(笑)」
智「そういうのもあるじゃないですか、でも、恥ずかしくないものもあるって不思議ですよね。アレ。ナンなんっすかね」
KO「あの頃は良かったなっていうだけでOKで」、
伸「でも、それはそれでいいんじゃない」
智「あぁ、そっか」
伸「今、恥ずかしいだけで」
智「そっか」
伸「当時はヨカッタから」
智「そうっすよね」
KO「その当時はホントに真剣にやってたら、恥ずかしいとも思わないっていうか」
智「確かに。確かに」
KO「うん」
智「うんうん、それは確かにあるかも知れないっすね」
KO「うん。じゃあ、長瀬くんとかも、やっぱ、今作ってる曲の、もちろん、ドンドンドンドン、自分が本当にやりたいことをやっていけてるじゃないですか」
智「うーん。そうっすね。ま、でも、ナンか、ナンだろうな、僕も結構、ま、音楽をファッションと捉えてるみたいなトコもあるから、例えば、ね、アメリカンロックとナニか、例えば、ナンかファンクを、混ぜてみようとか、そういうことで、オリジナリティが生まれたりとか。ヘビメタのサウンドなんだけど、すごいファンクのグルーヴとかだったりとか、 その、そういうことでは、まだ創作出来るモノってたくさんあるような気がしてて。その、白いけど黒いリズムでとかっていうことは、現実に起きているし、ま、それを、ね、本人たちがそう捉えてるかは解らないですけど、でも、ま、少なからずね、そういうところに、こう、リスペクトを持っていてとか、でも、逆に言ったら、やっぱりその白っぽい感じのカッコよさもあると思うんですよ。その8ビートの、ロボットのように刻まれていく、8ビートとかもカッコいいなとも思うし、そう、だから、やっぱり、そういうことを考えると、ね、その、1つのスタイルとかっていうか、いろんなスタイルをいろんな風に、ま、ファッションもきっとそうだと思うんですけど、いろんな要素を取り入れて、ナンかこう、形になると、ナンかちょっといびつで(笑)ナンか、ナンとも言えないカッコよさだな、みたいな」
KO「それが、その人の個性になるっていうかね、ね、特にね、白人音楽、黒人音楽ってね、大体言われるけど、うん、けど、日本人にとって、やっぱ違うとこに あるから。そうっすね。では、それを、あんまり、オレがこういう、日本人の音楽を作ってやるじゃなくて、コレが心地いいから作ってたってなったら、それが日本人の音楽としてカッコいいって言われたら、1番いいですもんね」
智「そうっすよね」
KO「だよね」
智「でもナンか、阿波踊りのテンポとか聞いてると、やっぱちょっと黒くなる感じするんっすよね」
KO「ね」
智「テンカ、テンカ、テンカ♪みたいな」
KO「ずっと、あと繰り返すっていうね」
智「(笑)そうそうそう」
伸「今でもさ、曲、前結構ストックしてたじゃん」
智「はい、ずっと曲作って、作ってるんすけど、でも、やっぱりなかなか、ナンだろうな、その、みんなに聴かせようみたいなモノっていうのはね、なかなか」
伸「もったいないっすね」
智「いやいや、ナンかね、うん、テーマがあると早かったりするんですけど、ナンかね、あんまり。Sissybarsの時もそうでしたけど、あぁいう風に、なこうと。よくわからん天の声が来ると勝手に動くという」
伸「解る。自分のことなんだけど、ちょっと自分のことじゃないって」
智「あ、そうそうそう、そうなんっす」
伸「結構作りやすい」
智「そうなんすよ、そうそう。そういうのあるかも」
KO「周りから制約が入る方が決めやすいって」
智「そうっすね、枠がある方がね、そう。そういうの、あるかも知れないですね」
伸「イメージしやすいもんね、そこがね」
智「そう。でもナンだろう。スゴく音楽的なものも好きだし、ナンかずっと、リフだけを続けるようなロックみたいなものも好きだし、ま、結局ナンだろう。Sissybarsもそうだけど、やっぱ自分の声ってやっぱり特殊だと思ってるし、ある意味、もう逃げも隠れも出来ない声質じゃないですか」
伸「すぐわかるもんね」
智「そうそう。声で言う、面割れもしちゃってるし、いくら取り繕っても、もう無理だから。だから、逆に言ったら、変な声だけど、コレもちょっとカッコいいかな、みたいな瞬間を一瞬でも作ることが大事というか。頭からケツまで、かっこ悪かったらダメだけど」
伸「(笑)」
智「もう2秒でも3秒でもいいから、一瞬だけ、ココ、カッコいいみたいなところが出来ると、 ナンか突っ走れるっていうか、ナンかそれがないと、ナンか商品として出したくないというか。ご飯でもそうですけどね、ナンか、うん、ナニかこう、引っかかるものが」
KO「そうね、そうね。自分が自信が、ナンか、持って、勧められるモノが、ナンかあると」
智「うん、ナンか、いい気がするんすよね」
伸「じゃ、Sissybarsの時、よっぽど神が降りてきた」
智「いや、でもナンかコンセプトがはっきりしてたじゃないですか」
KO「そうね、うん」
智「バイカーズバンド、しかもダサいっていう」
伸「いや、でも曲がさ、スゲー、オリジナルが、スゲー、ポンポンポンポン出来た。スゲぇなと思って」
智「そうなんすよ。ま、でもせっかくね、この3人が集まったんで」
KO「ちょっと、聴いてもらいましょうかね」
智「ね、ね」
伸「いや、まさか電波に乗っけられる日がくるとはね」
智「ね、ね、ね、別にね、JASRACにも申請してないし」
伸「確かに」
智「ただ、僕のデモテープなんで(笑)大丈夫だと思うんすけど、ただ、やっぱりもう、15年以上前の機材だから、やっぱ今聴くと、ちょっと音古いなって思うんですよね」
伸「でもそれがまた、いいんじゃない、ナンか」
智「多分、打ち込みでベタッとした感じだけども、でもナンか、僕も仕事の合間でやってて、やっぱり、ナンだろう、ね、その、仕事で作る洋服と、遊びで作る洋服の違いだけど、やっぱり遊びで作る方のがポンポン進んでっちゃう」
伸「それ、スゲー解るな」
KO「あと、やる気になっちゃう」
伸「発注された方がやりやすいよね」
智「そうなんですよね。そう、だからナンか、そういうのはスゴく、ナンか、いろんな、分野似てるような気がするっすけど」
伸「いや、でも、当時さ、もちろん長瀬くん、プロじゃん。プロなんだけど、スゴい、もう毎晩毎晩、タジオ入って、割り勘でスタジオ代で払ってとかさ」
智「(笑)そうそうそう」
KO「三茶で僕もお邪魔したもんね(笑)」
伸「夜中までやってとかさ」
KO「ね(笑)」
伸「結構、楽しかったよね」
智「いや、楽しかったしさ、みんなでね、帰り、ハンバーグ食って、みたいな」
伸「NOAH、NOAH。NOAH行ってさ、三茶のNOAH」
KO「三茶のNOAHね(笑)」
智「1番最初に作ったのがね、確かね、『リンカート』っていう、ま、キャブの名前が(笑)タイトルっていう(笑)
KO「(笑)」
智「(笑)で、ただね、うん、そのエンジンをかける動作だけを歌詞にしたっていう(笑)」
伸「ね。あれね、ちょっとラップっぽいんだよね、ナンか発想がね」
智「あぁ、そうかも知んないですね」
伸「そう」
智「じゃあじゃあ、リンカート聴いてもらいましょう」
伸「聴いてみよう、聴いてみよう」
智「じゃあ、Sissybarsで『リンカート』」

SISSY BARS『リンカート』

KO「あの忙しい時によくやってたね、皆さん」
智「いや~」
伸「いや、ホントにね、やってましたよね」
智「ね、3ヶ月、4ヶ月、みっちりやりましたね」
伸「みっちりやったよね」。
智「うん、みんな指にタコ作って」
伸「ホントに」
KO「あの、ナンていうの、1つのバンドってか、パーティーの時にやりたいっていうことで始めたんでしょ」
伸「そう、そのターゲットがあったから」
智「うん」
伸「ナンか出来たけど」
KO「みんな頑張って、みたいな。けど、4ヶ月ちゃんとやるのは、いい大人だね」
伸「いい大人だよ」
KO「趣味にそういうのかけられるのって、普通、みんなやりたいと思っても出来ないじゃないですか」
智「ね。ね、ね。だから、ね、滝沢さんも元々、ね、音楽が好きで、楽器も触ってた経歴もあって。でね、ネイバーのスタッフのカッちゃんがドラム、ね、バンドでやってて、 やっぱ彼のドラムがスゴく、やっぱり、ナンかやっぱり、あのドラムがあったからこそ」
伸「そうかもね」
智「実現したんだなって思ってるんで。スゴくリスペクトですよ」
KO「うん。いいバンドでしたね」
智「いや、ホントに、ね、ね」
KO「うん」
伸「今、ちょっとね、方向性の違いで」
智「方向性の違い(笑)」
KO「(笑)」
伸「ちょっと」
KO「方向性の違い(笑)いいな」
智「ね」
伸「解らない、また発表あるかも知れない」
智「あるかも知れない」
KO「メンバー変更とかもあるかも(笑)」
智「そうなんですよ。もうみんな気まぐれな人たちばっかなんでね」
KO「この人が方向性違ったのかなと思っちゃうみたいな」
智「(笑)ま、でも、そんなのも含めていい経験」
伸「いやぁ~、もう、いい経験でしたよ、ホントに」
智「いや、ホントに」
KO「けど、伸ちゃん、やっぱベースやってるのは、やっぱベースだって感じがするね」
伸「いや、でも、オレ、ベースやってたけど、学生時代ハードコアのバンドやってただけだから」
智「(笑)」
伸「ほぼ弾けないに等しいんだよ」。
KO「(笑)」
智「で、滝沢さんが確か、名前はSwamp?」
伸「えーとね、そう」
智「Swampね」
伸「Swamp」
智「オレ、Riverっすって名前」
伸「River」
KO「Riverだね」
伸「みんなステージ名みたいな」
【ちなみに on drums: Mouse(カッちゃん)、on Guitar:Moon(Sunteeの望月氏)、on Guitar:Ditch(HAWGHOLICの横溝氏)】
智「そうそう」
伸「あって」
智「ね」
伸「ヨカッタね、ナンか」
KO「そういうの、また、面白いから、やったらいいんじゃないっすか」
智「いや、ね、いつでも」
KO「いつでも?(笑)」
伸「長瀬くん、今、ツアー中だっけ?」
智「そうなんです、今」
伸「ね」
智「もう佳境で、ありがたいことに楽しくやらさせてもらって」
KO「本人が本当に好きなことをやってる感じが見えていいですね」
智「うーん、そうっすね、そうそう。ま、ホントに、ね、お客さんも来てくれて、やっぱいい顔が見れるのが1番嬉しいっすよね、もう、あの、箱もそんな大きくないんで、そのまた」
KO「けど、ちゃんと、より、一層濃くなるっていうか」
智「そうっすね、うん、そうなんですよ」
伸「ま、やりたいことやるのが1番いいよね」
智「そうですね、そう、でもナンかね、職業病なのかな。ナンかね、あの、LIVEだから、音楽やんなきゃいけないのね、喋ろうとしちゃう」
KO「(笑)」
伸「(笑)」
智「もうね、どっから来たの?とか」
KO「エンターティナーやん」
智「(笑)そう、もうナンか、近所のオジちゃんみたいな、どっから来たの?お嬢ちゃんみたいな」
伸「いや、それ、込々じゃん」
智「まぁね、そうそう」
伸「込々」
智「そういう、ナンか、触れ合う時間も、僕にとってはスゴい貴重なんで」
伸「もう何か所廻ったの?もう」
智「えーと、全部で7ヶ所かな」
伸「おぉ」
智「そうそう。北海道、宮城、名古屋、大阪、福岡、広島」
KO「まだ、広島あるんでしょ?」
智「うん、そうっすね」
伸「結構やったね」
智「そうですね、ま、ま、ま、でも、うん、そのぐらいやらさしてもらって、うん」
KO「みんなもう、長瀬くんの事、待ってた人もいるだろうから」
智「ありがたいです。でも、ま、ツアーとしては初めてで、今まではちょっと単発で」
伸「はいはい」
智「東京でやったりとか、大阪でやったりとかっていう感じでやってて、 今年初めてなんで」
KO「うん」
智「そう、ナンで、ちょっと、ま、ま、ま、ある程度こうね、軌道に乗れば、ね、ま、ナンかこう、やっていければと思うんですけど、ま、ナンだろう、こう、ずっと定期で毎年やるっていう感じではないから、ま、自分たちのね、生活、過ごしてる時間の中で、いいモノが出来たら、じゃあ、アルバム作って、またLIVEやろうみたいな感じでやっていけるのは、スゴく、ナンつーんだろ、ありがたいですよね」
KO「毎年アルバムは作んなきゃいけないしとか、そういうことでスケジュールに追われる感じじゃなくて」
智「じゃなくてね、うん。でも、どうしても仕事になったりとかしちゃうと、ね、そういうアウトプットをしなきゃいけなかったりだとか、なかなかね、規制が入ったりして、好きなことも出来なかったりもするし。そう、だから今は、そういう時間を結構こう、満喫させてもらって、ナンか、それはそれで、スゴい勉強になるし、うん、面白いですけどね」
伸「でも、LIVEやってるのはね、オレも含めてだけど、見たいなって思うから」
智「嬉しいですね」
伸「そこはいいよね」
智「ありがたい、そう言っていただけると」
伸「LIVEは」
智「ね。だから、ナンか、ま、 最近はナンか、イベントでご一緒することとかないですか、KOさん」
KO「最近はあんまりないですけど」
伸「そう、イベントがね~」
智「展示会とかでね」
KO「展示会は、いつも行ってるね」
智「ね、ね、そうそうそう」
伸「展示会、そうだね、展示会」
KO「いつもね、いつも」
伸「やっぱね、ナンかその、大箱がさ、あんまりなくなってきたっていうのと、ま、コロナもあったし、イベントがちょっと減ったっていうか」
KO「やっちゃいけないのと、うん」
智「なるほど」
伸「大きかったかもね」
智「確かに。そういう時間も、そっか、そういう影響もある」
KO「音楽の過渡期もあって」
智「うん」
KO「こういう音楽が合ってるとか、そういうのもね、みんな色々違ってくるだろうし」
智「なるほど」
KO「ね」。
伸「うん、うん、あるね」
KO「伸ちゃんとかだって、今、今ナニ、どういう音楽がアツいとか、うん、そういうのとか出てくるでしょ」
伸「オレ、ナンでも聞くよ」
KO「ナンでも(笑)」
伸「結構」
智「うん、そんなイメージがある」
伸「最新の、うん、ラップとかも子供から聞かされ」、
智「はいはいはい、今、韓国系だったりとかね、聴くだろうし」
伸「聴く、聴くし、あと、個人的にね、FRED AGAINっていうイギリスのアーティストがいて、それが結構エレクトリック」
智「へ~」
伸「スゴい面白くて、面白いっていうか、ナンか、ナンだろうな、イギリスっぽくて面白くて」
KO「あぁ」
智「ふーん」
KO「イギリスはちょっと、ナンか、ちょっとオシャレっぽいっていうか、色々ありながらの」
伸「ダンスミュージックなんだけど、面白いね。だから、そういう新しいアーティスト、結構聞くね」
智「なるほど」
伸「古いのも、もちろん聴くけど」
智「へ~、サブスクとかで?iTuneとかで」
伸「うん、そう。でもSNSで、フッと入ってきて、ナンだこれ?っていうのが、結構多いかも」
智「なるほど」
KO「結構、じゃあアンテナ、錆びてないですね」
伸「(笑)」
KO「いつも張ってる(笑)」、
智「そっか。今、情報量もすごいでしょうからね」
伸「そう、ナンか勝手に入ってきて、ナンか拾えるみたいな、あるかな」
智「確かに。僕も最近SNSでポっと入ってきた、えーと、アレ、ドコだろうな、ボストンのバンドで」
KO「お、ボストン」
智「そう、えーとね、Dalton & the Sheriffsっていうバンドで」
KO「Sheriffs(笑)」
智「いや、ナンかね、いなたいっていうかね」
伸「名前からして、いなたそう」
智「そう。だけど、僕と多分同じ年か、ぐらいの、ま、ちょっとこう、ファット目の人がボーカルギターで、めちゃくちゃ、カッコいいと思って、 その、この時代にこんな音楽やってんだと思ってyoutube見たら、再生回数が347回ぐらい」
KO「(笑)」
伸「(笑)」。
智「(笑)」
KO「けど、やっぱりね」
智「でも再生回数」
伸「逆にいうと、探し当てた感」
智「そう、そうなんですよ、見つけちゃったって思ったんすよ。めちゃくちゃカッコいいです」
伸「スゴいね、300回ね」
智「そうなんですよ」
KO「そういうので、長瀬くんが紹介して、逆にアメリカで売れてないけど、こっちで超売れるとかもあるかもしれないね」
智「確かに、そうっすね」
KO「だって、クイーンとかだって、昔、イギリスで売れてなかったけど、日本で売れて」
智「うん」
KO「で、海外でまだ売れ出したって話もあったりするから」
伸「確かにあるよね、そういうこと」
KO「ね、ね」
智「へ~、確かにそうっすね。そういう場として、やっぱりラジオとかはいいっすね、確かに」
KO「面白いの見つけたから、みんな聴いてよとか」
智「うんうんうん。確かに確かに、そうだ」
KO「ナイトクラブとかもそういうとこあって、やっぱチョー、僕も、いまだに新譜聴いてるから、そん中で、例えば月に3000曲ぐらいから5000曲ぐらい聴いてて」
伸「(笑)」
智「(笑)それはもう、覚えてらんないですよ」
KO「そん中で、かけれる曲は50曲ぐらいで」
伸「Beatport?」
KO「Beatportとかで。あとはプロモーションコピーっていうか、サンプル版で送ってくるから、その中で、かけれる曲が50曲ぐらいで、それを、ただかけるんだけど、それで、まだみんな知らない曲とか多いじゃないですか。けど、かけることによって流行ってくと嬉しいし」
智「へ~、そっか、そういうところから、結局、ね、その、名曲みたいな感じ」
KO「広がって」
智「広がっていく」
伸「でも、Beatportでさ、ちょろっと聞くじゃん、ちょろっと聞くじゃん、飛ばすじゃん、みたいな。昔で言うさ」
KO「あぁ、針でポン」
伸「レコード、こうやって聴くじゃん。アレと一緒?」
KO「一緒、一緒」
伸「一緒だ」
KO「うん。だから、ホントに、DJ聴きっていうんだけど、ホントは、1曲が5分とかね、8分とかの曲あんだけど、トントントンって、いいところを聴いて、んで、 うんと、イイところっていうか、ポっとその辺を1分も聴かなくても、その曲の内容解っちゃう、みたいな」
智「へ~!」
伸「解る、それ解る」
KO「そうそう、そうそうそう」
智「あ、ちょっとその曲、触れるだけで」
伸「うん、イントロでピンとくるか」
KO「そう、そうね」
智「へ~」
KO「で、リズムのあるところと、サビのところとか、そういうところを、ポンポンって聴いたら、もう10秒ぐらいで、その曲はいいか悪いか分かるから」
智「へ~、そうなんっすね」
KO「それで、それをゲット、使うとかって言って、けど、たまに途中で、ものすごいカッコ悪いフレーズが入ってんだけど」
智「(笑)」
伸「あぁ」
KO「それを飛ばしてて」
智「あぁ、なるほど」
KO「でも、今日これ、チョーかっこいい曲をかけようと思ってかけたら、最後の方に、スゴいかっこ悪いのが入ってきて」
智「へ~」
KO「えー!みたいな」
智「じゃ、基本、ループシュー(?)的な」
KO「そうそう、な感じで聴いて」
智「なるほど、そうか、そうか」
伸「昔と違って、全曲聴いて、ヨシ!と思ってかけないで」
KO「そうね」
伸「本番でかける」
KO「ぶっつけ」
智「あぁ、そうなんだ~」
KO「その5分の曲を55分聴いてたら、全部を、かきれないっていうか」
智「そっか、そっか、そっか」
KO「そう。なので、本番は、その日に1番、ま、ナンていうの、新しい曲をかけたいから、ガンガンかけてくと、けど、その曲はどういう曲だ、雰囲気はできるんだろうっていう、頭の中あって、うん、だからこそ、これを使おうみたいな」
智「そっか、今みたいに、あの、DTM、マーカー引いて、こっからここまでをループしてくれっていう機能はない、かった時代ですもんね。そっか」
KO「うん。で、今もその、曲を聴いて、全部フルレングス聴いてないんですよ」
伸「なるほど」
KO「 うん。データにしても、ポンポンポンって聴いて、10秒ぐらいしか聴いてないのに、そこの、iTuneじゃないけど、そういうところな、Apple Musicのところに、コメントを書く機能があるから、ココで黒いリズムにフレーズがナンだカンだとか、書いといて、その文字を情報に、自分でかけるから」
伸「マジで!?」
智「はいはいはい、なるほどね」
KO「なので、その文字で、あ、こういう感じの曲、こういうことだったよなって、パって思い出して、ココにかけたら、ちょうどピッタリだと思ったら、全然違う曲だったって」
智「(笑)」
KO「そういう事もありましたね」
智「一応タイトルあるんすね」
KO「うんうん。昔は超ムカついて、うわ、オレ、えらいこと失敗しちゃったと思うんだけど、最近ちょっとその、それを、失敗した曲をかけることによって、あの、流れが変わるから、その流れが変わったことによって、違う方の流れにいけるから」
伸「ん~」
KO「うん、そのかわし方も上手くなったから」
智「あぁ、なるほど」
伸「ま、自分っぽくない方に、いけたりとかね」
KO「そういうのが、逆に面白いっていうか」
智「なるほど」
KO「真面目な事、言ってますね」
智「いやいやいや、でもナンかほら、そこってナンか、クリエイトというか、LIVEの精神じゃないっすか」
KO「うんうん」
智「だからまた、クリエイトとかはね、あの音とこの音を混ぜて作るとか、そっか」
KO「だからLIVEで、みんな知らない曲かもしんないけど、やってみたらスゲー盛り上がっちゃって、これ次どうしようみたいなところじゃないですか」
智「あぁ」
伸「うーん」
KO「ね」
伸「パターンってあるよね」
智「確かに」
伸「洋服でも結構あるんだけど」
智「あぁ、そっかぁ」
伸「これは売れないだろうなっていうの出しても売れたりとか、例えば、コレZettaiみんな好きと思って出しても全然売れなかった」
KO「うんうん」
智「ね~」
伸「そういう現象はあるよね、ナンか」
智「ナンなんっすかね、不思議っすよね」
KO「媚びたりすると微妙かも知れない」
伸「そうだね、それ全てにおいてそうかもね」
智「確かに」
KO「狙いすぎると」
伸「だね」
智「思いっきりやってた方が、ついてくるね」
KO「好きなことを、だから、ネイバーとか、皆さん、その辺の洋服屋さんって好きなことやってるじゃないですか。別にこれ売れようと思って、いや、もちろん売れなきゃいけないんだけど、けど、そういう感じがしないから、狙って作ってなくて、好きでみんな着てる、着たいものを作ってるっていうか」
伸「そうね、ま、それね、1番理想的だよね、そこはね」
智「うん、なるほどね」
KO「だから、ちょうど、その、いつも、CHALLERNGERなり、Neighborhoodのね、展示会行くと、やっぱそういうとこで、あ、この辺って言ってた、あと、ちゃんと今の形に実はなってるみたいな、同じカーゴパンツの太さがあったりとか、 うん、そういうのも、おぉ、とかって言って」
智「確かに10年前のパターンって(笑)、結構、ね、細かったりね」
伸「ビックリする」
智「確かに」
KO「うん、もうサイズ感も全然変わっちゃってるしね」
伸「袖とか、ピチピチ細いし。ここはね、もうトレンドの移り変わり。また小さい時は来るだろうし、ナンだけど、だから、そう、作りたいもの作るもあるんだけど、お客さんがどういうもの欲しいのかなって思うのも、もちろんすごく必要だから」
智「だから結構、KOさんなんて、DJだから、お客さんの様子を見る、LIVEでね。だけど、そのナンだろ、中には、マイクで、その、DJで音楽をかけるだけでなく、マイクを握って、MC」
伸「(笑)それ、自分(笑)自分で所」
智「(笑)っていう」
伸「自分でしょ」
智「DJもいる」
KO「います、うん」
智「ワケじゃないですか」
KO「次はゴキゲンナンバーを、みたいな。それはもう、古いDJですけど(笑)」
智「とか、ちょっと、ほら、レゲみたいなとかって盛り上げながらやったりして」
KO「あぁ」
伸「その、そのスタイルだからね」
智「そう。ナンか、そういう方には全く、逃げない侍感を感じてるんっすけどね(笑)」
KO「この声はどうしようもないと思うので」
智「いやいや、そんなことないと思うけど」
KO「あとひたすら」
伸「でもさ、DJ始めたばっかってさ、喋る人いたよね」
KO「いた。いた」
智「え?」
KO「結構いた」
伸「80年代」
智「え、その、Ladies & Gentlemen!みたいな人が」
伸「いやいや、次の曲は~って」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「紹介するヤツ」
智「へ~」
伸「いや結構、その時代、あったよね」
KO「それで反発で全く自分たち喋らないみたいな。DJだから喋るの上手でしょっていう感じに思われてるけど」
智「あぁ、なるほど」
KO「自分たち、一切喋んないので」
智「なるほど。そこはちょっと不親切な」
KO「で、マイクを向けられた途端に、えっとぉ、みたいな感じになっちゃう」
智「(笑)そういう時代だったんですか」
伸「いやいや、80年代前半だと大体そうだよね」
KO「赤坂さんみたいな人がいて」
伸「そうそうそう」
KO「クリスペプラーさんみたいな人とか、ちゃんと喋れるじゃないですか」
智「あぁ、今日のDJは誰誰で~、みたいな」
KO「そうそう」
智「あぁ、そうなんだ~」
KO「そんなこと言えないですもんね」
伸「喋んないスタイルって、その後だよね」
智「あぁ、そうなんすね、あ、それはちょっと初めて知ったかも」
KO「だから、もう、だからあんまり媚びないっていうか、そのあとヒット曲どんどんかけたらチャラいみたいな感じの雰囲気出てきちゃったから」
伸「そうだね。反発っていうか、反対行くみたいな」
智「でもディスコまで行かない時代ですよね」
KO「ディスコまで行かない。その後ぐらいっすね」
智「ディスコの後ぐらいにそういうのがあったんっすね」
KO「あと、ディスコはディスコで、六本木で流行ってたんだけど、その反対側で」
伸「そう」
KO「オレたちは誰も知らない」
伸「ディスコカルチャーの、もう、ホント、反対にみんな来たそうだったから」
智「えー、そうだったんすか、へ~」
KO「クラブでパーティーだ、イエイみたいな感じで、パリピだみたいな感じの 感じのが、もうずっと、割とどっかでもあるじゃないですか。そことは違うところ行きたいから」
智「へー、そうなんすか」
KO「うん。みんな潜るんですよ、アンダーグラウンドの方に」
智「へ~、でもナンか、その当時、ナンとなくGOLDとかね、ナンかそういうイメージがあるから」
KO「そういうとこも、みんながかかってない曲をかけるみたいだけど、クラブシーンが盛り上がってたので、そのアンダークランドクラブシーンが。だから」
伸「そうだね」
智「へ~」
KO「だから逆に自分たちが流行らせたりしてたから」
智「なるほど」
KO「その謎の曲を」
智「でも、確かに当時やっぱり、サイケっぽいテクノが多かったから、それが流行ってたのは、そういう事だったっすね」
伸「もう、その時代、時代で、やっぱあったよね、いろいろね」

FRED AGAIN..,JIM LEGXACY JOZZY DONALD『TEN』

... to be continued
KO「81.3 J-Wave TOKYO M.A.A.D SPIN 今日もまた木村コウと」
智「長瀬智也がお送りします。さ、今日はですね、初のゲストかも知れない」
KO「そうですね」
智「ね。もう…」
KO「あ、原宿のKがいたじゃん(笑)」
智「あ、そうか!原宿のK、アレ、なかった、アレはもう、闇(笑)」
KO「(笑)」
智「我々の汚点じゃないですか、アレはもう」
KO「(笑)」
智「あの人を迎えたっていうのは。そう、原宿のKの次に相応しいと思わないんですけども(笑)」
KO「原宿から、もうFixerじゃないですね、重鎮の」
智「ね、まぁ僕もKOさんも付き合いが長い方ですけれども、もう、二人で喋ってもナンなんで、ご紹介しましょうかね。Neighborhoodの滝沢伸介さんです」
伸「こんにちは」
智「よろしくお願いします」
KO「今日はよろしくお願いします」
伸「よろしくお願いします」
KO「出張、土曜日から金曜日、ありがとうございます」
伸「別枠で僕はやらさせていただいてるんですけど」
智「そうだ、ね」
KO「だから今日はちょっと軽い感じに」
伸「ね」
KO「ちゃんと自分が」
伸「うんうん」
KO「ナビゲーターでいらっしゃる」
伸「いや、もう気軽に」
KO「(笑)」
智「(笑)いや、ナンかね、あの、我々も是非、滝沢さんの番組に遊びに行きたいですけどね」
伸「来てよ、来てよ」
智「ね、ね、ね。え、(高木)完さんとはご一緒じゃなくて、別でやってるんですね」
伸「そう。完さんの番組の中でNEIGHBORHOOD RADIOっていうのをやらせてもらいまして」
智「ん~なるほど、なるほど」
伸「30分間。完ちゃんが毎回出るワケで」
智「なるほど、そう」
KO「この間、眞野くんが出てたりとか」
智「あ、そっか」
伸「(笑)前回ね」
智「(前原)完治くんと」
伸「眞野くんと完治と出てもらって、もう放送ギリギリ回」
KO「ギリギリ回(笑)」
智「いやいやいや、でもファンは喜んだんじゃないですか」
伸「ピ-入って」
KO「そのくらいの方が、この番組、M.A.A.D SPINは」
伸「面白かった、面白かったですよ」
智「確かに。でも、ま、僕も実際このJ-WaveのこのラジオでKOさんと、こういう風にナンつーんだろうな、公の場で話すって初めてだったし、ま、滝沢さんもね、そう考えたら」
伸「そうだね」
智「ま、雑誌のインタビューとかは、あったりしましたよね」
伸「対談とかあるけど、ま、初めてだよね」
智「ね、ね。そもそも僕とKOさんが知り合ったきっかけも滝沢さんだったんだよね」
伸「そうだよね、そうそう」
KO「伸ちゃんの、ナックルヘッドを」
伸「ナックルヘッドおじさんがいるよって」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「そうなんですよ。それで、ま、駒沢公園とかね」
伸「そうですよ」
KO「そう、HOTROD SHOWで会って」
智「うん、そう」
KO「それで、その後、じゃあ、直そうかって、駒沢公園で直してみたいな」
智「ね」
伸「そうそうそう。ナックルヘッドだったら、もうこの人に訊いた方がいいよっていうね」
智「そうっすね。いやいや、でも僕はもうやっぱりこうね、昔からお二人のことは知ってたんでね、やっぱナンかすごく、ナンだろうな、もう付き合いも長いですし」
伸「長~いよね」
KO「(笑)」
智「そう、だって家が近かったワケじゃないですか、昔」
KO「そう。同じマンションだった」
伸「多分ね」
智「同じマンションでしょ⁉(笑)」
伸「多分、ほぼ40年ぐらい」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「恐ろしいよね」
KO「そうそう、僕はまだ、高校生だった時にもう会ってるもんね」
伸「いや、KOくん、うん、ま、ま、ヘンな意味じゃない、すっげー美少年で」
KO「(笑)」
智「いやいやいやもう、僕も写真見せてもらう事ありますよ、昔の」
伸「マジ、美少年で」
智「うん」
伸「初めて会った時、友達んちに泊まりに来てて、急にスクラッチ、キューっと始めて」
智「へ~~」
KO「(笑)」
伸「やっべー!チョー、スクラッチ、上手ぇ~って」
智「19とか二十歳ぐらいっすか?」
KO「えーと、もう、10代だった」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「多分、18とかそのぐらいだったね」
智「へ~」
KO「カフェ・ド・フリ・・・」
伸「スクラッチとか、そういうのがちょっと流行ってたんだけど、実際出来る人、あんま居なかったワケ」
智「あぁ、その時代ね」
伸「もう、ホント、商売でやってる人とか」
智「確かに、確かに」
伸「いや、その若さで岐阜から出てきて」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「美少年で、スクラッチが上手いってったら」
KO「(笑)」
智「そりゃあ、モテますよね」
KO「いやいやいや」
伸「ホント」
智「だって、当時まだ、ね、DJの走りでしょうから」
KO「ま、ま、ヒロシくんとかは、で、伸ちゃんとかは、ピカソでやってなかった?」
伸「そうだね、DJね」
智「へ~」
伸「そうそうそう」
智「そうだったんっすね」
伸「そう」
智「だけど、結局その、ナンて言うんだろう、ま、その、ナンだろ、KOさんはほら、段々、本質の方にいくワケじゃないっすか」
KO「本気のDJの方になっちゃったね」
智「そう。だけど、ナンだろ、みんながみんな、そうなったワケじゃないっていうところがスゴい」
KO「みんな、原点は洋服で、音楽も好き、洋服と音楽、好きみたいな感じですね」
伸「そうだね」
智「じゃあ、当時、ナンか、好きな音楽が重なったりしてたんですか、その、ジャンル」
KO「DJ仲間はみんな近い、ね」
伸「そう。でも一時期、一緒にDJとかやってたもんね」
智「へ~」
KO「そう、カフェ・ド・フリッツっていう」
伸「そう、レギュラーでね」
KO「80年代に 初台に、あ、あの、HUFFがあるとこの近く」
智「あぁ」
KO「あそこで、そこに、スケボーのランプがあった」
智「へ~」
KO「とこあって、カフェがあって、DJバーがあって、 そこで僕と伸ちゃんが、僕、初めて東京でレギュラーを持ったのは伸ちゃんと二人だった」
智「へ~!!面白い」
伸「そこがだから、スケボーランプがあって、みんなスケーターがきてDJするみたいな」
KO「そうね」
智「へ~!カッコいい店っすね~」
伸「そこに、すっげー小っちゃい子のYOPPIとか来てた」
KO「みんなもう、150㎝ぐらいしかないから」
智「まだ」
KO「まだ中坊」
智「子供?」
KO「じゃないかな」
伸「クラブとか来ちゃいけない年齢だった」
智「だって、あの、池尻だか三宿の方に、ナンか、それこそ地下のクラブみたいなところで」
KO「あ、GIG?」
伸「いや、えーとね」
智「ナンか、スケートが出来る、Los Angels?」
KO「Los Angelsだね」
伸「あった」
智「ですよね?」
KO「その、その前で、それはそんな、カフェでフリッツってのは」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「もう、だいぶ、だいぶ」
智「それは原宿だったんっすか?」
KO「うん。で、WTAPSの徹くんとかもまだ高校生で、うん、あれ。高校まだ1年生とかじゃない」
智「へ~」
伸「そうだね」
智「16歳、7歳」
伸「今の、そのスケーターのみんながもうほんとに子供で」
智「うんうん、YOPPIさんとか」
伸「そこでDJやって」
智「徹さんとか」
KO「みんなチョー小っちゃくて、可愛いねって、YOPPIとか、両方とも超デカくなっちゃって(笑)」
智「へ~、ナンか素敵な話、そういうの」
KO「誰も洋服屋さんになるとか思ってなかったもんね。みんな洋服大好きだったけど」
智「そっか、僕が物心ついた時も、YOPPIさんはHECTICとか、だったから。その時のね、子供だったっていう姿も、ホント、写真とか二人の話でしか感じれないから」
伸「いや、でも、スケボーはYOPPI、そん時憶えてるけど、スゲー、やっぱ上手くて」
智「あぁ、やっぱ、そうだったんっすね。やっぱ、ね、まだそこまで人口がないのに、その時に突き詰めてた人たちがね、KOさんで言ったらね、DJでスクラッチが上手かったってことですよね」
KO「そこでもう、YOPPIたちみんな、スケボーカルチャーをいっぱい持ってきてたし」
智「あぁ」
伸「アレ、何年ぐらいだっけ?80…」
智「80年代!?」
KO「80年」
智「80年代!!」
KO「88年とか7年とか」
智「まだ、ファミコンとかの時代じゃないっすか!」
伸「そのぐらいだよね」
智「マジっすか!」
伸「多分」
智「あぁ、そうか~、そうっすよね」
KO「日本のスケートカルチャーもまだ始まったばっかりみたいな」
伸「そうだね」
智「そうかぁ」
伸「多分ね」
智「僕が生まれて初めて原宿のムラサキスポーツに行ったぐらいの時ですね、昭和61、2年とか」
KO「その時、YOPPIも多分、ムラサキスポーツのスポンサーついて」
智「そうっすよね」
KO「やってたんじゃないですか」
智「ねぇ」
伸「そうそうそう」
智「いや、スゴい、そう考えると。そんでね、のちに僕が滝沢さんから、チョッパーを」
KO「買って」
智「譲り受け、で、KOさんに出会う」
KO「面白いですね」
伸「面白い」
智「ホント、面白い」
KO「ナンかこういう趣味があったから繋がった感じがしますよね」
智「ね~、ホントに」
伸「うん」
KO「趣味やって、趣味をしてないと始まらない」
智「そうっすよね。まさにね、お二人も当時、その、DJとか。え、で、バイクもその時にはまだ乗ってなくって」
KO「伸ちゃんはハーレーを買ってて」
伸「あぁ、そうかもね」
KO「シャベルのFLHみたいな」
伸「FLH」
KO「アレ、80年ぐらい?」
伸「だったかもね、ギリギリね」
智「HOTDOCで」
伸「いや、ただ買って」
智「あ、そうだったんだ」
伸「ただ、人から買って、シャベルFLH80年。80万」
智「80万!?安い!」
KO「(笑)」
智「80万!」
伸「80万」
智「うーわ」
伸「いや、でもね、当時、FLが80万で大体相場ね。ローライダーが60万…」
智「もっと安かったんっすか⁉」
伸「うん」
智「へ~!」
伸「FLAの方が高かった」
智「そうなんっすね~」
伸「そう」
智「FXの方が高い」
KO「WLAとかね、アジアの方でスゴい安くなかった?」
伸「WLAはね、当時」
智「そうなんだ~」
伸「知り合いがフィリピンに住んでて、送ってくれたりして、15万ぐらいでWLA」
KO「(笑)」
智「スクーターじゃないっすか、もう」
伸「WLA結構送ってもらって」
智「へ~!」
伸「すっげー安いじゃんと思って買うじゃん」
智「うんうん」
伸「エンジンのボルト全部見ると、木ねじのプラスが入ってて」
智・KO「(大爆笑)」
智「大丈夫なんっすね。あ、そっか~、逆に」
伸「全部、プラスじゃーん」
KO「(笑)」
智「へ~」
KO「ラジオ、聴いて頂いてる人は、その昔の、その1940年代とか30年代のバイクはまだ、プラスのドライバーの概念がなかった」
智「マイナスだった」
KO「ネジ穴って、マイナスだった」
智「なるほど」
KO「で、48年とか、そのぐらいからハーレーは、50年ぐらいかな?ぐらいからプラスが入ってきた。だからその前はマイナスだったので」
伸「ちょっと衝撃だったもん」
智「なるほど、確かに。旧車の世界でいうと、プラスのドライバーはちょっと違和感に見えます」
KO「そうそう」
伸「違和感だし、木ネジ入ってたから」
智「(笑)」
KO「そう、木ネジ」
伸「尖ってるヤツ」
智「大丈夫か?っつって」
KO「ムリヤリ、もう、ナンか、アジアの力で直したって感じだよね(笑)」
智「そのぐらいの緩さがないと多分ダメなんっすね」
伸「ま、ま、値段も値段だしね」
智「そんな時代だったんっすね」
KO「で、あの、伸ちゃんがえーと、あん時は6階?」
伸「どこ?」
KO「目黒ハイツ」
伸「目黒ハイツね」
智「おぉ~、同じマンションだった時ね」
KO「僕は9階に」
伸「9階」
KO「伸ちゃんの紹介で入って」
智「その年頃で、そんな家近かったらもう、寝ずに遊ぶじゃないですか」
KO「そうそう。だからあの」
智「ね」
KO「そこに来ると、どっちかいるから、C.Eやってる、スケートシングくん、徹くんとか、さっき言ったマスターピースの麻原くんとかは、そういう人たちがみんな普通にただ遊びに来てやった」
智「へ~、ナンか素敵」
KO「いつも毎日行ってて」
智「それこそみんなで家に集まってファミコンみたいなこと、TVゲームとか」
伸「で、そん時に藤原ヒロシくんは近くで、たまに来たりして」
智「へ~!」
伸「僕も行ったりしてるんですね」
智「あぁ、そうなんだ~、可愛いっすね、ナンか」
KO「やたらもう、その辺で、近くで、意外にね」
伸「そう、スケボーでね、プッシュで来てくれた」
智「へ~、素敵。え、その頃って、ハーレーの現行はEVOとか」
KO「EVOになってかな」
伸「EVOはね、出始め、ちょうど」
KO「84年」
智「4速」
KO「違う、違う。94年だから、違う、84年か」
伸「ソフテールが出ましたね」
KO「そう」
智「あぁ、じゃあもう、まさに80年半ばぐらい。うわ、そうか」
KO「だから、あの、この番組、出て頂くことがあるんですが、イズミさんって人がHOT BIKEって雑誌に」【ドスドスしてるのは智也??】
智「出たんっすか⁉イズミさん!!」
伸「出たの??」
KO「出たの」
伸「出たの!」
智「大丈夫なんだ(笑)イズミさん…」
KO「出て、ずっとピーって言ってましたけど」
伸「ヤバいよね」
智「ナンか、声だけでもピー入りそうな」
KO「そうそう」
智「え、そうなんだ~」
KO「その時に」
伸「マジで」
KO「イズミさんが」
智「聴きたいな~」
KO「HOT BIKEにEVOなんて、ナンか、言っちゃって」
智「(笑)そんな事、言っちゃダメでしょ」
KO「HOT BIKEに書いちゃった」
伸「今、ピー入ったよね」
智「(笑)ドカーンっす」
KO「そういう感じで書いちゃって、大顰蹙買ってた時代ですね」
智「いや、でも、そうなんですよ。でも、もう嘘つけない先輩も先輩で、ちょっとかわいいなって思う」
KO「(笑)」
智「いいじゃないっすか、うん、ナンか、そういう人もカッコいいっすよね」
KO「ヒドイ人です、みたいだけど、面白い(笑)」
智「いやいや、そうそう。愛がありますよ」
KO「ね、ね」
伸「その、目黒ハイツじゃん。で、ガレージなかったからさ、そこの川沿いの、今、スゴい」
智「川沿いなんてありましたっけ?」
KO「そうそう、あの目黒川」
智「あー!はいはい」
KO「桜が咲いてる」
智「そうね、はいはい、うん」
伸「その頃さ、全然人いなかったよね」
KO「そうそうそう。そこの、その橋の上で」
伸「そう、橋の上で」
KO「伸ちゃんがバイク直したりとかして」
伸「バイク置いて、ガレージ無いから」
智「あの、LIFEの裏辺りって事ですか?」
KO「えーと、もっともっとコッチ側の、あの川なんですけど」
智「あの、文化浴泉のとこ?」
KO「えーとね」
智「銭湯あるでしょ?文化浴泉」
KO「けど、もっとね」
伸「銭湯あったっけ?」
KO「ドンキの方」
智「あ~!なるほど」
KO「そう、そう、そう」
智「じゃあ、山手通り超えるっすね」
KO「そう」
智「あぁ、なるほど、なるほど」
伸「ドンキより更に陸橋寄り」
KO「そうそう」
智「あぁ」
伸「今もあんだけど、それ」
智「はいはい」
KO「あの池の前の」
智「じゃ、あれだ、バックドロップのギャロップがあった」
KO「ギャロップって」
伸「そう、そう」
智「ね。木材とか」
伸「それ、の」
智「並び」
伸「もう、並び」
智「あ~。あそこでバイクをメンテナンスしてて、あそこに目黒ハイツがあって」
KO「そうそう、目黒ハイツがあって、今もあると思う」
智「あぁそうなんすね」
KO「それで、ナンか、昔はホントに団地で、グループサウンズの、当時はタイガースの宿舎だったりとか」
伸「うん」
智「へ~」
伸「アレだよ、オリンピックの」
KO「うん。あと、えーと、あと、チャック・ウィルソンとか、そういう人が(笑)」
伸「チャック・ウィルソン、いたね」
KO「住んでたりして」
智「へ~、そうなんだ~」
KO「そういう、昔、80年代にテレビでよく出てきた外国人の人が」
伸「やべー、いたね~」
KO「住んでたりして」
智「そっか。あの辺もだって、高級、上の方は高級住宅街」
KO「けど」
伸「いや、でも、完全にね、団地だよ」
KO「そう」
智「あぁ、そうなんだ~」
伸「造りは」
KO「そう、みんな」
智「へ~」
KO「僕の友達はブルックリンハイツって呼んでて(笑)」
智「(笑)」
伸「ホント、ホント」
KO「ブルックリンの団地みたいので(笑)」
伸「ヤバいよね」
智「それ何年ぐらい続いたんですか。そこでの生活」
KO「そこ、結構ね、結構。僕、10年はないか、そのくらい住んだと思う」
伸「KOくん、まあまあ、いたよね、そのあとね、オレ、そのあと、ドコだ?恵比寿行った」
智「そうなんっすね」
伸「そう」
智「へ~」
KO「で、そこで、伸ちゃんが、いつもそこのマンションの、コンセント、下のコンセント使って、サンダーとか勝手に使って、ギャーとかやってるから」
智「むちゃくちゃっすね。ま、でも」
KO「マフラーとか着てて」
伸「でさ、光輪でさ、マフラー」
KO「光輪って、上野のバイク屋さんね」
伸「そのまま絶対つかないから」
KO「そうね」
智「加工して」
伸「Sパイプじゃなきゃいけないのに、普通のパイプ買ってきて、ヤベー、入んねー」
KO「(笑)」
智「なるほど、なるほど」
伸「しょうがないから、石拾ってきて、石で潰して」
【バチバチ音がしてるのは智也がどっか叩いてる!?】
伸「(笑)目黒ハイツの下で、オレ、石で潰してて」
KO「上に住んでる人にお前は、ピーか!みたいこと言われたりとかして」
智「えー素敵」
KO「そういう感じの」
智「そうだったんだ~」
KO「あと、家帰ってきたら、変な、あ、コレも言っちゃっていいのかな。もう、もう何十年前の話だよね。家に帰ってきたら、そしたら、エレベーターホールが、いろんなところで、青色の変な玉が、あの(笑)」
智「青色の玉?」
KO「ナンか、青い玉のヤツが、そしたら、多分、伸ちゃんの友達じゃないの?あの、アレやってて、あの、サバイバルゲーム」
智「(笑)」
KO「これは僕はやってないよ、みたいな」
伸「誰だ」
KO「伸ちゃんたちもやったのかな」
伸「誰か、やってたよね」
智「西郷山公園とかで」
伸「やってたよね。それはやってた。藤原ヒロシくんとかやってた」
KO「レーザーの」
伸「スケシンとか」
智「遊ぶ場所がスゲーなぁ」
伸「うん。でも、なんかね、そう、おおらかな時代だったよね」
KO「自由」
智「確かに。だし、その辺はまだ、池尻とかまだそんな栄えてない時代でしたもんね。ちょっと下町っぽい感じ。へ~」
KO「そういうとこでみんな遊んでて。みんな、ヒロシくんとかはやっぱ繋がってて」
伸「うん、そうだね」
智「でも、その中でも、なんかこう、一緒にいる時間が長くなる人、そう、いるじゃないですか。っていうのは、お二人は」
KO「ヒロシくんは年上だったから」
智「あぁ、なるほど」
KO「ちょっとお世話になる感じで」
智「お兄さんだったんすね」
KO「うん。で、僕は伸ちゃんとか同じマンションに住んでたし、特に伸ちゃんの、ほら、ナンか、なんか面白いものあるから」
伸「いや、でもね、KOくんちは、大体、漫画本があるじゃん。ゲームがあんじゃん」
KO「ラジコンカーもあったよね」
伸「もちろん、DJのもあるから、結構みんなね」
智「あぁ、そっか。遊び行ったら面白い、みたいな」
伸「それで集まってたりとかして」
智「へ~」
KO「伸ちゃんはアレで、ペットがスゴかったから」
伸「そう。そこの時はね、結構飼ってたね」
智「あぁ。今も飼われてるからね。あ、じゃ、昔から結構ペット、動物は好きで?」
伸「そう。あの建物、まだあんの、すごくない」
KO「まだある」
智「目黒ハイツ」

BEASTIE BOYS『CH CHECK IT OUT』

KO「さすがにトンカツ屋とかいうのは、みんななくなって」
伸「いや、なくなったね」
智「あぁ、そうなんだ。え、山手通り沿い?」
KO「山手通り沿い」
智「あ~、なんか、解るかも」
KO「目黒川と山手通りがぶつかるとこ」
智「あの、ムッシュ…」
KO「ムッシュヨースケの反、隣のビル」
智「ね、ね、そうっすよね」
KO「デッカイ」
智「そうそうそう、うん、解ります、解ります」
KO「そこでの、みんな、ヘンな人が遊びに来てて」
智「へえ」
KO「スケシンとか、あ、伸ちゃんとこ行ってんの、って言って、入り口で会うから、ただ、いや、トイレに来た(笑)とかって言って、勝手にトイレ使うだけでいたりとか」
智「いや、ナンかこうね、そう、僕はそういうのね、ナンとなく、こう、ナンだろう、大人になってからね、本人からこうやって話を聞いて、ね、こうやって、今ナンとなく想像ができてるんですけど、 やっぱそん時に、ナンだろう、その、スケートとか、流行ってたものとか、ファッションのこととかは、ナンとなく、こう、話しての想像してたんですけど、 やっぱその、真剣な話とかってZettaiする場面ってありそうじゃないですか。例えば夢を語るみたいな、ナンか」
伸「あ~」
KO「(笑)ないかも」
智「あ、そう、無いんだ?」
伸「全くない」
智「え~、そうなんだぁ!」
KO「コレ、ヤバくない⁉とかって言って」
智「おぉ」
伸「(笑)」
KO「スケシンがその、BEASTIE BOYSのビデオ持ってきて、この靴、靴!てAdidasのキャンパスなんだよとか」
智「おぉ」
KO「その、エニグマを(笑)」
伸「いや、でも」
KO「エアウォークのエニグマとかをクマクマなんだったっけ?って言って、グリズリーとか(笑)」
智「(笑)」
KO「勝手にエニグマをクマってことで(笑)グリーズに名前変えて、今度グリズリーが濃いんだよって言って、ナンだろうと思ったら、エニグマのこととか」
智「エニグマ。なるほどね」
KO「(笑)」
智「可愛い。え、そうなんだ」
KO「もう、ナンか面白い事を」
伸「もうナンか、Zettai、オレ、コレになるんだとかさ、そう、ナンていうの、そういう話、全くないね」
智「へ~」
KO「そうだよね、基本趣味の話で」
智「そうなんっすね」
KO「伸ちゃんとこ行ったら、ペットの話したりとか」
伸「でも、みんな言わないんだけど、でも行動で示すっていうか」
智「なるほど。目的があるワケですね、ちゃんと」
伸「KOくんだったら、DJひたすらやるとか、彼だったら、グラフィックやるとか」
KO「伸ちゃんはその頃から絵描いたりしてたもんね」
伸「うん。だったから、あんま、ナンかになってやるみたいな、そういうのはないけど」
智「そうなんっすね」
伸「ただ行動で、みんなそれなりに」
智「スゴいわ、それ。じゃあ、やっぱ、お互いをちゃんとリスペクトしてたから、そういうことになってったんっすね」
KO「多分遊び友達っていうか」
伸「うん、ひたすら(笑)遊んでたよ」
智「いや~、そうかぁ」
KO「で、ね。みんな重なるとこあるけど、重ならないところもあるし」
智「ま、確かにね。ま、もちろん」
KO「みんな趣味だから」
智「ナンか、関係性が難しくなってしまう人も中にはいるかもしれないし、そうじゃない人もいるだろうし」
KO「伸ちゃんとか、もっと、だから、ひとみさんたちとかのとこで、ちょっと働いたりとかして。うん。なんか、そういうのでは、もっとファッションに近かったっていうか」
智「へ~、え、いや、ナンか、僕はすごい素敵だなと思うのは、そのね、KOさんは滝沢さんのことを伸ちゃんって呼んで、 滝沢さんはね、KOさんのことをKOくんって。コレ、昔っから、この呼び」
KO「そんな感じ」
伸「昔っからだよね」
智「へ~、ナンか、スゴい素敵っすね」
KO「初めてで、まだ高校生の時に伸ちゃん先に、もう専門学校生で行ってたので、うん、それでね」
伸「そうだよね、ちょうど僕の1年」
KO「1年」
伸「早く東京に来た」
智「あぁ、そうなんっすね。でも、それはもう、ナンていうんだろ、出会いキッカケって」
KO「出会うキッカケって、森くんっていう、うん、Natural Calamityってバンドやってる人が、うん、今もやってんのかなね、その森くんって人が、 藤原ヒロシくんの住んでるマンションの、また違う階に住んでて」
智「へ~」
KO「そこに僕は泊まってたので、そこでヒロシくんとかも、その上に行ったりして、泊めてもらった時に。それで、その時に今度は逆に僕の先輩の先輩っていうか、岐阜の先輩が、伸ちゃんと同じ学校に行ってて」
智「え、そうなんだ~」
KO「それで、伸ちゃん、田園調布にその時住んでたから」
智「あぁ、そうなんですね」
伸「スクラッチ、めちゃめちゃ上手いヤツがいる、来るからさって」
KO「(笑)」
智「え~」
伸「マジ?見たい、見たい」
智「へ~。で、その方の家で会って。で、歳も」
KO「同じ」
智「同じ」
KO「1コ上の」
智「1コ違いで」
KO「で、その辺でみんな、仲良く、知り合いになってって」
智「へ~~~」
KO「で、あとは、その、大川ひとみさんって、MILKのデザイナーの人が、うんうん、僕は岐阜に住んでる時に、あの、伸ちゃんと一緒に会ったワケ。桐島ローランドと」
智「あ!そうなんっすね」
KO「高木康行くんっていう」
伸「あぁ、そうだね」
KO「あの、カメラマンとか、みんなで その、名古屋に遊びに行こうっていう時に、うちの実家泊まるみたいな感じで来たので」
智「あぁ、なるほど、なるほど。そうか、岐阜が近いからね」
KO「そう」
智「へ~~、そうなんっすね」
KO「ナンかその辺で、ナンか面白く色々繋がってってみたいな」
智「いや、ナンかね、この3人でいるタイミングって別に、Neighborhoodの展示会とか、普通にある事けど、なかなかこういうこと聞けないんでね」
KO「うん」
伸「(笑)」
智「スゴく」
伸「いや、っていうか、だんだん話さないと思い出さないね」
智「(笑)」
KO「そうね(笑)」
伸「そうだったかも、とか」
智「いやいや、めちゃくちゃ嬉しいです、こういう話」
KO「そうやってそれでみんな楽しく遊んでて、だんだん、だんだん、いつの間にか、みんな洋服作り出したりとか」
智「そうか」
KO「僕は特に、DJも忙しくなったりとか、で、伸ちゃんはスケボーやんなかったもんね」
伸「スケボー、やらなかった」
智「あぁ」
KO「 うん、そういうのでは、あの、ここは違うけど、けど、その代わり、ペットで近いとか」
智「なるほど。でも、スケートはその下の、YOPPIさんとか徹さんがやってて」
KO「そうそう」
智「滝沢さんたちは、バイクとか。のめり込んでた」
伸「そうそう」
智「で、その頃に、ちょうど、GOROさんとこに行ったりとか」
伸「そう、そう」
智「へ~~~」
KO「僕もハーレー買う時に、だから、伸ちゃんのところに、ま、ま、1番初めに僕もシャベル買ったんですけど、25の時に。けど、 やっぱ、それから、FTRの前のFTR、オリジナルのダートラの方のFTR見て、ちょっと乗ってたりして」
伸「乗ってたね」うん。
KO「30ちょい前に、いや、本物の、その、旧車のスプリングフォークのバイクを買おうと思ったけど、伸ちゃんどう思う、みたいな感じで」
伸「(笑)あったね~」
智「それが41?」
KO「それが41」
智「へ~」
KO「そん時に出てきたのは」
智「そうなんですね。ってことは、もう20…3年ぐらい?
KO「うん、今の、今のヤツは、えーと、24年乗ってる」
智「ああ」
KO「あ、ちょ、間違えた。27年だ」
智「7年」
伸「いや、KOくん、いきなり買って、いきなりってか、まあまあ段階はあったけど、 もうその前からさ、プラモデルとかラジコンとか、自分で分解したり作ったりする。それに近い感じで」
智「なるほど」【ナンでヒソヒソ声?】
伸「ナンて言うの、スゴい、こう、吸収して」
智「あぁ」
KO「ヲタクだから」
智「そうか、メカ的にね。え、ちなみにその頃、41のナックルヘッドは、おいくら?」
KO「向こうで、けど、1万2000ドルとかじゃなかったかな」
智「え?ってことは、当時は」
KO「150万円ぐらいとか、もうちょっと高いか。そん時は100、まだ130円とか、そんぐらい」
智「ゼロ、今1個、 違いますね」
KO「で、日本は日本で、その、名古屋にとかに、スタハシス(?)ってとこあって、ナクルヘッドが220万とかだったから、それ高っけえとか思ってたけど」
智「なるほど。今となってはね、即買いの値段ですよね。へ~、で、その後に滝沢さんはナックルヘッド」
KO「伸ちゃんはその時はパン買ったの」
伸「オレは、パン乗ってましたね」
智「あの、白いやつかな」
KO「えーと、今、徹くん持ってる」
伸「徹が乗ってんのは、オレが最初に乗ってたショベル」
智「ショベル」
KO「リジットのショベル」
伸「そう」
智「へ~素敵」
KO「で、パンヘッド買って」
伸「ま、値段で言ったら、安かったよね。当たり前だけどね」
智「ま、ま、ま」
KO「けど、その、20何歳、20代前半に、うん、やっぱ、200万、300万で高ぇとか思うけど、今考えたら、スゴいね」
伸「スゴいよね」
智「え。で、お二人で、その、DJやった時に、音楽のクリエイトとかするんっすか」
KO「そんな時、ヒップホップとかハウスとか、その辺が色々みんな混ざって、自由にかけてたから、そん時にね」
智「あぁ」
伸「ナンかね、うん、でも、いい意味で、KOくんって、最初にナンか商業的なDJを意識し始めたDJかも」
智「おぉ!というと?」
伸「ナンかみんな割とさ、DJやるんだけど、もう趣味の延長みたいな」
智「あぁ」
伸「もちろんプロの人もいっぱいいたけど、 ただ、KOくんのスタイルが、ナンかね、スゴい、お客さんをちゃんと楽しませようとかさ」
智「なるほど、なるほど」
伸「スゴい商業的な、うん、いい意味でのね、そういう追求に結構途中から変わってた」
智「なるほど、ナンかその、自分の我が道を行くじゃなく」
伸「そうそうそう」
智「客をちゃんと見る、というかね」
KO「ジャンルを、ナンか、アレで、関係なく、日本人ならの、いいセンスで、みたいに。ヒロシくん、藤原ヒロシくんとか、そうじゃないですか」
智「あぁ、確かに」
KO「ナンか、いろんなね、昔のニューウェーブから、ファンクみたいなとか、そういうのがね、全部、ソウルとか、その、上手く混ぜてかけてくのと、この曲、いい曲でしょっていうのから、僕は、ニューヨークにとかに行き出すと、みんなもう、ただひたすら踊ってるみたいなのがあるから」
智「(笑)」
伸「そうです、そうです」
智「(笑)なるほど。汗だくでね」
KO「そういうの、ひたすら繰り返すリズムがカッコいいとか、そういうのを影響受けだしてって」
智「そっか、じゃあ、その頃の、音楽のクリエイトっつうのは、その、何かの曲と、何かの曲を、BPM合わせて、流すっていう」
KO「流すとかね」
智「なるほどね、そっか」
伸「しかもレコードだからね」
KO「そうそう」
智「そうっすよね、へ~。その音源とかっていうのは、今日、まさか(笑)」
KO「そういえば、伸ちゃん」
智「(笑)ね」
KO「カセットデッキ、カセットテープを持ってきてくれて」
智「今日カセットデッキ、ココにあるんですけど」
伸「コレね、たまたま家の倉庫から発掘された、でもね、2000年だよね」
智「2000年」
伸「2000年5月」
KO「2000年だから、1番」
智「コレは何の時に作ったテープですか?」
KO「イエローで、イエローっていうナイトクラブがあって」
智「あぁ、はいはい」
KO「2000年ぐらい、1番イエローが盛り上がってる時で」
智「うん」
伸「そうだよね」
智「うん、なんかね、解ります、その辺の背景は」
KO「その頃に奥様と一緒にいらっしゃってるんじゃないですか、2001年」
智「へー」
伸「いや、いたかな?」
KO「その頃。結構、僕、何回か」
伸「ギリギリいたかもね」
KO「そうだよね」
智「25年ぐらい前ですよね」
KO「うん」
智「え、ちょっと聴きましょうよ、せっかく」
KO「ちょっとカセット」
智「カセット(笑)」
KO「それも150分テープってもう」
伸「うん」
智「さすがラジオ局っすね」
KO「ね、ね。あるのかな…ね、え、PLAY」
智「ちょっと」
伸「あ、コッチか」
智「ボリューム。ボリューム」
KO「ボリュームは」
智「どうっすかね」
KO「動いてる?」
智「お!きたきたきた」

【再生中】

智「ナンか懐かしいな(笑)」
伸「っぽい、っぽい、っぽい」
智「ちょっとテキーラ欲しくなりますね(笑)」
KO「(笑)」
伸「いや、テキーラ、カルーアミルク」
智「カルーアミルク(笑)」
KO「(笑)2000年だから、そうだね。多分、滝沢伸ちゃんの」
伸「2000年だからまだ、CDも」
KO「まだレコードです」
伸「レコードか」
KO「2005年ぐらいから少しCDが特に増えてきて」
智「コレはナンか、ブレイクビーツみたいのに、ナンか合わせてんっすか?」
KO「これはもう、こういう曲だと思う」
智「あぁ、そうなんっすね」
KO「それが2個、ま、そん時って、 もう命がけで、命がけっていうか、もう何枚か混ぜるのか、をレコードでやってるから、非常に大変だったりもして」
智「確かに」
伸「大変だよね」
KO「ターンテーブル4台 置いて、それを、それを混ざってんの、スゴくない!?オレ、みたいな」
智「あぁ、なるほど」
KO「あと、上手くない?みたいなとこ」
智「原型が分からないみたいなね」
KO「だから、あの、DJのスキルは、やっぱりその時の、今はコンピューターが繋いでくれるじゃないですか、だからいいけど、うん。もう、けど、この、コレ、自分の、このカセットテープに自分の字で書いてあるのに、この曲が何の曲かわかんないですもん」
伸「(笑)」
KO「(笑)解んない」
智「でも、サイケデリックですよね」
KO「そうね、うん」
伸「そうね」
智「カテゴリーとしてのね」
伸「ね。でも、KOくん、やっぱニューヨークのハウス、早かったもんですね」
智「あぁ、そういうやっぱイメージあります」
KO「でもね、やっぱニューヨークに行き出して、僕、ヒップ、ニューヨークもヒップホップだと思ってたので、で、80年代後半にニューヨークとか行き出したら、やっぱ夜、ナイトクラブ行くと、 うんと、ここの辺の音がかかってるから、割と、ちょっとカッコいいナイトクラブで、オシャレな、ヤッピーな白人のお姉さんたちが、スゴいボディコンって言われる、そのボディコンシャスってやる」
伸「(笑)」
KO「ちょっと、なんですかね、セクシーな感じで、カクテルみたいな、飲む。飲んでるところは、うん、そういう感じなんですかね、あの、ちょっとヤッピーっぽいっていうか」
伸「うん」
智「へ~」
KO「そういうところがちょっとチャラい感じがして、そこで、ヒップホップとか有名なビルボードに、のチャートに乗ってる曲とか、かかってて、 ココってちょっとチャラくない、みたいな」
智「へ~」
KO「で、逆にそういうとこに行くと」
伸「実際行って、見ちゃうと」
KO「うん」
伸「そういう」
智「チャラさみたいのが」
伸「感じになっちゃう」
KO「うん。そっちか、そっちの方がカッコいいなって、その、Undergroundのところ、こういうとこ行ったら、ヘロヘロになってる、よく解んない人たちが、黒人の人を、人が」
伸「いろんなね、いろんな正論の(?)パターンがね」
智「確かに。ナンかスピーカーの前で取り乱してる人とか」
KO「そうそう」
伸「いろんなね」
智「(笑)」
KO「自由な空間だったので」
伸「そう」
KO「そういうとこで、おう、コレ、やっぱ本物のダンスクラブだなと思いながら」
伸「そうだよね」
智「でもカッコいい時代でしたよね、今考えると、お客さんもカッコよかったですよね」
KO「全然カッコよかった」
伸「こだわりがね」
智「そう。ファッションもそうだし、なんかもう髪の毛もガッチガチに固めた」
KO「(笑)」
智「ナンかスゴいオシャレな、今考えたら、そん時はあんまり理解できなかったですけど、今考えたら、スゴいハイセンスな人たちがクラブに行ってたような気がして」
伸「長瀬くん、その頃とかさ、そのあととかって、そういうクラブとかさ、遊んでた事、あった?」
智「いや、僕もやっぱり、年頃、ま、その20歳前後ぐらいの時に、やっぱりその、ナンだろうな、ま、仕事でもそうでしたけど、お酒はもちろん飲めなかったけど、10代の頃は、20、20歳になって、お酒飲めるようになって、クラブとか行くようになって、 やっぱりその、さっき言ったイエローももちろん知ってましたし、 やっぱりその時の時代のクラブで、ナンとなくこういうジャンルが、あの、ダンスホールで鳴り響いてたのは、ナンとなく覚えてるんで。だからナンか、直結しました、今」
KO「うん。あと、伸ちゃん、その頃って結構もう、ベネズエラじゃないけど、どっかそういうところのフェスまで行ってなかった?」
伸「(笑)」
智「えー、そうなんすか?」
KO「行ってたでしょ」
智「ベネズエラ?」
伸「行ってた。1回行ったぐらいだよ」
KO「(笑)」
智「へ~!」
KO「みんな、そういう債権のパーティーとかでフェスってあるじゃないですか。なのに、真っ黒い集団がいて」
伸「(笑)」
KO「その、ネイバーチームとか」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「 あと、その時はBathing Apeとか、スケシン、スケートシングとか」
伸「その頃、そのちょっと後だけど、ネイバーフッドでもイベント結構やってて」
智「はい、はい」
伸「結構大箱でやってたから」
智「へ~~~」
伸「そう、Max何人ぐらい?2000人ぐらい入ったんかね」
智「へ~」
KO「スゴかったもんね」
伸「ね」
智「あ、じゃあ、昔の方がやっぱそういうイベントは多かったですか」
伸「うん。いや、多かったし、大箱がまだあったもんね」
智「へ~」
伸「今、ホント、少ないけど」
智「アゲハみたいな」
KO「うん、アゲハ、もう、だから、えーと、その、もうちょい後ぐらいだよね、開いたのね」
伸「そうだよね」
智「あ、そっか。じゃあまだ新しい方なんですね、アゲハがね、そっか」
伸「うん。だから、HUMONGOUSっていうイベントで、僕ももちろん、DJ参加させてもらって」
智「へ~」
KO「それで、Neighborhoodとか、もちろんその辺の、さっきのHECTICもそうだし、Bathing Apeとか、ああいうところがみんなでイベント、原宿のね」
伸「うん」
智「そっか」
KO「ナンかイベントみたいやったりとか」
智「なるほど。じゃあ、みんながみんなでこう、ブランドでイベントやってたから、その頃じゃあそういう、DJとか、そういう場が多かったんですね、あぁ、なるほど。じゃあDJもやっぱり増えてきたし」
KO「うん。あと、こういう、せっかくカッコいい洋服着てたりして、買ったんだけど、着ていく場所がないじゃないですか。SNSもなかったし」
智「なるほど」
KO「だから、じゃあ、それを着て出かけるところって言ったら、ナイトクラブが超良くて」
智「あぁ。いや、この間、それこそほら、あの宇一さん」
KO「宇一さん、はい」
智「と話した時にね、 今ね、こう、また週末とかで、ナンとなく、イベントね、やられてるのをこう、目の当たりにして、 ナンかこう、宇一さんと話してると、やっぱみんなと一緒にいる時間が好きなんだなって」
KO「あぁ」
智「帰るのが寂しいっていう感じが、ナンかスゴい、か、先輩で申し訳ないけど、可愛らしく感じたっすね。だから、ナンか、そういうのあったんでしょうね、ナンか」
KO「やっぱリアルで会うのって、いいじゃないですか」
伸「うん」
智「確かにね。ホント、そうですよね」
KO「で、特に同じこういう服着てるのとか、こういう音楽が好きとか、そういう仲間意識がナイトクラブって生まれやすいから」
伸「そうだね」
智「そうね~」
KO「で、それで友達がどんどん増えるっていうか、好きなもの同好会がうまく集まる、みたいな」
智「へ~、そっか。ま、でも、そういうことが、多分ね、当時、至るところであったんですよね」
KO「で、音楽の種類でまた洋服も変わるし、とか。うん、そういうのがすごく面白かったっていうか」
智「でも、ある意味、破天荒な時代っちゃ、破天荒な時代じゃないですか。SNSも無かったし」
伸「ハチャメチャだけど、おおらかだよね」
智「うん、うん。だし、カッコよかったっすね、ナンか」
伸「そこまで物騒な事、無いでしょ」
智「 ね、ね、ね、確かに、確かに」
KO「みんな、好きなことに集まってきてる人たちだから、割と仲間になりやすかったし」
智「ね。そっか。じゃあまぁ、そういうことが続いて、まぁ、のちにね、こう、僕らもハロウィンイベントとかで」
伸「そうね」
智「Sissybarsという(笑)」
KO「ヤバいね」
伸「もう、それ、いいんですか?」
智「(笑)」
伸「言っちゃっていいんですか⁉」
KO「ね(笑)」
伸「それ、もういいんですか??」
智「いや、でも唯一ね、ナンか、この3人が、こう…」
伸「確かに(笑)」
KO「(笑)」
智「ね、こう」
伸「もう今、導かれてようやく気がついて]
智「(笑)ね」
伸「確かに、確かにみたい」

KO KIMURA『THIS IS HOUSE』

...to be continued













【PartIIからの続き】

KO「けど、ナンかそれが、勝手にやってる事が、その人の個性になっていくし」
智「そうそうそう、そうなんです。だからきっと、誰かから見ても、オレはそういう風に思われてる事もあるかも知れないし、ま、別にどーでもいいんですけどね。そう、だからそういうのは結構あるかも知れない」
KO「ナンかその辺、全体的に長く、長瀬くんの事を見てると、あ、コレ、長瀬くんっぽいなとか、そういうのって解ってくるじゃないですか。そういう感じで」
智「あ、そうっすね」
KO「僕のバイクとかもそうかもしれないし」
智「そう」
KO「みんな、そういうので、全体的にその人の事で、その人が全然とんでもない、違う事をやっても、けど、彼らしいな、みたいな」
智「より楽器がカッコよく見える、よりバイクがカッコよく見える。だからその、ナックル知らない人がKOさんのナックル乗ってたら、Zettai、僕、解ると思いますよ」
KO「うんうん」
智「ね、よく、借りてきた借り物みたいな感じになっちゃうみたいな表現するけど、ナンかそういう気がするっていうか、ま、乗り手とバイクでカッコよくなるっていうか、ギターもそんな気がしますね。あの、弾き手とギターで決まるような気がしてて。そう、だからナンか、ね、高級ギター持って、買いましたって、だけでやる事がやっぱり音楽の本質だとは僕は思わないから、やっぱりナンか、そうじゃないところな気はしますよね、ナンか。だからそこに、安い、高いって無いじゃないですか、きっと」
KO「高級でしか出せないってなったら悔しいし(笑)」
智「うん、そうそう。だからこの間、たまたまね、田口くん、あのCHALLENGER、New Balanceさんにお世話になったりする機会があったりするんですけど、それで、New Balanceさんに、TR808」
KO「ROLAND」
智「ROLAND」
KO「TR808、ドラムマシーンですね」
智「あぁ、ドラムマシーンですね、そう。それの、ナンだろ?コラボ」
KO「スニーカーの」
智「を、あの、いただいて」
KO「おぉ」
智「そう、アレ、New Balanceさんもまた」
KO「面白いですね」
智「粋なことするじゃないですか。まさに、ね、TR808なんて、KOさんなんて使ってたドラムマシーンなわけでしょ。だから、ね、きっと、そういう、好きな人がいるんでしょうね」
KO「特にあの、808だとLL・クール・Jとか昔のヒップホップの」
智「だから80年代ですよね」
KO「80年代」
智「で、909が90年代ですよね?」
KO「えーと、90年代ぐらいにテクノとハウスとかは909で」
智「あぁ、なるほど」
KO「ヒップホップのドゥーンって低い音は808なの」
智「なるほどね。あのね、アイバニーズのね、オーバードライブのエフェクターにもね、808っつーのがあってね、オレ、ややこしくなるんです」
KO「あぁ、混じると」
智「そう、混じっちゃうんです、いつも。その、チューブスクリーマーって、オーバードライブがあるんですけど、緑色のヤツ」
KO「うん」
智「で、それもね、808と909があって、どこかその、歪み方が違うんでしょうね」
KO「あぁ」
智「ナンかあるんです。808の方がチョッパーだとか」
KO「(笑)」
智「909の方がダメだな、みたいな、ナンかあるんっす、ナンか。すぐにこう、バイクで例えちゃったりして」
KO「(笑)」
智「そう、ナンか、自分の中のね、その価値観って、ドコかツールとリンクしてる気がする」
KO「そうね。あと、長瀬くんはその辺の事を一番拘る人な感じがしますね、細かい部分で」
智「こだわ…ま、好きだから拘ってる、うん、拘ってるつもりは無いんですけど、好きだから、そうなっちゃってんでしょうね」
KO「あと、あの、ナンだっけ、その辺の一番王道を使いたくないとか」
智「そう…」
KO「(笑)」
智「それは天邪鬼ね~だからもう、それもほら、バイク、いっぱいあるのに、ナンでチョッパー選んだのよっていうね、そういうのあるかも知れないっすね。でもナンか、うん、ナンか、全部それが好きで良かったなって、今も昔も思ってるから、ま、結局ほら、それでKOさんとも出会う事が出来たしって、バイクのなかで、っていう事だからね」
KO「こういう話も出来てるワケだしって」
智「ねぇ、ホントに。だからその、マイクの話、エフェクターの話とか、そういう話を僕はやっぱり、現役の時に誰ともせずに、あの、こう、生きてきたんでね、だからナンかこう、自分の中で、どういう音を作る時は、こういうのと、ってレシピが自分の中にあって、そう、だからナンか、ナンだろうな、そういう話が出来る、ね、KOさんと、こういう話出来るの、楽しいし」
KO「うん。ナンかそう、特にテレビで見れる長瀬くんとかと、ここまで、そういう事を知ってるとか、みんな思ってないところもあると思うので」
智「ね」
KO「こだわりが伝わるの、いいですね」
智「うん、ま」
KO「説明する必要なくても」
智「ね、ね、ね、ま、そう。僕はね、楽しいと思ってるから。その、やってまっせ!オレ!っていうところは、どちらかっていったら見せたくない方だから」
KO「うん。努力してるじゃないけど、そういうトコは見せたくなくて」
智「そう。だけど、この味とこの味混ぜると、コレになるんだぜ!っていうのは(笑)」
KO「あぁ」
智「ちょっと、こんな面白いの、ないっしょ?ってオレは思っちゃうんっすよね」
KO「あんまり、その、裏の事、苦労話とか、他の事はあんまり見せたくないですね」
智「そうですね」
KO「簡単そうにやってるんだけど実はスゲー凝ってる、みたいな面白いですね」
智「ま、結局やっぱほら、そういう、ナンつーんっすか、サラッと旨い飯作る、中華鍋振ってるオッサンとかチョーカッコいいじゃないですか」
KO「(笑)」
智「もう、ナンかもう、抱かれたいぐらいの感じありますよ」
KO「(笑)」
智「もう、カッコいいっす!みたいな」
KO「うん」
智「うん。やっぱナンか、そういうの、グッときますね。昭和の男の感じね」
KO「スゴくその辺は、職人っぽいっていうか」
智「どうなんっすか、でもやっぱり、エンジニアさんとかと話とか、その、ね、例えばローディーだったりとか、テックだったりとか、そういう人たちが、気付き(?)の話をしても、やっぱみんなね、ナンだろ、オモチャ、ナンか、ビックリマンとか、ガンケシがギターになっただけっすよ」
KO「あぁ」
智「えぇ、ホントに。そう、だからナンか、オレ、ナンか、エフェクター買って持っていくと、テックチームは、わっ!コレ、買ったの!?わーっ、オレもチョー気になってた!!マジかー!みたいな(笑)もうだから、そこをみんな見ないから,解らない、ま、見せる必要もないんだけど、別に」
KO「うん」
智「そう、だから、そういうナンかね(笑)そういうオモロさもあるんっすよね」
KO「この間、このラジオの時に、最後に、出来た曲をテレビで聴くっていうのとか、面白いなと思って」
智「うん、やっぱね、その、傷付いた時があったんですよ」
KO「うん」
智「うん、その、うぉー!やってしまったぁ!みたいな事」
KO「うんうん」
智「だけど、きっとそれはほら、あの、もちろん、それでも死ぬ思いでやってるから、聴いてる人は何も気付かないと思います。でも、僕からしたら、一生の汚点じゃないですか」
KO「あぁ」
智「だからやっぱり、そう、そういうのはありますよ。それはお芝居だってそうだしね」
KO「うん」
智「Zettai言わないけど」
KO「Zettai(笑)」
智「Zettai言わないけど、それはやっぱりもう、教訓だと思って。だからこそ、次、作るモノの精度が上がっていくんだと思うし、そう、そういうのはあるかも知れないっすね」
KO「自分もナンかその、友達の、あ、CHEETAHの俊之くん」
智「あぁ」
KO「が、あの、SNSで、ちょっとLIVEじゃなくて…」
智「あ、彫金の!?」
KO「そう、彫金の」
智「やってたんっすか?へ~」
KO「それで、そのBGMの30秒ぐらいのヤツをKOさん、作って、ナンかもらえたら嬉しいんですけど、みたいな」
智「あ~似合う!CHEETAHの映像、似合うかも!」
KO「で、作ったんですよ」
智「うん」
KO「作って出来上がってきたら、普通の僕、バランスをナイトクラブのバランスで作っちゃったんです。そしたら、ネットで聴いたらハイハットばっかししか聴こえないっていうか」
智「あ~、なるほど!」
KO「それってコンピューターでかけて、自分でチェックしたワケじゃなくて、バランスで、ちゃんとモニタースピーカーのバランスで、いいバランスで作ったのに」
智「あぁ、うーん」
KO「そしたらもう、ハイハットのしか聴こえないみたいになって」
智「そうっすよね」
KO「金物の音ばっかり。そうすると、あぁ‥って、長瀬くんが、そういう風にテレビで聴いてみるみたいの」
智「うん」
KO「PCでかけて聴けばよかったって思って」
智「そう、だからね、ラジカセもやったし、もちろん、イヤホンも、イヤホンでも、メーカー別でやったりするね、そうだし、ノイズキャンセルの加減(?)もそうだしね。あとはテレビもそうだし、うん、もう、パソコンの、ま、あの、ね、ノート型のパソコンのスピーカーもだいぶクオリティ高いっすけどね」
KO「ね、ね、今、良くなってきましたね」
智「よく、あの小っささで、よーく、やってくれてんなっていう」
KO「奥行きとか、エラーのパンの感じとか」
智「そう」
KO「ね」
智「だからある程度の、ホント、Mix~だったら、アレだけでもいけちゃうみたいな感じになってますよね」
KO「そうだね」
智「そう、ホントに、ナンだろうな、余計なものがなくなってったっていうか」
KO「うんうん」
智「うーん、だから」
KO「ダンスミュージックだと、ちゃんとした、その、ナイトクラブでかけること、考えないといけないから、けど、PCとかね、家で、とか、ヘッドフォンで聴く人だけだったら、違う事、やんなきゃいけないのかなって」
智「あぁ」
KO「ちょっといろいろ考えさせられました」
智「あぁ、いやいやいや。でもなかなかね、そういう機会もないですもんね、ナニかに合わせてMixダウンとかね」
KO「うん」
智「でも、ま、やっぱ特殊だったって事ですよね、その世界がね」
KO「うんうん」
智「うん。テレビドラマとか、テレビのCMで流れるっていう」
KO「音楽と」
智「事で、だから、うん、ま、でもやっぱり、ね、僕なんか、どちらかっていったら、表に出てる表現者だからね、専門の人たちからしたら、それは当たり前の、ま、当たり前ですよね」
KO「けどね(笑)」
智「だから、スゴく勉強させてもらいましたよね、そういうところはね」
KO「あぁ」
智「そう」
KO「けど、長瀬くんの、その、テレビで聴いたりとか、ちゃんとテレビで自分たちのを聴いてみたりとか、すげーこだわりだと思いましたね」
智「ね、だからその、ご飯でもナンでもそう、味の捉え方ってみんな違うじゃないっすか、ね、そう、だから、ナンだろうな、あんまりこう、別に声を大にして言いたいワケでもないんですけどね。そう、だからホント、そういう意味でも今回の、ROK、ね、CHALLENGERでやった、ギターの展示、ね、っていうのは、ナンか少し、ナンかこう、前進できたような気もするし、ま、やっぱり、僕の周りにもだし、ま、CHALLENGERの周りにもだしね、ま、バンド見に来てくれる子たちもそうだけど、中には楽器好きな子たちもいたりするもんで」
KO「うん」
智「やっぱ、そういうところは、共有していきたいなと思うんでね」
KO「うん」
智「そう、だから、ナンか、すごくこう、うん、スゴく楽しい、ワクワクしますよ。で、やっぱ時間を経て、その、ギターの職人さん達も、やっぱり昔、大手の企業で頑張ってた人たちが独立されてっていう」
KO「あぁ」
智「ま、自分の思いがあるんでしょうね~。だからやっぱり僕もスゴく同じような思いがあるから」
KO「あぁ」
智「そう、ナンかスゴく、ナンか、ありがたいしね」
KO「じゃ、そのギターの展示が、もちろん、LIVEもそうですけど、そのギターの展示もチョー注目ですね」
智「そうっすね。是非。なかなか、そんな事(笑)やる人たちもいないでしょうからね、そう」
KO「だって自分たちが使いたいギターを」
智「そう。ちゃんと意味があるから」
KO「あって」
智「そう。で、別にそれは売るためっていう名目でもない、もちろん、受注してもらえれば、買えるようにはしますけど、別に押し付けるワケでもなく、やっぱり、純粋に、ね、本気で考えてる人たちに、の、魅力になって欲しいと思ってるから」
KO「あぁ」
智「ま、きっと同じような頭で楽器、ギターに向き合ってる人もいるだろうし、ま、もちろん、僕らがそういう風に、ね、提案した、ね、久保田が提案してくれたモノや、僕らが言う事じゃなくったって、いい事だとも思うから、そこから自分でカスタムしたって構わないだろうし、全部引っぺがして、自分のステッカー貼ったっていいだろうし。ただやっぱり、音色っていうところは、僕らで言ったら、チョッパーじゃないっすかね」
KO「うんうん」
智「うん、やっぱそこが、好きでいる者同士でいたいっていう、ナンかそこが、ナンか素敵な感じがしますね」
KO「じゃ結構10台以上、10基以上?ギターって10本?ナニ?単位」
智「そう、ま、1本、2本だと思うんですけどー、ま、やっぱりその、さっき言ったように、やっぱね、その、自分で作ってきた、その、時代ごとのギターがあるんですよ。僕は本来ギターを弾くことが仕事ではなくて、その、TOKIOのボーカルとしてだったんで」【智也の口から久しぶりに「TOKIO」という言葉を聴いたかも】
KO「うん」
智「ま、ナンだけど、やっぱり、やっていく中での、ね、その目標もちょっと、ナンとなくステップアップするための、として、音数を1本、一つ、増やそうという事で僕は初めてギターをっていう事だったんで」
KO「あぁ」
智「だけども、触れ合う事っていうのはやっぱり、あるんですよね。自分が、例えばメロディを説明する時に、ギターのコードを弾いて説明したりしなきゃいけなかったりする場面もあるから、だからナンとなく、ナンだろ、コード弾くぐらいの事は出来たんです」
KO「あぁ」
智「だけど、その、それがね、その、お金を取らなきゃいけないってなった時に、やっぱりその、そこまでの、ね、技術も、その、音を作る事に関しても、10代だった僕には、特にね、そんな、音楽(笑)に特化した世界にいたワケでもないし、唯一、ね、自分の活動の中で、触れた音楽ぐらいしか無かったもんでね、で、やっぱり、そこで向き合ったからこそ、ナンかこう、火が点いちゃったのはあるかも知れないっすね。やっぱり答えが解らないと何も解らないまま終わってしまうし、その答えが解らないって事はきっと、他の事の答えも解らない、くなってしまうんだろうなと思ったから」
KO「うん」
智「ナンか、こう、そういう答えのない、音って見えないじゃないですか」
KO「だよね、解んない」
智「波形でしか見えないから、やっぱナンかそういうの、あるかも知れないですね、だから」
KO「こだわりが」
智「そうそう。あの、例えば、ね、今日でもエンジニアさんが今、撮ってくれてるけど、もう、こだわりが強すぎて、ナンかそのもう、言葉発するたびに、もうちょっと、今の、滑舌よくしてもらっていいですか?」
KO「(笑)」
智「って言われたら、イヤじゃない?でも、オレは結構、すっごい神経質な人だから、結構、そういうの、言っちゃうんです」
KO「あぁ」
智「その、他のプレーヤーに、もうちょっと、こういう風にやってもらっていいですか?とか」
KO「あぁ」
智「でもそれ、スゴくそれってナンセンスな事って、解ってるんですよ」
KO「あぁ」
智「Zettaiやっちゃダメ!」
KO「うん」
智「だからそれをスッと、見てられるっていう人も、スゴいカッコいいなって思っちゃう、うん」
KO「それはあと、あの、上手くいかせるような」
智「そう!」
KO「感じになってる人は」
智「そうそうそう」
KO「ね」
智「だから(笑)バランスって難しいっすよね(笑)」
KO「(笑)」
智「そう、だからもう、フワフワしてるのがいい」
KO「ね、ね」
智「ふわふわ」
KO「その辺を上手くバランス全体上手く」
智「だからもう」
KO「させるのが難しいけど」
智「番組名、フワフワにします?」
KO「フワフワ(笑)」
智「ふわふわ。みんなフワフワでいきます。急にオジサン2人なのに(笑)」
KO「(笑)」
智「そんなナンかもう、若い女の子(笑)きそうな番組名でフワフワ」
KO「(笑)」
智「フワフワにようこそ、みたいな。ま、でもホント、そういうの、あるかも知れないな~。そう、だから、こんな話って尽きないし、他のコレ、楽器の奏者や、もっとね、こだわる人、でも、逆に言ったら、こだわりはない人はいると思うんですよ」
KO「うん」
智「だけど、間違えません!とか(笑)」
KO「(笑)」
智「譜面だけ見ればZettai大丈夫です、とか」
KO「あぁ」
智「ナンか、不思議な文化じゃないっすか、ナンか音楽って。いろんな文化がある、もちろん、譜面を観るだけの文化もあれば、ナンかその、魂みたいな文化もあったりとか」
KO「うん」
智「そこはやっぱり、ルールがないっていうかね、さっき言った、楽器渡されても、みんなは扱ってるけど、別にあぁいう風に使わなくたっていいんだぜっていう(笑)」
KO「あぁ」
智「そう、だからナンか、ものは考えようというかね、そのぐらい、頭はフワフワしてた方が実はポンポン行くんじゃねーかなって」
KO「前、長瀬くんがTOKIO時代に、ナンかあの、ね、バンドの事で、ナンだっけ、いろんな事で、ストリート感があるとかないとかっていう話をひょっとしたじゃないですか」
智「うん」
KO「そういうようなね」
智「うん」
KO「何か、上手でもストリート感がないとか、ね」
智「あぁ、確かに確かに」
KO「ね。上手かったら、上手いけど、あ、ヘタだけど、ストリート感があってカッコいいとか、ナンか、そういうのがあるような話をしてたじゃない。そういうのも」
智「確かに」
KO「自由ですね」
智「うん、だからね、さっき言ったけど、そのナンだろ、ま、高い機材だからと言って、それをいい音というの?って、やっぱりちょっと、思ってしまうってところが僕はあって、ナンかその、ナンかの番組か忘れたんだけど、高いギターと安いギターをみて、聴き比べるみたいの」
KO「うん」
智「で、ま、もちろんね、僕は、それ、一目瞭然で判ったんですよね。だけど、その、ナンだろ、その、高いギターって、音じゃない気がして、」
KO「あぁ」
智「その、デザインのアートの中にある気が、あと、ブランド名とか」
KO「あぁ」
智「響きとしてはね、その(笑)1万円のギターも素敵なんっすよね」
KO「あぁ」
智「それはそれで(笑)」
KO「それは」
智「それを活かすかも殺すも表現者(笑)次第っていうか」
KO「うんうん」
智「そう。ナンかうん、特にその、ま、KOさんのね、エレクトリックの世界には、あんな無いかも知れないけど、あります?高いギター、楽器だから」
KO「えーと、逆にさっき言った808と909って」
智「チープ?」
KO「売り出した時って、あんま売れなかったんです」
智「え、そうなんだ」
KO「で、」
智「高級だったから?」
KO「ま、高くて」
智「あぁ」
KO「で、それは売れなくて、廃番になったんですね」
智「へぇ」
KO「廃番になったら廃番になったで、中古が出回りだしたんですよ」
智「お、なるほど、なるほど」
KO「どっちもスゴい安く」
智「うんうん」
KO「それをシカゴの人たちが808とか909とか、使いだして、安かったから」
智「うーん」
KO「高校生とかで」
智「ちなみに、3万?」
KO「んーと、その頃は多分、そのくらいになってたですね」
智「あぁ。じゃ初期は10万弱」
KO「もっと高くて」
智「あぁ」
KO「みんな買えなかった。ROLANDの初期のヤツね」
智「はいはい」
KO「それがそのままだと買えないけど、結局はそれでもう、どっかに行ってしまったというか、時代遅れになって、違う新しいモノが出てきたのに」
智「うん」
KO「けど、逆に、中古で出回ったのを、シカゴとかデトロイトとかの高校生の人たちが安いから、チョー安いから買って」
智「へ~」
KO「中古屋で。それでダンスミュージック作ったら、それがハウスとかテクノの、アレになった」
智「なるほどね。でも、その、ナンツーんだろ、エレクトリックの世界も長いと思うんですけど、今となっては、そのチープな音がカッコいいみたいな感じでしょ?きっと」
KO「そうそう」
智「だからナンか、やっぱ、そこにストリート感みたいな」
KO「そうそうそう」
智「ナンかドコか、ん?っていう」
KO「うんうん」
智「反応ありますよね、うん!みたいな(笑)」
KO「だから、それじゃないと、逆に足りないみたいな」
智「そう、ナンかその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、そのカッコいいの作ったの、カッコいいねっていう、に、なっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔の」
智「そう、だからその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、このカッコいいの作ったの、かっこイイねって、オレはなっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔のレジェンド機材みたいな、808、909とかを、今、高く、高いと今、だから逆にその当時の高さになっちゃって、4,50万とかになっちゃったりとかしてて」
智「でも今、逆にエレクトリックの世界はオレ、逆だと思って、昔の機材の方が高くないっすか?」
KO「うん、高いです」
智「ね!」
KO「そのくらいになっちゃう」
智「だけど、ギターは、もちろん、ビンテージもあるんだけど、例えば(笑)ナンだろ、スゴい、あの、ギターで、あの、貝細工がスゴくて、何百万みたいな」
KO「螺鈿貝細工みたいな、あったね~(笑)」
智「ま、確かにカッコいいんですけど。そう、でも、よくよく考えたら、その、音には多分、きっとその、貝の音があるかも知んないっすよね」
KO「あぁあぁ」
智「だからちょっと、頭でイメージするとちょっと、シャリっとしてるのかなぁ?カリッとしてるのか、判んない。でも、ちょっとドライかもなぁ」
KO「あぁ(笑)」
智「意外にちょっと(笑)アメリカの、ナンか、ね、ドライな感じになるかもなぁ、貝、確かに。ま、そういうのもあるかも」
KO「特にアメリカン・ロックとかね、そういうの、みんなやってた人は、その音で慣れてきてるから」
智「そうっすよね。そう、だからやっぱりほら、僕は木材の振動で頭、考えちゃうから、どこかその、貝を入れると振動が、殺しちゃうんじゃないか、みたいな」
KO「あぁ。堅いと、逆に」
智「そうそうそう。僕の頭ん中では」
KO「あぁ」
智「そう、ナンか、堅くていい楽器ってあるんですよ、僕ん中では」
KO「あぁ」
智「そう。Gibsonのブラックビューティーっていうギター、あります。あれはやっぱり、ナンかね、堅いギターじゃなきゃダメ」
KO「あぁ」
智「そう。やっぱりその、いわゆるネックの、し、指の当たる指板の部分が黒檀で出来てんですよね」
KO「ほぉ、黒檀、おぉ~」
智「エボニーって。やっぱその、堅いのがプリン♪とした音がして」
KO「あぁ」
智「そう。ちょっとね、上品でナンか可愛い音に、僕には、そういう風に聴こえるんですよ。だからきっと、人によって、そういうのあるんだと思うんですよね」
KO「木でもね、いろいろ、ね。あと、何年乾かしたとか」
智「ね。もう、そういうのありますよね」
KO「うん」
智「そう、だからナンか、そう、もういつまでも楽器屋行くとね、いや、今、ちょうど、あの、スピーカーを今、作ってるんですよ」
KO「お、スピーカーを作ってんの!?」
智「(笑)スピーカーを今」
KO「(笑)マジで!?」
智「アンプを鳴らすスピーカーね。あの、で、まぁ、あの、もちろんスピーカーにも、インチがあるんで、ま、大体ギターで使うっつったら、10から、まぁ、5は、10,12かな」
KO「12、あぁあぁ」
智「で、まぁ、そこのセオリーもいろいろあって、昔からある、その、例えばセレッションとか、その、ナンだろ、アルニコブルーとか(笑)その、いわゆる当時、50年代、60年代、マーシャルやフェンダーのね、キーは、搭載してきたスピーカーたちもあり、ま、80、90、2000年代と、こう、進化を遂げてきたアルニコブルーから、ホワイトとかクリームとか、あの、レッドとか、いろいろあってチョイスで。それもやっぱり、どのアンプでどのギターで(笑)鳴らした時の発音だから、要は口の形でもやっぱりその、ナンだろ、大きく開けてる時と動く、小っちゃい時とじゃ、響き方がね、だから、そういうのもあって、すっごいもう、作るのに1年ぐらいかかりました、もう」
KO「ナイトクラブでもやっぱ、その」
智「スピーカーのね!」
KO「中域だと、12インチとかの方がタン!って音がサっと出て」
智「なるほど、なるほど」
KO「けど、もう15インチとかもっとデカくなってくると、デカい、ボーンとなってるけど、1回へこんで前に出る、振動の幅が大きくから」
智「うんうん」
KO「細かい音がでなくなるからとか」
智「あぁ~、なるほどね~」
KO「そういう事で、やっぱ、小っちゃいスピーカーと、中・低・高音全部のスピーカーの大きさを変えたりとか」
智「なるほど」
KO「そういうのがあるので、長瀬くんはその辺の事、やっぱりギターでも気を使ってて」
智「そう、ナンかね、やっぱりその、昔、ま、僕がその、ナンだろうな、あの、多重録音機って、で」
KO「マルチトラック」
智「いわゆる、アナログ、デジタルからアナログ、(笑)アナログからデジタルになってるんだけど、アナログの、ま、僕が生まれる前の、KOさんの生まれるもっともっと昔にね、オーバーダブっていう技術が194,50年代に、ま、あの~、NYのジャズ喫茶のレスポールさんが」
KO「あぁ」
智「開発したって、僕は聞いてますけど、ま、そこ、そのオーバーダブ機能があったからこそ、今、僕らがナンかこの、トラック概念でトラックの設定、ナンか表現出来てる気がするんっすよね」
KO「あぁ」
智「だから、その時代の時に、やっぱりラジオとかで、ね、表現するのに、例えば、当時のロバート・ジョンソンだとか、ブルースのブルースマンたちがね、その、ま、当時はね、どのぐらいの音圧でやってたか、どういうマイクでやってたのか判らないですけど、でも僕らが今、当時の曲を耳にすると、ペケペケじゃないっすか」
KO「あぁ、だね」
智「当時はLowは出てたんだけど、Lowを拾いきるマイクが無かったと思うんですね」
KO「あぁ、そういう事か」
智「そう。だから、今は、そのLowを拾いきれるマイクがある」
KO「うんうん」
智「だから、今のマイクで撮ったら、多分、ひっくり返るんじゃないかな(笑)と思ってて」
KO「あぁあぁ」
智「そう、ナンかそういう事も、起きるから、だから、コレ、楽器の、生楽器の特殊な歴史な気がするんっすよね、そのエレクトリックが、エレキギターとかベースもそうだし。ナンかそれまでは、ずっとほら、生楽器で、その、箱の響きだけでお客さんに楽しんでもらったり、」
KO「あぁ、フォークギターだしね」
智「そう。あとはレコードぐらいだったワケでしょ。そう、だから、どんどんこう、ナンだろうな、音楽のジャンルによって、その進化の仕方がスゴく、不思議だな~と思ってて」
KO「うん」
智「で、僕なんかも、そういう、自分がやるんで、そういうのにドンドン、あの、知ってしまったから、ナンかスゴく今、ね、KOさんと話してて、あ、そういう事かって、今、ちょっと理解したんっすけど」
KO「僕もスゴく勉強になりました」
智「ね、エレクトリックの世界と、やっぱりちょっとこう、ね、概念が違う。エレクトリックもやっぱ、鍵盤の世界から、進化していってるワケですもんね」
KO「あぁうん」
智「で、そこでオーケストラレーションみたいな響きのシンセサイザーみたいのが出来たりとかして、で、そこに今、アナログムーブみたいのがあったりとかですもんね。あんなビコビコしたのが」
KO「今、また戻ってきた」
智「そう(笑)そう、とか、ね、僕らがファミコンみたいなゲームやってた時の音が、ナンとなく、アレ、ムーブだったのかな?とか、ナンか」
KO「うんうん」
智「そんな事を想像させてくれたりとか。そうだからナンか、楽器は楽器でひじょうに、例えば80年代からメタルが増えて来てね、で、あの時代、なぜかギターが重くなるんっすよ」
KO「え?え?」
智「そう。ナンか不思議っす」
KO「速弾きするから?」
智「いや、あとね、木材の流通もあると思うんっす」
KO「あ~」
智「で~、70年代入ってからね、どのメーカーもそう、コレは歴史的な流れだと思うんっすけど、やっぱりその、ブラジリアンローズウッドっていう、その、堅い黒檀があるんですけど、それが当時は当たり前のように使われてたんだけど、やっぱ絶滅危惧種に入ったんでしょうね」
KO「あ~」
智「ワシントン条約でそれがダメになり、ま、~にどんどん変わっていったんだと思うんですよね。そう、その中でやっぱ、なかなか、こう、音質をとっていった時に、やっぱ重さっていうのは犠牲にしなきゃいけなかったのかって思ってて、そう、だけど、やっぱね、重いギターの時代の音楽を僕は聴いてきちゃったから、やっぱ重いギターが好きなんっす」
KO「あぁ。その音が出る」
智「腰悪いのに」
KO「(笑)」
智「最悪ですよ!」
KO「ね(笑)」
智「だからね、今まで頑張って探したんです。軽いんだけど、重いギターの音がする軽いギターを探したんだけどダメでした。もう意味判んないでしょ」
KO「(笑)」
智「そう。じゃもう、重いギター持ちます!って。そう」
KO「そのうち座ってLIVEする長瀬智也も観れるか(笑)」
智「(笑)そう、だからね、僕はレスポールっていうギターが好きだったんで、今回、そのROKで作った、ま、レスポールの中で、BIZEN WORKさんっていう、備前という地でね、京都の。あそこでギターワークスしてる、あの、坂本さんって方がいて、で、まぁ、存在は知ってたんですよ」
KO「あぁ」
智「で、この繋がりも面白いんですけど、あのHawgholicの」
KO「Hawgholic!」
智「横溝さんとも繋がってるっていうね」
KO「おぉ~」
智「そう、ま、彼は、坂本さんは、あの、ま、ライダーなんですね、バイク乗りで、ハーレー乗って、ショベル乗ってるんですけど、ま、そんなのもあって、で、歳も同じぐらいなんですね」
KO「あぁ」
智「スゴく、その、僕のフィードバックを理解してくれて、で、彼の作ってくるレスポールはもう、完璧なんですよ」
KO「おぉ」
智「そういう事なんです、っていう、やっぱりホントに、自分たち世代の方達のビルダーや、ね、世代、全てにおいてだけど、頑張ってくれてるのがスゴく、ナンか嬉しいなと思って」
KO「同じこだわりを当時から持ってたみたいな感じでね」
智「うん、やっぱり、そこまで考える人たちって、やっぱり、ナンだろうな、ま、ま、あの、ミクロの世界まで入ってますよね」
KO「ね、ね」
智「うーん。やっぱり物理的な話だから、ま、KOさんもね、やっぱり、そういう事に関しては、エレクトリックの世界もそうだし、バイク、車も、自分でやるぐらいだから、やっぱりその、変えたパーツを変えた後にすぐ乗ると」
智「ナンか、不思議な文化じゃないっすか、ナンか音楽って。いろんな文化がある、もちろん、譜面を観るだけの文化もあれば、ナンかその、魂みたいな文化もあったりとか」
KO「うん」
智「そこはやっぱり、ルールがないっていうかね、さっき言った、楽器渡されても、みんなは扱ってるけど、別にあぁいう風に使わなくたっていいんだぜっていう(笑)」
KO「あぁ」
智「そう、だからナンか、ものは考えようというかね、そのぐらい、頭はフワフワしてた方が実はポンポン行くんじゃねーかなって」
KO「前、長瀬くんがTOKIO時代に、ナンかあの、ね、バンドの事で、ナンだっけ、いろんな事で、ストリート感があるとかないとかっていう話をひょっとしたじゃないですか」
智「うん」
KO「そういうようなね」
智「うん」
KO「何か、上手でもストリート感がないとか、ね」
智「あぁ、確かに確かに」
KO「ね。上手かったら、上手いけど、あ、ヘタだけど、ストリート感があってカッコいいとか、ナンか、そういうのがあるような話をしてたじゃない。そういうのも」
智「確かに」
KO「自由ですね」
智「うん、だからね、さっき言ったけど、そのナンだろ、ま、高い機材だからと言って、それをいい音というの?って、やっぱりちょっと、思ってしまうってところが僕はあって、ナンかその、ナンかの番組か忘れたんだけど、高いギターと安いギターをみて、聴き比べるみたいの」
KO「うん」
智「で、ま、もちろんね、僕は、それ、一目瞭然で判ったんですよね。だけど、その、ナンだろ、その、高いギターって、音じゃない気がして、」
KO「あぁ」
智「その、デザインのアートの中にある気が、あと、ブランド名とか」
KO「あぁ」
智「響きとしてはね、その(笑)1万円のギターも素敵なんっすよね」
KO「あぁ」
智「それはそれで(笑)」
KO「それは」
智「それを活かすかも殺すも表現者(笑)次第っていうか」
KO「うんうん」
智「そう。ナンかうん、特にその、ま、KOさんのね、エレクトリックの世界には、あんな無いかも知れないけど、あります?高いギター、楽器だから」
KO「えーと、逆にさっき言った808と909って」
智「チープ?」
KO「売り出した時って、あんま売れなかったんです」
智「え、そうなんだ」
KO「で、」
智「高級だったから?」
KO「ま、高くて」
智「あぁ」
KO「で、それは売れなくて、廃番になったんですね」
智「へぇ」
KO「廃番になったら廃番になったで、中古が出回りだしたんですよ」
智「お、なるほど、なるほど」
KO「どっちもスゴい安く」
智「うんうん」
KO「それをシカゴの人たちが808とか909とか、使いだして、安かったから」
智「うーん」
KO「高校生とかで」
智「ちなみに、3万?」
KO「んーと、その頃は多分、そのくらいになってたですね」
智「あぁ。じゃ初期は10万弱」
KO「もっと高くて」
智「あぁ」
KO「みんな買えなかった。ROLANDの初期のヤツね」
智「はいはい」
KO「それがそのままだと買えないけど、結局はそれでもう、どっかに行ってしまったというか、時代遅れになって、違う新しいモノが出てきたのに」
智「うん」
KO「けど、逆に、中古で出回ったのを、シカゴとかデトロイトとかの高校生の人たちが安いから、チョー安いから買って」
智「へ~」
KO「中古屋で。それでダンスミュージック作ったら、それがハウスとかテクノの、アレになった」
智「なるほどね。でも、その、ナンツーんだろ、エレクトリックの世界も長いと思うんですけど、今となっては、そのチープな音がカッコいいみたいな感じでしょ?きっと」
KO「そうそう」
智「だからナンか、やっぱ、そこにストリート感みたいな」
KO「そうそうそう」
智「ナンかドコか、ん?っていう」
KO「うんうん」
智「反応ありますよね、うん!みたいな(笑)」
KO「だから、それじゃないと、逆に足りないみたいな」
智「そう、ナンかその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、そのカッコいいの作ったの、カッコいいねっていう、に、なっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔の」
智「そう、だからその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、このカッコいいの作ったの、かっこイイねって、オレはなっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔のレジェンド機材みたいな、808、909とかを、今、高く、高いと今、だから逆にその当時の高さになっちゃって、4,50万とかになっちゃったりとかしてて」
智「でも今、逆にエレクトリックの世界はオレ、逆だと思って、昔の機材の方が高くないっすか?」
KO「うん、高いです」
智「ね!」
KO「そのくらいになっちゃう」
智「だけど、ギターは、もちろん、ビンテージもあるんだけど、例えば(笑)ナンだろ、スゴい、あの、ギターで、あの、貝細工がスゴくて、何百万みたいな」
KO「螺鈿貝細工みたいな、あったね~(笑)」
智「ま、確かにカッコいいんですけど。そう、でも、よくよく考えたら、その、音には多分、きっとその、貝の音があるかも知んないっすよね」
KO「あぁあぁ」
智「だからちょっと、頭でイメージするとちょっと、シャリっとしてるのかなぁ?カリッとしてるのか、判んない。でも、ちょっとドライかもなぁ」
KO「あぁ(笑)」
智「意外にちょっと(笑)アメリカの、ナンか、ね、ドライな感じになるかもなぁ、貝、確かに。ま、そういうのもあるかも」
KO「特にアメリカン・ロックとかね、そういうの、みんなやってた人は、その音で慣れてきてるから」
智「そうっすよね。そう、だからやっぱりほら、僕は木材の振動で頭、考えちゃうから、どこかその、貝を入れると振動が、殺しちゃうんじゃないか、みたいな」
KO「あぁ。堅いと、逆に」
智「そうそうそう。僕の頭ん中では」
KO「あぁ」
智「そう、ナンか、堅くていい楽器ってあるんですよ、僕ん中では」
KO「あぁ」
智「そう。Gibsonのブラックビューティーっていうギター、あります。あれはやっぱり、ナンかね、堅いギターじゃなきゃダメ」
KO「あぁ」
智「そう。やっぱりその、いわゆるネックの、し、指の当たる指板の部分が黒檀で出来てんですよね」
KO「ほぉ、黒檀、おぉ~」
智「エボニーって。やっぱその、堅いのがプリン♪とした音がして」
KO「あぁ」
智「そう。ちょっとね、上品でナンか可愛い音に、僕には、そういう風に聴こえるんですよ。だからきっと、人によって、そういうのあるんだと思うんですよね」
KO「木でもね、いろいろ、ね。あと、何年乾かしたとか」
智「ね。もう、そういうのありますよね」
KO「うん」
智「そう、だからナンか、そう、もういつまでも楽器屋行くとね、いや、今、ちょうど、あの、スピーカーを今、作ってるんですよ」
KO「お、スピーカーを作ってんの!?」
智「(笑)スピーカーを今」
KO「(笑)マジで!?」
智「アンプを鳴らすスピーカーね。あの、で、まぁ、あの、もちろんスピーカーにも、インチがあるんで、ま、大体ギターで使うっつったら、10から、まぁ、5は、10,12かな」
KO「12、あぁあぁ」
智「で、まぁ、そこのセオリーもいろいろあって、昔からある、その、例えばセレッションとか、その、ナンだろ、アルニコブルーとか(笑)その、いわゆる当時、50年代、60年代、マーシャルやフェンダーのね、キーは、搭載してきたスピーカーたちもあり、ま、80、90、2000年代と、こう、進化を遂げてきたアルニコブルーから、ホワイトとかクリームとか、あの、レッドとか、いろいろあってチョイスで。それもやっぱり、どのアンプでどのギターで(笑)鳴らした時の発音だから、要は口の形でもやっぱりその、ナンだろ、大きく開けてる時と動く、小っちゃい時とじゃ、響き方がね、だから、そういうのもあって、すっごいもう、作るのに1年ぐらいかかりました、もう」
KO「ナイトクラブでもやっぱ、その」
智「スピーカーのね!」
KO「中域だと、12インチとかの方がタン!って音がサっと出て」
智「なるほど、なるほど」
KO「けど、もう15インチとかもっとデカくなってくると、デカい、ボーンとなってるけど、1回へこんで前に出る、振動の幅が大きくから」
智「うんうん」
KO「細かい音がでなくなるからとか」
智「あぁ~、なるほどね~」
KO「そういう事で、やっぱ、小っちゃいスピーカーと、中・低・高音全部のスピーカーの大きさを変えたりとか」
智「なるほど」
KO「そういうのがあるので、長瀬くんはその辺の事、やっぱりギターでも気を使ってて」
智「そう、ナンかね、やっぱりその、昔、ま、僕がその、ナンだろうな、あの、多重録音機って、で」
KO「マルチトラック」
智「いわゆる、アナログ、デジタルからアナログ、(笑)アナログからデジタルになってるんだけど、アナログの、ま、僕が生まれる前の、KOさんの生まれるもっともっと昔にね、オーバーダブっていう技術が194,50年代に、ま、あの~、NYのジャズ喫茶のレスポールさんが」
KO「あぁ」
智「開発したって、僕は聞いてますけど、ま、そこ、そのオーバーダブ機能があったからこそ、今、僕らがナンかこの、トラック概念でトラックの設定、ナンか表現出来てる気がするんっすよね」
KO「あぁ」
智「だから、その時代の時に、やっぱりラジオとかで、ね、表現するのに、例えば、当時のロバート・ジョンソンだとか、ブルースのブルースマンたちがね、その、ま、当時はね、どのぐらいの音圧でやってたか、どういうマイクでやってたのか判らないですけど、でも僕らが今、当時の曲を耳にすると、ペケペケじゃないっすか」
KO「あぁ、だね」
智「当時はLowは出てたんだけど、Lowを拾いきるマイクが無かったと思うんですね」
KO「あぁ、そういう事か」
智「そう。だから、今は、そのLowを拾いきれるマイクがある」
KO「うんうん」
智「だから、今のマイクで撮ったら、多分、ひっくり返るんじゃないかな(笑)と思ってて」
KO「あぁあぁ」
智「そう、ナンかそういう事も、起きるから、だから、コレ、楽器の、生楽器の特殊な歴史な気がするんっすよね、そのエレクトリックが、エレキギターとかベースもそうだし。ナンかそれまでは、ずっとほら、生楽器で、その、箱の響きだけでお客さんに楽しんでもらったり、」
KO「あぁ、フォークギターだしね」
智「そう。あとはレコードぐらいだったワケでしょ。そう、だから、どんどんこう、ナンだろうな、音楽のジャンルによって、その進化の仕方がスゴく、不思議だな~と思ってて」
KO「うん」
智「で、僕なんかも、そういう、自分がやるんで、そういうのにドンドン、あの、知ってしまったから、ナンかスゴく今、ね、KOさんと話してて、あ、そういう事かって、今、ちょっと理解したんっすけど」
KO「僕もスゴく勉強になりました」
智「ね、エレクトリックの世界と、やっぱりちょっとこう、ね、概念が違う。エレクトリックもやっぱ、鍵盤の世界から、進化していってるワケですもんね」
KO「あぁうん」
智「で、そこでオーケストラレーションみたいな響きのシンセサイザーみたいのが出来たりとかして、で、そこに今、アナログムーブみたいのがあったりとかですもんね。あんなビコビコしたのが」
KO「今、また戻ってきた」
智「そう(笑)そう、とか、ね、僕らがファミコンみたいなゲームやってた時の音が、ナンとなく、アレ、ムーブだったのかな?とか、ナンか」
KO「うんうん」
智「そんな事を想像させてくれたりとか。そうだからナンか、楽器は楽器でひじょうに、例えば80年代からメタルが増えて来てね、で、あの時代、なぜかギターが重くなるんっすよ」
KO「え?え?」
智「そう。ナンか不思議っす」
KO「速弾きするから?」
智「いや、あとね、木材の流通もあると思うんっす」
KO「あ~」
智「で~、70年代入ってからね、どのメーカーもそう、コレは歴史的な流れだと思うんっすけど、やっぱりその、ブラジリアンローズウッドっていう、その、堅い黒檀があるんですけど、それが当時は当たり前のように使われてたんだけど、やっぱ絶滅危惧種に入ったんでしょうね」
KO「あ~」
智「ワシントン条約でそれがダメになり、ま、~にどんどん変わっていったんだと思うんですよね。そう、その中でやっぱ、なかなか、こう、音質をとっていった時に、やっぱ重さっていうのは犠牲にしなきゃいけなかったのかって思ってて、そう、だけど、やっぱね、重いギターの時代の音楽を僕は聴いてきちゃったから、やっぱ重いギターが好きなんっす」
KO「あぁ。その音が出る」
智「腰悪いのに」
KO「(笑)」
智「最悪ですよ!」
KO「ね(笑)」
智「だからね、今まで頑張って探したんです。軽いんだけど、重いギターの音がする軽いギターを探したんだけどダメでした。もう意味判んないでしょ」
KO「(笑)」
智「そう。じゃもう、重いギター持ちます!って。そう」
KO「そのうち座ってLIVEする長瀬智也も観れるか(笑)」
智「(笑)そう、だからね、僕はレスポールっていうギターが好きだったんで、今回、そのROKで作った、ま、レスポールの中で、BIZEN WORKさんっていう、備前という地でね、京都の。あそこでギターワークスしてる、あの、坂本さんって方がいて、で、まぁ、存在は知ってたんですよ」
KO「あぁ」
智「で、この繋がりも面白いんですけど、あのHawgholicの」
KO「Hawgholic!」
智「横溝さんとも繋がってるっていうね」
KO「おぉ~」
智「そう、ま、彼は、坂本さんは、あの、ま、ライダーなんですね、バイク乗りで、ハーレー乗って、ショベル乗ってるんですけど、ま、そんなのもあって、で、歳も同じぐらいなんですね」
KO「あぁ」
智「スゴく、その、僕のフィードバックを理解してくれて、で、彼の作ってくるレスポールはもう、完璧なんですよ」
KO「おぉ」
智「そういう事なんです、っていう、やっぱりホントに、自分たち世代の方達のビルダーや、ね、世代、全てにおいてだけど、頑張ってくれてるのがスゴく、ナンか嬉しいなと思って」
KO「同じこだわりを当時から持ってたみたいな感じでね」
智「うん、やっぱり、そこまで考える人たちって、やっぱり、ナンだろうな、ま、ま、あの、ミクロの世界まで入ってますよね」
KO「ね、ね」
智「うーん。やっぱり物理的な話だから、ま、KOさんもね、やっぱり、そういう事に関しては、エレクトリックの世界もそうだし、バイク、車も、自分でやるぐらいだから、やっぱりその、変えたパーツを変えた後にすぐ乗ると、すぐに解るでしょ!?違いに」
KO「全然解りますね」
智「そう。だから、そういうのって、やった人じゃなきゃ解らないから」
KO「うん」
智「でもやっていくと、それが面白くなってくのは、僕もスゴくよく解るっす。だから」
KO「ピンポイントでそこだけしか興味が無いんだけど」
智「そう」
KO「そこは深く掘りたいみたいな」
智「ね。そう、だけど、あんま、ね、そうやって、こう、説明するのもメンドくせーしっていう」
KO「あとあの、自己満足なので」
智「(笑)確かに、確かに」
KO「他に、別に言う必要もない」
智「聴いてないよってね」
KO「うん」
智「確かに確かに」
KO「でも実は、そこまでこだわってるというのは」
智「うん」
KO「たまにこう、機会があると喋ると面白いですね」
智「そうね、だから、こういうのはホントに面白いっすね。だからナンか、ナンだろうな、ま、ちょっとほら、前回、K来てね、あの、BerBerJinの藤原裕も、もちろん、あの、呼びたいと思って、僕はちょっとタイミング合わなかったから、またちょっと、次の機会に呼ぼうかなと思ってるし、あの」
KO「LIVEで忙しくなるとか?」
智「あぁ、ま、ま、そうっすね。ちょっとあの、年末にかけてね、あの~、ちょっとLIVEツアーとかあったりもするんで、ま、ひょっとしたら、ココを出入りする可能性が、ね、居ない時もあるかも知れないんで、ま、ちょっとご了承くださいという事を、ちょっとあの、今日、言えたらと」
KO「あぁ」
智「そうそう。ま、ま、でもナンか、その、ナンだろうな、あの、滝沢さんもね、今日、ばったり滝沢さんにも会ったんだけど、滝沢さんもナンか、ちょっとゲストに呼びたいなぁと思ったんで」
KO「でしょ。一緒に喋りたいですね」
智「ね、ね」
KO「面白い」
智「ね、ナンで、そんな事もちょっと、膨らませながら、ま、藤原裕もね、ぜひとも、ね、次、タイミングが合ったら」
KO「ですね」
智「そう、出来たらと思うんで、はい」
KO「じゃあ、あの」
智「うん」
KO「今回もまたまたありがとうございました」
智「いやぁ、ありがとうございました」
KO「今日、今回、深かったね」
智「ナンか、ね」
KO「真面目な話」
智「ナンで、こんな話になったんだろうなって」
KO「けど、まぁ、ギターの話、面白い」
智「あぁ、ね」
KO「機械の話も」
智「ね」
KO「ホヤの話も終わったし」
智「(笑)もうホヤはね」
KO「(笑)」
智「ホヤはもう、ちょっと忘れた頃に、もう1回やろう(笑)」
KO「(笑)」
智「もういいよ!っていう」
KO「じゃ、次はナンか、面白いお菓子でも」
智「あぁ、ね、ま、ま、ま、ナンか、いろいろね、僕らもほら、その、ナンつーんっすか、探求グセがあるもんだから」
KO「ね、うんうん」
智「探求ヘキがあるもんだから(笑)」
KO「ね」
智「ま、ま、ま、またナンかその、ね、その探求を重ねた人を呼んで」
KO「(笑)」
智「話を訊いたっていいでしょうしね」
KO「ね」
智「ま、またナンか、面白い機材だとかね、そういう話も出来たら是非ともお願いします」
KO「じゃあ、今回もありがとうございました」
智「ありがとうございました」
KO「お疲れ様でしたね」
智「ありがとうございますっ」

Kode Talkers『Free Wheelers』

ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
~Part Iからの続き~

KO「じゃ、自分のコンサートの時は自分のマイクを全部持って」
智「そうっすね、ま、そうっすね、自分がいいなと思うマイクを持って行きますけどね」
KO「ギターも、じゃあ、LIVEの時は4,5本持ってきて、みたいな」
智「そう、だから、厳密に言うと、ジャンルによって、音色はもちろん、変えるんだけども、もうその、何だったら、楽器自体も変わんなきゃダメなんですよね、その、例えばナンだろうな、ファンキーミュージックとか、スゴくこう、リズミカルな曲とかだと、ナンかスゴくこう、カッティング奏法っていってね、スゴくこう、刻むのが速い、チャカチャカしたような奏法があるんですけど、ナンかその、ナンだろうな、やりやすいモノとやりぬくいモノが、僕の中ではあるんですね」
KO「あぁ」
智「その、ま、大きくギターのネックの指板っていうのは二つあって、ラウンドしてるモノとスクエアと、どっちかなんですよ」
KO「うんうん」
智「で、そのラウンドしてるモノっていうのは、やっぱ弦をはじくっていう意識なんで、その、パンパンっ、その、レスポンスに対して、ナンかラクなんです、速いカッティングみたいなモノを表現するには」
KO「速弾きとかもしやすい?」
智「速弾きとかもしやすい。だからいわゆる、イングヴェイ・マルムスティーンとかもそうですけど、あのストラトキャスター」
KO「あぁ」
智「あれは指板の、指が当たる部分がちょっとラウンドしてるんですね」
KO「おぉ」
智「真ん中が突き出てるような、カマボコみたいな」
KO「なので、いろんなところが、ちょうど」
智「そうなんです。チューニングも、それで辻褄もあってたりするし。そう、だけど、それがスクエアなモノっていうのは、ナンつーんだろ、ちょっとその、やっぱり、接地してる面が大きいもんだから、トーンっていって、その、音を発音してから、の、ナンつーんだろ、発音した音が伸びていくワケじゃないですか。その伸びる音が、どんどん長くなっていくんですよ、その、スクエアになるとね」
KO「うん」
智「そうすると弾いてる、弾く演奏も変わってくるんです」
KO「あぁはじくのも」
智「だから」
KO「下が丸いのよりも、真っ直ぐの方が横のところにも当たっちゃいそうってありますもんね」
智「そう、例えばそのナンだろ、一つのサーキットを走る時に、大きいバイクで走る時と小さいバイクで走る時、変わるじゃないですか」
KO「うんうん」
智「ラインも変わるし、その、ブレーキングポイントも全て変わるじゃないですか。それとおんなじなんですね」
KO「おぉ」
智「その、だから極力変えずに、ま、そのまま行きたいじゃないですか」
KO「けどやっぱり」
智「そう」
KO「次の曲は、こういう曲だから、みたいな」
智「そう、だからね、なかなかそれ通りには行かないんだけど、もちろん、その、スゴいリズミカルでスゴい速く弾かなきゃいけないんだけど、スゴいトーンが長い、ようなタッチのギターで、それをやらなきゃいけない時もあるんです」
KO「うん」
智「だけどホントはイヤなんです」
KO「あぁじゃあ、1曲1曲、ホントは変えたい、変えられたら」
智「そう。ホントは変えたい」
KO「うん」
智「そう、だから、今回、それもあって、ま、あの、ちょっと本数は未確定なんですけど、ま、10…ま、2,3本ぐらい今、ギターをね、そのKode Talkersと日本のギターのメーカーの方たちと一緒にこう、作らしてもらって、で、僕らもスゴくそれを、ま、デザインだったり、元々ある会社のね、ブランドの形を借りて、例えばちょっと、こういう木材で、とか、いろいろこう、ま、ウチのギターの久保田がやってくれて、で、僕も大体、僕も彼のね、僕のギターの嗜好も解ってるんで、で、それで数十本作って、をれを今、展示するっていうのを、これからね、10月の5日から始まっていくんですけど」
KO「面白そうだね」
智「そう、それで、ま、ま、ま、もちろん、LIVEでね、全部使いたいんですけど、お客さんからしたら、そんなパンパン、ギター変えられてもね」
KO「(笑)ナニやってんだみたいな」
智「(笑)だけど、より、そういうモノもね、そういう事も理解してもらえる第一歩として」
KO「おぉ」
智「出来たらいいなと」
KO「それって今度やるLIVEの時に飾るの?」
智「そうです。で、そうなんです。LIVEの会場と展示会場と異なるんですけど、LIVEはですね、7か所でやるんですけど、展示できる」
KO「場所は」
智「場所がですね、4か所」
KO「名古屋・大阪・福岡・東京か」
智「うん」
KO「って感じですね」
智「はい、その4か所でやるっていうことなんで、是非興味がある方はね、で、一応、えーと11月の23の土曜日と24の日曜日が渋谷のSpace EDGEというスペースで、ROC、ROKで作ったギターたちをちょっと並べて、我々CHALLENGERのね、展示会も含めて、やらせてもらうんですけど、そこでROKのギターを並べて、僕と久保田で、ちょっとデモンストレーションというか、ま、その前に、こういうようなギターに特化した話を、ま、ちょっと出来たらいいなって」
KO「セッションも出来たらいいなって」
智「そうなんです。やっぱりその、LIVEとかでも、スゴく機材をね、気にしてる男の子たち」
KO「うん」
智「やっぱり僕らもそうだったんでね、やっぱナンか、スゴくナンか、そういう事も含めて、何かこう、伝えられたらいいなと思ってるんで、ま、興味が無かった人もね、興味がある方も是非、と思ってますけどね」
KO「ナンか面白そうですね、ギターのヤツは」
智「ね、だからちょっと、なかなかほら、一般的ではないですしね、会話になるとよく解らないじゃないですかね」
KO「うん」
智「だからやっぱり、同じような情報量持ってると、ま、きっとKOさんも、そうっすよね。その機材とかで」
KO「コレじゃないとダメみたいなね」
智「そうそう」
KO「僕はドラムマシーンのドラムの音がコレがいいと思うように、ギターの人もギターの人で、ベースの人はベースの人でとか」
智「そう、あると思います」
KO「皆さん、こだわりがあると思うので」
智「みんな、こう、で、また、ほら、ギターだけじゃないじゃないですか」
KO「あぁ」
智「そこに、アンプもあるし」
KO「そうね、うん」
智「アンプの中の真空管がや、トランスだったり、コンデンサーだったり、もう、スピーカーもそうだし、キャビネット(笑)スピーカーの鳴る木材、厚み、サランネット、もうね、もう気がオカシクなりそうですね」
KO「僕たち、ダンスミュージック系の人たちは、昔はアナログシンセとかアナログドラムマシーン、アナログだったじゃないですか。アメリカって110Vで日本って100Vだから、それで音が違うんだって、伝説的なことがあったんですけど」
智「うん、確かに」
KO「そういうのって電圧が違うとナンとかって、ギターとかそういうのあります?」
智「ナンかね、最初、そう思ってたんですけど、ナンかそれ言うと、負けた気分になるんで」
KO「(笑)」
智「もう関係ねーって感じになりました。あの、そう、やっぱりそれで言ったらね、そのまさにAC/DCですよ」
KO「そうね」
智「やっぱ240Vには敵わないっす」
KO「240V」
智「でも別にクリーンサウンド、そんなデカい音で出なくてイイっしょ!?って思うから」
KO「(笑)」
智「オレは全然イイなっていうか、自分の思い伝えるのに、そんなの必要ないかなと思ったんで、ナンかあんまり、気にはなんなくなったんですけど、やっぱ2000年序盤ぐらいにナンか、法律が変わったんですよね、電気の」
KO「あぁ」
智「PSE規格?」
KO「うんうん」
智「あのPSE法みたいの、ありましたよね?だからあの辺からナンか、そういう風潮があるんだな、みたいな。そう、だから、ま、よくコレもKOさんと話するけど、家の前の電信柱から電線取って、一番いい音って、そりゃそうですよね」
KO「マイ電柱持った方がいいみたいな」
智「そう。だから、そう、だから、ね、そこまで行っちゃうと、全部がそこまで行っちゃうと、それはね、多分もう、スゴいことになっちゃうから、やっぱバランスなんでしょうね、ナンかもう、ね」
KO「あと、スゴい音が太いとか、ダンスミュージック系では言うんですけど」
智「うんうん」
KO「けど、実際はデジタルの別に普通にプラグインのシンセとかでも、太い音出たりとか」
智「するんっすね」
KO「あとは、最終的に自分たち、曲を作った後にマスタリングエンジニアって、その音をイコライジングみたいにする人たちいるじゃないですか、作品に最後」
智「うんうん、そうですね」
KO「その人たちのセンスで、いくらでも(笑)そこの」
智「そう!」
KO「域、持ち上げられたりとか」
智「そこまでが作品ですよね。だからこの間、ね、ウチのバンドメンバーのクラビのね、あの~、ナニ、鍵盤の浦くんが、その、クラビの、ね、DCのアダプターを9Vの電池に変えるっていう、その(笑)、何故なら、9Vの電池がいいからっていう」
KO「うんうん」
智「やっぱりそこもね、その、何か、太さだったり丸さだったりとか、奥行きみたいなモノとか、いろいろあるんでしょうね、~とか」
KO「特に日本人はノイズのところまで、音のうちっていう風にとる」
智「そう」
KO「っていうのが」
智「だからやっぱり、コレ、思うんですけど、耳がよくなっちゃったんでしょうね」
KO「うんうん」
智「その、良くも悪くも」
KO「そうね」
智「だから気になっちゃうんです。その、聴いてる人は、どっちでもいいよ!って思ってても(笑)オレがイヤなんです!っていう。だからそれはもう、ナンか、だからオレ、それでね、このラジオ、1回どうなってんだろうと思って、radikoで聴いたっていう」
KO「うんうん」
智「ジングル流れるでしょ?」
KO「うん」
智「ね?オレ、アレ、Zettai、ナルちゃんの声だと思う」
KO「(笑)ですね」
智「オレ、エフェクターかかってても解る」
KO「うん」
智「でもスゴくカッコいい、ナンか」
KO「ちゃんと」
智「ナンかこう」
KO「ハウス」
智「うん、そうそう、ナンかそう。だから、そういうの、ありますよ」
KO「うん」
智「ハッ!て。うん、ナンか聴いてるだけで、あぁ、なるほど、みたいな」
KO「スゴい意識して、いろいろCompかけたりとか」
智「いやいや」
KO「そういうことやってるみたいですよ、ね?」
智「家でアレ、作るの?」【ブース外に訊いてるのかな】
智「そうなんだ!じゃ、あぁいうの、サクッと作れちゃうんだ⁉スゲー!」
KO「うん」
智「カッコいい!うん、いやナンかスゴくね、あ、急にクリエイティブな人だってなっちゃった(笑)うん」
KO「(笑)」
智「そう、そのエフェクトの、バックのトラックに対してのエフェクトのかけ方とか、さりげない!!と思って」
KO「うん」
智「でも何気にほら、さりげなくするのって難しいし」
KO「白々しく作っちゃうから」
智「そう。いや、やってる人間は、そういうの解っちゃうじゃないっすか。だから、ナンかそういうの、グッときますよね」
KO「あぁ」
智「ナンか、その、さっきの(笑)マイクの話に戻るけど、(笑)その、もう、ホントに、部屋の中でね、ナンかもう、ナンだろな、ニット帽とかマイクに被せて歌ってみたりとか」
KO「あぁ(笑)」
智「もう、ナンかね(笑)今考えたら、大丈夫か?お前!っていうようなね、ことをやってましたよ」
KO「けど、やっぱり」
智「そう」
KO「そのこだわりが重要だもんね」
智「そうなんです。それが、やっぱり、どうやって撮れたっていうのが、バレると恥ずかしいけど、解んないってなると、嬉しくなるんっすね」
KO「これ、どうやったの?って訊かれると」
智「そうそうそう。え、教えないよ~みたいな感じになってしまう」
KO「でもそこまで、考えてるのがやっぱり、ホントに音楽好きだなって解っていいですね」
智「ね。ま、多分、こんな事、ね、解っても言う事じゃないかもしれないけど、ま、僕はなかなか、こういう場所に来ない人だから、ハッと触れた時に、あぁ、そうなんだと、ふと思ったから。ま、別にコレ(笑)OA乗せなくても、どっちでもいいんだけど。どう、だからナンか、コレってやっぱり、なかなか難しいっすよね」
KO「うん」
智「やってる人にしか解らないっていうかね」
KO「実際に、その、ショービズっていうか、芸能として歌を歌ってる人と、ホントに、ナンだっけ、あの、この音楽をやりたいっていってる人で、やっぱり、少し違ってくるじゃないですか」
智「そうっすね~」
KO「そういうところで、長瀬くん、ちゃんといろいろね、いろんな楽器に気を使ったりとか、そういうのはスゴく面白い、っていうか、ちゃんと話が聴けていいですね」
智「そう、だから楽器が好きだったんでしょうね。誰々のギタリストが好き、とか、バンドが好きだったら、あんま、そうはならないと思います」
KO「やっぱ、その辺の機械的なモノとか」
智「そう。だから逆に言ったら、この人のギターの音は、どういうアンプで、どうでっていう事をナンとなく、今は音を聴いて想像出来てしまう」
KO「おぉ」
智「だけど今の若い子たちは、それがシュミレーターになってるっていうのは、スゴく可哀相だなって」
KO「あぁ」
智「ま、でも逆にね、じゃ真空管アンプ、家でどうやって鳴らせっつーんっすかっていう話だと思うんだけど」
KO「うん」
智「でもやっぱりナンかその、僕はやっぱり、その真空管の、あのアツい感じにやっぱり心奪われ、アメ車みたいな感じ、あるじゃないですか。そうだから」
KO「やっぱりちょっと、違いますよね、ナンか」
智「うーん、ナンっすかね、アレ。電…うん、ナンかその、EVとガソリン車ぐらい違うかな」
KO「うん、もちろんその、EVでスゴい立ち上がりがイイっていうか、加速がいいとか、ナンかあっても、それではない、その、ノロい加速でも重圧感があるとか、いろいろ違う」
智「ちょっとナンか、EVに、ガソリン車でEVに負けたくねーっていう気持ちがあるから(笑)」
KO「ね」
智「ナンか、そっちの方が勝っちゃってる気がするっていうか」
KO「イイとこはどっちもいいとこがある。カメラもね、デジタルと昔のフィルムのカメラで、とかもいろいろ論争があったじゃないですか」
智「あぁ」
KO「今、DJもレコードがいいとか。レコードの方がやってる感あるのと、でもデジタル音源が今、いろいろ面白いとか」
智「あぁ、なるほど、確かに」
KO「いっぱいあって。ホンモノのDJだからレコード回さないとダメみたいな人もいるし」
智「だから一時期、CDなのにレコードに針を落とすところから始まるみたいな」
KO「うんうん」
智「SEとか付け始めたじゃないですか。アレ(笑)今考えたら、ナンだろうな、でも、アレもまぁ、一つの作品だもんな」
KO「うん」
智「そう、だから、それもグレードダウンなワケですもんね、要は」
KO「だからその、あの、針が」
智「不思議」
KO「溝を通してる時に」
智「サーってね」
KO「ザザザって音が、それもいいみたいな」
智「ね」
KO「あとはもう、ナイトクラブだと実際、ドンってなったら遅れて振動が来るじゃないですか」
智「うんうん」
KO「それをレコード、ターンテーブルが拾ってハウリングとかするので、ハウリングする手前のところの低音がスゴく丸くなってデカくなった気がするので」
智「それ、ゲートをかけるとか、そういう事じゃなくて?」
KO「ナンにも、そういうのじゃなくて、ただ音をかけるだけで、レコードかけると」
智「あ!そっか」
KO「地面が、スピーカーが鳴って、それを地面が拾って」
智「なるほど」【ささやき】
KO「その音を、ちょっと遅れるから、マイクのハウリングとおんなじですね」
智「あ!この間、僕らもKode Talkersでレコードを出、作ったんで、LPを。その時に、そのトラックダウン、MIXダウンする時に、あの、最後、盤が出来上がって、その3枚、サンプルの中、ABCの中から1枚決めるっていうので、全部、その、ナンだろ、同じようにスタンプしたんだけど、やっぱり誤差があると」
KO「うん」
智「ABC、どれか決めてくれって事で、みんなでスタジオ入って、アナログプレーヤー置いて、でっかいスピーカーで、こう、鳴らして聴いてたんです。で、パターンA聴いて、で、解りました。B聴いて、で、C聴いて。もちろん全部違うんですけど、ま、みんな答えになったのが、全体的に、その、ま、ナンだろ、良くない部分があったから、ま、それはスタンプを打ち直してもらおうかな、みたいな話にはなったんだけれども、それの理由っていうのが、要は、目の前で大きいスピーカーで聴いてて、目の前にその、プレーヤーがあって、そのプレーヤーに、音が干渉しちゃって」
KO「あぁ」
智「ちょっとハウリングが起こってる状態で、僕らが聴感してる帯域が、歌を消してたっていう事なんですよね」
KO「あぁ」
智「そう。だから、あ、そんな事あるんだ⁉と思って、もうビックリしました」
KO「実際に」
智「勉強になったというか」
KO「ターンテーブルだから、置く台じゃないですけど、下に」
智「あとね、ターンテーブルによるって言ってたかな?」
KO「そう、中が空洞のヤツとか」
智「あ、そうそうそう!言ってました、言ってました」
KO「そこで音が回っちゃったりだとか」
智「そう。そういう事があるんですね~」
KO「だから昔、レコードとデジタルを同時にかけた時に」
智「うんうん」
KO「やっぱデジタルの方が、タン!て音がモアッて来なくて、逆にそれが、ナンか優等生っぽくて、ちょっと面白くなかったんですけど」
智「へ~、あぁ、なるほど」
KO「そん時に、どうしたかというと、レコードを、クルクル回るじゃないですか。その回るのを止めて、止めてるのに針だけ置くんですよ」
智「おぉ」
KO「で、デジタルの音を別のチャンネルで出すと、そうするとデジタルの音がスピーカーでミキサーを通してなるじゃないですか。それを、音の振動を、ターンテーブルのところって、音をかけてないんだけど、針を上に置いてあるから」
智「乗っかってる」
KO「乗っかってるから、そのチャンネルを上げるとレコードみたいな音になるんですよ」
智「へ~、あー!なるほど!」
KO「そう、デジタルの音だけど」
智「あぁ、そうなんだぁ~!1回、コッチ、通してるから!?」
KO「そうそう」
智「うわぁ、面白い」
KO「マイクの代わりに」
智「じゃ、厳密に言うと、そっか、あのレコードの溝は通ってないワケだから」
KO「うん」
智「うわ、不思議!」
KO「だから、振動を拾うから」
智「不思議~」
KO「だから」
智「ボリューム、チョー小っちゃいですよね」
KO「ボリュームはデジタルの音はいっぱい出してて」
智「ですよね」
KO「で、ターンテーブルの音もハウリングしない程度にあげてる」
智「なるほど、そっか。でも、あんま爆音は出来ないですね」
KO「けど、そうするとちょうどいいぐらいに」
智「なるほど。だから、今回初めてね、スタンプ、僕ら国外でスタンプ打ってもらったんですけど、で、まぁ、スタンプ職人の加減にも、結構、よるらしくて、で、アレって、オレ、初めて知ったんですけど、溝の深さが、音域のレンジみたいっすね」
KO「うんうん」
智「不思議っすね~」
KO「なので、それで溝の深さ、ヨーロッパ版で45回転の方が深いとか、いろいろ」
智「へ~!」
KO「けど、アメリカ版の浅くても、アメリカ版の方がちょっと男らしいとか」
智「なるほど。だからZettai、空輸じゃなきゃダメだって事ですよね」
KO「あぁ」
智「海の、ね、磁気がダメになるからっつって」
KO「ちゃんとスタンプは作るのも、向こうで作って」
智「そうなんですよ」
KO「カッティング職人にちゃんと」
智「お願いして」
KO「じゃホントのアメリカっぽいとか、長瀬くんが多分、目指してるっていうのかな、その、ホンモノのロックっぽいというか」
智「うんうん」
KO「そういう感じに持っていってる」
智「そう、だからさっきね、KOさんがスゴくいいこと、優等生っぽいって言ったんだけど、そのね、もう、まさにその、優等生っぽい、僕の中でね、普通過ぎるっていう解釈がある」
KO「あぁ」
智「その、ね、ナンっすかね、クセがあるからいい、みたいなのがありますよね」
KO「うんうん。その、汚れじゃないけど、ノイズも全部入れての、味ですね」
智「だから僕ら、僕も、ギター、そうなんですよ。綺麗な教則通りの音を出したいんじゃなくて、ナンかその、口で表現出来ないですけど、ダメなんだけどカッコいいみたいな(笑)」
KO「(笑)」
智「ナンだろうなぁ」
KO「うん」
智「ナンっすかね」
KO「その辺のこだわり、やっぱり、ナンか、自分しか解んないんだけど、だからそれは今のデジタルの機器で同じROLANDの音を鳴らしても違うし」
智「ナンかその、例えばバンドとかのLIVE見に行った時に、謎のギターなのに、ナンかスゲー、カッコいい音を出してると、メッチャカッコいいじゃん、コイツ!ってなっちゃう」
KO「うん」
智「だからそういうのが、ナンかね、ナンだろ」
KO「そういうのが個性にもなるし」
智「なっちゃう、うん」
KO「味ですよね」
智「味。味とか、振り切りと、やっぱり、あ、もう、ナンだろうな、超越したというかね、あ、行くとこまで行ったねっていう」
KO「うん。その人のチューニングによれば、音が歪んじゃっても、チョーカッコいいみたいな」
智「そう。だから最終的に僕が思ったのは、チューニングはカッチリしない方がいい」
KO「あぁ」
智「ちょっとぐらいの誤差があった方が萌えるっていうか」
KO「あぁ」
智「レースもそうじゃないですか。ビッタリ出すと、ダメ。フワッとさせとかないとっていう、そう、ナンかね、そういう感じにちょっと、ギターのマインドもなってきちゃったっていうか」
KO「あぁ」


Kode Talkers『ハンディキャンディマン』


to be continued....
2008年10月のFilm Live以来のZepp Nagoya。あの時は最前列で智也を見れたけど、今回は2階指定席で「翠ジンソーダ缶」飲みながら着席でのLIVE参加。1階スタンディングの方たちの入場後まで待たされたので、着席して一息ついたら、もう光太郎さんが現れて、イヤだという前説開始。このLIVEは2部構成でやるということ。Interval中はトイレ行ったり、お酒飲んだり、周りの人たちと喋ったり、自由にして欲しいということ。KTはジャムバンドで、USのジャムバンドはそういうモノだからということ。初めてだから、未知だからとしり込みするのではなく、ナニが起きるんだろうと、自分たちも思うということ。最高の音楽をやるから、楽しんで欲しいということ。そのために全力で演奏するからと、あと10分くらいしたら「ウチの看板」がやってくるからと、言葉をくれました。

客電落ち(毎回、この瞬間がたまらない!)メンバー入場。智也は最後。いつもの衣装(!?)な感じ。見る度に「細~い」と思っちゃう。以前樹木希林さんが紙相撲みたいって、表現してたけど、横むくと厚み、ホントないわ~。演奏始まっても2階席は誰一人立たないので、着席のまま、心置きなく!?「野鳥の会」状態でキャップの陰になるご尊顔をガン見( *´艸`)。アルバム未収録曲がワンサカあったけど、ほぼほぼスパトラ曲なので耳馴染みある曲ばかり。CDで聴いた光太郎さんボーカルとは違うんだけど、智也が歌えば、やっぱりしっくり来る。以前、智也ボーカルで聴いた「善人ショー」が今回は光太郎さんボーカル。また智也ボーカルで聴いてみたかったな。…っていうか、やっぱり求めてるのは智也作なんだけど。今の智也が作る曲がホントに聴きたいんだけど。新曲の歌詞は智也っぽい感じがするけど、どうなんだろうなぁ??

ツアトラならぬツアバン!?




<ネタバレ>※セットリスト










<光太郎さん前説>

情熱のグルーブ
誰のせいで
Beautility
WHOLE(インスト)
Wonder
When I
PLANET 25:30

― Interval ―

中古の円盤
ハンディキャンディマン
脱力の法則
生活のサイズ
雨の日
帯電Youthful
どっかに置いといて
例のモノ
Free Wheelers

<EC>
?(新曲)
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