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君と出会えなかったら この場所も見れないから 忘れないように… 長瀬智也がすべて… …Re-Start June 8, 2010
TOKYO M.A.A.D SPIN 木村コウ&長瀬智也ナビの第一金曜に出演した時の未公開トーク


伸「滝沢伸介がお届けしているNEIGHBORHOOD RADIO、今回は11月1日金曜日のTOKYO M.A.A.D SPINに僕がゲストで出演したんですが、KO KIMURAくん、え~、長瀬智也くんと話が盛り上がりまして、放送しきれなかった部分がアレですね、なので、その未公開部分をOAしたいと思います。それではこんなお話からスタートです」


智「次はちょっとね、滝沢さんの番組にも」
KO「ね、ね」
伸「そうね」
智「ちょっとね」
伸「ゲスト、NEIGHBORHOOD RADIO」
智「うん」
伸「ゲスト、困ってるんですよ」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「(笑)Zettai困ってないヤツですよ」
伸「いやいや、ホント」
KO「え~!?(笑)」
智「ホントっすか?」
伸「ホントに」
KO「NEIGHBORHOODももう」
伸「30周年」
KO「30周年」
伸「今年でね」
智「うん」
伸「もう、ちょうど今月か」
智「そうっすね」
伸「今月で30周年」
KO「30周年だもんね」
智「30周年、スゴい」
伸「30、経っちゃったね」
KO「昔、ARKTZがあったところ」
伸「(笑)そう」
KO「ARKTZって、原宿にスケボー屋さんがあって、そこのところ、ARKTZが無くなったと思ったらNEIGHBORになってて」
伸「(笑)そうだよね」
智「あ、そこが1店舗めの、あの」
伸「え、あそこでしょ、JUNK YARDでしょ?」
KO「JUNK YARD、うんうん」
智「あ~、はいはい、遊歩道のね」
伸「そう。ちょうどね、今年30年なんでね」
智「スゴいな~、30年。生まれた子がもうジジイですよ」
KO「(笑)ね、ね、ホントそうだよね」
伸「(笑)スゴいよね」
智「うん、ホントに」
伸「ウチの新入社員、この間、その話したら、あ、僕、生まれてないっす」
智「(笑)ですよね」
KO「そうっか、そうだね」
伸「もうそんな世代だからね。いや~、30年ね~」
KO「長い」
智「30年、スゴい」
伸「だから30年イベントも、いろいろちょっとまだ、固まって無いんだけど、いろいろ」
智「あぁ」
KO「NEIGHBORっていうと、やっぱ、その辺ではみんながやりだそうっていう時に、ちょうどBATHING APEとか始まった頃じゃないっすか?」
伸「そうだね。ちょうどAPEが1年先にやってて」
智「あぁ~、そうなんっすね、へ~」
伸「そう。ま、APEがあったり、UNDERCOVER(?)っていう友達のブランドがあったり、ヒカルくんのBOUNTYがあったり」
智「あぁ」
KO「そん時、プロスペクトとかもなかった?」
伸「あった、あった」
KO「ね」
伸「それも一瞬あって」
KO「うんうん」
伸「でも、それね、まだ、形変えてやってんじゃないかなぁ?」
KO「やってんのかな?伸ちゃんとかじゃなくて、テツくん」
伸「うん」
KO「あと、アレも、あの、フォーティーとか」
伸「そう。フォーティー、まだやってるでしょ」
KO「ね、ね」
智「そう、だから僕、個性的で面白いっすよね。ちゃんと、その先輩たちの個性になってるから、ブランドのイメージもね」
伸「まさか30年やると思わなかったからね~」
智「そうっすよね。94年スタートで」
伸「ま、別にヘンな意味じゃなくて、頑張っても5年ぐらいじゃない?みたいに思ってたから」
智「へ~。だって最初はね、そんなTシャツだけで、在庫もそんな積まずに売ったりとかしてたって聴いてね、認識してたから」
伸「そんな作れないから」
智「ねぇ」
KO「行くと、原宿のあそこの遊歩道の、そこに行くと、もうハーレー屋さんかと思うくらい」
伸「(笑)」
KO「Tシャツはいっぱいあるのに、ハーレー、チョー並んでて」
伸「商品無い」
智「そうっすよね~、でも、商品すぐ売れちゃって、だって、その頃のイラレなんて、またね、パソコンも、大変」
伸「イラレ、ヤバいよ」
KO「タイプスタイラーとか、そういうのじゃない?」
伸「タイプスタイラー、そう。ま、AppleはIIciとかだから」
KO「IIci(笑)」
智「もう遅いし」
伸「コレぐらいだった」
智「ディスプレイがね。そっか~」
KO「そういうトコでよくやってたね」
伸「よくやってたよ~。でもやっぱりAppleが出てから、スケシンとか、僕もそうだけど、みんなグラフィックやってた人たちは」
KO「チョー一気に入ってきたもんね」
伸「そこでもう一気に」
智「確かに」
伸「成長した」
智「表現がね」
伸「出来ることがね」
智「確かに、確かにそうっすよね」
伸「そこまでは、だってコピー機しかなかったからね」
智「そうっすよね~」
KO「コピー機とインレター(笑)」
伸「ま、手で書くか、みたいな」
智「だからやっぱ、今になって、その辺の時代の古着がバズってるって、やっぱ、当時の愛情を今の人は感じてるような気がするんですよね、ナンか。ナンてことのないTシャツだけど、あの感じがよかったりするんじゃないですか」
KO「思い出して、だから、その時はすごい手作りで作ってた、初めは」
伸「そう、だから、それなりのやっぱこだわりがあったりとか、いろんな理由で、最初やっぱ、たくさん作れないとかで、数が少なかったりとか、そういうことがあるから、やっぱりね、これ、コレクターアイテムになりやすいって言えばなりやすいか」
智「ま、確かに」
KO「数少ないしね、ホントにね」
伸「そう」
智「僕も17,8ぐらいの時に、あの、BoonのTシャツの、ナンか、その、裏腹のTシャツ特集の時に僕、NEIGHBORHOOD着た覚えがあるんです」
伸「マジで?」
智「そう、まだ滝沢さんとKOさんとも、お会いする前だったんですけど。だから個人的には普通に店に行って買ったりしててね、まだ、あの、RECONとか」
KO「あ、RECON、あった」
智「時代で、そうそう、それで、その時に、それがね、NEIGHBORのTシャツが着れて喜んだの、まだ覚えてるんっす、17,8ぐらい」
伸「いやぁ、嬉しいね~」
智「そう、だから、ナンか、そっからね、ぐっと今はお二人とね」
伸「そうだよね、裏原、ちょうど世代っちゃ、世代」
智「もう、ドンズバですね。スケートカルチャーもそうだし、バイクも、もろに喰らった世代だと思います、僕は」
伸「でもアレだよね、並行してCHAPSも履いてたよね」
KO「(笑)」
智「そうなんっすよ」
KO「CHAPS履いてた(笑)」
智「CHAPSがね~、もう、ナンか、ナンだろうな、今もう、無かったことになってるじゃないっすか」
伸「(笑)」
智「そう、だから」
伸「ま、オレもね、CHAPS履いてたからね」
智「ね!当時はね、やっぱ
伸「必需品だったから、アレ」
智「そうですよね、防寒としてもね」
伸「いや、もう、雨降ったら、もうアレ」
智「ですよね⁉そうそう」
伸「履かないといけないから」
智「僕もやっぱり、お年玉で買うのは、やっぱりもう、レザー系ですね」
伸「そうだよね」
KO「うん」
智「そのレザーのライダースとか」
伸「CHAPS履いてるの、もう、プロレスラーか」
KO「(笑)」
智「(笑)あの時代の」
伸「バイカーか、しかいなかったよね」
智「そうっすね、そうっすね」
伸「それ以外ね」
智「そうっすね。で、今」
KO「ウエスタンブーツ履いてなかったからよかったね」
伸「そう」
KO「滑車とかついてなかったもんね」
伸「(笑)滑車は無かったんじゃなかったかな」
智「(笑)今の時代、ほら、CHOPPERは、ナンとなく、またこう、盛り上がってきてるんだけど、CHAPSだけは全然盛り上がんねーっていう」
伸「CHAPSね」
智「CHAPSだけは来ないっすね、やっぱね」
伸「来ないね」
智「来ないっすね」
伸「いやでも、そろそろくんじゃない?」
智「来るかなぁ?CHAPS」
KO「NEIGHBORHOODでCHAPS作ったらどうなんの?」
智「いや、でも」
KO「CHALLENGERとかね(笑)」
智「即買いします、僕(笑)NEIGHBORHOODのCHAPSあったら」
KO「CHAPS履いてたら、ランプの、スケボーのランプにこけても、膝痛くない」
智「確かに、確かに(笑)」
KO「(笑)」
智「ただ、全然ね、体が動かない、ガチガチになるっていう。でもそうっすよね、そういう時代でしたよね」
伸「ま、ま、大らかな時代ですよ、うん」
智「確かに、確かに」
伸「CHAPS」
智「CHAPS(笑)」
伸「え、KOくん、CHAPS履いてなかった?」
KO「僕、僕は買えなかった。買わなかった」
智「ん~、でも、それこそ、その時代、ハーレ乗ってるDJなんていなかったんじゃないっすか?」
KO「そうそう。だから、ナンか、そういうイメージじゃなかった、ハーレーって」
伸「そうだね」
智「え?そうなんっすか」
KO「うん。ナンか、~、可愛く着てます、みたいな感じのイメージだった」
智「あ、そうなんだ~」
KO「みたいな気がするから、なので」
伸「まだ、当時で言ったら渋カジの余韻でアメカジで、その流れでみんな乗ってるみたいな」
KO「そうだね」
智「へ~!逆にカッコいいっすけどね」
KO「だからナンか、割とあんまカジュアルに乗ってるけど、やっぱり、今度、本物のハーレーの人には、もうそんなチャラチャラ乗りやがって、みたいな」
伸「(笑)」
智「あぁ、そういう風、なるほどね。河北社長ぐらいの歳たちは」
伸「(笑)」
智「ちょっと、風当たり強かったんですね」
伸「ウエスタンブーツ履いてないのか」
智「(笑)なるほど」
KO「だから、本物ハーレーじゃねえ!みたいな感じとかもありつつ」
智「確かに。ナンか、今でもそういうのありそうっすもんね」
KO「ナンとなくそういうとこ、僕が行ってる、オールドバイカーさんっていう」
智「川口さんね~」
KO「バイク屋さんの人は、そうすると、ナンとなく、KOくんはいつも違うナイロンのジャケット着てるね、みたいな感じで」
智「【ナンか叩いて笑ってる】」
伸「(笑)確かにね」
KO「ナンか、楽そうだねって」
智「楽しい」
伸「いや、でも、NEIGHBORHOOD始めた時も、その発想だったからね」
KO「だね」
伸「そう、もちろんCHAPS」
智「あぁ」
伸「その前に履いてたけど」
智「なるほどなるほど」
伸「そういうのの、アンチテーゼ的な」
智「なるほど」
伸「ところも結構あって」
智「そっか。カジュアルでも別にいいんだよ、と」
伸「そう。みんな黒いTシャツで、ワシのプリントで、みたいな」
智「なるほど、あ~」
伸「そういうのじゃなくて、みたいな」
智「そっか、そっか、そっか」
伸「ワークウェア、ディッキーズ履いて」
智「はいはいはい」
伸「で、パンツとかコンバースで」
智「なるほどなるほど」
伸「買って、みたいな」
智「やっぱ時代的にそのぐらいからね、ナンとなくこう、バイカーのね、鎧がこう、崩れて」
伸「ちょっと、ま、ちょっとカジュアルに持ってったりとか」
智「確かに確かに」
KO「だからあの、スケボーの人たちが、ジェイソン・ジェシーじゃないけど、あぁいう」
智「そうっすね」
KO「マック~みたいな人たちが、VANSとか、なってって」
智「ね、ゆるく乗ってたり」
KO「リンクしてる感じもするね」
伸「そう、ちょうどちょうど同時期ぐらいだったね」
智「ね、確かに」


智「僕ら世代が、ちょうどスケートカルチャーで、僕らの先輩が、みんなやっぱ、エンジニアとかだったんです」
KO「あぁ」
智「リキヤくんとかね(笑)そう」
KO「そうだよそう。そうすると、ちょっと」
智「ゴリゴリの」
KO「ゴリゴリすぎて」
智「そう。ちょっと反面教師になるかもしんないですね、ナンか、確かに」
KO「だから、ちょっと逆にね、あの、その辺の人からすると、先輩からすると、ちょっとチャラい感じで、本物のもんじゃねえみたいに言われるかもしれないけど」
智「なるほど」
KO「いつの間にか定着してるからいいですよね」
伸「そうだね。まあまあ、そこもね、スゴい年月が経って、多様化してるし、スゴく」
智「じゃ、そのオールドバイカーの川口さんとか、意外に、そのナンだろ、そこの辺のハードルは低いっていうか、優しく受けいれてくれたんですね」
KO「ナンか、面白いね、みたいな感じで」
智「あぁ、カッコいい」
KO「楽そうだね、みたいな感じで」
智「器がデカいっすね。カッコいい」
KO「僕も俺も短パンで乗りたいけど、さすがにちょっと、ナンか周りの目もあるからね、もうおじいちゃんだし、みたいなこと言って(笑)」、
智「へ~、かっこいいなぁ」
KO「一応短パンでも、ナンとなく膝を隠れるようにしてるみたいな(笑)」
智「なるほどね」
KO「履いてたりするんですけど」
智「逆に滝沢さんとかは。その、GOROさんとかいたワケじゃないですか、その、ナンだろう、そういう怖さというか、厳しさみたいのは」
伸「いや、ナンか、怖いイメージは全くなくて」
智「へ~」
伸「ま、ホントに一時期だけど、毎週土曜日か、土曜日の夕方にGORO’s行って、で、ま、ワラワラ何人か集まってきて、で、ま、夕方大体5時6時ぐらいになると、GOROさんがハーレーで、バーって来て、で、ここにね、snowっていう犬を」
智「はいはいはい」
伸「乗っけて。バーってきて、止めて、うん、で、そっからちょっと仕事をして、で、そのまま六本木の、バーグインっていう、なんかあの」
智「ハンバーグ屋さん?」
伸「そう。角にあって、そこまでみんなで乗ってって、止めて」
智「ご飯食べて」
伸「飯を食って、で、適当に遊ぶみたいな」
智「へ~、じゃあ」
伸「そういう時期がちょっとあって」
智「面倒見がすごい良かったんっすね」
伸「ナンかね、スゴい怒る?ま、もちろんね、怖い一面もあったんだろうけど、全然、もう、おおらかな」
智「へ~」
伸「優しい感じの」
智「何個ぐらい上だったんっすか」
伸「いや、だいぶ上だよね。多分、何個上なんだろう?20個以上、上なんじゃないかな」
智「へ~。でも、そう考えると、ね、その頃に、まあね、20前後ぐらい年の離れた、うん、子供と遊ぶっていうのは、 今の自分が考えたら、なんか相当器が大きい気がするんですよね」
伸「そう。ナンか、たまたまね、GOROさんの息子さんの、淳くんっていう友達がいて」
智「はいはい」
伸「彼と、彼の友達とか、一緒に仲がいい時期があって」
智「なるほど」
伸「で、ちょうど、なぜか六本木に乗っていって遊んだ」
智「ん~」
伸「ま、ま、それもすごい」
智「時代」
伸「いい時代っていうかね」
智「そうっすよね。いやナンか、1度でいいから、それをこう、肉眼で見てみたかったなってね。本のね、一瞬でしか想像できなかったりとか、写真でしか見なかったりするから」
伸「ちょうど、あの、原宿で、ま、GOROさんっていう人、知らない時に」
智「うんうん」
伸「GOROさんのFLが止まってたワケ。衝撃受けて」
KO「うんうん」
伸「ナンだ⁉このバイク、みたいな。、そのイメージがスゴかったから」
智「へ~」
伸「ハーレー、乗りたいなって」
KO「あのウェンディーズの辺り」
伸「そうそう」
KO「あそこに、カッコいいの、停まってるもんね」
智「へ~」
KO「あ、GOROさんのバイクだと思って、インディアン」
智「ハーレー」
KO「インディアンもインディアンもあったりとか」
智「あ、インディアン」
KO「インディアンとか、FLHもあった」
智「あ、なるほど。じゃ、もう、好きだったんですね、GOROさんもね」
伸「FLにスプリンガー入れて、で、ハンドルも作って。で、ま、スイングアームだったんだけど」
智「はいはい」
伸「ま、カスタムで」
智「へ~~」
伸「で、その時に初めてオレ、スプリンガーっていうものを見て」
智「うん」
伸「スプリンガー、Zettaiつけたい」
智「(笑)」
KO「チョーカッコいい(笑)ね」
伸「アメリカに買い付けに行くっていう、ハーレー屋さんと知り合ったから、スプリンガーっていうのがあって」
智「うん」
伸「それ見かけたら、Zettai買ってきてくれっつって、したら、買ってきてくれって」
智「はい」
伸「当時、1本18万で」
智「へ~」
KO「HOTDOCKで付けてもらって」
伸「ちょうど、ビッグツイン用で」
智「へ~」
伸「ビッグツイン用もナニも、知らなかったんだけど」
KO「ステムの径が違うみたいな」
伸「あの、ナンていうの、この、外側に」
KO「ストリップ、うん」
伸「外側についてて」
智「うん」
伸「ビッグツイン用じゃん!みたいな」
智「へ~~」
伸「それ、だからFLに着けて」
智「へー、そうなんだ」
KO「だって、アレ、伸ちゃんのヤツは4速のフレームを」
伸「そう。4速、ハードテールにして」
KO「切って、パンヘッドの後ろ、着けたんだよね」
伸「そう」
智「へ~、4速フレーム?」
KO「うん、4速フレーム」
伸「4速フレーム~の、で、そこで初めてスプリンガー入れて」
智「なるほど」
伸「そう」
KO「今も、テツくんが持ってるよね」
伸「持ってる、持ってる」
智「その頃はもう、HOTDOCKだったんっすか?」
伸「HOTDOCK」
智「なるほど」
伸「そう」
智「で、あの、GOROさんは、DENとかだったんですか」
伸「GOROさんは、そう、その時、DENで、その後にサンダースだったのかな」
KO「サンダース」
智「なるほど」
KO「サンダース、その4速フレームのヤツをね、FL作ってたみたいな、スプリンガーの感じがします」
智「そっか~」
伸「それがメチャクチャ、カッコよくて、スプリンガーで」
智「へ~」
伸「スプリンガー、かっけー!みたいな」
KO「ね、ね」
智「ナンか、ね、GOROさんが乗ってるのは、やっぱりナンだろ、こう、横に長いハンドルのイメージがあるんで、ね、ボバーっていう」
KO「ね、ね」
智「うん、ナンか、そういう写真しか見たことないですけど」
伸「カッコ良かったよ」
智「カッコいいですよね」
伸「腰ぐらいまであった」
智「ね、そうっすよね、あの乗り方も、めっちゃカッコいいっすよね。で、ワンちゃんね、前に乗せてね」
KO「ちゃんと犬がちゃんと乗ってるんだもんね」
智「ね、それが、ナンかね、素敵っすよね」
伸「GOROさん、最初【ニャー♪というSE( *´艸`)放送禁止用語発言!?】だからね」
KO「(笑)」
伸「もうホントに」
智「昭和の、無茶苦茶な男(笑)」
伸「いや、それがまかり通っちゃうから」
智「(笑)そうっすよね」
伸「スゴいよね」
KO「80年代とかは」
智「いやぁ、カッコいいなぁ~」
KO「やっぱ昔、そういう風にヘルメットがなかったりとか」
智「うん」
KO「あと、その、アメリカのナンバー付けてれば【ニャー♪というSE再び( *´艸`)】とか」
智「へ~、そうなんだ」
KO「そういうことも、その、川口さんとかは、それで、アメリカンナンバーで乗ってた」
伸「うん」
KO「カルフォニア・ナンバーでって言って」
智「へ~」
伸「Zettaiダメだよね(笑)」
KO「そうね。絶対ダメでしょ(笑)」
智「へ~、今は考えられないですね」
KO「80年代は大丈夫だったみたいな」
智「なるほどね。じゃあ、ちょっと。そっか、ちょっと前までは緩かったんっすね」
KO「そうね」
伸「で、GOROさんも警察に止められたことがあって。止められたんだけど、もうこれで僕はアメリカをバイクで旅してって、説明をしたら、あ、じゃあ、おじいちゃん気を付けて行ってねっていう」
KO・智「「(笑)」」
伸「キップを切られなかったっていう、もう」
智「伝説」
KO「伝説だね、もうね」
伸「伝説があって。スゲーなって」
智「確かにスゴい」


智「いやぁ、でも、ね、そういう伝説がこう、巡り巡って、僕らみたいなバイク乗りに響いてるから、きっと今もなお、その伝説は、響きはたすと思うんですよ」
伸「いや、とにかくね、すごかったもんね」
智「うん、ね」
KO「人、1人1人の、いろんな人の、1000人みたいな人の個性がなかなかすごかったので」
智「そうっすよね」
伸「並外れ、桁外れの個性っていうのが、やっぱだんだんなくなってきてるじゃない」
智「確かに」
伸「いろんな、ちょっとね、違う個性はあるけど」
智「あぁ、そうっすね。特に今の時代は、ナンかね」
伸「だから、そういう人っていうのは、もう、ホント貴重っていうかね」
智「確かに」
KO「あんまりその、周りのこと、空気を読んでないじゃないですけど、好きなことやってるだけで、その人の個性が出てくるみたいな」
智「確かに」
KO「長瀬くんもだって、人がやってること好きじゃないですか」
智「まあまあ、まあまあ、そうっすね」
KO「そういうところで、その、長瀬くんらしさが出てくると思うので」
智「あ、あー」
KO「ね」
智「でもね、GOROさんもだけど、そこに集まるね、滝沢さんや、その裏原のカルチャーの人たちの個性がもう(笑)パンチがありすぎて(笑)」
KO「伸ちゃんは伸ちゃんで、好きなこと勝手にやってて、それで周りがちゃんと、いい風になんない。みんなそっちの方に行くみたいな」
智「ね」
KO「それ狙ってやってるんじゃないと思うし、みたいな」
伸「そうね」
KO「ナンか、いいと思って」
伸「でも、まぁ、好きな事、ま、みんなそうだけど、突き詰めてくっていうのが」
智「そうっすね」
伸「スゴい大事で」
智「確かんに」
伸「ナンとなく上辺だけスッてすくった感じだと、ナンか、ね、ナニも自分のモノに」
KO「ね、ね、うん」
智「確かに。で、見てても解りますもんね。確かに。ま、だから僕も1番最初に滝沢さんにお会いしたのが、ま、今から多分20年ぐらい前だと思うんですけど、その、SAM’Sでね」
KO「SAM’S、バイク屋ね」
智「それこそ4速フレームのショベルのCHOPPERを、ま、自分がそのSAM'SのChopperのオーナーになる時に、仙台の、仙台にあった頃のSAM'Sに行ってね、オーナーになります、長瀬ですって挨拶しに行って。でオサムさんから、その、東京にいる滝沢さんって知ってる?って言われて。で、もちろん存在は知ったんだけど、ま、ま、お会いしたことはないんですって話をした直後に、NEIGHBORHOODマグの取材で対談の依頼をしてくださって、そこで初めて」
伸「ね」
智「ちゃんとこう、ご挨拶をしてっていう風に、出会いだったんで、ナンか、そう、スゴい、ナンだろな、その、最初に会った人にスゴい僕は恵まれたなって、いつも思うんですけど。そこでね、今考えたら、そのナックルヘッドね、今じゃもうね、値段も高くなっちゃって、みたいな。当時はまだ、そこまでではなかったけれども、僕はもう、ワガママ言ってね、滝沢さんに」
伸・KO「「(笑)」」
智「もう、家のガレージの前まで行って」
伸「(笑)」
智「もう売ってくれるまで帰りません、みたいな。もう、今考えたら、もう」
伸「いや、でも、オレもそこまで、その時点まで、この長瀬くん知らなかったから、もう、その、ナンていうの、メディアの長瀬くんは知ってたけど、で、これ乗って、SAM’Sで作って乗ってるんですって見た時に、ウソだ~と思って」
KO「あぁ(笑)」
伸「めっちゃ、極悪なCHOPPER」
KO「極悪な(笑)」
智「(笑)」
伸「マジで。コレ乗ってんの⁉っつって。ちょっとビックリして、で、そっから、もうね、見方が変わって」
KO「うんうん」
智「ありがたいっすね。そう、そんで、今の自分がね、その、僕、えーと、11個、滝沢さんと歳が離れてるんですけどね。それこそ10、ね、1個下の子にナックル売ってくれって言われたら、オレ、そんな器無いっすよ」
KO「(笑)」
智「って思った時に、いや、スゴい、ナンかこう、ね、愛を感じるというかね」
KO「いや、そのうち、もしかして面白いヤツが来て、長瀬さん、アレ売ってください!ってあるかも」
智「(笑)」
伸「あるよね。もうすでにちょっと近いところはあるもんね」
智「そうっすよね、近しいところはありますけど」
KO「黄色いタイタン売ってください(笑)」
智「(笑)」
伸「それ、いないかな~」
智「そこはちょっとマニアックっすね」
伸「それ、逆にちょっとお年寄りかな」
KO「(笑)」
智「でも今となっては、ナックルのね、価値もそうですし、やっぱ、今考えたら、自分はとんでもないこと言ってたなとは思うんですけど」
KO「うん、けど、そういう風に言ってくるのが、面白いじゃないですけど」
智「あぁ、なるほど」
KO「そういう子の方がって、あったね」
伸「そうだね。でもホント、その、ほら、自分がっていうワケじゃないんだけど、ナンか、誰と出会って誰と付き合っていくかってスゴい大事だよね、ナンかね」
智「そうっすよね」
伸「と思う、ナンか」
智「ある種ね、自分でも選べないものもあるし、それを続けていくのもなかなか大変だったりするじゃないですか。ね。みんな各々、仕事があったりとか、家庭とか、生活もあるワケだから。ナンか、スゴい、そういう意味じゃ、面白いですよね」
KO「あの、ナンだっけ、狙って、この人と付き合うとか、そういうのじゃなくて、自然になってくのがいいね、この辺の、この辺の人たちって」
伸「そう、そこがね~」
智「確かに」
KO「この人と付き合うとオイシイからとか、あんまりなくて」
智「そうっすね、利害関係がない」
KO「で、ナンか面白いからいいやみたいな」
智「うん」
KO「ナンか、あの、伸ちゃんが突然 ペットとか言い出した時も、昔、言い出した時っていうか」
伸「(笑)」
KO「80年代真ん中ぐらいだと思うけど、マタマタっていう、亀がとか言っても、面白いな、僕も飼おうかなみたいなとか」
智「へ~」
KO「そういうのとか、伸ちゃんがロシアンブルーとかナンか飼った時に」
伸「あぁ、猫ね」
KO「うん。僕もシャム猫飼おうかなとか」
智「 確かに」
KO「そういうことなったんで、逆に」
伸「そういうね、そういう連鎖はあるよね」
KO「そうだよね。みんなその辺で突き詰めるのが得意だよね」
伸「そうだね」
智「うん」
伸「ま、でも、ナンかね、ナンでもそうだけど、好きになったらちょっと突き詰めた方がいい」
智「そうですよね。そう、それこそ、この間、家整理してたら、あの、僕ら昔、KONGS MCっていうバイクチームを作った時に、その、滝沢さんが、その、KONGSのTシャツ、デザインしてくださって、それがめちゃくちゃカッコ良くて、アレ、今、着たいなと思う」
伸「(笑)」
智「うん。アレ、めちゃくちゃカッコいいっすね」
伸「KONGSね」
智「そう、そんなのとか、ナンか、ね、あんまりこう、振り返る人間じゃないですけど、やっぱたまにそういう整理してたら出てきたりとかして(笑)」
伸「ナンか、そういうタイミングあるよね」
智「ありますよね。で、その当時やってたことのスゴさとかに、そこ、その時に面食らったりとかすることが最近スゴく多くなってきたから、そう、ナンか、ね、面白い巡り合わせでね、ナンか、そういうのとか、面白いなと思って」
KO「そういうの、みんな無理してやってるワケじゃなくて、自然にナンか繋がってくし、あと、前、会ったけど、そん時は友達にならないけど、10年後にまた、何故か知んないけど、また友達 になるとか」
伸「そうだね」
智「あぁ、確かに」
KO「そういうのもあったりするから」
智「そうっすよね」
KO「だから、結局は継続してると、ナンか違ってくっていうか」、
智「だから、友達でいなきゃみたいな、ずっと思ってなきゃいけないのも違いますしね」
KO「ね、ね」
智「そうじゃない」
伸「ま、自然な関係が、ね、一番ね」
KO「ね」
智「そうっすよね、そうっすよね」
KO「みんな無理してないところにいるから」
智「うん」
KO「より一層、ムリしてないところに行く」
伸「この間も、ちょっと、そんなじゃないけど、長瀬くん、会ってなくて。ま、道歩いてて、バッタリ会って、夕飯一緒に食べたりとか」
KO「(笑)」
伸「(笑)」
智「ね~、ホントにそんなことがね、不思議ですよね」。
伸「そういうことが、ナンか出来る雰囲気の人って、やっぱ、貴重だよね、ナンかね」
智「あと、その、そこで会うっていう、その引き寄せというか」
KO「ね、ね」
伸「ウチはもう、家族と」
智「そう」
伸「あの」
智「(笑)」
伸「奥さんの方の親と、まあまあ、みんな家族だったんっすけど、そこにもう、違和感なく混ざって」
KO「(笑)」
伸「家族かよ、みたいな」
智「全員知ってるから」
KO「(笑)いいですね」
智「そうそう」
伸「で、飯食って、じゃ、コンビニでアイス買って食べようかって」
智「そうそうそう(笑)ナンかね、ホントに」
伸「そこでも」
智「不思議ですよね」
伸「ちょっと会ってなくても、違和感全然ないもんね」
智「ねぇ」
伸「ナンかね」
智「そう、ナンか、そういうのが、ホントに一番自然というか、ナンか面白いですね」
KO「だって、普通」
智「ありがたい」
KO「そう、その、ね、滝沢伸介くん、さんとか、長瀬智也さんとか、普通にどっか歩いてて、会わないじゃないですか」
智「うん」
KO「 ね、意外に。だから、そういうのが、けど、けど、意外にあったりするじゃない」
智「そうっすね」
伸「そうだね」
KO「ね、自分たちは、なんかね。もちろん展示会とか会うのは解るけど、じゃないところでも、あ!とかね、そういうのは、やっぱ、そういうのが面白い、引き寄せっていうか、ナンかありますね」
智「面白いっす」
伸「面白いね」
智「(笑)いやいや」
伸「だいぶ喋ってんじゃん!」
智「いやいや、ホントっすね。いやいや、でもホントに、今日、いい機会」
KO「面白かった」
智「はい」
KO「伸ちゃん、ありがたかった。長瀬くん、ありがとう」
智「ありがとうございました。こちらこそ」
伸「はい」

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伸「J-Wave TOKYO M.A.A.D SPIN NEIGHBORHOOD RADIOいかがでしたでしょうか。ま、KOくんも長瀬くんも付き合いが長いので 話が尽きないということもあり、今回このような形になりました。今度は逆のバージョンで、僕の方のM.A.A.D SPINに、NEIGHBORHOOD RADIOの方に長瀬くん、KOくんゲストとして呼んでみたいなとも思ってます」

PR
あっという間にツアーもラスト。先月の名古屋LIVE以来だから一か月経ってるワケだけど、そんな感じもなく。ランチ後、会場のKT Zepp Yokohamaへ。1Fロビー(?)はガランとして、グッズ売り場にも2,3名。前回サイズが無かったこともあって購入しなかったロゴTをどうしようかなぁと実物見ながらも、結局スルーしちゃった~

久々再会の智フレ含め、お喋りしている時間はやっぱり楽しい~♪で、案の定、2階席への入場はスタンド群が入場終わってから。入ったら座れるからってさ、もうちょっと早く入れてよねー。KT Zepp Yokohamaは初だけど、
2階席の座席はAB列があり、通路があって、また数列あり、前2列はステージが近く感じるのでヨカッタ♪名古屋では缶の置き場に困ったけど、ココは座席にホルダー付いてるから、チョー楽☆ウキウキとしてたら、ふと、後ろの通路脇にオーラを感じて振り向くと、三宅健ちゃん発見!どうやってKode TalkersのLIVEを聴きつけたのか気になるけど、原宿はお庭の健ちゃんなら不思議じゃないのか。初めは横の柵のところに立ってたけど、始まる前に係の人が最前列に連れて行きました。そんなのを見ていたら、ママが入って来たのも目撃!と同時に場内暗くなって、光太郎さん登場!

バタバタしてたから、あんまり聴いてなかったんだけど(;'∀')、最近のライブで客が手のひらをステージに向けてる傾向に「ヘンな宗教じゃないんだから。ココに来てる人は、そんな宗教やってないと思うけど」(意訳)って言ってて、インターバルを設ける理由とかいろいろ語りつつ、「ナニが言いたいかって言うと、ルールはない」「自由に過ごして」「だけど、ガタイが大きなヤツは後ろの女の子に”見える?”とか、フラフラしちゃってるコに”大丈夫?”とか思いやりを持って愛ある場所に」と、熱弁してたのにもかかわらず、お友達数名がSNSで酔っ払いがうるさかったとか、インターバルの時に入り込んできたヤツにヒドイ目にあったとか書いてて、とても悲しくなりました…。2階席は平和で快適だったから、スゴく残念…(´;ω;`)ウゥゥ 智也が喋ってる時に、いろいろ口挟んでくるのも大嫌い!!

メンバー紹介の時、野鳥の会並みに智也にロックオンしてたら、紹介した後、コクン、コクンとメンバーのアクションの度に頷いてるのが可愛くて。そういえば、前も他のメンバーが挨拶言ってる時、頭を下げる度に、智也も一緒に下げてるのが好きだったなぁ~☆

「When I」の時、1小節ぐらいやった後、ブチッて音がして、浦さんのキーボードがトラブって、中断。こんな時もお喋りでつないで余裕な感じは、さすがステージ慣れしてるなと。当たり前なのかもしれないけど。LIVEの度に、いろいろアレンジが変わってるようにも思うし、そうじゃないのかも知れないし、ギターが変わって、もちろん音色も違うんだけど、その違いもあまり解らなくて。でも智也の歌声は、やっぱり好きだなと。聴き心地が安心っていうか。ライブハウス中心の活動は、ストレスも多くて大変なんだけどね…


インターバルの時、ママの席に伺い、お姉さんと姪っ子ちゃんにも会えました。姪っ子ちゃんは研修行ってきての参加で、下の姪っ子ちゃんも大学卒業するそうで、ホント、親戚のオバちゃんの心境でした。当初、智也が席を用意してなかったようで「席ないよー」って言ってたと「ひどいでしょー」って( *´艸`)終演後には田口くんもママのところに来てて、ご家族を紹介してるようでした。そんな、いろんな人がママのところに来ているのを、同じ列にいた健がじっと見ていて、ちょっと笑っちゃった。挨拶したかったのかしら??( *´艸`)


セットリスト
(他公演のステージにあったセットリストの画像を頂き、答え合わせしました)
ったら、Fireさんがインスタに載せてくれましたね♪









<光太郎さん前説>

情熱のグルーブ
誰のせいで
Beautility
WHOLE(インスト)
- 小MC -
善人ショー
Wonder
- MC -
When I
PLANET 25:30

― Interval ―

中古の円盤
ハンディキャンディマン
脱力の法則
生活のサイズ
雨の日
帯電Youthful
どっかに置いといて
例のモノ
Free Wheelers

<EC>
OSARABA(新曲)


この「KT Zepp Yokohama」について、智也が「KTってKode Talkersじゃん」とか言ってたけど、ちゃんと「コーヨーテクモ」で、ゲームとか作ってる会社と把握してましたね~
【Part IIからの続き】

智「なるほど」
KO「長瀬くんもDJやると、ちょっとサイケっぽいもんね」
智「あぁ、そう、僕はホントに、それこそ、ネイバーのイベントでしか、やったことないぐらいだから、だけど、ナンとなく、ね、そういうDTMとか扱ってたりとか、エフェクターの使い方を解ってるから、ま、すぐにやろうと思ったら出来るっていうだけの話で、あとは、自分っぽい、チョイスと、自分っぽい、ナンか、クリエイトなワケじゃないですか」
KO「うん」
智「そう、だから、ね、KOさんにいろいろ教えてもらったりとかして、そう、だから、概念としては、すぐに ずっと入るんですけど、やっぱり自分も追求しちゃうから、やっぱそうなると、なかなか大変ですよね。いろんな機材、パッドが欲しくなるとか」
KO「(笑)」
智「ナンかね、そういうのとか、あるなと思って」
KO「ナンか、音楽聴いてると、ちょっとサイケっぽいっていうか、リズムもタンタンタンって、じゃあロックの感じになるから来てるのかなみたいな」
智「あぁ、でも、やっぱジャムバンドとか、やっぱちょっとサイケデリックなものもやっぱ」
伸「そうかもね、そういうのあるかもね」
智「どこか、そういうのでサイケデリックが好きなのかも知れない。だから、トランスも好きだし」
KO「うん、そうそう、音楽、あと、音楽をちゃんと解って、 作ってきたワケだから、だから、DJやっても、ちゃんと小節とか、そういうことが、ちゃんとBPMもみんな解るじゃないですか」
伸「そこ、大きいよね」
KO「ね、僕たち、この人たちは、伸ちゃんとかそういう人たちは、伸ちゃんもバンドとかやってたけど、基本的にそういう、何小節とか、そういうのが解ってないところから来てたりする人が多いから」
智「なるほど」
KO「そこを、こういうのは意外に、ナンか速さ合わせるとか」
智「そうっすよね
伸「そこで入れるとかね」
智「確かに。初めは、ね、BPM合わせるとか、ナンのことか解らないっすもんね。確かにそうっすよね。でもそれをアナログ、LPでやってたんだから、そう、すごいっすよね」
伸「(笑)LPだよ」
智「うん」
KO「みんなやりだして」
智「今、データですもんね」
伸「しかもさ、こう、合わせるじゃん、ズレてくんだよね」
KO「そうそうそう」
智「ですよね、時間が経つとね」
伸「そう」
智「今、でもAIでしょ、だって」
KO「そうだね」
智「AIで」
KO「コンピューターがやってくれるから」
智「ね」
KO「だからすごい楽だから、もう今日からDJになりますっていう女の子でも、DJ出来るから」
伸「出来る」
智「なるほどね」
伸「いや、ま、実際そういう人スゲー多いよね」
智「そうなるとやっぱ、どこが大事になってくるんですか」
KO「もう、結局は、けど、そういう人たちとインスタグラマーDJの人とかだと、綺麗だったり可愛いかったりするのは自由とか」
智「あぁ、なるほど、ビジュアルが」
伸「(笑)」
KO「だからそれには、Zettaiもう、このジジイは負けちゃうんですね」
智「(笑)」
伸「そうね」
KO「ね。だから」
智「そっかぁ」
KO「上手く、どうやって自分たちは、その味を出すかしかないみたいな」
智「なるほど」
伸「最近さ、ちょっとね、そういうトレンドのDJあるよね、女性のね」
智「なるほど。多いですか、結構」
KO「DJとしての生き方っぽい感じの中で、そのファッションとして、DJやられる方結構いるから」
智「なるほど」
KO「うん。けど、それが別にダメだとは言ってない」
智「ダメなワケじゃない」
KO「それはそれでありだから」
智「なるほど」
伸「そうなんだよね。ダメとは言わないんだけど、もちろん、スゴい、ちゃんとやってる人もいれば、ちょっと、やっぱり」
智「なるほど」
伸「ナンつったらいいの、その」
智「確かに、確かに」
伸「SNS DJとかね」
智「SNSでもね、ナンかほら、結構、ね、露出多めの人とかいる」
伸「(笑)」
智「そっち系で行く人もいれば」
伸「どう説明しようかな」
智「(笑)」
KO「その辺が、そういう感じで」
智「そっか」
KO「売るのか、その」
智「音楽的にいくのか、ビジュ的にいくのか、みたいなのもあったりとか」
伸「ただ、そこもね、需要があったら、もちろん否定は出来ない」
智「確かに、確かに」
KO「だから、それはそれで、そういう人はやっていけばいいと思うし。うん」
智「あぁ、そうか~」
KO「可愛さで勝負すると、どうも若い子には敵わないから」
智「なるほどね」
KO「特にね、すぐに、だって、新しいアイドルとか出てきちゃったら、そっちの方行っちゃうじゃないですか」
智「まあまあ、まあまあ。確かに」
KO「うん。だからもうみんなあとはベテランにやってくしかないから」
伸「ま、商業目線で言ったらアリだけど、でも、まあね、普通の目線で言ったらナシなしだよね」
智「なるほどね。そっか。ま、ある種、商売って言ったら、申し訳ないかも知れないけど、そういう様子が、でも、それも1つの答えですもんね」
KO「今、スゴい輝ければ、別に4,50になった時にやろうと思ってないみたいな子たちにもいっぱいいるだろうから」
伸「そうだ」
智「そっかぁ」
KO「そういうのが別にそれはそれでいいと思う」
智「え、ひょっとして、今、DJの男女の比率って、どう」
KO「女の子、結構多いと思います」
伸「多いかもね」
智「女の子の方が多い?」
伸「最近多いかもね」
智「へ~」
KO「みんな大体DJやってっていうのがね、好きな音楽かけて、みたいな。けど、そこまで。あと、その好きな音楽がそこまで詳しくない気がする、それはある」
智「なるほどね」
伸「ちょっとね、音楽じゃなくて記号っぽいから」
KO「そうですよね」
智「あ~、なるほど」
KO「DJという職業が
伸「ナンか」
智「なるほど。でも、そうっすよね」
KO「ちょっと、なんか ふくよかな体がいいとか、そういう感じ」
智「ま、ま、確かに」
伸「めっちゃ見るよね、ナンかね」
KO「ね、ね」
智「もう、ワザと出してる、そうっすよね」
伸「だからさ、ここ、ナンでもいいよね、だから」
KO「ね、ね」
智「ここ(笑)確かに、確かに」
伸「エアDJでもいい」
KO「エアDJでも」
智「そっかそっか、解んなくてもね」
KO「DJやってる姿が、けど、音楽がちょっとその人に合ってないと、彼氏が音楽あげてんだろうなとか」
伸「うん」
智「あぁ、なるほど」
KO「うん、思っちゃったりとかはあったりする。だから、 例えば僕とか伸ちゃんがDJやった時、もう、コレ、みんな持ってないでしょ、このレコードみたいなとか、そういうところで昔は頑張ってたっていうか、ね」
智「今はそういうのないっすよね」
KO「あんまり、みんな、このジャンルは、この人が1番知ってるみたいなのが、大体あったんですけど、昔は」
智「そっか」
KO「その人に任せればみたいな。けどそれが今あんまりなくて」
智「確かに」
KO「ナンか、料理シェフになりたいみたいな感じだったけど、カレー作っていいのか、中華作っていいのか、解ってない感じだけど、シェフにはなりたいみたいな」
智「なるほど」
KO「人が多い感じですかね」
智「確かに。都合のいいスパイスは適当にあるし」
KO「そうそうそう」
智「ナンとなく、それっぽいのは出来ちゃう」
伸「ナンか、情報とかソースってさ、みんなもう、ナンていうの、もう平等に手に入る時代だから、昔はすごく足を運んで中古盤屋とかで、レア盤を手に入れたりとか」
智「確かに」
伸「そういうところが、スゴい武器になったりしたんだけど、最近はそれが全くないから、ナンだろうね、そんな中でも、そのチョイスの仕方が、個性なのかな、多分」
KO「組み合わせで」
智「そっか」
KO「ナンか、うん、その人らしいっぽいのが出てけばいいと思うし」
智「あと、DJの、その曲に対する愛情が変わってきますよね」
KO「うん」
伸「あぁ、それは大きいね」
智「ね。やっぱり、今の子たちは、良くも悪くもいろんなものがすぐに聴けちゃって、まだその曲に愛情がないけど、ナンとなく、これ合うから、それを導入したりとかするワケじゃないですか。だけど昔のLPの時代は もうね、耳にタコが出来るぐらい聴いて、その曲を流用して、ね、盛り上げたりとか」
KO「あとかけ方で、かける場所とかで、全然出来る雰囲気も違うし、盛り上がり方も違うから」
智「なるほどね」
KO「ナンか、DJって、人の曲かけてるだけじゃんっていうと、割とそうでもなくて」
智「そう!」
伸「そこだよね」
智「作る人もいればね」
伸「そこがスゴい不思議っていうかね」
KO「作った人、例えば、長瀬くんが、よく作りましたって言って、それを僕がかけただけで、長瀬くんが違うところで、思ってたトコと違うところで、違う雰囲気が出来るけど、スゴい盛り上がったとか」
智「うん」
KO「そのまま出来るのも」
智「なるほど」
伸「とか、ヒットチャートの曲を全部そのまま買って、その順番にプレイすれば、別にその人と同じプレイになるわけで」
KO「そうそうそう」
智「確かに」
伸「ナンだけど、違うよ」
KO「違う、違う」
智「あぁ」
KO「いるお客さんとか、サウンドシステムとか、全部で、かけるタイミングとか」
智「確かにそうだ」
KO「もう、1番しかかけない人もいれば、3番まで、最後までかけて、 しっかり聴かせて、あの、繋いで、ちゃんと聴いてもらって、次に行くと、あ、この歌詞とこの歌詞が繋がってて、みたいな」
智「あぁ、なるほど。読みが始まるワケですね」
KO「そう、そうね。そういうこともいいとか、そういうのでいい感じになってくるかは、やっぱ、それはDJが同じワイン知ってても、料理とチーフが作る料理と合わせたソムリエの人が、 これだと、このワイン合わせたら美味しいんじゃないですか、みたいなので」
伸「(笑)」
KO「より一層美味しくなってくみたいな」
智「なるほど、なるほど。愛を感じるワケですね、確かに、確かに」
伸「だから、AIが出来るんだけど、でも、そこにはなぜか魅力を感じないってトコだよね、きっとね」
智「そう、そうっすよね、だって、今、AIがそこそこの」
伸「出来ちゃう」
智「そう。曲も作れちゃうし、ね。もうそのうち、役者もいらなくなるぐらいのCGも出てきちゃうんでしょうと思ったりする」。
伸「いや、だから、どこまで人間が必要かっていう、テーマになってくるよね、多分ね」
智「ね、ホントに」
KO「やっぱそこで、なんかその、人間っぽいっていうか、その、個性が出るからこそ、違う、普通の人が、AIが選ぶのと違うことが出来る、みたいな」
智「うーん」
KO「あとは、普通にファンクの曲だけど、テクノに混ぜたら超かっこいいとか」
智「なるほどね」
KO「そういうことも出来るから」
智「そう考えると、やっぱこの、ナニ、カセット、これでよかったんじゃないのって思うこと、あるんっすけどね、このA面、B面。コレね、爪を切る、切らないとかあるっすよね、コレね」
伸「あるある」
KO「爪を折ると、あの、録音出来なくなる」
伸「あと、メタルテープね」
KO「メタルテープ」
智「あぁ、メタルテープ」
KO「メタルハイポジションとか」
智「ちょっと音質がね」
伸「メタル」
智「確かに」
KO「カセットテープは、けど、割と重要でしたね」
智「ふーん」
伸「そう」
KO「昔は」
智「ん~」
伸「だからね、ウチ、Neighborhoodで、来春夏、カセットデッキを作って」
KO「おぉ、スゲー」
伸「小っちゃい」
智「え、素敵!」
KO「見た、見た、見た。この間、だって、ターンテーブルも作った」
智「あの、頂きました、ありがとうございました」
伸「その辺を逆行して作ろうかなと思って」
智「え、それもう今、作ってるんですか」
伸「もう作っていて。来春夏か、そう」
智「スイマセン、今、滝沢さんのね、KOさんのカセットテープ、ちょっと、いや、これは貴重ですよ」
伸「それヤバいよね」
智「いや、いい、いい」
伸「え、KOくん、カセット結構当時のある?」
KO「ない」
伸「無いんだ!(笑)」
智「え~」
KO「大体みんなあげちゃってるから」
智「そっか、そっか」
伸「無いのか~」
KO「この、同じような時期に98年とかJ-WaveでDJやってたんですが、毎週」
伸「あ、そうなんだ」
KO「うん、そん時のラジオの同録とかも全部無くなっちゃってましたもんね」
伸「マジで、J-Wave歴、長くない!?」
KO「J-Wave、長いんです。だから、J-Wave10周年の、に、作った名刺とかが出てきたりとかして」
伸「マジで!?」
智「(笑)」
KO「そう。 で、ね、10 years、僕、木村KO、ナビゲーター木村KOって書いてあるんですけど、J-Waveの住所も違うし」
智「へ~」
KO「10 years Anniversaryとか、印刷しちゃって」
伸「マジで?」
KO「そん時にJ-WaveでDJしてたわ、みたいな」
智「当時、ドコにあるんですか?」
伸「え、まさか、六本木ヒルズ前?」
KO「六本木ヒルズ前」
伸「六本木ヒルズなし?まだ」
KO「そん時は、六本木ヒルズはなかった」
智「高樹町?」
伸「霞町ね」
KO「うん」
智「に、J-Waveあったんだ⁉」
KO「あったんだよ」
伸「あったっけ?」
KO「。そこで、そこでやってたんで」
智「霞町って言わないでしょ?今(笑)霞町」
伸「たまに言っちゃうんだよね」
智「昭和の(笑)」
伸「霞町交差点」
KO「霞町交差点」
智「そうそう、昭和の人はみんな言いますね、昭和の男たちはみんな」
伸「言うよね、霞町ってナニって」
智「霞町(笑)」
KO「20…もう25年以上前ですね」
智「へー」
伸「J-Wave先輩じゃん、もうマジで」
KO「もう、J-Waveで長くやってますもんね」
智「スゴいな~」
KO「間だいぶ、だいぶブランクがあったりしましたけど」
智「いや、でもスゴいっすよ」
伸「やってんね~」
智「だって、僕の、そう、人生の周りで1番、やっぱDJ長くやってんの、KOさんだと思うから」
KO「(笑)ああ、ネイバーももう」
伸「あぁ、30周年」
KO「30周年」
智「うん」
伸「もうちょうど今月か。今月で30周年」
KO「30周年だもんね」
智「30周年、スゴい」
伸「30年ね~経っちゃったね」
KO「昔、だって、ARKTZがあったところ」
伸「(笑)」
KO「ARKTZ、原宿にスケボー屋さんがあって」
智「うんうん」
KO「そこの、ARKTZが無くなったと思ったら、Neighborhood建ってて」
伸「(笑)そうだよね」
智「あ、そこが1店舗目の」
伸「あそこでしょ、ジャンクヤードでしょ」
KO「うん。ジャンク、ジャンク」
智「あぁ、はい、はい、遊歩道のね、あぁ、はい、はい」
伸「そう、ちょうどね、今年30年なんだよね」
智「そう、スゴいな~、30年、生まれた子がもう、ジジイですよ」
KO「ね、ね、ホントですね(笑)」
伸「ヤバいよね」
智「うん。いや、ナンか、いい話、出来ました」
KO「ちゃんと、面白かったね」
智「(笑)ちゃんと、ちゃんとした話、初めてしたみたいな」
KO「原宿のKとかと違ったな、みたいな、面白かったから」
智「(笑)」
伸「だいぶ喋ってんじゃん、もう」
智「いやいや、ホントっすね、ホントっすね。いやいや、もう」
KO「面白かったな」
伸「コレ、ちょっと使わない部分、ウチの方に回して」
智「(笑)」
伸「そのまんま」
智「確かに、確かに確かに。ま、でもちょっとね、滝沢さんの方の番組にも」
KO「(笑)」
智「我々」
伸「是非、是非、出てよ。是非」
智「ね、ね、ね」
伸「是非」
智「もう」
伸「いや、ウチは短いから」
智「うん」
伸「1本30分だから」
KO「あぁ」
智「3週分ぐらい出来ますね(笑)」
伸「いや、もう、最終話まで、出来んじゃないか?コレ」
智「(笑)」
伸「来年の4月」
智「来年も(笑)貯め撮りで」
KO「チョー面白い(笑)」
智「ね、ね、是非、じゃ、そっちの方もね、お邪魔させてもらって」
伸「是非是非」
智「ね、ね。いやいや、でもホントに、今日、いい機会が」
KO「面白かった」
智「はい」
KO「伸ちゃん、ありがとうございました。長瀬くん、ありがとうございます」
智「ありがとうございました、こちらこそ」
伸「面白かった」
智「はい」

KODE TALKERS『例のモノ』

KO「ここまでは長瀬智也くんと滝沢伸介さんをお迎えしました」
【Part Iからの続き】

智「その延長線上にね、そのSissybarsがあるっていうのは、スゴくナンか、ストーリーがあるというか」
伸「ホントだよね」
智「うん、ナンか」
伸「いや、でも、今考えるとさ、よくやったよね」
智「よくやりましたね(笑)」
KO「よくやった」
伸「いや、この間も誰かに説明したんだけど、多分、長瀬くんの、ナンていうの、指導、教え方が(笑)めちゃめちゃ根気強くて、ヨカッタから、ナンとかまとまったんだけど」
智「いやいやいや」
伸「いや、普通さ、もう、全員もう、超素人なんだ」
KO「あぁ、ね(笑)」
伸「昔やったことあるけど、もうほぼほぼ、初めて触りましたとか、その状態から多分4か月ぐらいで」
KO「アレ、5曲ぐらいやらなかった?」
伸「うん、最初はもう、しかも全部オリジナルで。いや、そう、それ結構いい曲なんだよ、全部」
智「(笑)いや、ありがたいです、そう言っていただけると」
伸「いい曲なのよ、マジで」
智「いや、だからね、まあまあ、とは言ってもね、みんな、やっぱり、ほらね、バイク乗りだったりとかって、やっぱり少なからず音楽とかロックが好きで、ね、楽器を触ってたりした経歴があったからこそ、まあまあ、僕もきっと出来るだろうなと思ってやったことだったっすけどね。ま、でも、 その発端が、ちょっとこう、仲間のね、ま、ちょっとこう、不幸というか、まあまあ、ね、そういうものを拭うために、こう、バンドを作るっていうところが、なんか発端だった気がするんですけどね。そう、だから、ま、でもね、それが、ナンとなくこう、形になって、ナンか、しかも、それでKOさんとも」
KO「あぁ」
智「ね、その、コラボっていう(笑)」
KO「ナンかリズムに打ち込んだりとか」
智「ねぇ」
KO「面白かったですね、アレ」
智「そう。だから今から15年ぐらい前ですかね、大体」
伸「そうだね。っていうかもうそんな経ったね」
智「そうっすよね。そう考えると非常に(笑)斬新だったし」
KO「ね、ね、ね」
伸「ま、もちろんね、当時、ま、趣味の範囲でみんなでやってっていう前提だったんだけどね」
智「ねえ」
伸「そう。でも楽しかったよね」
智「いやぁ、ホントに。みんなも素晴らしかったし」
伸「マジあれ、奇跡的だと思うよ」
智「ね。ま、一応今日、データ持ってきてますけど」
KO「おぉ!(笑)」
智「(笑)」
伸「(笑)おぉ」
智「でもね、せっかくだから」
KO「じゃ、聴いてもらいます?Play出来ますよね」
伸「聴きたいよね。え、っていうか、コレ、電波乗るの、初じゃないの?」
智「多分、初かも知んないっすね」
伸「もしかして」
智「そう、コレはもう」
KO「秘蔵の品じゃないですか」
智「ね」
KO「めちゃめちゃ」
智「まあまあ、そんな大層なものではないですけども、ま、でも、15年前にこんなことやったヤツらがいるんだという頭で考えたら」
伸「いやいや、曲的にはもう全く、スゲぇいい曲だから」
智「もうね、バイクのことについてしか語らない」
伸「(笑)」
KO「Sissybarsっていうの、その、後ろの座席でもたれるところ」
伸「そうそう」
KO「そうね、もたれるところ」
伸「Sissybars」
智「Sissybars」
KO「それをSissybarsって言うんですけど」
智「ね」
KO「そういう感じでね」
伸「当時、あの、Sissybarsのアー写を撮ったんだけど」



KO「あぁ、スゴいね、アレね」
伸「そう、それを長濱修さんっていう」
智「巨匠がね」
伸「巨匠の写真家の方が撮ってくれたのが、こういうの撮ったっていうのも、もう忘れてたぐらいの、 それを焼いてきてくれて、この間。写真がめちゃめちゃカッコ良くて、アレ、今撮るっつってもZettai、無理だしね」
智「確かに、確かに」
伸「スゴいな、スゴいイイものを記録してもらったな」
智「ホントっすね。アレ、Tシャツにしたら欲しいな」
KO「アレ、Tシャツになってたでしょ?」
伸「来春…」
智「うわぁ!マジっすか~!?」
KO「そうそうそう」
智「めっちゃ、欲しい~!」【私も欲しい~☆】
伸「出ますよ」
智「アレ、そう」
伸「あのTシャツね、スゴくカッコいいよね」
智「ね、アレは、あんなの、今、Zettai出てこないっすもんね」
伸「アレ、ポスターとかにしたいよね」
智「(笑)」
KO「ポスター、カッコいいね、ポスターね」
智「ね、ね、ね、ね」
伸「学生の部屋とかにさ、飾ったり」
智「ホントっすね」
KO「ホント、いいなと。そうね」
伸「ね」
KO「昔って、Zettai、雑誌の切り抜いて、写真、壁に貼ったりとか、結構あったから」
智「うん」
KO「最近、みんな、家にポスター貼るとか無いでしょ。だから逆に欲しいな」
智「確かに。そうっすね、ポスター…、最近ガレージ整理してたら、まさにSissybarsの、いわゆる、ナンツーの、ワッペンのGジャンが出てきて、 あっと思って、飾ってたんですよね、ガレージに。そうそう。でももうね、なかなか着るタイミングもないな、ナンて思ってて」
KO「ね、ね」
伸「それ、アレじゃない?電波乗っけちゃったら、どっかからオファーくんじゃない」
KO「(笑)」
伸「レコード会社とか来ちゃうんじゃない」
智「ね、ね」
伸「したら、ちょっと考えてもいいよね」
智「そうっすね」
KO「(笑)」
智「断固として、アレはもう、自分じゃないっていう風に言い張ってますけどね」
伸「言い張るよね。一生言い張るよね」
智「そう、そう」
伸「(笑)」
智「一応みんな名前がついててね」
伸「(笑)もう今、今だから言うけどさ、スゴい変装してたから」
KO「(笑)」
智「そうそう(笑)もうね、オレも、ナンかよくわからん覆面みたいなの付けてて」
KO「うん」
伸「ヒゲとか30㎝ぐらい」
智「そうそうそう(笑)」
KO「謎の髭ついてたね」
智「(笑)そう」
伸「LIVE終わった後も、気が付いてない人が結構いたんだよね」
智「あ~」
伸「ボーカル、アレ、誰なんですか?とか」
KO「Zettaiに気が付かないよね」【いえいえ全員バレバレでしたよ】
智「ね、ね」
KO「ねえねえねえ、歌上手いし」
智「(笑)めちゃくちゃエフェクトをかけまくってね」
伸「(笑)いや、でもね、解る(笑)。バレバレだよね」
智「バレバレっすよね」
伸「あんなの、声」
智「そうそうそう、そうなんすよ」
伸「そう。いやでも、そんなことも含めて、もうホントに、よくそんなことをやってくれたなっていう」
智「いやいやいや、アレ、でもホントに」
KO「ホント、ね、リアルバンマス」
智「だし、本当のリアルバイカーたちのバンドじゃないっすか(笑)」
KO「ね、ね」
智「 そういうのもね、含めて」
伸「ね、めちゃめちゃ面白かったね」
智「うん。まぁね、あのメンバー同士のね」
伸「そうだね」
智「意見の不一致とかあったり(笑)」
伸「バンドによくあるから。バンドによくある」
KO「ね、ね、ね」
伸「本向性の違いが」
智「方向性の違い(笑)」
伸「(笑)」
智「もう、大の大人たちが、方向性の違い(笑)」
伸「もうバンドあるある、だからね、コレ」
智「バンド」
KO「ホンモノのバンドってことじゃないですか。その方向性の違いなんて」
智「ね、ね、そうっすよね。主張するってことはいいことだからね」
伸「ま、だから、オアシスみたいな感じだよね、だから」
KO「オアシスみたいな感じ(笑)」
智「そうなんですよ」
伸「ずっとずっとやってなかったみたいな」
智「そうそう。仲がいいからこそ、のヤツで」
伸「でも、またやるかも、みたいな」
KO「またまた、再結成も、あのオアシスみたいあるかもしれないですね」
智「いやいや、ね、ね、ね、いつでも出来ちゃいますからね、アレね」
KO「ドラムのカッちゃんだけが、大変だったみたいな」
伸「カッちゃん、いいドラムだからね」
智「いいドラムっすよ~」
伸「荒々しいけどね」
智「そう」
KO「んで、僕。僕はその、打ち込み入れたから、それに合わせて、ドラムが普通メインで、それに、みんな音楽ついて行くじゃないですか。なのに、僕が作ったリズムに、打ち込みのリズムにドラムを合わせなきゃいけないから」
智「ね」
KO「だから、カッちゃんが大変そうでしたね」
智「ね、ね」
sん「あぁ、確かにね」
KO「けど、面白かったです」
智「うん、でも、そのナンか、ナンだ、ロックとテクノの」
KO「な、感じのね、ね」
智「その気持ち悪さの融合というかね」
KO「デジタル、デジタルロックって言ったらね」
伸「あぁいうのさ、やりたいよね」
KO「いいですね、やりたいね」
智「ねえ、なんか、バイカー」
伸「打ち込みでね」
智「的な、ナンかイベントとかね、ナンか面白そうっすけどね」
KO「あ、リズム、リズムとかだったら、いくらでも組めますので」
智「あぁ、ね」
KO「面白いね」
智「いや、ナンか、そう、今話したらね、そういうストーリーのあるところがね、今もまた、ナンかそういう形になって、で、今もなお、また今、最近イベントとかやってるんすか、ネイバーでは」
伸「えーとね、イベントは前よりもなくなってるけど」
KO「今度DJやるでしょ」
伸「そう、イベントがあって」
智「うん」
伸「Don Lettsっていうイギリスの、もうレジェンドのアーティストの人がいるんだけど、その人のブランド、Rebel Dread Hardwareっていうところと、コラボレーションのイベントがあって」
智「あぁ、そうなんですね」
伸「で、久しぶりにDJ」
智「あ、DJやるんっすね。そうなんだ。じゃあ次はもう場所決まってるんすか」
伸「そう、場所はね、DJ BAR Bridge 新宿」
KO「あ、Bridgeだ、Bridgeは新宿ですね」
智「新宿」
伸「11月15日金曜日9時から」
智「おぉ」
伸「DJは僕もやるんだけど、BOUNTYのHIKARUくんとか」
智「あ、はいはい」
伸「クボタくんとか、えーと、後は、MIGHTY CROWNの方とか」
智「はいはい」
伸「えー、スケシン」
KO「スケシン(笑)」
伸「スケシンなんだけど、フライヤーの名前は、Ozaki SOHOって書いてある」
KO「ナーンで(笑)あの人」
智「(笑)」
伸「ちょっと」
KO「ナンだか、ウドンコプップの助とか」
智「(笑)」
KO「ヘンな名前、結構多いんすよね」
伸「多いよ」
KO「いろいろ」
伸「あとは、Hatchuckくんっていう、そのRebel Dread Hardwareのブランドやってる彼もやりますね」
智「へ~、やっぱ多いですか、周りにDJやってる」
KO「基本的にはみんな、さっきのWTAPSの徹くんもそうだし、伸ちゃんもそうだし、えーと、ケートシングくん、シンちゃんもそうですし」
智「あぁ、そうか」
KO「その辺もみんな、えーと麻原くんもYOPPIも、みんなDJ」
智「ある程度、出来る」
伸「みんな、DJだね」
智「確かに」
KO「洋服が好きで、音楽も好きで」
智「あ、そっかぁ。じゃあ、もれなくDJもみんなもうやってるんっすね。出来ちゃう」
KO「ヒロシくんとか、くらいから、藤原ヒロシくん辺りから、だいたい、みんなDJも、洋服も好きで、みたいな」
智「じゃ」
KO「音楽は、みんな好きだったんですよね」
智「そっか。じゃ、みんな、出来ることは出来るけど、その深さがみんな違ってたっていう」
KO「うん。で、あとは音楽性が、みんなね、この音楽が好きっていうので、だんだん違ってくから」
智「なるほど」
KO「うん」
智「スタイルが出来てって」
KO「そう」
智「なるほど」
伸「KOくんさ、DJ、ま、ずっとやってるじゃん。プライベートでナニ聴くの?」
KO「何も聞かない」
智「(笑)」
KO「何も聞かない」
伸「いや、オレ、ふとさ、KOくんって、DJの音楽わかるんだけど、普段ナニ聞いてんのかなと思って」
智「え、車の中でナニか」
KO「車の中でyoutubeで恐怖動画とかそういうのを見たりして」
伸「(笑)」
KO「なんか」
伸「音楽じゃないじゃん、それ」
KO「そう、怖かった、怖かったみたいな。何年のある日みたいな」
智「あぁ、なるほど、なるほど」
伸「高田純次みたいな」
KO「高田純次みたいなのも、また」
伸「高田純次、違うね」
KO「youtubeの」
智「稲川淳二」
伸「稲川淳二!」
KO「稲川淳二、稲川淳二、そういうとこもいた、そういうのがあったりして、そういうの聞いたりとかして。あんまり音楽は聞かないですね」
智「へ~」
KO「そんな自分が見つけてきた曲を好きな順番にかけて、それで出来るグループを楽しみたいのが、音楽で好きみたいになってきちゃって」
智「なるほど。垂れ流しはない」
KO「そうそう。で垂れ流しだと、 ちょっと聞いちゃって」
智「あ~。逆に疲れちゃうとか」
KO「この音とかって」
智「あぁ、解る気がするな」
KO「そうすると、あと1曲目の、例えば、4分30秒のところにある、コンって音が、サンプルに取れるとか」
智「(笑)」
KO「で、ちょっと今、巻き戻ししてって」
智「そんな事、考えながらDJやってんっすね!」
KO「音楽聴いてると、それで」
伸「イヤだね。KOくんの視点、ちょっと違うんだよね」
智「いやいや、でも」
KO「音楽がちょっと違う。仕事だけど、ちょっと違う」
智「確かに、確かに」
伸「ナンかさ、全部ちょっと、ナンかラジコンっぽいんだよね」
KO「ラジコンっぽいって(笑)」
智「あぁ。ま、バイクも」
伸「バイクも、メカっぽい」
智「確かに」
伸「メカ」
智「ね。車も全部自分で直したりとかね。うん」
KO「伸ちゃんも、洋服見てると、楽しめなくて、これカッコいいなとか、じゃあ、コレ、コレ、どういう風に使おうかとか考えちゃわない?」
伸「あぁ」
智「あぁ」
伸「ま、そういうのは、あるよね、確かに」
智「そんな感じか」
KO「うん」
智「なるほど」
伸「うん、解る解る」
KO「そういう感じで見ちゃうから、ナンか古着屋、多分、伸ちゃんが古着屋さん行ったら、もう」
伸「まぁ、確かにね。ココのポケットの、いいな、みたいな」
KO「ココはこういう風に使って、とか。直接マネするのはカッコ悪いから」
智「そっからインスピレーションを受けて」
KO「そうそう」
智「なるほど」
KO「全然、マネしたってバレないように、けど、ちょっと影響受けて、とか」
智「なるほどね」
KO「そういうのを、だから、僕、音楽、人の音楽聴いても、そうなってっちゃうから」
智「あぁ、なるほど。確かに、確かに。引っ張られてっちゃうっていうのは」
KO「そうね。あんまり、そういうの、特に人のDJ、あんまり聞かないようにしてんのと」
智「ナンか、うん、解る気がします。ナンかその、音楽とかずっと聞きまくってると、もうちょっと嫌気がさしてくるっていうか」
KO「そうね、うんうんうん」
智「無音が恋しくなるっていうかね、それはちょっと、ナンか、解る」
伸「長瀬くんは、普段、ナニ聴いてるの?」
KO「ナニ聴いてるの?」
智「いや、僕もね」
伸「車ん中とか」
智「あぁ、でも、最近はやっぱ懐かしいのを聴こうとしてます。ナンか、それこそBonjoviとか」
伸「おぉ」
智「今聴いたら、やっぱりナンだろう、そのスゴさに圧倒されるっていうか、歌の上手さもそうだし、ナンだろう、あんなに王道な曲なのに、ナンか、聴いてても飽きなかったりとか、ナンか全てにさらにリスペクトが強くなったっていうか」
KO「その当時聴いてなかったところを聴くようになるっていうか」
智「そう、そうです」
KO「その、音の違う部分をね」
智「そうなんです。で、あと、ZZトップとか聴いても、60年代とかの、あのキレッキレだった頃の、とか見ると、ナンか、逆に今がスゴい、ナンだろう、味がするなっていう、ナンかその、熟年さを感じたりとか、ナンかアスリートに見えましたね、ナンか、若い時は、リズムのキレがスゴかったけど、でも、それが年老いても悪くねぇなっていう、ナンか、そういうのを、が、ナンかその」
伸「その時そのその時、聴こえ方、なんか違ったりする」
智「そうなんっすよね。そう。だから」
伸「当時、ナンかちょっとダサくて聴かないかな、みたいのを、今聴くと良かったりとか」
智「そうなんっす、そうなんっす」
伸「あるよね」
智「そういうのは結構、最近聴くようにしてますね」
KO「その時になったら、みんな評価が高いのに、自分は好きじゃなかった曲、あるじゃないですか。けど、今聴いてみるとやっぱりいいの、解るなとか」
智「ね、捉え方もナンか、違うでしょうしね」
伸「ナンか、イメージでね、聴かなかったの結構ある」
KO「うんうん」
智「ね、そうっすよね。で、大人になって後悔したりね、そういうこともあるし。あ、でも、そうっすね」
KO「その、例えば80年代とかに、70年代とか、そういう時にスゴい、いいバンドだったのに、さっき長瀬くんが言われた通り、そういうね、キレッキレだったのに、今になって、ユルくなってきたところが、ちょうど合うとか」
智「あぁ、ね」
KO「そういうとこもあったりとか」
智「そうっすよね。だから、そう、今の年で、昔のね、その、ビリー・ギボンズのプレイを聴くと、やっぱ、ちょっと、そう、疲れるというか、いや、もちろん、めちゃくちゃカッコいいし、上手いし、最高なんですけど、ナンか今は今で、ナンかこう、重みがあるっていうか、ナンか、そういうのはナンかありますね」
KO「ナンか、突き詰めちゃったから、逆にその辺の、洋服にしても音楽にしても、だから、今、この何十年やってるから、この洋服を作ってたり、この音楽を作ったりするじゃないですか」
智「そうっすよね」
KO「このDJ。それを、そのことを今の二十歳ぐらいの人が、解ってもらえるかっていうと、 やっぱそれを、解ってもらえるには、また20年かかっちゃうかもしんないから」
智「確かに」
KO「だから、なかなか難しいなって。けど、ちょっとそういうとこう、受け線をわざと狙ってやるのは、出来ないとかあったりする。それが難しいところで」
智「あぁ確かに」
KO「今、今好きなモノ、やりたいじゃないですか」
智「そうっすね。そうっすね。そうなんすよね。でも、確かに、その、Sissybarsもそうですけど、 やっぱナンか時間経って聞いた後に、恥ずかしかったりするっていう」
KO「(笑)ね」
伸「(笑)」
智「そういうのもあるじゃないですか、でも、恥ずかしくないものもあるって不思議ですよね。アレ。ナンなんっすかね」
KO「あの頃は良かったなっていうだけでOKで」、
伸「でも、それはそれでいいんじゃない」
智「あぁ、そっか」
伸「今、恥ずかしいだけで」
智「そっか」
伸「当時はヨカッタから」
智「そうっすよね」
KO「その当時はホントに真剣にやってたら、恥ずかしいとも思わないっていうか」
智「確かに。確かに」
KO「うん」
智「うんうん、それは確かにあるかも知れないっすね」
KO「うん。じゃあ、長瀬くんとかも、やっぱ、今作ってる曲の、もちろん、ドンドンドンドン、自分が本当にやりたいことをやっていけてるじゃないですか」
智「うーん。そうっすね。ま、でも、ナンか、ナンだろうな、僕も結構、ま、音楽をファッションと捉えてるみたいなトコもあるから、例えば、ね、アメリカンロックとナニか、例えば、ナンかファンクを、混ぜてみようとか、そういうことで、オリジナリティが生まれたりとか。ヘビメタのサウンドなんだけど、すごいファンクのグルーヴとかだったりとか、 その、そういうことでは、まだ創作出来るモノってたくさんあるような気がしてて。その、白いけど黒いリズムでとかっていうことは、現実に起きているし、ま、それを、ね、本人たちがそう捉えてるかは解らないですけど、でも、ま、少なからずね、そういうところに、こう、リスペクトを持っていてとか、でも、逆に言ったら、やっぱりその白っぽい感じのカッコよさもあると思うんですよ。その8ビートの、ロボットのように刻まれていく、8ビートとかもカッコいいなとも思うし、そう、だから、やっぱり、そういうことを考えると、ね、その、1つのスタイルとかっていうか、いろんなスタイルをいろんな風に、ま、ファッションもきっとそうだと思うんですけど、いろんな要素を取り入れて、ナンかこう、形になると、ナンかちょっといびつで(笑)ナンか、ナンとも言えないカッコよさだな、みたいな」
KO「それが、その人の個性になるっていうかね、ね、特にね、白人音楽、黒人音楽ってね、大体言われるけど、うん、けど、日本人にとって、やっぱ違うとこに あるから。そうっすね。では、それを、あんまり、オレがこういう、日本人の音楽を作ってやるじゃなくて、コレが心地いいから作ってたってなったら、それが日本人の音楽としてカッコいいって言われたら、1番いいですもんね」
智「そうっすよね」
KO「だよね」
智「でもナンか、阿波踊りのテンポとか聞いてると、やっぱちょっと黒くなる感じするんっすよね」
KO「ね」
智「テンカ、テンカ、テンカ♪みたいな」
KO「ずっと、あと繰り返すっていうね」
智「(笑)そうそうそう」
伸「今でもさ、曲、前結構ストックしてたじゃん」
智「はい、ずっと曲作って、作ってるんすけど、でも、やっぱりなかなか、ナンだろうな、その、みんなに聴かせようみたいなモノっていうのはね、なかなか」
伸「もったいないっすね」
智「いやいや、ナンかね、うん、テーマがあると早かったりするんですけど、ナンかね、あんまり。Sissybarsの時もそうでしたけど、あぁいう風に、なこうと。よくわからん天の声が来ると勝手に動くという」
伸「解る。自分のことなんだけど、ちょっと自分のことじゃないって」
智「あ、そうそうそう、そうなんっす」
伸「結構作りやすい」
智「そうなんすよ、そうそう。そういうのあるかも」
KO「周りから制約が入る方が決めやすいって」
智「そうっすね、枠がある方がね、そう。そういうの、あるかも知れないですね」
伸「イメージしやすいもんね、そこがね」
智「そう。でもナンだろう。スゴく音楽的なものも好きだし、ナンかずっと、リフだけを続けるようなロックみたいなものも好きだし、ま、結局ナンだろう。Sissybarsもそうだけど、やっぱ自分の声ってやっぱり特殊だと思ってるし、ある意味、もう逃げも隠れも出来ない声質じゃないですか」
伸「すぐわかるもんね」
智「そうそう。声で言う、面割れもしちゃってるし、いくら取り繕っても、もう無理だから。だから、逆に言ったら、変な声だけど、コレもちょっとカッコいいかな、みたいな瞬間を一瞬でも作ることが大事というか。頭からケツまで、かっこ悪かったらダメだけど」
伸「(笑)」
智「もう2秒でも3秒でもいいから、一瞬だけ、ココ、カッコいいみたいなところが出来ると、 ナンか突っ走れるっていうか、ナンかそれがないと、ナンか商品として出したくないというか。ご飯でもそうですけどね、ナンか、うん、ナニかこう、引っかかるものが」
KO「そうね、そうね。自分が自信が、ナンか、持って、勧められるモノが、ナンかあると」
智「うん、ナンか、いい気がするんすよね」
伸「じゃ、Sissybarsの時、よっぽど神が降りてきた」
智「いや、でもナンかコンセプトがはっきりしてたじゃないですか」
KO「そうね、うん」
智「バイカーズバンド、しかもダサいっていう」
伸「いや、でも曲がさ、スゲー、オリジナルが、スゲー、ポンポンポンポン出来た。スゲぇなと思って」
智「そうなんすよ。ま、でもせっかくね、この3人が集まったんで」
KO「ちょっと、聴いてもらいましょうかね」
智「ね、ね」
伸「いや、まさか電波に乗っけられる日がくるとはね」
智「ね、ね、ね、別にね、JASRACにも申請してないし」
伸「確かに」
智「ただ、僕のデモテープなんで(笑)大丈夫だと思うんすけど、ただ、やっぱりもう、15年以上前の機材だから、やっぱ今聴くと、ちょっと音古いなって思うんですよね」
伸「でもそれがまた、いいんじゃない、ナンか」
智「多分、打ち込みでベタッとした感じだけども、でもナンか、僕も仕事の合間でやってて、やっぱり、ナンだろう、ね、その、仕事で作る洋服と、遊びで作る洋服の違いだけど、やっぱり遊びで作る方のがポンポン進んでっちゃう」
伸「それ、スゲー解るな」
KO「あと、やる気になっちゃう」
伸「発注された方がやりやすいよね」
智「そうなんですよね。そう、だからナンか、そういうのはスゴく、ナンか、いろんな、分野似てるような気がするっすけど」
伸「いや、でも、当時さ、もちろん長瀬くん、プロじゃん。プロなんだけど、スゴい、もう毎晩毎晩、タジオ入って、割り勘でスタジオ代で払ってとかさ」
智「(笑)そうそうそう」
KO「三茶で僕もお邪魔したもんね(笑)」
伸「夜中までやってとかさ」
KO「ね(笑)」
伸「結構、楽しかったよね」
智「いや、楽しかったしさ、みんなでね、帰り、ハンバーグ食って、みたいな」
伸「NOAH、NOAH。NOAH行ってさ、三茶のNOAH」
KO「三茶のNOAHね(笑)」
智「1番最初に作ったのがね、確かね、『リンカート』っていう、ま、キャブの名前が(笑)タイトルっていう(笑)
KO「(笑)」
智「(笑)で、ただね、うん、そのエンジンをかける動作だけを歌詞にしたっていう(笑)」
伸「ね。あれね、ちょっとラップっぽいんだよね、ナンか発想がね」
智「あぁ、そうかも知んないですね」
伸「そう」
智「じゃあじゃあ、リンカート聴いてもらいましょう」
伸「聴いてみよう、聴いてみよう」
智「じゃあ、Sissybarsで『リンカート』」

SISSY BARS『リンカート』

KO「あの忙しい時によくやってたね、皆さん」
智「いや~」
伸「いや、ホントにね、やってましたよね」
智「ね、3ヶ月、4ヶ月、みっちりやりましたね」
伸「みっちりやったよね」。
智「うん、みんな指にタコ作って」
伸「ホントに」
KO「あの、ナンていうの、1つのバンドってか、パーティーの時にやりたいっていうことで始めたんでしょ」
伸「そう、そのターゲットがあったから」
智「うん」
伸「ナンか出来たけど」
KO「みんな頑張って、みたいな。けど、4ヶ月ちゃんとやるのは、いい大人だね」
伸「いい大人だよ」
KO「趣味にそういうのかけられるのって、普通、みんなやりたいと思っても出来ないじゃないですか」
智「ね。ね、ね。だから、ね、滝沢さんも元々、ね、音楽が好きで、楽器も触ってた経歴もあって。でね、ネイバーのスタッフのカッちゃんがドラム、ね、バンドでやってて、 やっぱ彼のドラムがスゴく、やっぱり、ナンかやっぱり、あのドラムがあったからこそ」
伸「そうかもね」
智「実現したんだなって思ってるんで。スゴくリスペクトですよ」
KO「うん。いいバンドでしたね」
智「いや、ホントに、ね、ね」
KO「うん」
伸「今、ちょっとね、方向性の違いで」
智「方向性の違い(笑)」
KO「(笑)」
伸「ちょっと」
KO「方向性の違い(笑)いいな」
智「ね」
伸「解らない、また発表あるかも知れない」
智「あるかも知れない」
KO「メンバー変更とかもあるかも(笑)」
智「そうなんですよ。もうみんな気まぐれな人たちばっかなんでね」
KO「この人が方向性違ったのかなと思っちゃうみたいな」
智「(笑)ま、でも、そんなのも含めていい経験」
伸「いやぁ~、もう、いい経験でしたよ、ホントに」
智「いや、ホントに」
KO「けど、伸ちゃん、やっぱベースやってるのは、やっぱベースだって感じがするね」
伸「いや、でも、オレ、ベースやってたけど、学生時代ハードコアのバンドやってただけだから」
智「(笑)」
伸「ほぼ弾けないに等しいんだよ」。
KO「(笑)」
智「で、滝沢さんが確か、名前はSwamp?」
伸「えーとね、そう」
智「Swampね」
伸「Swamp」
智「オレ、Riverっすって名前」
伸「River」
KO「Riverだね」
伸「みんなステージ名みたいな」
【ちなみに on drums: Mouse(カッちゃん)、on Guitar:Moon(Sunteeの望月氏)、on Guitar:Ditch(HAWGHOLICの横溝氏)】
智「そうそう」
伸「あって」
智「ね」
伸「ヨカッタね、ナンか」
KO「そういうの、また、面白いから、やったらいいんじゃないっすか」
智「いや、ね、いつでも」
KO「いつでも?(笑)」
伸「長瀬くん、今、ツアー中だっけ?」
智「そうなんです、今」
伸「ね」
智「もう佳境で、ありがたいことに楽しくやらさせてもらって」
KO「本人が本当に好きなことをやってる感じが見えていいですね」
智「うーん、そうっすね、そうそう。ま、ホントに、ね、お客さんも来てくれて、やっぱいい顔が見れるのが1番嬉しいっすよね、もう、あの、箱もそんな大きくないんで、そのまた」
KO「けど、ちゃんと、より、一層濃くなるっていうか」
智「そうっすね、うん、そうなんですよ」
伸「ま、やりたいことやるのが1番いいよね」
智「そうですね、そう、でもナンかね、職業病なのかな。ナンかね、あの、LIVEだから、音楽やんなきゃいけないのね、喋ろうとしちゃう」
KO「(笑)」
伸「(笑)」
智「もうね、どっから来たの?とか」
KO「エンターティナーやん」
智「(笑)そう、もうナンか、近所のオジちゃんみたいな、どっから来たの?お嬢ちゃんみたいな」
伸「いや、それ、込々じゃん」
智「まぁね、そうそう」
伸「込々」
智「そういう、ナンか、触れ合う時間も、僕にとってはスゴい貴重なんで」
伸「もう何か所廻ったの?もう」
智「えーと、全部で7ヶ所かな」
伸「おぉ」
智「そうそう。北海道、宮城、名古屋、大阪、福岡、広島」
KO「まだ、広島あるんでしょ?」
智「うん、そうっすね」
伸「結構やったね」
智「そうですね、ま、ま、ま、でも、うん、そのぐらいやらさしてもらって、うん」
KO「みんなもう、長瀬くんの事、待ってた人もいるだろうから」
智「ありがたいです。でも、ま、ツアーとしては初めてで、今まではちょっと単発で」
伸「はいはい」
智「東京でやったりとか、大阪でやったりとかっていう感じでやってて、 今年初めてなんで」
KO「うん」
智「そう、ナンで、ちょっと、ま、ま、ま、ある程度こうね、軌道に乗れば、ね、ま、ナンかこう、やっていければと思うんですけど、ま、ナンだろう、こう、ずっと定期で毎年やるっていう感じではないから、ま、自分たちのね、生活、過ごしてる時間の中で、いいモノが出来たら、じゃあ、アルバム作って、またLIVEやろうみたいな感じでやっていけるのは、スゴく、ナンつーんだろ、ありがたいですよね」
KO「毎年アルバムは作んなきゃいけないしとか、そういうことでスケジュールに追われる感じじゃなくて」
智「じゃなくてね、うん。でも、どうしても仕事になったりとかしちゃうと、ね、そういうアウトプットをしなきゃいけなかったりだとか、なかなかね、規制が入ったりして、好きなことも出来なかったりもするし。そう、だから今は、そういう時間を結構こう、満喫させてもらって、ナンか、それはそれで、スゴい勉強になるし、うん、面白いですけどね」
伸「でも、LIVEやってるのはね、オレも含めてだけど、見たいなって思うから」
智「嬉しいですね」
伸「そこはいいよね」
智「ありがたい、そう言っていただけると」
伸「LIVEは」
智「ね。だから、ナンか、ま、 最近はナンか、イベントでご一緒することとかないですか、KOさん」
KO「最近はあんまりないですけど」
伸「そう、イベントがね~」
智「展示会とかでね」
KO「展示会は、いつも行ってるね」
智「ね、ね、そうそうそう」
伸「展示会、そうだね、展示会」
KO「いつもね、いつも」
伸「やっぱね、ナンかその、大箱がさ、あんまりなくなってきたっていうのと、ま、コロナもあったし、イベントがちょっと減ったっていうか」
KO「やっちゃいけないのと、うん」
智「なるほど」
伸「大きかったかもね」
智「確かに。そういう時間も、そっか、そういう影響もある」
KO「音楽の過渡期もあって」
智「うん」
KO「こういう音楽が合ってるとか、そういうのもね、みんな色々違ってくるだろうし」
智「なるほど」
KO「ね」。
伸「うん、うん、あるね」
KO「伸ちゃんとかだって、今、今ナニ、どういう音楽がアツいとか、うん、そういうのとか出てくるでしょ」
伸「オレ、ナンでも聞くよ」
KO「ナンでも(笑)」
伸「結構」
智「うん、そんなイメージがある」
伸「最新の、うん、ラップとかも子供から聞かされ」、
智「はいはいはい、今、韓国系だったりとかね、聴くだろうし」
伸「聴く、聴くし、あと、個人的にね、FRED AGAINっていうイギリスのアーティストがいて、それが結構エレクトリック」
智「へ~」
伸「スゴい面白くて、面白いっていうか、ナンか、ナンだろうな、イギリスっぽくて面白くて」
KO「あぁ」
智「ふーん」
KO「イギリスはちょっと、ナンか、ちょっとオシャレっぽいっていうか、色々ありながらの」
伸「ダンスミュージックなんだけど、面白いね。だから、そういう新しいアーティスト、結構聞くね」
智「なるほど」
伸「古いのも、もちろん聴くけど」
智「へ~、サブスクとかで?iTuneとかで」
伸「うん、そう。でもSNSで、フッと入ってきて、ナンだこれ?っていうのが、結構多いかも」
智「なるほど」
KO「結構、じゃあアンテナ、錆びてないですね」
伸「(笑)」
KO「いつも張ってる(笑)」、
智「そっか。今、情報量もすごいでしょうからね」
伸「そう、ナンか勝手に入ってきて、ナンか拾えるみたいな、あるかな」
智「確かに。僕も最近SNSでポっと入ってきた、えーと、アレ、ドコだろうな、ボストンのバンドで」
KO「お、ボストン」
智「そう、えーとね、Dalton & the Sheriffsっていうバンドで」
KO「Sheriffs(笑)」
智「いや、ナンかね、いなたいっていうかね」
伸「名前からして、いなたそう」
智「そう。だけど、僕と多分同じ年か、ぐらいの、ま、ちょっとこう、ファット目の人がボーカルギターで、めちゃくちゃ、カッコいいと思って、 その、この時代にこんな音楽やってんだと思ってyoutube見たら、再生回数が347回ぐらい」
KO「(笑)」
伸「(笑)」。
智「(笑)」
KO「けど、やっぱりね」
智「でも再生回数」
伸「逆にいうと、探し当てた感」
智「そう、そうなんですよ、見つけちゃったって思ったんすよ。めちゃくちゃカッコいいです」
伸「スゴいね、300回ね」
智「そうなんですよ」
KO「そういうので、長瀬くんが紹介して、逆にアメリカで売れてないけど、こっちで超売れるとかもあるかもしれないね」
智「確かに、そうっすね」
KO「だって、クイーンとかだって、昔、イギリスで売れてなかったけど、日本で売れて」
智「うん」
KO「で、海外でまだ売れ出したって話もあったりするから」
伸「確かにあるよね、そういうこと」
KO「ね、ね」
智「へ~、確かにそうっすね。そういう場として、やっぱりラジオとかはいいっすね、確かに」
KO「面白いの見つけたから、みんな聴いてよとか」
智「うんうんうん。確かに確かに、そうだ」
KO「ナイトクラブとかもそういうとこあって、やっぱチョー、僕も、いまだに新譜聴いてるから、そん中で、例えば月に3000曲ぐらいから5000曲ぐらい聴いてて」
伸「(笑)」
智「(笑)それはもう、覚えてらんないですよ」
KO「そん中で、かけれる曲は50曲ぐらいで」
伸「Beatport?」
KO「Beatportとかで。あとはプロモーションコピーっていうか、サンプル版で送ってくるから、その中で、かけれる曲が50曲ぐらいで、それを、ただかけるんだけど、それで、まだみんな知らない曲とか多いじゃないですか。けど、かけることによって流行ってくと嬉しいし」
智「へ~、そっか、そういうところから、結局、ね、その、名曲みたいな感じ」
KO「広がって」
智「広がっていく」
伸「でも、Beatportでさ、ちょろっと聞くじゃん、ちょろっと聞くじゃん、飛ばすじゃん、みたいな。昔で言うさ」
KO「あぁ、針でポン」
伸「レコード、こうやって聴くじゃん。アレと一緒?」
KO「一緒、一緒」
伸「一緒だ」
KO「うん。だから、ホントに、DJ聴きっていうんだけど、ホントは、1曲が5分とかね、8分とかの曲あんだけど、トントントンって、いいところを聴いて、んで、 うんと、イイところっていうか、ポっとその辺を1分も聴かなくても、その曲の内容解っちゃう、みたいな」
智「へ~!」
伸「解る、それ解る」
KO「そうそう、そうそうそう」
智「あ、ちょっとその曲、触れるだけで」
伸「うん、イントロでピンとくるか」
KO「そう、そうね」
智「へ~」
KO「で、リズムのあるところと、サビのところとか、そういうところを、ポンポンって聴いたら、もう10秒ぐらいで、その曲はいいか悪いか分かるから」
智「へ~、そうなんっすね」
KO「それで、それをゲット、使うとかって言って、けど、たまに途中で、ものすごいカッコ悪いフレーズが入ってんだけど」
智「(笑)」
伸「あぁ」
KO「それを飛ばしてて」
智「あぁ、なるほど」
KO「でも、今日これ、チョーかっこいい曲をかけようと思ってかけたら、最後の方に、スゴいかっこ悪いのが入ってきて」
智「へ~」
KO「えー!みたいな」
智「じゃ、基本、ループシュー(?)的な」
KO「そうそう、な感じで聴いて」
智「なるほど、そうか、そうか」
伸「昔と違って、全曲聴いて、ヨシ!と思ってかけないで」
KO「そうね」
伸「本番でかける」
KO「ぶっつけ」
智「あぁ、そうなんだ~」
KO「その5分の曲を55分聴いてたら、全部を、かきれないっていうか」
智「そっか、そっか、そっか」
KO「そう。なので、本番は、その日に1番、ま、ナンていうの、新しい曲をかけたいから、ガンガンかけてくと、けど、その曲はどういう曲だ、雰囲気はできるんだろうっていう、頭の中あって、うん、だからこそ、これを使おうみたいな」
智「そっか、今みたいに、あの、DTM、マーカー引いて、こっからここまでをループしてくれっていう機能はない、かった時代ですもんね。そっか」
KO「うん。で、今もその、曲を聴いて、全部フルレングス聴いてないんですよ」
伸「なるほど」
KO「 うん。データにしても、ポンポンポンって聴いて、10秒ぐらいしか聴いてないのに、そこの、iTuneじゃないけど、そういうところな、Apple Musicのところに、コメントを書く機能があるから、ココで黒いリズムにフレーズがナンだカンだとか、書いといて、その文字を情報に、自分でかけるから」
伸「マジで!?」
智「はいはいはい、なるほどね」
KO「なので、その文字で、あ、こういう感じの曲、こういうことだったよなって、パって思い出して、ココにかけたら、ちょうどピッタリだと思ったら、全然違う曲だったって」
智「(笑)」
KO「そういう事もありましたね」
智「一応タイトルあるんすね」
KO「うんうん。昔は超ムカついて、うわ、オレ、えらいこと失敗しちゃったと思うんだけど、最近ちょっとその、それを、失敗した曲をかけることによって、あの、流れが変わるから、その流れが変わったことによって、違う方の流れにいけるから」
伸「ん~」
KO「うん、そのかわし方も上手くなったから」
智「あぁ、なるほど」
伸「ま、自分っぽくない方に、いけたりとかね」
KO「そういうのが、逆に面白いっていうか」
智「なるほど」
KO「真面目な事、言ってますね」
智「いやいやいや、でもナンかほら、そこってナンか、クリエイトというか、LIVEの精神じゃないっすか」
KO「うんうん」
智「だからまた、クリエイトとかはね、あの音とこの音を混ぜて作るとか、そっか」
KO「だからLIVEで、みんな知らない曲かもしんないけど、やってみたらスゲー盛り上がっちゃって、これ次どうしようみたいなところじゃないですか」
智「あぁ」
伸「うーん」
KO「ね」
伸「パターンってあるよね」
智「確かに」
伸「洋服でも結構あるんだけど」
智「あぁ、そっかぁ」
伸「これは売れないだろうなっていうの出しても売れたりとか、例えば、コレZettaiみんな好きと思って出しても全然売れなかった」
KO「うんうん」
智「ね~」
伸「そういう現象はあるよね、ナンか」
智「ナンなんっすかね、不思議っすよね」
KO「媚びたりすると微妙かも知れない」
伸「そうだね、それ全てにおいてそうかもね」
智「確かに」
KO「狙いすぎると」
伸「だね」
智「思いっきりやってた方が、ついてくるね」
KO「好きなことを、だから、ネイバーとか、皆さん、その辺の洋服屋さんって好きなことやってるじゃないですか。別にこれ売れようと思って、いや、もちろん売れなきゃいけないんだけど、けど、そういう感じがしないから、狙って作ってなくて、好きでみんな着てる、着たいものを作ってるっていうか」
伸「そうね、ま、それね、1番理想的だよね、そこはね」
智「うん、なるほどね」
KO「だから、ちょうど、その、いつも、CHALLERNGERなり、Neighborhoodのね、展示会行くと、やっぱそういうとこで、あ、この辺って言ってた、あと、ちゃんと今の形に実はなってるみたいな、同じカーゴパンツの太さがあったりとか、 うん、そういうのも、おぉ、とかって言って」
智「確かに10年前のパターンって(笑)、結構、ね、細かったりね」
伸「ビックリする」
智「確かに」
KO「うん、もうサイズ感も全然変わっちゃってるしね」
伸「袖とか、ピチピチ細いし。ここはね、もうトレンドの移り変わり。また小さい時は来るだろうし、ナンだけど、だから、そう、作りたいもの作るもあるんだけど、お客さんがどういうもの欲しいのかなって思うのも、もちろんすごく必要だから」
智「だから結構、KOさんなんて、DJだから、お客さんの様子を見る、LIVEでね。だけど、そのナンだろ、中には、マイクで、その、DJで音楽をかけるだけでなく、マイクを握って、MC」
伸「(笑)それ、自分(笑)自分で所」
智「(笑)っていう」
伸「自分でしょ」
智「DJもいる」
KO「います、うん」
智「ワケじゃないですか」
KO「次はゴキゲンナンバーを、みたいな。それはもう、古いDJですけど(笑)」
智「とか、ちょっと、ほら、レゲみたいなとかって盛り上げながらやったりして」
KO「あぁ」
伸「その、そのスタイルだからね」
智「そう。ナンか、そういう方には全く、逃げない侍感を感じてるんっすけどね(笑)」
KO「この声はどうしようもないと思うので」
智「いやいや、そんなことないと思うけど」
KO「あとひたすら」
伸「でもさ、DJ始めたばっかってさ、喋る人いたよね」
KO「いた。いた」
智「え?」
KO「結構いた」
伸「80年代」
智「え、その、Ladies & Gentlemen!みたいな人が」
伸「いやいや、次の曲は~って」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「紹介するヤツ」
智「へ~」
伸「いや結構、その時代、あったよね」
KO「それで反発で全く自分たち喋らないみたいな。DJだから喋るの上手でしょっていう感じに思われてるけど」
智「あぁ、なるほど」
KO「自分たち、一切喋んないので」
智「なるほど。そこはちょっと不親切な」
KO「で、マイクを向けられた途端に、えっとぉ、みたいな感じになっちゃう」
智「(笑)そういう時代だったんですか」
伸「いやいや、80年代前半だと大体そうだよね」
KO「赤坂さんみたいな人がいて」
伸「そうそうそう」
KO「クリスペプラーさんみたいな人とか、ちゃんと喋れるじゃないですか」
智「あぁ、今日のDJは誰誰で~、みたいな」
KO「そうそう」
智「あぁ、そうなんだ~」
KO「そんなこと言えないですもんね」
伸「喋んないスタイルって、その後だよね」
智「あぁ、そうなんすね、あ、それはちょっと初めて知ったかも」
KO「だから、もう、だからあんまり媚びないっていうか、そのあとヒット曲どんどんかけたらチャラいみたいな感じの雰囲気出てきちゃったから」
伸「そうだね。反発っていうか、反対行くみたいな」
智「でもディスコまで行かない時代ですよね」
KO「ディスコまで行かない。その後ぐらいっすね」
智「ディスコの後ぐらいにそういうのがあったんっすね」
KO「あと、ディスコはディスコで、六本木で流行ってたんだけど、その反対側で」
伸「そう」
KO「オレたちは誰も知らない」
伸「ディスコカルチャーの、もう、ホント、反対にみんな来たそうだったから」
智「えー、そうだったんすか、へ~」
KO「クラブでパーティーだ、イエイみたいな感じで、パリピだみたいな感じの 感じのが、もうずっと、割とどっかでもあるじゃないですか。そことは違うところ行きたいから」
智「へー、そうなんすか」
KO「うん。みんな潜るんですよ、アンダーグラウンドの方に」
智「へ~、でもナンか、その当時、ナンとなくGOLDとかね、ナンかそういうイメージがあるから」
KO「そういうとこも、みんながかかってない曲をかけるみたいだけど、クラブシーンが盛り上がってたので、そのアンダークランドクラブシーンが。だから」
伸「そうだね」
智「へ~」
KO「だから逆に自分たちが流行らせたりしてたから」
智「なるほど」
KO「その謎の曲を」
智「でも、確かに当時やっぱり、サイケっぽいテクノが多かったから、それが流行ってたのは、そういう事だったっすね」
伸「もう、その時代、時代で、やっぱあったよね、いろいろね」

FRED AGAIN..,JIM LEGXACY JOZZY DONALD『TEN』

... to be continued
KO「81.3 J-Wave TOKYO M.A.A.D SPIN 今日もまた木村コウと」
智「長瀬智也がお送りします。さ、今日はですね、初のゲストかも知れない」
KO「そうですね」
智「ね。もう…」
KO「あ、原宿のKがいたじゃん(笑)」
智「あ、そうか!原宿のK、アレ、なかった、アレはもう、闇(笑)」
KO「(笑)」
智「我々の汚点じゃないですか、アレはもう」
KO「(笑)」
智「あの人を迎えたっていうのは。そう、原宿のKの次に相応しいと思わないんですけども(笑)」
KO「原宿から、もうFixerじゃないですね、重鎮の」
智「ね、まぁ僕もKOさんも付き合いが長い方ですけれども、もう、二人で喋ってもナンなんで、ご紹介しましょうかね。Neighborhoodの滝沢伸介さんです」
伸「こんにちは」
智「よろしくお願いします」
KO「今日はよろしくお願いします」
伸「よろしくお願いします」
KO「出張、土曜日から金曜日、ありがとうございます」
伸「別枠で僕はやらさせていただいてるんですけど」
智「そうだ、ね」
KO「だから今日はちょっと軽い感じに」
伸「ね」
KO「ちゃんと自分が」
伸「うんうん」
KO「ナビゲーターでいらっしゃる」
伸「いや、もう気軽に」
KO「(笑)」
智「(笑)いや、ナンかね、あの、我々も是非、滝沢さんの番組に遊びに行きたいですけどね」
伸「来てよ、来てよ」
智「ね、ね、ね。え、(高木)完さんとはご一緒じゃなくて、別でやってるんですね」
伸「そう。完さんの番組の中でNEIGHBORHOOD RADIOっていうのをやらせてもらいまして」
智「ん~なるほど、なるほど」
伸「30分間。完ちゃんが毎回出るワケで」
智「なるほど、そう」
KO「この間、眞野くんが出てたりとか」
智「あ、そっか」
伸「(笑)前回ね」
智「(前原)完治くんと」
伸「眞野くんと完治と出てもらって、もう放送ギリギリ回」
KO「ギリギリ回(笑)」
智「いやいやいや、でもファンは喜んだんじゃないですか」
伸「ピ-入って」
KO「そのくらいの方が、この番組、M.A.A.D SPINは」
伸「面白かった、面白かったですよ」
智「確かに。でも、ま、僕も実際このJ-WaveのこのラジオでKOさんと、こういう風にナンつーんだろうな、公の場で話すって初めてだったし、ま、滝沢さんもね、そう考えたら」
伸「そうだね」
智「ま、雑誌のインタビューとかは、あったりしましたよね」
伸「対談とかあるけど、ま、初めてだよね」
智「ね、ね。そもそも僕とKOさんが知り合ったきっかけも滝沢さんだったんだよね」
伸「そうだよね、そうそう」
KO「伸ちゃんの、ナックルヘッドを」
伸「ナックルヘッドおじさんがいるよって」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「そうなんですよ。それで、ま、駒沢公園とかね」
伸「そうですよ」
KO「そう、HOTROD SHOWで会って」
智「うん、そう」
KO「それで、その後、じゃあ、直そうかって、駒沢公園で直してみたいな」
智「ね」
伸「そうそうそう。ナックルヘッドだったら、もうこの人に訊いた方がいいよっていうね」
智「そうっすね。いやいや、でも僕はもうやっぱりこうね、昔からお二人のことは知ってたんでね、やっぱナンかすごく、ナンだろうな、もう付き合いも長いですし」
伸「長~いよね」
KO「(笑)」
智「そう、だって家が近かったワケじゃないですか、昔」
KO「そう。同じマンションだった」
伸「多分ね」
智「同じマンションでしょ⁉(笑)」
伸「多分、ほぼ40年ぐらい」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「恐ろしいよね」
KO「そうそう、僕はまだ、高校生だった時にもう会ってるもんね」
伸「いや、KOくん、うん、ま、ま、ヘンな意味じゃない、すっげー美少年で」
KO「(笑)」
智「いやいやいやもう、僕も写真見せてもらう事ありますよ、昔の」
伸「マジ、美少年で」
智「うん」
伸「初めて会った時、友達んちに泊まりに来てて、急にスクラッチ、キューっと始めて」
智「へ~~」
KO「(笑)」
伸「やっべー!チョー、スクラッチ、上手ぇ~って」
智「19とか二十歳ぐらいっすか?」
KO「えーと、もう、10代だった」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「多分、18とかそのぐらいだったね」
智「へ~」
KO「カフェ・ド・フリ・・・」
伸「スクラッチとか、そういうのがちょっと流行ってたんだけど、実際出来る人、あんま居なかったワケ」
智「あぁ、その時代ね」
伸「もう、ホント、商売でやってる人とか」
智「確かに、確かに」
伸「いや、その若さで岐阜から出てきて」
KO「(笑)」
智「へ~」
伸「美少年で、スクラッチが上手いってったら」
KO「(笑)」
智「そりゃあ、モテますよね」
KO「いやいやいや」
伸「ホント」
智「だって、当時まだ、ね、DJの走りでしょうから」
KO「ま、ま、ヒロシくんとかは、で、伸ちゃんとかは、ピカソでやってなかった?」
伸「そうだね、DJね」
智「へ~」
伸「そうそうそう」
智「そうだったんっすね」
伸「そう」
智「だけど、結局その、ナンて言うんだろう、ま、その、ナンだろ、KOさんはほら、段々、本質の方にいくワケじゃないっすか」
KO「本気のDJの方になっちゃったね」
智「そう。だけど、ナンだろ、みんながみんな、そうなったワケじゃないっていうところがスゴい」
KO「みんな、原点は洋服で、音楽も好き、洋服と音楽、好きみたいな感じですね」
伸「そうだね」
智「じゃあ、当時、ナンか、好きな音楽が重なったりしてたんですか、その、ジャンル」
KO「DJ仲間はみんな近い、ね」
伸「そう。でも一時期、一緒にDJとかやってたもんね」
智「へ~」
KO「そう、カフェ・ド・フリッツっていう」
伸「そう、レギュラーでね」
KO「80年代に 初台に、あ、あの、HUFFがあるとこの近く」
智「あぁ」
KO「あそこで、そこに、スケボーのランプがあった」
智「へ~」
KO「とこあって、カフェがあって、DJバーがあって、 そこで僕と伸ちゃんが、僕、初めて東京でレギュラーを持ったのは伸ちゃんと二人だった」
智「へ~!!面白い」
伸「そこがだから、スケボーランプがあって、みんなスケーターがきてDJするみたいな」
KO「そうね」
智「へ~!カッコいい店っすね~」
伸「そこに、すっげー小っちゃい子のYOPPIとか来てた」
KO「みんなもう、150㎝ぐらいしかないから」
智「まだ」
KO「まだ中坊」
智「子供?」
KO「じゃないかな」
伸「クラブとか来ちゃいけない年齢だった」
智「だって、あの、池尻だか三宿の方に、ナンか、それこそ地下のクラブみたいなところで」
KO「あ、GIG?」
伸「いや、えーとね」
智「ナンか、スケートが出来る、Los Angels?」
KO「Los Angelsだね」
伸「あった」
智「ですよね?」
KO「その、その前で、それはそんな、カフェでフリッツってのは」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「もう、だいぶ、だいぶ」
智「それは原宿だったんっすか?」
KO「うん。で、WTAPSの徹くんとかもまだ高校生で、うん、あれ。高校まだ1年生とかじゃない」
智「へ~」
伸「そうだね」
智「16歳、7歳」
伸「今の、そのスケーターのみんながもうほんとに子供で」
智「うんうん、YOPPIさんとか」
伸「そこでDJやって」
智「徹さんとか」
KO「みんなチョー小っちゃくて、可愛いねって、YOPPIとか、両方とも超デカくなっちゃって(笑)」
智「へ~、ナンか素敵な話、そういうの」
KO「誰も洋服屋さんになるとか思ってなかったもんね。みんな洋服大好きだったけど」
智「そっか、僕が物心ついた時も、YOPPIさんはHECTICとか、だったから。その時のね、子供だったっていう姿も、ホント、写真とか二人の話でしか感じれないから」
伸「いや、でも、スケボーはYOPPI、そん時憶えてるけど、スゲー、やっぱ上手くて」
智「あぁ、やっぱ、そうだったんっすね。やっぱ、ね、まだそこまで人口がないのに、その時に突き詰めてた人たちがね、KOさんで言ったらね、DJでスクラッチが上手かったってことですよね」
KO「そこでもう、YOPPIたちみんな、スケボーカルチャーをいっぱい持ってきてたし」
智「あぁ」
伸「アレ、何年ぐらいだっけ?80…」
智「80年代!?」
KO「80年」
智「80年代!!」
KO「88年とか7年とか」
智「まだ、ファミコンとかの時代じゃないっすか!」
伸「そのぐらいだよね」
智「マジっすか!」
伸「多分」
智「あぁ、そうか~、そうっすよね」
KO「日本のスケートカルチャーもまだ始まったばっかりみたいな」
伸「そうだね」
智「そうかぁ」
伸「多分ね」
智「僕が生まれて初めて原宿のムラサキスポーツに行ったぐらいの時ですね、昭和61、2年とか」
KO「その時、YOPPIも多分、ムラサキスポーツのスポンサーついて」
智「そうっすよね」
KO「やってたんじゃないですか」
智「ねぇ」
伸「そうそうそう」
智「いや、スゴい、そう考えると。そんでね、のちに僕が滝沢さんから、チョッパーを」
KO「買って」
智「譲り受け、で、KOさんに出会う」
KO「面白いですね」
伸「面白い」
智「ホント、面白い」
KO「ナンかこういう趣味があったから繋がった感じがしますよね」
智「ね~、ホントに」
伸「うん」
KO「趣味やって、趣味をしてないと始まらない」
智「そうっすよね。まさにね、お二人も当時、その、DJとか。え、で、バイクもその時にはまだ乗ってなくって」
KO「伸ちゃんはハーレーを買ってて」
伸「あぁ、そうかもね」
KO「シャベルのFLHみたいな」
伸「FLH」
KO「アレ、80年ぐらい?」
伸「だったかもね、ギリギリね」
智「HOTDOCで」
伸「いや、ただ買って」
智「あ、そうだったんだ」
伸「ただ、人から買って、シャベルFLH80年。80万」
智「80万!?安い!」
KO「(笑)」
智「80万!」
伸「80万」
智「うーわ」
伸「いや、でもね、当時、FLが80万で大体相場ね。ローライダーが60万…」
智「もっと安かったんっすか⁉」
伸「うん」
智「へ~!」
伸「FLAの方が高かった」
智「そうなんっすね~」
伸「そう」
智「FXの方が高い」
KO「WLAとかね、アジアの方でスゴい安くなかった?」
伸「WLAはね、当時」
智「そうなんだ~」
伸「知り合いがフィリピンに住んでて、送ってくれたりして、15万ぐらいでWLA」
KO「(笑)」
智「スクーターじゃないっすか、もう」
伸「WLA結構送ってもらって」
智「へ~!」
伸「すっげー安いじゃんと思って買うじゃん」
智「うんうん」
伸「エンジンのボルト全部見ると、木ねじのプラスが入ってて」
智・KO「(大爆笑)」
智「大丈夫なんっすね。あ、そっか~、逆に」
伸「全部、プラスじゃーん」
KO「(笑)」
智「へ~」
KO「ラジオ、聴いて頂いてる人は、その昔の、その1940年代とか30年代のバイクはまだ、プラスのドライバーの概念がなかった」
智「マイナスだった」
KO「ネジ穴って、マイナスだった」
智「なるほど」
KO「で、48年とか、そのぐらいからハーレーは、50年ぐらいかな?ぐらいからプラスが入ってきた。だからその前はマイナスだったので」
伸「ちょっと衝撃だったもん」
智「なるほど、確かに。旧車の世界でいうと、プラスのドライバーはちょっと違和感に見えます」
KO「そうそう」
伸「違和感だし、木ネジ入ってたから」
智「(笑)」
KO「そう、木ネジ」
伸「尖ってるヤツ」
智「大丈夫か?っつって」
KO「ムリヤリ、もう、ナンか、アジアの力で直したって感じだよね(笑)」
智「そのぐらいの緩さがないと多分ダメなんっすね」
伸「ま、ま、値段も値段だしね」
智「そんな時代だったんっすね」
KO「で、あの、伸ちゃんがえーと、あん時は6階?」
伸「どこ?」
KO「目黒ハイツ」
伸「目黒ハイツね」
智「おぉ~、同じマンションだった時ね」
KO「僕は9階に」
伸「9階」
KO「伸ちゃんの紹介で入って」
智「その年頃で、そんな家近かったらもう、寝ずに遊ぶじゃないですか」
KO「そうそう。だからあの」
智「ね」
KO「そこに来ると、どっちかいるから、C.Eやってる、スケートシングくん、徹くんとか、さっき言ったマスターピースの麻原くんとかは、そういう人たちがみんな普通にただ遊びに来てやった」
智「へ~、ナンか素敵」
KO「いつも毎日行ってて」
智「それこそみんなで家に集まってファミコンみたいなこと、TVゲームとか」
伸「で、そん時に藤原ヒロシくんは近くで、たまに来たりして」
智「へ~!」
伸「僕も行ったりしてるんですね」
智「あぁ、そうなんだ~、可愛いっすね、ナンか」
KO「やたらもう、その辺で、近くで、意外にね」
伸「そう、スケボーでね、プッシュで来てくれた」
智「へ~、素敵。え、その頃って、ハーレーの現行はEVOとか」
KO「EVOになってかな」
伸「EVOはね、出始め、ちょうど」
KO「84年」
智「4速」
KO「違う、違う。94年だから、違う、84年か」
伸「ソフテールが出ましたね」
KO「そう」
智「あぁ、じゃあもう、まさに80年半ばぐらい。うわ、そうか」
KO「だから、あの、この番組、出て頂くことがあるんですが、イズミさんって人がHOT BIKEって雑誌に」【ドスドスしてるのは智也??】
智「出たんっすか⁉イズミさん!!」
伸「出たの??」
KO「出たの」
伸「出たの!」
智「大丈夫なんだ(笑)イズミさん…」
KO「出て、ずっとピーって言ってましたけど」
伸「ヤバいよね」
智「ナンか、声だけでもピー入りそうな」
KO「そうそう」
智「え、そうなんだ~」
KO「その時に」
伸「マジで」
KO「イズミさんが」
智「聴きたいな~」
KO「HOT BIKEにEVOなんて、ナンか、言っちゃって」
智「(笑)そんな事、言っちゃダメでしょ」
KO「HOT BIKEに書いちゃった」
伸「今、ピー入ったよね」
智「(笑)ドカーンっす」
KO「そういう感じで書いちゃって、大顰蹙買ってた時代ですね」
智「いや、でも、そうなんですよ。でも、もう嘘つけない先輩も先輩で、ちょっとかわいいなって思う」
KO「(笑)」
智「いいじゃないっすか、うん、ナンか、そういう人もカッコいいっすよね」
KO「ヒドイ人です、みたいだけど、面白い(笑)」
智「いやいや、そうそう。愛がありますよ」
KO「ね、ね」
伸「その、目黒ハイツじゃん。で、ガレージなかったからさ、そこの川沿いの、今、スゴい」
智「川沿いなんてありましたっけ?」
KO「そうそう、あの目黒川」
智「あー!はいはい」
KO「桜が咲いてる」
智「そうね、はいはい、うん」
伸「その頃さ、全然人いなかったよね」
KO「そうそうそう。そこの、その橋の上で」
伸「そう、橋の上で」
KO「伸ちゃんがバイク直したりとかして」
伸「バイク置いて、ガレージ無いから」
智「あの、LIFEの裏辺りって事ですか?」
KO「えーと、もっともっとコッチ側の、あの川なんですけど」
智「あの、文化浴泉のとこ?」
KO「えーとね」
智「銭湯あるでしょ?文化浴泉」
KO「けど、もっとね」
伸「銭湯あったっけ?」
KO「ドンキの方」
智「あ~!なるほど」
KO「そう、そう、そう」
智「じゃあ、山手通り超えるっすね」
KO「そう」
智「あぁ、なるほど、なるほど」
伸「ドンキより更に陸橋寄り」
KO「そうそう」
智「あぁ」
伸「今もあんだけど、それ」
智「はいはい」
KO「あの池の前の」
智「じゃ、あれだ、バックドロップのギャロップがあった」
KO「ギャロップって」
伸「そう、そう」
智「ね。木材とか」
伸「それ、の」
智「並び」
伸「もう、並び」
智「あ~。あそこでバイクをメンテナンスしてて、あそこに目黒ハイツがあって」
KO「そうそう、目黒ハイツがあって、今もあると思う」
智「あぁそうなんすね」
KO「それで、ナンか、昔はホントに団地で、グループサウンズの、当時はタイガースの宿舎だったりとか」
伸「うん」
智「へ~」
伸「アレだよ、オリンピックの」
KO「うん。あと、えーと、あと、チャック・ウィルソンとか、そういう人が(笑)」
伸「チャック・ウィルソン、いたね」
KO「住んでたりして」
智「へ~、そうなんだ~」
KO「そういう、昔、80年代にテレビでよく出てきた外国人の人が」
伸「やべー、いたね~」
KO「住んでたりして」
智「そっか。あの辺もだって、高級、上の方は高級住宅街」
KO「けど」
伸「いや、でも、完全にね、団地だよ」
KO「そう」
智「あぁ、そうなんだ~」
伸「造りは」
KO「そう、みんな」
智「へ~」
KO「僕の友達はブルックリンハイツって呼んでて(笑)」
智「(笑)」
伸「ホント、ホント」
KO「ブルックリンの団地みたいので(笑)」
伸「ヤバいよね」
智「それ何年ぐらい続いたんですか。そこでの生活」
KO「そこ、結構ね、結構。僕、10年はないか、そのくらい住んだと思う」
伸「KOくん、まあまあ、いたよね、そのあとね、オレ、そのあと、ドコだ?恵比寿行った」
智「そうなんっすね」
伸「そう」
智「へ~」
KO「で、そこで、伸ちゃんが、いつもそこのマンションの、コンセント、下のコンセント使って、サンダーとか勝手に使って、ギャーとかやってるから」
智「むちゃくちゃっすね。ま、でも」
KO「マフラーとか着てて」
伸「でさ、光輪でさ、マフラー」
KO「光輪って、上野のバイク屋さんね」
伸「そのまま絶対つかないから」
KO「そうね」
智「加工して」
伸「Sパイプじゃなきゃいけないのに、普通のパイプ買ってきて、ヤベー、入んねー」
KO「(笑)」
智「なるほど、なるほど」
伸「しょうがないから、石拾ってきて、石で潰して」
【バチバチ音がしてるのは智也がどっか叩いてる!?】
伸「(笑)目黒ハイツの下で、オレ、石で潰してて」
KO「上に住んでる人にお前は、ピーか!みたいこと言われたりとかして」
智「えー素敵」
KO「そういう感じの」
智「そうだったんだ~」
KO「あと、家帰ってきたら、変な、あ、コレも言っちゃっていいのかな。もう、もう何十年前の話だよね。家に帰ってきたら、そしたら、エレベーターホールが、いろんなところで、青色の変な玉が、あの(笑)」
智「青色の玉?」
KO「ナンか、青い玉のヤツが、そしたら、多分、伸ちゃんの友達じゃないの?あの、アレやってて、あの、サバイバルゲーム」
智「(笑)」
KO「これは僕はやってないよ、みたいな」
伸「誰だ」
KO「伸ちゃんたちもやったのかな」
伸「誰か、やってたよね」
智「西郷山公園とかで」
伸「やってたよね。それはやってた。藤原ヒロシくんとかやってた」
KO「レーザーの」
伸「スケシンとか」
智「遊ぶ場所がスゲーなぁ」
伸「うん。でも、なんかね、そう、おおらかな時代だったよね」
KO「自由」
智「確かに。だし、その辺はまだ、池尻とかまだそんな栄えてない時代でしたもんね。ちょっと下町っぽい感じ。へ~」
KO「そういうとこでみんな遊んでて。みんな、ヒロシくんとかはやっぱ繋がってて」
伸「うん、そうだね」
智「でも、その中でも、なんかこう、一緒にいる時間が長くなる人、そう、いるじゃないですか。っていうのは、お二人は」
KO「ヒロシくんは年上だったから」
智「あぁ、なるほど」
KO「ちょっとお世話になる感じで」
智「お兄さんだったんすね」
KO「うん。で、僕は伸ちゃんとか同じマンションに住んでたし、特に伸ちゃんの、ほら、ナンか、なんか面白いものあるから」
伸「いや、でもね、KOくんちは、大体、漫画本があるじゃん。ゲームがあんじゃん」
KO「ラジコンカーもあったよね」
伸「もちろん、DJのもあるから、結構みんなね」
智「あぁ、そっか。遊び行ったら面白い、みたいな」
伸「それで集まってたりとかして」
智「へ~」
KO「伸ちゃんはアレで、ペットがスゴかったから」
伸「そう。そこの時はね、結構飼ってたね」
智「あぁ。今も飼われてるからね。あ、じゃ、昔から結構ペット、動物は好きで?」
伸「そう。あの建物、まだあんの、すごくない」
KO「まだある」
智「目黒ハイツ」

BEASTIE BOYS『CH CHECK IT OUT』

KO「さすがにトンカツ屋とかいうのは、みんななくなって」
伸「いや、なくなったね」
智「あぁ、そうなんだ。え、山手通り沿い?」
KO「山手通り沿い」
智「あ~、なんか、解るかも」
KO「目黒川と山手通りがぶつかるとこ」
智「あの、ムッシュ…」
KO「ムッシュヨースケの反、隣のビル」
智「ね、ね、そうっすよね」
KO「デッカイ」
智「そうそうそう、うん、解ります、解ります」
KO「そこでの、みんな、ヘンな人が遊びに来てて」
智「へえ」
KO「スケシンとか、あ、伸ちゃんとこ行ってんの、って言って、入り口で会うから、ただ、いや、トイレに来た(笑)とかって言って、勝手にトイレ使うだけでいたりとか」
智「いや、ナンかこうね、そう、僕はそういうのね、ナンとなく、こう、ナンだろう、大人になってからね、本人からこうやって話を聞いて、ね、こうやって、今ナンとなく想像ができてるんですけど、 やっぱそん時に、ナンだろう、その、スケートとか、流行ってたものとか、ファッションのこととかは、ナンとなく、こう、話しての想像してたんですけど、 やっぱその、真剣な話とかってZettaiする場面ってありそうじゃないですか。例えば夢を語るみたいな、ナンか」
伸「あ~」
KO「(笑)ないかも」
智「あ、そう、無いんだ?」
伸「全くない」
智「え~、そうなんだぁ!」
KO「コレ、ヤバくない⁉とかって言って」
智「おぉ」
伸「(笑)」
KO「スケシンがその、BEASTIE BOYSのビデオ持ってきて、この靴、靴!てAdidasのキャンパスなんだよとか」
智「おぉ」
KO「その、エニグマを(笑)」
伸「いや、でも」
KO「エアウォークのエニグマとかをクマクマなんだったっけ?って言って、グリズリーとか(笑)」
智「(笑)」
KO「勝手にエニグマをクマってことで(笑)グリーズに名前変えて、今度グリズリーが濃いんだよって言って、ナンだろうと思ったら、エニグマのこととか」
智「エニグマ。なるほどね」
KO「(笑)」
智「可愛い。え、そうなんだ」
KO「もう、ナンか面白い事を」
伸「もうナンか、Zettai、オレ、コレになるんだとかさ、そう、ナンていうの、そういう話、全くないね」
智「へ~」
KO「そうだよね、基本趣味の話で」
智「そうなんっすね」
KO「伸ちゃんとこ行ったら、ペットの話したりとか」
伸「でも、みんな言わないんだけど、でも行動で示すっていうか」
智「なるほど。目的があるワケですね、ちゃんと」
伸「KOくんだったら、DJひたすらやるとか、彼だったら、グラフィックやるとか」
KO「伸ちゃんはその頃から絵描いたりしてたもんね」
伸「うん。だったから、あんま、ナンかになってやるみたいな、そういうのはないけど」
智「そうなんっすね」
伸「ただ行動で、みんなそれなりに」
智「スゴいわ、それ。じゃあ、やっぱ、お互いをちゃんとリスペクトしてたから、そういうことになってったんっすね」
KO「多分遊び友達っていうか」
伸「うん、ひたすら(笑)遊んでたよ」
智「いや~、そうかぁ」
KO「で、ね。みんな重なるとこあるけど、重ならないところもあるし」
智「ま、確かにね。ま、もちろん」
KO「みんな趣味だから」
智「ナンか、関係性が難しくなってしまう人も中にはいるかもしれないし、そうじゃない人もいるだろうし」
KO「伸ちゃんとか、もっと、だから、ひとみさんたちとかのとこで、ちょっと働いたりとかして。うん。なんか、そういうのでは、もっとファッションに近かったっていうか」
智「へ~、え、いや、ナンか、僕はすごい素敵だなと思うのは、そのね、KOさんは滝沢さんのことを伸ちゃんって呼んで、 滝沢さんはね、KOさんのことをKOくんって。コレ、昔っから、この呼び」
KO「そんな感じ」
伸「昔っからだよね」
智「へ~、ナンか、スゴい素敵っすね」
KO「初めてで、まだ高校生の時に伸ちゃん先に、もう専門学校生で行ってたので、うん、それでね」
伸「そうだよね、ちょうど僕の1年」
KO「1年」
伸「早く東京に来た」
智「あぁ、そうなんっすね。でも、それはもう、ナンていうんだろ、出会いキッカケって」
KO「出会うキッカケって、森くんっていう、うん、Natural Calamityってバンドやってる人が、うん、今もやってんのかなね、その森くんって人が、 藤原ヒロシくんの住んでるマンションの、また違う階に住んでて」
智「へ~」
KO「そこに僕は泊まってたので、そこでヒロシくんとかも、その上に行ったりして、泊めてもらった時に。それで、その時に今度は逆に僕の先輩の先輩っていうか、岐阜の先輩が、伸ちゃんと同じ学校に行ってて」
智「え、そうなんだ~」
KO「それで、伸ちゃん、田園調布にその時住んでたから」
智「あぁ、そうなんですね」
伸「スクラッチ、めちゃめちゃ上手いヤツがいる、来るからさって」
KO「(笑)」
智「え~」
伸「マジ?見たい、見たい」
智「へ~。で、その方の家で会って。で、歳も」
KO「同じ」
智「同じ」
KO「1コ上の」
智「1コ違いで」
KO「で、その辺でみんな、仲良く、知り合いになってって」
智「へ~~~」
KO「で、あとは、その、大川ひとみさんって、MILKのデザイナーの人が、うんうん、僕は岐阜に住んでる時に、あの、伸ちゃんと一緒に会ったワケ。桐島ローランドと」
智「あ!そうなんっすね」
KO「高木康行くんっていう」
伸「あぁ、そうだね」
KO「あの、カメラマンとか、みんなで その、名古屋に遊びに行こうっていう時に、うちの実家泊まるみたいな感じで来たので」
智「あぁ、なるほど、なるほど。そうか、岐阜が近いからね」
KO「そう」
智「へ~~、そうなんっすね」
KO「ナンかその辺で、ナンか面白く色々繋がってってみたいな」
智「いや、ナンかね、この3人でいるタイミングって別に、Neighborhoodの展示会とか、普通にある事けど、なかなかこういうこと聞けないんでね」
KO「うん」
伸「(笑)」
智「スゴく」
伸「いや、っていうか、だんだん話さないと思い出さないね」
智「(笑)」
KO「そうね(笑)」
伸「そうだったかも、とか」
智「いやいや、めちゃくちゃ嬉しいです、こういう話」
KO「そうやってそれでみんな楽しく遊んでて、だんだん、だんだん、いつの間にか、みんな洋服作り出したりとか」
智「そうか」
KO「僕は特に、DJも忙しくなったりとか、で、伸ちゃんはスケボーやんなかったもんね」
伸「スケボー、やらなかった」
智「あぁ」
KO「 うん、そういうのでは、あの、ここは違うけど、けど、その代わり、ペットで近いとか」
智「なるほど。でも、スケートはその下の、YOPPIさんとか徹さんがやってて」
KO「そうそう」
智「滝沢さんたちは、バイクとか。のめり込んでた」
伸「そうそう」
智「で、その頃に、ちょうど、GOROさんとこに行ったりとか」
伸「そう、そう」
智「へ~~~」
KO「僕もハーレー買う時に、だから、伸ちゃんのところに、ま、ま、1番初めに僕もシャベル買ったんですけど、25の時に。けど、 やっぱ、それから、FTRの前のFTR、オリジナルのダートラの方のFTR見て、ちょっと乗ってたりして」
伸「乗ってたね」うん。
KO「30ちょい前に、いや、本物の、その、旧車のスプリングフォークのバイクを買おうと思ったけど、伸ちゃんどう思う、みたいな感じで」
伸「(笑)あったね~」
智「それが41?」
KO「それが41」
智「へ~」
KO「そん時に出てきたのは」
智「そうなんですね。ってことは、もう20…3年ぐらい?
KO「うん、今の、今のヤツは、えーと、24年乗ってる」
智「ああ」
KO「あ、ちょ、間違えた。27年だ」
智「7年」
伸「いや、KOくん、いきなり買って、いきなりってか、まあまあ段階はあったけど、 もうその前からさ、プラモデルとかラジコンとか、自分で分解したり作ったりする。それに近い感じで」
智「なるほど」【ナンでヒソヒソ声?】
伸「ナンて言うの、スゴい、こう、吸収して」
智「あぁ」
KO「ヲタクだから」
智「そうか、メカ的にね。え、ちなみにその頃、41のナックルヘッドは、おいくら?」
KO「向こうで、けど、1万2000ドルとかじゃなかったかな」
智「え?ってことは、当時は」
KO「150万円ぐらいとか、もうちょっと高いか。そん時は100、まだ130円とか、そんぐらい」
智「ゼロ、今1個、 違いますね」
KO「で、日本は日本で、その、名古屋にとかに、スタハシス(?)ってとこあって、ナクルヘッドが220万とかだったから、それ高っけえとか思ってたけど」
智「なるほど。今となってはね、即買いの値段ですよね。へ~、で、その後に滝沢さんはナックルヘッド」
KO「伸ちゃんはその時はパン買ったの」
伸「オレは、パン乗ってましたね」
智「あの、白いやつかな」
KO「えーと、今、徹くん持ってる」
伸「徹が乗ってんのは、オレが最初に乗ってたショベル」
智「ショベル」
KO「リジットのショベル」
伸「そう」
智「へ~素敵」
KO「で、パンヘッド買って」
伸「ま、値段で言ったら、安かったよね。当たり前だけどね」
智「ま、ま、ま」
KO「けど、その、20何歳、20代前半に、うん、やっぱ、200万、300万で高ぇとか思うけど、今考えたら、スゴいね」
伸「スゴいよね」
智「え。で、お二人で、その、DJやった時に、音楽のクリエイトとかするんっすか」
KO「そんな時、ヒップホップとかハウスとか、その辺が色々みんな混ざって、自由にかけてたから、そん時にね」
智「あぁ」
伸「ナンかね、うん、でも、いい意味で、KOくんって、最初にナンか商業的なDJを意識し始めたDJかも」
智「おぉ!というと?」
伸「ナンかみんな割とさ、DJやるんだけど、もう趣味の延長みたいな」
智「あぁ」
伸「もちろんプロの人もいっぱいいたけど、 ただ、KOくんのスタイルが、ナンかね、スゴい、お客さんをちゃんと楽しませようとかさ」
智「なるほど、なるほど」
伸「スゴい商業的な、うん、いい意味でのね、そういう追求に結構途中から変わってた」
智「なるほど、ナンかその、自分の我が道を行くじゃなく」
伸「そうそうそう」
智「客をちゃんと見る、というかね」
KO「ジャンルを、ナンか、アレで、関係なく、日本人ならの、いいセンスで、みたいに。ヒロシくん、藤原ヒロシくんとか、そうじゃないですか」
智「あぁ、確かに」
KO「ナンか、いろんなね、昔のニューウェーブから、ファンクみたいなとか、そういうのがね、全部、ソウルとか、その、上手く混ぜてかけてくのと、この曲、いい曲でしょっていうのから、僕は、ニューヨークにとかに行き出すと、みんなもう、ただひたすら踊ってるみたいなのがあるから」
智「(笑)」
伸「そうです、そうです」
智「(笑)なるほど。汗だくでね」
KO「そういうの、ひたすら繰り返すリズムがカッコいいとか、そういうのを影響受けだしてって」
智「そっか、じゃあ、その頃の、音楽のクリエイトっつうのは、その、何かの曲と、何かの曲を、BPM合わせて、流すっていう」
KO「流すとかね」
智「なるほどね、そっか」
伸「しかもレコードだからね」
KO「そうそう」
智「そうっすよね、へ~。その音源とかっていうのは、今日、まさか(笑)」
KO「そういえば、伸ちゃん」
智「(笑)ね」
KO「カセットデッキ、カセットテープを持ってきてくれて」
智「今日カセットデッキ、ココにあるんですけど」
伸「コレね、たまたま家の倉庫から発掘された、でもね、2000年だよね」
智「2000年」
伸「2000年5月」
KO「2000年だから、1番」
智「コレは何の時に作ったテープですか?」
KO「イエローで、イエローっていうナイトクラブがあって」
智「あぁ、はいはい」
KO「2000年ぐらい、1番イエローが盛り上がってる時で」
智「うん」
伸「そうだよね」
智「うん、なんかね、解ります、その辺の背景は」
KO「その頃に奥様と一緒にいらっしゃってるんじゃないですか、2001年」
智「へー」
伸「いや、いたかな?」
KO「その頃。結構、僕、何回か」
伸「ギリギリいたかもね」
KO「そうだよね」
智「25年ぐらい前ですよね」
KO「うん」
智「え、ちょっと聴きましょうよ、せっかく」
KO「ちょっとカセット」
智「カセット(笑)」
KO「それも150分テープってもう」
伸「うん」
智「さすがラジオ局っすね」
KO「ね、ね。あるのかな…ね、え、PLAY」
智「ちょっと」
伸「あ、コッチか」
智「ボリューム。ボリューム」
KO「ボリュームは」
智「どうっすかね」
KO「動いてる?」
智「お!きたきたきた」

【再生中】

智「ナンか懐かしいな(笑)」
伸「っぽい、っぽい、っぽい」
智「ちょっとテキーラ欲しくなりますね(笑)」
KO「(笑)」
伸「いや、テキーラ、カルーアミルク」
智「カルーアミルク(笑)」
KO「(笑)2000年だから、そうだね。多分、滝沢伸ちゃんの」
伸「2000年だからまだ、CDも」
KO「まだレコードです」
伸「レコードか」
KO「2005年ぐらいから少しCDが特に増えてきて」
智「コレはナンか、ブレイクビーツみたいのに、ナンか合わせてんっすか?」
KO「これはもう、こういう曲だと思う」
智「あぁ、そうなんっすね」
KO「それが2個、ま、そん時って、 もう命がけで、命がけっていうか、もう何枚か混ぜるのか、をレコードでやってるから、非常に大変だったりもして」
智「確かに」
伸「大変だよね」
KO「ターンテーブル4台 置いて、それを、それを混ざってんの、スゴくない!?オレ、みたいな」
智「あぁ、なるほど」
KO「あと、上手くない?みたいなとこ」
智「原型が分からないみたいなね」
KO「だから、あの、DJのスキルは、やっぱりその時の、今はコンピューターが繋いでくれるじゃないですか、だからいいけど、うん。もう、けど、この、コレ、自分の、このカセットテープに自分の字で書いてあるのに、この曲が何の曲かわかんないですもん」
伸「(笑)」
KO「(笑)解んない」
智「でも、サイケデリックですよね」
KO「そうね、うん」
伸「そうね」
智「カテゴリーとしてのね」
伸「ね。でも、KOくん、やっぱニューヨークのハウス、早かったもんですね」
智「あぁ、そういうやっぱイメージあります」
KO「でもね、やっぱニューヨークに行き出して、僕、ヒップ、ニューヨークもヒップホップだと思ってたので、で、80年代後半にニューヨークとか行き出したら、やっぱ夜、ナイトクラブ行くと、 うんと、ここの辺の音がかかってるから、割と、ちょっとカッコいいナイトクラブで、オシャレな、ヤッピーな白人のお姉さんたちが、スゴいボディコンって言われる、そのボディコンシャスってやる」
伸「(笑)」
KO「ちょっと、なんですかね、セクシーな感じで、カクテルみたいな、飲む。飲んでるところは、うん、そういう感じなんですかね、あの、ちょっとヤッピーっぽいっていうか」
伸「うん」
智「へ~」
KO「そういうところがちょっとチャラい感じがして、そこで、ヒップホップとか有名なビルボードに、のチャートに乗ってる曲とか、かかってて、 ココってちょっとチャラくない、みたいな」
智「へ~」
KO「で、逆にそういうとこに行くと」
伸「実際行って、見ちゃうと」
KO「うん」
伸「そういう」
智「チャラさみたいのが」
伸「感じになっちゃう」
KO「うん。そっちか、そっちの方がカッコいいなって、その、Undergroundのところ、こういうとこ行ったら、ヘロヘロになってる、よく解んない人たちが、黒人の人を、人が」
伸「いろんなね、いろんな正論の(?)パターンがね」
智「確かに。ナンかスピーカーの前で取り乱してる人とか」
KO「そうそう」
伸「いろんなね」
智「(笑)」
KO「自由な空間だったので」
伸「そう」
KO「そういうとこで、おう、コレ、やっぱ本物のダンスクラブだなと思いながら」
伸「そうだよね」
智「でもカッコいい時代でしたよね、今考えると、お客さんもカッコよかったですよね」
KO「全然カッコよかった」
伸「こだわりがね」
智「そう。ファッションもそうだし、なんかもう髪の毛もガッチガチに固めた」
KO「(笑)」
智「ナンかスゴいオシャレな、今考えたら、そん時はあんまり理解できなかったですけど、今考えたら、スゴいハイセンスな人たちがクラブに行ってたような気がして」
伸「長瀬くん、その頃とかさ、そのあととかって、そういうクラブとかさ、遊んでた事、あった?」
智「いや、僕もやっぱり、年頃、ま、その20歳前後ぐらいの時に、やっぱりその、ナンだろうな、ま、仕事でもそうでしたけど、お酒はもちろん飲めなかったけど、10代の頃は、20、20歳になって、お酒飲めるようになって、クラブとか行くようになって、 やっぱりその、さっき言ったイエローももちろん知ってましたし、 やっぱりその時の時代のクラブで、ナンとなくこういうジャンルが、あの、ダンスホールで鳴り響いてたのは、ナンとなく覚えてるんで。だからナンか、直結しました、今」
KO「うん。あと、伸ちゃん、その頃って結構もう、ベネズエラじゃないけど、どっかそういうところのフェスまで行ってなかった?」
伸「(笑)」
智「えー、そうなんすか?」
KO「行ってたでしょ」
智「ベネズエラ?」
伸「行ってた。1回行ったぐらいだよ」
KO「(笑)」
智「へ~!」
KO「みんな、そういう債権のパーティーとかでフェスってあるじゃないですか。なのに、真っ黒い集団がいて」
伸「(笑)」
KO「その、ネイバーチームとか」
智「あぁ、そうなんだ」
KO「 あと、その時はBathing Apeとか、スケシン、スケートシングとか」
伸「その頃、そのちょっと後だけど、ネイバーフッドでもイベント結構やってて」
智「はい、はい」
伸「結構大箱でやってたから」
智「へ~~~」
伸「そう、Max何人ぐらい?2000人ぐらい入ったんかね」
智「へ~」
KO「スゴかったもんね」
伸「ね」
智「あ、じゃあ、昔の方がやっぱそういうイベントは多かったですか」
伸「うん。いや、多かったし、大箱がまだあったもんね」
智「へ~」
伸「今、ホント、少ないけど」
智「アゲハみたいな」
KO「うん、アゲハ、もう、だから、えーと、その、もうちょい後ぐらいだよね、開いたのね」
伸「そうだよね」
智「あ、そっか。じゃあまだ新しい方なんですね、アゲハがね、そっか」
伸「うん。だから、HUMONGOUSっていうイベントで、僕ももちろん、DJ参加させてもらって」
智「へ~」
KO「それで、Neighborhoodとか、もちろんその辺の、さっきのHECTICもそうだし、Bathing Apeとか、ああいうところがみんなでイベント、原宿のね」
伸「うん」
智「そっか」
KO「ナンかイベントみたいやったりとか」
智「なるほど。じゃあ、みんながみんなでこう、ブランドでイベントやってたから、その頃じゃあそういう、DJとか、そういう場が多かったんですね、あぁ、なるほど。じゃあDJもやっぱり増えてきたし」
KO「うん。あと、こういう、せっかくカッコいい洋服着てたりして、買ったんだけど、着ていく場所がないじゃないですか。SNSもなかったし」
智「なるほど」
KO「だから、じゃあ、それを着て出かけるところって言ったら、ナイトクラブが超良くて」
智「あぁ。いや、この間、それこそほら、あの宇一さん」
KO「宇一さん、はい」
智「と話した時にね、 今ね、こう、また週末とかで、ナンとなく、イベントね、やられてるのをこう、目の当たりにして、 ナンかこう、宇一さんと話してると、やっぱみんなと一緒にいる時間が好きなんだなって」
KO「あぁ」
智「帰るのが寂しいっていう感じが、ナンかスゴい、か、先輩で申し訳ないけど、可愛らしく感じたっすね。だから、ナンか、そういうのあったんでしょうね、ナンか」
KO「やっぱリアルで会うのって、いいじゃないですか」
伸「うん」
智「確かにね。ホント、そうですよね」
KO「で、特に同じこういう服着てるのとか、こういう音楽が好きとか、そういう仲間意識がナイトクラブって生まれやすいから」
伸「そうだね」
智「そうね~」
KO「で、それで友達がどんどん増えるっていうか、好きなもの同好会がうまく集まる、みたいな」
智「へ~、そっか。ま、でも、そういうことが、多分ね、当時、至るところであったんですよね」
KO「で、音楽の種類でまた洋服も変わるし、とか。うん、そういうのがすごく面白かったっていうか」
智「でも、ある意味、破天荒な時代っちゃ、破天荒な時代じゃないですか。SNSも無かったし」
伸「ハチャメチャだけど、おおらかだよね」
智「うん、うん。だし、カッコよかったっすね、ナンか」
伸「そこまで物騒な事、無いでしょ」
智「 ね、ね、ね、確かに、確かに」
KO「みんな、好きなことに集まってきてる人たちだから、割と仲間になりやすかったし」
智「ね。そっか。じゃあまぁ、そういうことが続いて、まぁ、のちにね、こう、僕らもハロウィンイベントとかで」
伸「そうね」
智「Sissybarsという(笑)」
KO「ヤバいね」
伸「もう、それ、いいんですか?」
智「(笑)」
伸「言っちゃっていいんですか⁉」
KO「ね(笑)」
伸「それ、もういいんですか??」
智「いや、でも唯一ね、ナンか、この3人が、こう…」
伸「確かに(笑)」
KO「(笑)」
智「ね、こう」
伸「もう今、導かれてようやく気がついて]
智「(笑)ね」
伸「確かに、確かにみたい」

KO KIMURA『THIS IS HOUSE』

...to be continued













【PartIIからの続き】

KO「けど、ナンかそれが、勝手にやってる事が、その人の個性になっていくし」
智「そうそうそう、そうなんです。だからきっと、誰かから見ても、オレはそういう風に思われてる事もあるかも知れないし、ま、別にどーでもいいんですけどね。そう、だからそういうのは結構あるかも知れない」
KO「ナンかその辺、全体的に長く、長瀬くんの事を見てると、あ、コレ、長瀬くんっぽいなとか、そういうのって解ってくるじゃないですか。そういう感じで」
智「あ、そうっすね」
KO「僕のバイクとかもそうかもしれないし」
智「そう」
KO「みんな、そういうので、全体的にその人の事で、その人が全然とんでもない、違う事をやっても、けど、彼らしいな、みたいな」
智「より楽器がカッコよく見える、よりバイクがカッコよく見える。だからその、ナックル知らない人がKOさんのナックル乗ってたら、Zettai、僕、解ると思いますよ」
KO「うんうん」
智「ね、よく、借りてきた借り物みたいな感じになっちゃうみたいな表現するけど、ナンかそういう気がするっていうか、ま、乗り手とバイクでカッコよくなるっていうか、ギターもそんな気がしますね。あの、弾き手とギターで決まるような気がしてて。そう、だからナンか、ね、高級ギター持って、買いましたって、だけでやる事がやっぱり音楽の本質だとは僕は思わないから、やっぱりナンか、そうじゃないところな気はしますよね、ナンか。だからそこに、安い、高いって無いじゃないですか、きっと」
KO「高級でしか出せないってなったら悔しいし(笑)」
智「うん、そうそう。だからこの間、たまたまね、田口くん、あのCHALLENGER、New Balanceさんにお世話になったりする機会があったりするんですけど、それで、New Balanceさんに、TR808」
KO「ROLAND」
智「ROLAND」
KO「TR808、ドラムマシーンですね」
智「あぁ、ドラムマシーンですね、そう。それの、ナンだろ?コラボ」
KO「スニーカーの」
智「を、あの、いただいて」
KO「おぉ」
智「そう、アレ、New Balanceさんもまた」
KO「面白いですね」
智「粋なことするじゃないですか。まさに、ね、TR808なんて、KOさんなんて使ってたドラムマシーンなわけでしょ。だから、ね、きっと、そういう、好きな人がいるんでしょうね」
KO「特にあの、808だとLL・クール・Jとか昔のヒップホップの」
智「だから80年代ですよね」
KO「80年代」
智「で、909が90年代ですよね?」
KO「えーと、90年代ぐらいにテクノとハウスとかは909で」
智「あぁ、なるほど」
KO「ヒップホップのドゥーンって低い音は808なの」
智「なるほどね。あのね、アイバニーズのね、オーバードライブのエフェクターにもね、808っつーのがあってね、オレ、ややこしくなるんです」
KO「あぁ、混じると」
智「そう、混じっちゃうんです、いつも。その、チューブスクリーマーって、オーバードライブがあるんですけど、緑色のヤツ」
KO「うん」
智「で、それもね、808と909があって、どこかその、歪み方が違うんでしょうね」
KO「あぁ」
智「ナンかあるんです。808の方がチョッパーだとか」
KO「(笑)」
智「909の方がダメだな、みたいな、ナンかあるんっす、ナンか。すぐにこう、バイクで例えちゃったりして」
KO「(笑)」
智「そう、ナンか、自分の中のね、その価値観って、ドコかツールとリンクしてる気がする」
KO「そうね。あと、長瀬くんはその辺の事を一番拘る人な感じがしますね、細かい部分で」
智「こだわ…ま、好きだから拘ってる、うん、拘ってるつもりは無いんですけど、好きだから、そうなっちゃってんでしょうね」
KO「あと、あの、ナンだっけ、その辺の一番王道を使いたくないとか」
智「そう…」
KO「(笑)」
智「それは天邪鬼ね~だからもう、それもほら、バイク、いっぱいあるのに、ナンでチョッパー選んだのよっていうね、そういうのあるかも知れないっすね。でもナンか、うん、ナンか、全部それが好きで良かったなって、今も昔も思ってるから、ま、結局ほら、それでKOさんとも出会う事が出来たしって、バイクのなかで、っていう事だからね」
KO「こういう話も出来てるワケだしって」
智「ねぇ、ホントに。だからその、マイクの話、エフェクターの話とか、そういう話を僕はやっぱり、現役の時に誰ともせずに、あの、こう、生きてきたんでね、だからナンかこう、自分の中で、どういう音を作る時は、こういうのと、ってレシピが自分の中にあって、そう、だからナンか、ナンだろうな、そういう話が出来る、ね、KOさんと、こういう話出来るの、楽しいし」
KO「うん。ナンかそう、特にテレビで見れる長瀬くんとかと、ここまで、そういう事を知ってるとか、みんな思ってないところもあると思うので」
智「ね」
KO「こだわりが伝わるの、いいですね」
智「うん、ま」
KO「説明する必要なくても」
智「ね、ね、ね、ま、そう。僕はね、楽しいと思ってるから。その、やってまっせ!オレ!っていうところは、どちらかっていったら見せたくない方だから」
KO「うん。努力してるじゃないけど、そういうトコは見せたくなくて」
智「そう。だけど、この味とこの味混ぜると、コレになるんだぜ!っていうのは(笑)」
KO「あぁ」
智「ちょっと、こんな面白いの、ないっしょ?ってオレは思っちゃうんっすよね」
KO「あんまり、その、裏の事、苦労話とか、他の事はあんまり見せたくないですね」
智「そうですね」
KO「簡単そうにやってるんだけど実はスゲー凝ってる、みたいな面白いですね」
智「ま、結局やっぱほら、そういう、ナンつーんっすか、サラッと旨い飯作る、中華鍋振ってるオッサンとかチョーカッコいいじゃないですか」
KO「(笑)」
智「もう、ナンかもう、抱かれたいぐらいの感じありますよ」
KO「(笑)」
智「もう、カッコいいっす!みたいな」
KO「うん」
智「うん。やっぱナンか、そういうの、グッときますね。昭和の男の感じね」
KO「スゴくその辺は、職人っぽいっていうか」
智「どうなんっすか、でもやっぱり、エンジニアさんとかと話とか、その、ね、例えばローディーだったりとか、テックだったりとか、そういう人たちが、気付き(?)の話をしても、やっぱみんなね、ナンだろ、オモチャ、ナンか、ビックリマンとか、ガンケシがギターになっただけっすよ」
KO「あぁ」
智「えぇ、ホントに。そう、だからナンか、オレ、ナンか、エフェクター買って持っていくと、テックチームは、わっ!コレ、買ったの!?わーっ、オレもチョー気になってた!!マジかー!みたいな(笑)もうだから、そこをみんな見ないから,解らない、ま、見せる必要もないんだけど、別に」
KO「うん」
智「そう、だから、そういうナンかね(笑)そういうオモロさもあるんっすよね」
KO「この間、このラジオの時に、最後に、出来た曲をテレビで聴くっていうのとか、面白いなと思って」
智「うん、やっぱね、その、傷付いた時があったんですよ」
KO「うん」
智「うん、その、うぉー!やってしまったぁ!みたいな事」
KO「うんうん」
智「だけど、きっとそれはほら、あの、もちろん、それでも死ぬ思いでやってるから、聴いてる人は何も気付かないと思います。でも、僕からしたら、一生の汚点じゃないですか」
KO「あぁ」
智「だからやっぱり、そう、そういうのはありますよ。それはお芝居だってそうだしね」
KO「うん」
智「Zettai言わないけど」
KO「Zettai(笑)」
智「Zettai言わないけど、それはやっぱりもう、教訓だと思って。だからこそ、次、作るモノの精度が上がっていくんだと思うし、そう、そういうのはあるかも知れないっすね」
KO「自分もナンかその、友達の、あ、CHEETAHの俊之くん」
智「あぁ」
KO「が、あの、SNSで、ちょっとLIVEじゃなくて…」
智「あ、彫金の!?」
KO「そう、彫金の」
智「やってたんっすか?へ~」
KO「それで、そのBGMの30秒ぐらいのヤツをKOさん、作って、ナンかもらえたら嬉しいんですけど、みたいな」
智「あ~似合う!CHEETAHの映像、似合うかも!」
KO「で、作ったんですよ」
智「うん」
KO「作って出来上がってきたら、普通の僕、バランスをナイトクラブのバランスで作っちゃったんです。そしたら、ネットで聴いたらハイハットばっかししか聴こえないっていうか」
智「あ~、なるほど!」
KO「それってコンピューターでかけて、自分でチェックしたワケじゃなくて、バランスで、ちゃんとモニタースピーカーのバランスで、いいバランスで作ったのに」
智「あぁ、うーん」
KO「そしたらもう、ハイハットのしか聴こえないみたいになって」
智「そうっすよね」
KO「金物の音ばっかり。そうすると、あぁ‥って、長瀬くんが、そういう風にテレビで聴いてみるみたいの」
智「うん」
KO「PCでかけて聴けばよかったって思って」
智「そう、だからね、ラジカセもやったし、もちろん、イヤホンも、イヤホンでも、メーカー別でやったりするね、そうだし、ノイズキャンセルの加減(?)もそうだしね。あとはテレビもそうだし、うん、もう、パソコンの、ま、あの、ね、ノート型のパソコンのスピーカーもだいぶクオリティ高いっすけどね」
KO「ね、ね、今、良くなってきましたね」
智「よく、あの小っささで、よーく、やってくれてんなっていう」
KO「奥行きとか、エラーのパンの感じとか」
智「そう」
KO「ね」
智「だからある程度の、ホント、Mix~だったら、アレだけでもいけちゃうみたいな感じになってますよね」
KO「そうだね」
智「そう、ホントに、ナンだろうな、余計なものがなくなってったっていうか」
KO「うんうん」
智「うーん、だから」
KO「ダンスミュージックだと、ちゃんとした、その、ナイトクラブでかけること、考えないといけないから、けど、PCとかね、家で、とか、ヘッドフォンで聴く人だけだったら、違う事、やんなきゃいけないのかなって」
智「あぁ」
KO「ちょっといろいろ考えさせられました」
智「あぁ、いやいやいや。でもなかなかね、そういう機会もないですもんね、ナニかに合わせてMixダウンとかね」
KO「うん」
智「でも、ま、やっぱ特殊だったって事ですよね、その世界がね」
KO「うんうん」
智「うん。テレビドラマとか、テレビのCMで流れるっていう」
KO「音楽と」
智「事で、だから、うん、ま、でもやっぱり、ね、僕なんか、どちらかっていったら、表に出てる表現者だからね、専門の人たちからしたら、それは当たり前の、ま、当たり前ですよね」
KO「けどね(笑)」
智「だから、スゴく勉強させてもらいましたよね、そういうところはね」
KO「あぁ」
智「そう」
KO「けど、長瀬くんの、その、テレビで聴いたりとか、ちゃんとテレビで自分たちのを聴いてみたりとか、すげーこだわりだと思いましたね」
智「ね、だからその、ご飯でもナンでもそう、味の捉え方ってみんな違うじゃないっすか、ね、そう、だから、ナンだろうな、あんまりこう、別に声を大にして言いたいワケでもないんですけどね。そう、だからホント、そういう意味でも今回の、ROK、ね、CHALLENGERでやった、ギターの展示、ね、っていうのは、ナンか少し、ナンかこう、前進できたような気もするし、ま、やっぱり、僕の周りにもだし、ま、CHALLENGERの周りにもだしね、ま、バンド見に来てくれる子たちもそうだけど、中には楽器好きな子たちもいたりするもんで」
KO「うん」
智「やっぱ、そういうところは、共有していきたいなと思うんでね」
KO「うん」
智「そう、だから、ナンか、すごくこう、うん、スゴく楽しい、ワクワクしますよ。で、やっぱ時間を経て、その、ギターの職人さん達も、やっぱり昔、大手の企業で頑張ってた人たちが独立されてっていう」
KO「あぁ」
智「ま、自分の思いがあるんでしょうね~。だからやっぱり僕もスゴく同じような思いがあるから」
KO「あぁ」
智「そう、ナンかスゴく、ナンか、ありがたいしね」
KO「じゃ、そのギターの展示が、もちろん、LIVEもそうですけど、そのギターの展示もチョー注目ですね」
智「そうっすね。是非。なかなか、そんな事(笑)やる人たちもいないでしょうからね、そう」
KO「だって自分たちが使いたいギターを」
智「そう。ちゃんと意味があるから」
KO「あって」
智「そう。で、別にそれは売るためっていう名目でもない、もちろん、受注してもらえれば、買えるようにはしますけど、別に押し付けるワケでもなく、やっぱり、純粋に、ね、本気で考えてる人たちに、の、魅力になって欲しいと思ってるから」
KO「あぁ」
智「ま、きっと同じような頭で楽器、ギターに向き合ってる人もいるだろうし、ま、もちろん、僕らがそういう風に、ね、提案した、ね、久保田が提案してくれたモノや、僕らが言う事じゃなくったって、いい事だとも思うから、そこから自分でカスタムしたって構わないだろうし、全部引っぺがして、自分のステッカー貼ったっていいだろうし。ただやっぱり、音色っていうところは、僕らで言ったら、チョッパーじゃないっすかね」
KO「うんうん」
智「うん、やっぱそこが、好きでいる者同士でいたいっていう、ナンかそこが、ナンか素敵な感じがしますね」
KO「じゃ結構10台以上、10基以上?ギターって10本?ナニ?単位」
智「そう、ま、1本、2本だと思うんですけどー、ま、やっぱりその、さっき言ったように、やっぱね、その、自分で作ってきた、その、時代ごとのギターがあるんですよ。僕は本来ギターを弾くことが仕事ではなくて、その、TOKIOのボーカルとしてだったんで」【智也の口から久しぶりに「TOKIO」という言葉を聴いたかも】
KO「うん」
智「ま、ナンだけど、やっぱり、やっていく中での、ね、その目標もちょっと、ナンとなくステップアップするための、として、音数を1本、一つ、増やそうという事で僕は初めてギターをっていう事だったんで」
KO「あぁ」
智「だけども、触れ合う事っていうのはやっぱり、あるんですよね。自分が、例えばメロディを説明する時に、ギターのコードを弾いて説明したりしなきゃいけなかったりする場面もあるから、だからナンとなく、ナンだろ、コード弾くぐらいの事は出来たんです」
KO「あぁ」
智「だけど、その、それがね、その、お金を取らなきゃいけないってなった時に、やっぱりその、そこまでの、ね、技術も、その、音を作る事に関しても、10代だった僕には、特にね、そんな、音楽(笑)に特化した世界にいたワケでもないし、唯一、ね、自分の活動の中で、触れた音楽ぐらいしか無かったもんでね、で、やっぱり、そこで向き合ったからこそ、ナンかこう、火が点いちゃったのはあるかも知れないっすね。やっぱり答えが解らないと何も解らないまま終わってしまうし、その答えが解らないって事はきっと、他の事の答えも解らない、くなってしまうんだろうなと思ったから」
KO「うん」
智「ナンか、こう、そういう答えのない、音って見えないじゃないですか」
KO「だよね、解んない」
智「波形でしか見えないから、やっぱナンかそういうの、あるかも知れないですね、だから」
KO「こだわりが」
智「そうそう。あの、例えば、ね、今日でもエンジニアさんが今、撮ってくれてるけど、もう、こだわりが強すぎて、ナンかそのもう、言葉発するたびに、もうちょっと、今の、滑舌よくしてもらっていいですか?」
KO「(笑)」
智「って言われたら、イヤじゃない?でも、オレは結構、すっごい神経質な人だから、結構、そういうの、言っちゃうんです」
KO「あぁ」
智「その、他のプレーヤーに、もうちょっと、こういう風にやってもらっていいですか?とか」
KO「あぁ」
智「でもそれ、スゴくそれってナンセンスな事って、解ってるんですよ」
KO「あぁ」
智「Zettaiやっちゃダメ!」
KO「うん」
智「だからそれをスッと、見てられるっていう人も、スゴいカッコいいなって思っちゃう、うん」
KO「それはあと、あの、上手くいかせるような」
智「そう!」
KO「感じになってる人は」
智「そうそうそう」
KO「ね」
智「だから(笑)バランスって難しいっすよね(笑)」
KO「(笑)」
智「そう、だからもう、フワフワしてるのがいい」
KO「ね、ね」
智「ふわふわ」
KO「その辺を上手くバランス全体上手く」
智「だからもう」
KO「させるのが難しいけど」
智「番組名、フワフワにします?」
KO「フワフワ(笑)」
智「ふわふわ。みんなフワフワでいきます。急にオジサン2人なのに(笑)」
KO「(笑)」
智「そんなナンかもう、若い女の子(笑)きそうな番組名でフワフワ」
KO「(笑)」
智「フワフワにようこそ、みたいな。ま、でもホント、そういうの、あるかも知れないな~。そう、だから、こんな話って尽きないし、他のコレ、楽器の奏者や、もっとね、こだわる人、でも、逆に言ったら、こだわりはない人はいると思うんですよ」
KO「うん」
智「だけど、間違えません!とか(笑)」
KO「(笑)」
智「譜面だけ見ればZettai大丈夫です、とか」
KO「あぁ」
智「ナンか、不思議な文化じゃないっすか、ナンか音楽って。いろんな文化がある、もちろん、譜面を観るだけの文化もあれば、ナンかその、魂みたいな文化もあったりとか」
KO「うん」
智「そこはやっぱり、ルールがないっていうかね、さっき言った、楽器渡されても、みんなは扱ってるけど、別にあぁいう風に使わなくたっていいんだぜっていう(笑)」
KO「あぁ」
智「そう、だからナンか、ものは考えようというかね、そのぐらい、頭はフワフワしてた方が実はポンポン行くんじゃねーかなって」
KO「前、長瀬くんがTOKIO時代に、ナンかあの、ね、バンドの事で、ナンだっけ、いろんな事で、ストリート感があるとかないとかっていう話をひょっとしたじゃないですか」
智「うん」
KO「そういうようなね」
智「うん」
KO「何か、上手でもストリート感がないとか、ね」
智「あぁ、確かに確かに」
KO「ね。上手かったら、上手いけど、あ、ヘタだけど、ストリート感があってカッコいいとか、ナンか、そういうのがあるような話をしてたじゃない。そういうのも」
智「確かに」
KO「自由ですね」
智「うん、だからね、さっき言ったけど、そのナンだろ、ま、高い機材だからと言って、それをいい音というの?って、やっぱりちょっと、思ってしまうってところが僕はあって、ナンかその、ナンかの番組か忘れたんだけど、高いギターと安いギターをみて、聴き比べるみたいの」
KO「うん」
智「で、ま、もちろんね、僕は、それ、一目瞭然で判ったんですよね。だけど、その、ナンだろ、その、高いギターって、音じゃない気がして、」
KO「あぁ」
智「その、デザインのアートの中にある気が、あと、ブランド名とか」
KO「あぁ」
智「響きとしてはね、その(笑)1万円のギターも素敵なんっすよね」
KO「あぁ」
智「それはそれで(笑)」
KO「それは」
智「それを活かすかも殺すも表現者(笑)次第っていうか」
KO「うんうん」
智「そう。ナンかうん、特にその、ま、KOさんのね、エレクトリックの世界には、あんな無いかも知れないけど、あります?高いギター、楽器だから」
KO「えーと、逆にさっき言った808と909って」
智「チープ?」
KO「売り出した時って、あんま売れなかったんです」
智「え、そうなんだ」
KO「で、」
智「高級だったから?」
KO「ま、高くて」
智「あぁ」
KO「で、それは売れなくて、廃番になったんですね」
智「へぇ」
KO「廃番になったら廃番になったで、中古が出回りだしたんですよ」
智「お、なるほど、なるほど」
KO「どっちもスゴい安く」
智「うんうん」
KO「それをシカゴの人たちが808とか909とか、使いだして、安かったから」
智「うーん」
KO「高校生とかで」
智「ちなみに、3万?」
KO「んーと、その頃は多分、そのくらいになってたですね」
智「あぁ。じゃ初期は10万弱」
KO「もっと高くて」
智「あぁ」
KO「みんな買えなかった。ROLANDの初期のヤツね」
智「はいはい」
KO「それがそのままだと買えないけど、結局はそれでもう、どっかに行ってしまったというか、時代遅れになって、違う新しいモノが出てきたのに」
智「うん」
KO「けど、逆に、中古で出回ったのを、シカゴとかデトロイトとかの高校生の人たちが安いから、チョー安いから買って」
智「へ~」
KO「中古屋で。それでダンスミュージック作ったら、それがハウスとかテクノの、アレになった」
智「なるほどね。でも、その、ナンツーんだろ、エレクトリックの世界も長いと思うんですけど、今となっては、そのチープな音がカッコいいみたいな感じでしょ?きっと」
KO「そうそう」
智「だからナンか、やっぱ、そこにストリート感みたいな」
KO「そうそうそう」
智「ナンかドコか、ん?っていう」
KO「うんうん」
智「反応ありますよね、うん!みたいな(笑)」
KO「だから、それじゃないと、逆に足りないみたいな」
智「そう、ナンかその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、そのカッコいいの作ったの、カッコいいねっていう、に、なっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔の」
智「そう、だからその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、このカッコいいの作ったの、かっこイイねって、オレはなっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔のレジェンド機材みたいな、808、909とかを、今、高く、高いと今、だから逆にその当時の高さになっちゃって、4,50万とかになっちゃったりとかしてて」
智「でも今、逆にエレクトリックの世界はオレ、逆だと思って、昔の機材の方が高くないっすか?」
KO「うん、高いです」
智「ね!」
KO「そのくらいになっちゃう」
智「だけど、ギターは、もちろん、ビンテージもあるんだけど、例えば(笑)ナンだろ、スゴい、あの、ギターで、あの、貝細工がスゴくて、何百万みたいな」
KO「螺鈿貝細工みたいな、あったね~(笑)」
智「ま、確かにカッコいいんですけど。そう、でも、よくよく考えたら、その、音には多分、きっとその、貝の音があるかも知んないっすよね」
KO「あぁあぁ」
智「だからちょっと、頭でイメージするとちょっと、シャリっとしてるのかなぁ?カリッとしてるのか、判んない。でも、ちょっとドライかもなぁ」
KO「あぁ(笑)」
智「意外にちょっと(笑)アメリカの、ナンか、ね、ドライな感じになるかもなぁ、貝、確かに。ま、そういうのもあるかも」
KO「特にアメリカン・ロックとかね、そういうの、みんなやってた人は、その音で慣れてきてるから」
智「そうっすよね。そう、だからやっぱりほら、僕は木材の振動で頭、考えちゃうから、どこかその、貝を入れると振動が、殺しちゃうんじゃないか、みたいな」
KO「あぁ。堅いと、逆に」
智「そうそうそう。僕の頭ん中では」
KO「あぁ」
智「そう、ナンか、堅くていい楽器ってあるんですよ、僕ん中では」
KO「あぁ」
智「そう。Gibsonのブラックビューティーっていうギター、あります。あれはやっぱり、ナンかね、堅いギターじゃなきゃダメ」
KO「あぁ」
智「そう。やっぱりその、いわゆるネックの、し、指の当たる指板の部分が黒檀で出来てんですよね」
KO「ほぉ、黒檀、おぉ~」
智「エボニーって。やっぱその、堅いのがプリン♪とした音がして」
KO「あぁ」
智「そう。ちょっとね、上品でナンか可愛い音に、僕には、そういう風に聴こえるんですよ。だからきっと、人によって、そういうのあるんだと思うんですよね」
KO「木でもね、いろいろ、ね。あと、何年乾かしたとか」
智「ね。もう、そういうのありますよね」
KO「うん」
智「そう、だからナンか、そう、もういつまでも楽器屋行くとね、いや、今、ちょうど、あの、スピーカーを今、作ってるんですよ」
KO「お、スピーカーを作ってんの!?」
智「(笑)スピーカーを今」
KO「(笑)マジで!?」
智「アンプを鳴らすスピーカーね。あの、で、まぁ、あの、もちろんスピーカーにも、インチがあるんで、ま、大体ギターで使うっつったら、10から、まぁ、5は、10,12かな」
KO「12、あぁあぁ」
智「で、まぁ、そこのセオリーもいろいろあって、昔からある、その、例えばセレッションとか、その、ナンだろ、アルニコブルーとか(笑)その、いわゆる当時、50年代、60年代、マーシャルやフェンダーのね、キーは、搭載してきたスピーカーたちもあり、ま、80、90、2000年代と、こう、進化を遂げてきたアルニコブルーから、ホワイトとかクリームとか、あの、レッドとか、いろいろあってチョイスで。それもやっぱり、どのアンプでどのギターで(笑)鳴らした時の発音だから、要は口の形でもやっぱりその、ナンだろ、大きく開けてる時と動く、小っちゃい時とじゃ、響き方がね、だから、そういうのもあって、すっごいもう、作るのに1年ぐらいかかりました、もう」
KO「ナイトクラブでもやっぱ、その」
智「スピーカーのね!」
KO「中域だと、12インチとかの方がタン!って音がサっと出て」
智「なるほど、なるほど」
KO「けど、もう15インチとかもっとデカくなってくると、デカい、ボーンとなってるけど、1回へこんで前に出る、振動の幅が大きくから」
智「うんうん」
KO「細かい音がでなくなるからとか」
智「あぁ~、なるほどね~」
KO「そういう事で、やっぱ、小っちゃいスピーカーと、中・低・高音全部のスピーカーの大きさを変えたりとか」
智「なるほど」
KO「そういうのがあるので、長瀬くんはその辺の事、やっぱりギターでも気を使ってて」
智「そう、ナンかね、やっぱりその、昔、ま、僕がその、ナンだろうな、あの、多重録音機って、で」
KO「マルチトラック」
智「いわゆる、アナログ、デジタルからアナログ、(笑)アナログからデジタルになってるんだけど、アナログの、ま、僕が生まれる前の、KOさんの生まれるもっともっと昔にね、オーバーダブっていう技術が194,50年代に、ま、あの~、NYのジャズ喫茶のレスポールさんが」
KO「あぁ」
智「開発したって、僕は聞いてますけど、ま、そこ、そのオーバーダブ機能があったからこそ、今、僕らがナンかこの、トラック概念でトラックの設定、ナンか表現出来てる気がするんっすよね」
KO「あぁ」
智「だから、その時代の時に、やっぱりラジオとかで、ね、表現するのに、例えば、当時のロバート・ジョンソンだとか、ブルースのブルースマンたちがね、その、ま、当時はね、どのぐらいの音圧でやってたか、どういうマイクでやってたのか判らないですけど、でも僕らが今、当時の曲を耳にすると、ペケペケじゃないっすか」
KO「あぁ、だね」
智「当時はLowは出てたんだけど、Lowを拾いきるマイクが無かったと思うんですね」
KO「あぁ、そういう事か」
智「そう。だから、今は、そのLowを拾いきれるマイクがある」
KO「うんうん」
智「だから、今のマイクで撮ったら、多分、ひっくり返るんじゃないかな(笑)と思ってて」
KO「あぁあぁ」
智「そう、ナンかそういう事も、起きるから、だから、コレ、楽器の、生楽器の特殊な歴史な気がするんっすよね、そのエレクトリックが、エレキギターとかベースもそうだし。ナンかそれまでは、ずっとほら、生楽器で、その、箱の響きだけでお客さんに楽しんでもらったり、」
KO「あぁ、フォークギターだしね」
智「そう。あとはレコードぐらいだったワケでしょ。そう、だから、どんどんこう、ナンだろうな、音楽のジャンルによって、その進化の仕方がスゴく、不思議だな~と思ってて」
KO「うん」
智「で、僕なんかも、そういう、自分がやるんで、そういうのにドンドン、あの、知ってしまったから、ナンかスゴく今、ね、KOさんと話してて、あ、そういう事かって、今、ちょっと理解したんっすけど」
KO「僕もスゴく勉強になりました」
智「ね、エレクトリックの世界と、やっぱりちょっとこう、ね、概念が違う。エレクトリックもやっぱ、鍵盤の世界から、進化していってるワケですもんね」
KO「あぁうん」
智「で、そこでオーケストラレーションみたいな響きのシンセサイザーみたいのが出来たりとかして、で、そこに今、アナログムーブみたいのがあったりとかですもんね。あんなビコビコしたのが」
KO「今、また戻ってきた」
智「そう(笑)そう、とか、ね、僕らがファミコンみたいなゲームやってた時の音が、ナンとなく、アレ、ムーブだったのかな?とか、ナンか」
KO「うんうん」
智「そんな事を想像させてくれたりとか。そうだからナンか、楽器は楽器でひじょうに、例えば80年代からメタルが増えて来てね、で、あの時代、なぜかギターが重くなるんっすよ」
KO「え?え?」
智「そう。ナンか不思議っす」
KO「速弾きするから?」
智「いや、あとね、木材の流通もあると思うんっす」
KO「あ~」
智「で~、70年代入ってからね、どのメーカーもそう、コレは歴史的な流れだと思うんっすけど、やっぱりその、ブラジリアンローズウッドっていう、その、堅い黒檀があるんですけど、それが当時は当たり前のように使われてたんだけど、やっぱ絶滅危惧種に入ったんでしょうね」
KO「あ~」
智「ワシントン条約でそれがダメになり、ま、~にどんどん変わっていったんだと思うんですよね。そう、その中でやっぱ、なかなか、こう、音質をとっていった時に、やっぱ重さっていうのは犠牲にしなきゃいけなかったのかって思ってて、そう、だけど、やっぱね、重いギターの時代の音楽を僕は聴いてきちゃったから、やっぱ重いギターが好きなんっす」
KO「あぁ。その音が出る」
智「腰悪いのに」
KO「(笑)」
智「最悪ですよ!」
KO「ね(笑)」
智「だからね、今まで頑張って探したんです。軽いんだけど、重いギターの音がする軽いギターを探したんだけどダメでした。もう意味判んないでしょ」
KO「(笑)」
智「そう。じゃもう、重いギター持ちます!って。そう」
KO「そのうち座ってLIVEする長瀬智也も観れるか(笑)」
智「(笑)そう、だからね、僕はレスポールっていうギターが好きだったんで、今回、そのROKで作った、ま、レスポールの中で、BIZEN WORKさんっていう、備前という地でね、京都の。あそこでギターワークスしてる、あの、坂本さんって方がいて、で、まぁ、存在は知ってたんですよ」
KO「あぁ」
智「で、この繋がりも面白いんですけど、あのHawgholicの」
KO「Hawgholic!」
智「横溝さんとも繋がってるっていうね」
KO「おぉ~」
智「そう、ま、彼は、坂本さんは、あの、ま、ライダーなんですね、バイク乗りで、ハーレー乗って、ショベル乗ってるんですけど、ま、そんなのもあって、で、歳も同じぐらいなんですね」
KO「あぁ」
智「スゴく、その、僕のフィードバックを理解してくれて、で、彼の作ってくるレスポールはもう、完璧なんですよ」
KO「おぉ」
智「そういう事なんです、っていう、やっぱりホントに、自分たち世代の方達のビルダーや、ね、世代、全てにおいてだけど、頑張ってくれてるのがスゴく、ナンか嬉しいなと思って」
KO「同じこだわりを当時から持ってたみたいな感じでね」
智「うん、やっぱり、そこまで考える人たちって、やっぱり、ナンだろうな、ま、ま、あの、ミクロの世界まで入ってますよね」
KO「ね、ね」
智「うーん。やっぱり物理的な話だから、ま、KOさんもね、やっぱり、そういう事に関しては、エレクトリックの世界もそうだし、バイク、車も、自分でやるぐらいだから、やっぱりその、変えたパーツを変えた後にすぐ乗ると」
智「ナンか、不思議な文化じゃないっすか、ナンか音楽って。いろんな文化がある、もちろん、譜面を観るだけの文化もあれば、ナンかその、魂みたいな文化もあったりとか」
KO「うん」
智「そこはやっぱり、ルールがないっていうかね、さっき言った、楽器渡されても、みんなは扱ってるけど、別にあぁいう風に使わなくたっていいんだぜっていう(笑)」
KO「あぁ」
智「そう、だからナンか、ものは考えようというかね、そのぐらい、頭はフワフワしてた方が実はポンポン行くんじゃねーかなって」
KO「前、長瀬くんがTOKIO時代に、ナンかあの、ね、バンドの事で、ナンだっけ、いろんな事で、ストリート感があるとかないとかっていう話をひょっとしたじゃないですか」
智「うん」
KO「そういうようなね」
智「うん」
KO「何か、上手でもストリート感がないとか、ね」
智「あぁ、確かに確かに」
KO「ね。上手かったら、上手いけど、あ、ヘタだけど、ストリート感があってカッコいいとか、ナンか、そういうのがあるような話をしてたじゃない。そういうのも」
智「確かに」
KO「自由ですね」
智「うん、だからね、さっき言ったけど、そのナンだろ、ま、高い機材だからと言って、それをいい音というの?って、やっぱりちょっと、思ってしまうってところが僕はあって、ナンかその、ナンかの番組か忘れたんだけど、高いギターと安いギターをみて、聴き比べるみたいの」
KO「うん」
智「で、ま、もちろんね、僕は、それ、一目瞭然で判ったんですよね。だけど、その、ナンだろ、その、高いギターって、音じゃない気がして、」
KO「あぁ」
智「その、デザインのアートの中にある気が、あと、ブランド名とか」
KO「あぁ」
智「響きとしてはね、その(笑)1万円のギターも素敵なんっすよね」
KO「あぁ」
智「それはそれで(笑)」
KO「それは」
智「それを活かすかも殺すも表現者(笑)次第っていうか」
KO「うんうん」
智「そう。ナンかうん、特にその、ま、KOさんのね、エレクトリックの世界には、あんな無いかも知れないけど、あります?高いギター、楽器だから」
KO「えーと、逆にさっき言った808と909って」
智「チープ?」
KO「売り出した時って、あんま売れなかったんです」
智「え、そうなんだ」
KO「で、」
智「高級だったから?」
KO「ま、高くて」
智「あぁ」
KO「で、それは売れなくて、廃番になったんですね」
智「へぇ」
KO「廃番になったら廃番になったで、中古が出回りだしたんですよ」
智「お、なるほど、なるほど」
KO「どっちもスゴい安く」
智「うんうん」
KO「それをシカゴの人たちが808とか909とか、使いだして、安かったから」
智「うーん」
KO「高校生とかで」
智「ちなみに、3万?」
KO「んーと、その頃は多分、そのくらいになってたですね」
智「あぁ。じゃ初期は10万弱」
KO「もっと高くて」
智「あぁ」
KO「みんな買えなかった。ROLANDの初期のヤツね」
智「はいはい」
KO「それがそのままだと買えないけど、結局はそれでもう、どっかに行ってしまったというか、時代遅れになって、違う新しいモノが出てきたのに」
智「うん」
KO「けど、逆に、中古で出回ったのを、シカゴとかデトロイトとかの高校生の人たちが安いから、チョー安いから買って」
智「へ~」
KO「中古屋で。それでダンスミュージック作ったら、それがハウスとかテクノの、アレになった」
智「なるほどね。でも、その、ナンツーんだろ、エレクトリックの世界も長いと思うんですけど、今となっては、そのチープな音がカッコいいみたいな感じでしょ?きっと」
KO「そうそう」
智「だからナンか、やっぱ、そこにストリート感みたいな」
KO「そうそうそう」
智「ナンかドコか、ん?っていう」
KO「うんうん」
智「反応ありますよね、うん!みたいな(笑)」
KO「だから、それじゃないと、逆に足りないみたいな」
智「そう、ナンかその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、そのカッコいいの作ったの、カッコいいねっていう、に、なっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔の」
智「そう、だからその、でも逆に言ったら、その大衆的なそれ使って、このカッコいいの作ったの、かっこイイねって、オレはなっちゃうんですよね、ナンか。ナンか、そういうの、あるかもな~」
KO「だから、ナンとなく、その、昔のレジェンド機材みたいな、808、909とかを、今、高く、高いと今、だから逆にその当時の高さになっちゃって、4,50万とかになっちゃったりとかしてて」
智「でも今、逆にエレクトリックの世界はオレ、逆だと思って、昔の機材の方が高くないっすか?」
KO「うん、高いです」
智「ね!」
KO「そのくらいになっちゃう」
智「だけど、ギターは、もちろん、ビンテージもあるんだけど、例えば(笑)ナンだろ、スゴい、あの、ギターで、あの、貝細工がスゴくて、何百万みたいな」
KO「螺鈿貝細工みたいな、あったね~(笑)」
智「ま、確かにカッコいいんですけど。そう、でも、よくよく考えたら、その、音には多分、きっとその、貝の音があるかも知んないっすよね」
KO「あぁあぁ」
智「だからちょっと、頭でイメージするとちょっと、シャリっとしてるのかなぁ?カリッとしてるのか、判んない。でも、ちょっとドライかもなぁ」
KO「あぁ(笑)」
智「意外にちょっと(笑)アメリカの、ナンか、ね、ドライな感じになるかもなぁ、貝、確かに。ま、そういうのもあるかも」
KO「特にアメリカン・ロックとかね、そういうの、みんなやってた人は、その音で慣れてきてるから」
智「そうっすよね。そう、だからやっぱりほら、僕は木材の振動で頭、考えちゃうから、どこかその、貝を入れると振動が、殺しちゃうんじゃないか、みたいな」
KO「あぁ。堅いと、逆に」
智「そうそうそう。僕の頭ん中では」
KO「あぁ」
智「そう、ナンか、堅くていい楽器ってあるんですよ、僕ん中では」
KO「あぁ」
智「そう。Gibsonのブラックビューティーっていうギター、あります。あれはやっぱり、ナンかね、堅いギターじゃなきゃダメ」
KO「あぁ」
智「そう。やっぱりその、いわゆるネックの、し、指の当たる指板の部分が黒檀で出来てんですよね」
KO「ほぉ、黒檀、おぉ~」
智「エボニーって。やっぱその、堅いのがプリン♪とした音がして」
KO「あぁ」
智「そう。ちょっとね、上品でナンか可愛い音に、僕には、そういう風に聴こえるんですよ。だからきっと、人によって、そういうのあるんだと思うんですよね」
KO「木でもね、いろいろ、ね。あと、何年乾かしたとか」
智「ね。もう、そういうのありますよね」
KO「うん」
智「そう、だからナンか、そう、もういつまでも楽器屋行くとね、いや、今、ちょうど、あの、スピーカーを今、作ってるんですよ」
KO「お、スピーカーを作ってんの!?」
智「(笑)スピーカーを今」
KO「(笑)マジで!?」
智「アンプを鳴らすスピーカーね。あの、で、まぁ、あの、もちろんスピーカーにも、インチがあるんで、ま、大体ギターで使うっつったら、10から、まぁ、5は、10,12かな」
KO「12、あぁあぁ」
智「で、まぁ、そこのセオリーもいろいろあって、昔からある、その、例えばセレッションとか、その、ナンだろ、アルニコブルーとか(笑)その、いわゆる当時、50年代、60年代、マーシャルやフェンダーのね、キーは、搭載してきたスピーカーたちもあり、ま、80、90、2000年代と、こう、進化を遂げてきたアルニコブルーから、ホワイトとかクリームとか、あの、レッドとか、いろいろあってチョイスで。それもやっぱり、どのアンプでどのギターで(笑)鳴らした時の発音だから、要は口の形でもやっぱりその、ナンだろ、大きく開けてる時と動く、小っちゃい時とじゃ、響き方がね、だから、そういうのもあって、すっごいもう、作るのに1年ぐらいかかりました、もう」
KO「ナイトクラブでもやっぱ、その」
智「スピーカーのね!」
KO「中域だと、12インチとかの方がタン!って音がサっと出て」
智「なるほど、なるほど」
KO「けど、もう15インチとかもっとデカくなってくると、デカい、ボーンとなってるけど、1回へこんで前に出る、振動の幅が大きくから」
智「うんうん」
KO「細かい音がでなくなるからとか」
智「あぁ~、なるほどね~」
KO「そういう事で、やっぱ、小っちゃいスピーカーと、中・低・高音全部のスピーカーの大きさを変えたりとか」
智「なるほど」
KO「そういうのがあるので、長瀬くんはその辺の事、やっぱりギターでも気を使ってて」
智「そう、ナンかね、やっぱりその、昔、ま、僕がその、ナンだろうな、あの、多重録音機って、で」
KO「マルチトラック」
智「いわゆる、アナログ、デジタルからアナログ、(笑)アナログからデジタルになってるんだけど、アナログの、ま、僕が生まれる前の、KOさんの生まれるもっともっと昔にね、オーバーダブっていう技術が194,50年代に、ま、あの~、NYのジャズ喫茶のレスポールさんが」
KO「あぁ」
智「開発したって、僕は聞いてますけど、ま、そこ、そのオーバーダブ機能があったからこそ、今、僕らがナンかこの、トラック概念でトラックの設定、ナンか表現出来てる気がするんっすよね」
KO「あぁ」
智「だから、その時代の時に、やっぱりラジオとかで、ね、表現するのに、例えば、当時のロバート・ジョンソンだとか、ブルースのブルースマンたちがね、その、ま、当時はね、どのぐらいの音圧でやってたか、どういうマイクでやってたのか判らないですけど、でも僕らが今、当時の曲を耳にすると、ペケペケじゃないっすか」
KO「あぁ、だね」
智「当時はLowは出てたんだけど、Lowを拾いきるマイクが無かったと思うんですね」
KO「あぁ、そういう事か」
智「そう。だから、今は、そのLowを拾いきれるマイクがある」
KO「うんうん」
智「だから、今のマイクで撮ったら、多分、ひっくり返るんじゃないかな(笑)と思ってて」
KO「あぁあぁ」
智「そう、ナンかそういう事も、起きるから、だから、コレ、楽器の、生楽器の特殊な歴史な気がするんっすよね、そのエレクトリックが、エレキギターとかベースもそうだし。ナンかそれまでは、ずっとほら、生楽器で、その、箱の響きだけでお客さんに楽しんでもらったり、」
KO「あぁ、フォークギターだしね」
智「そう。あとはレコードぐらいだったワケでしょ。そう、だから、どんどんこう、ナンだろうな、音楽のジャンルによって、その進化の仕方がスゴく、不思議だな~と思ってて」
KO「うん」
智「で、僕なんかも、そういう、自分がやるんで、そういうのにドンドン、あの、知ってしまったから、ナンかスゴく今、ね、KOさんと話してて、あ、そういう事かって、今、ちょっと理解したんっすけど」
KO「僕もスゴく勉強になりました」
智「ね、エレクトリックの世界と、やっぱりちょっとこう、ね、概念が違う。エレクトリックもやっぱ、鍵盤の世界から、進化していってるワケですもんね」
KO「あぁうん」
智「で、そこでオーケストラレーションみたいな響きのシンセサイザーみたいのが出来たりとかして、で、そこに今、アナログムーブみたいのがあったりとかですもんね。あんなビコビコしたのが」
KO「今、また戻ってきた」
智「そう(笑)そう、とか、ね、僕らがファミコンみたいなゲームやってた時の音が、ナンとなく、アレ、ムーブだったのかな?とか、ナンか」
KO「うんうん」
智「そんな事を想像させてくれたりとか。そうだからナンか、楽器は楽器でひじょうに、例えば80年代からメタルが増えて来てね、で、あの時代、なぜかギターが重くなるんっすよ」
KO「え?え?」
智「そう。ナンか不思議っす」
KO「速弾きするから?」
智「いや、あとね、木材の流通もあると思うんっす」
KO「あ~」
智「で~、70年代入ってからね、どのメーカーもそう、コレは歴史的な流れだと思うんっすけど、やっぱりその、ブラジリアンローズウッドっていう、その、堅い黒檀があるんですけど、それが当時は当たり前のように使われてたんだけど、やっぱ絶滅危惧種に入ったんでしょうね」
KO「あ~」
智「ワシントン条約でそれがダメになり、ま、~にどんどん変わっていったんだと思うんですよね。そう、その中でやっぱ、なかなか、こう、音質をとっていった時に、やっぱ重さっていうのは犠牲にしなきゃいけなかったのかって思ってて、そう、だけど、やっぱね、重いギターの時代の音楽を僕は聴いてきちゃったから、やっぱ重いギターが好きなんっす」
KO「あぁ。その音が出る」
智「腰悪いのに」
KO「(笑)」
智「最悪ですよ!」
KO「ね(笑)」
智「だからね、今まで頑張って探したんです。軽いんだけど、重いギターの音がする軽いギターを探したんだけどダメでした。もう意味判んないでしょ」
KO「(笑)」
智「そう。じゃもう、重いギター持ちます!って。そう」
KO「そのうち座ってLIVEする長瀬智也も観れるか(笑)」
智「(笑)そう、だからね、僕はレスポールっていうギターが好きだったんで、今回、そのROKで作った、ま、レスポールの中で、BIZEN WORKさんっていう、備前という地でね、京都の。あそこでギターワークスしてる、あの、坂本さんって方がいて、で、まぁ、存在は知ってたんですよ」
KO「あぁ」
智「で、この繋がりも面白いんですけど、あのHawgholicの」
KO「Hawgholic!」
智「横溝さんとも繋がってるっていうね」
KO「おぉ~」
智「そう、ま、彼は、坂本さんは、あの、ま、ライダーなんですね、バイク乗りで、ハーレー乗って、ショベル乗ってるんですけど、ま、そんなのもあって、で、歳も同じぐらいなんですね」
KO「あぁ」
智「スゴく、その、僕のフィードバックを理解してくれて、で、彼の作ってくるレスポールはもう、完璧なんですよ」
KO「おぉ」
智「そういう事なんです、っていう、やっぱりホントに、自分たち世代の方達のビルダーや、ね、世代、全てにおいてだけど、頑張ってくれてるのがスゴく、ナンか嬉しいなと思って」
KO「同じこだわりを当時から持ってたみたいな感じでね」
智「うん、やっぱり、そこまで考える人たちって、やっぱり、ナンだろうな、ま、ま、あの、ミクロの世界まで入ってますよね」
KO「ね、ね」
智「うーん。やっぱり物理的な話だから、ま、KOさんもね、やっぱり、そういう事に関しては、エレクトリックの世界もそうだし、バイク、車も、自分でやるぐらいだから、やっぱりその、変えたパーツを変えた後にすぐ乗ると、すぐに解るでしょ!?違いに」
KO「全然解りますね」
智「そう。だから、そういうのって、やった人じゃなきゃ解らないから」
KO「うん」
智「でもやっていくと、それが面白くなってくのは、僕もスゴくよく解るっす。だから」
KO「ピンポイントでそこだけしか興味が無いんだけど」
智「そう」
KO「そこは深く掘りたいみたいな」
智「ね。そう、だけど、あんま、ね、そうやって、こう、説明するのもメンドくせーしっていう」
KO「あとあの、自己満足なので」
智「(笑)確かに、確かに」
KO「他に、別に言う必要もない」
智「聴いてないよってね」
KO「うん」
智「確かに確かに」
KO「でも実は、そこまでこだわってるというのは」
智「うん」
KO「たまにこう、機会があると喋ると面白いですね」
智「そうね、だから、こういうのはホントに面白いっすね。だからナンか、ナンだろうな、ま、ちょっとほら、前回、K来てね、あの、BerBerJinの藤原裕も、もちろん、あの、呼びたいと思って、僕はちょっとタイミング合わなかったから、またちょっと、次の機会に呼ぼうかなと思ってるし、あの」
KO「LIVEで忙しくなるとか?」
智「あぁ、ま、ま、そうっすね。ちょっとあの、年末にかけてね、あの~、ちょっとLIVEツアーとかあったりもするんで、ま、ひょっとしたら、ココを出入りする可能性が、ね、居ない時もあるかも知れないんで、ま、ちょっとご了承くださいという事を、ちょっとあの、今日、言えたらと」
KO「あぁ」
智「そうそう。ま、ま、でもナンか、その、ナンだろうな、あの、滝沢さんもね、今日、ばったり滝沢さんにも会ったんだけど、滝沢さんもナンか、ちょっとゲストに呼びたいなぁと思ったんで」
KO「でしょ。一緒に喋りたいですね」
智「ね、ね」
KO「面白い」
智「ね、ナンで、そんな事もちょっと、膨らませながら、ま、藤原裕もね、ぜひとも、ね、次、タイミングが合ったら」
KO「ですね」
智「そう、出来たらと思うんで、はい」
KO「じゃあ、あの」
智「うん」
KO「今回もまたまたありがとうございました」
智「いやぁ、ありがとうございました」
KO「今日、今回、深かったね」
智「ナンか、ね」
KO「真面目な話」
智「ナンで、こんな話になったんだろうなって」
KO「けど、まぁ、ギターの話、面白い」
智「あぁ、ね」
KO「機械の話も」
智「ね」
KO「ホヤの話も終わったし」
智「(笑)もうホヤはね」
KO「(笑)」
智「ホヤはもう、ちょっと忘れた頃に、もう1回やろう(笑)」
KO「(笑)」
智「もういいよ!っていう」
KO「じゃ、次はナンか、面白いお菓子でも」
智「あぁ、ね、ま、ま、ま、ナンか、いろいろね、僕らもほら、その、ナンつーんっすか、探求グセがあるもんだから」
KO「ね、うんうん」
智「探求ヘキがあるもんだから(笑)」
KO「ね」
智「ま、ま、ま、またナンかその、ね、その探求を重ねた人を呼んで」
KO「(笑)」
智「話を訊いたっていいでしょうしね」
KO「ね」
智「ま、またナンか、面白い機材だとかね、そういう話も出来たら是非ともお願いします」
KO「じゃあ、今回もありがとうございました」
智「ありがとうございました」
KO「お疲れ様でしたね」
智「ありがとうございますっ」

Kode Talkers『Free Wheelers』

ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
~Part Iからの続き~

KO「じゃ、自分のコンサートの時は自分のマイクを全部持って」
智「そうっすね、ま、そうっすね、自分がいいなと思うマイクを持って行きますけどね」
KO「ギターも、じゃあ、LIVEの時は4,5本持ってきて、みたいな」
智「そう、だから、厳密に言うと、ジャンルによって、音色はもちろん、変えるんだけども、もうその、何だったら、楽器自体も変わんなきゃダメなんですよね、その、例えばナンだろうな、ファンキーミュージックとか、スゴくこう、リズミカルな曲とかだと、ナンかスゴくこう、カッティング奏法っていってね、スゴくこう、刻むのが速い、チャカチャカしたような奏法があるんですけど、ナンかその、ナンだろうな、やりやすいモノとやりぬくいモノが、僕の中ではあるんですね」
KO「あぁ」
智「その、ま、大きくギターのネックの指板っていうのは二つあって、ラウンドしてるモノとスクエアと、どっちかなんですよ」
KO「うんうん」
智「で、そのラウンドしてるモノっていうのは、やっぱ弦をはじくっていう意識なんで、その、パンパンっ、その、レスポンスに対して、ナンかラクなんです、速いカッティングみたいなモノを表現するには」
KO「速弾きとかもしやすい?」
智「速弾きとかもしやすい。だからいわゆる、イングヴェイ・マルムスティーンとかもそうですけど、あのストラトキャスター」
KO「あぁ」
智「あれは指板の、指が当たる部分がちょっとラウンドしてるんですね」
KO「おぉ」
智「真ん中が突き出てるような、カマボコみたいな」
KO「なので、いろんなところが、ちょうど」
智「そうなんです。チューニングも、それで辻褄もあってたりするし。そう、だけど、それがスクエアなモノっていうのは、ナンつーんだろ、ちょっとその、やっぱり、接地してる面が大きいもんだから、トーンっていって、その、音を発音してから、の、ナンつーんだろ、発音した音が伸びていくワケじゃないですか。その伸びる音が、どんどん長くなっていくんですよ、その、スクエアになるとね」
KO「うん」
智「そうすると弾いてる、弾く演奏も変わってくるんです」
KO「あぁはじくのも」
智「だから」
KO「下が丸いのよりも、真っ直ぐの方が横のところにも当たっちゃいそうってありますもんね」
智「そう、例えばそのナンだろ、一つのサーキットを走る時に、大きいバイクで走る時と小さいバイクで走る時、変わるじゃないですか」
KO「うんうん」
智「ラインも変わるし、その、ブレーキングポイントも全て変わるじゃないですか。それとおんなじなんですね」
KO「おぉ」
智「その、だから極力変えずに、ま、そのまま行きたいじゃないですか」
KO「けどやっぱり」
智「そう」
KO「次の曲は、こういう曲だから、みたいな」
智「そう、だからね、なかなかそれ通りには行かないんだけど、もちろん、その、スゴいリズミカルでスゴい速く弾かなきゃいけないんだけど、スゴいトーンが長い、ようなタッチのギターで、それをやらなきゃいけない時もあるんです」
KO「うん」
智「だけどホントはイヤなんです」
KO「あぁじゃあ、1曲1曲、ホントは変えたい、変えられたら」
智「そう。ホントは変えたい」
KO「うん」
智「そう、だから、今回、それもあって、ま、あの、ちょっと本数は未確定なんですけど、ま、10…ま、2,3本ぐらい今、ギターをね、そのKode Talkersと日本のギターのメーカーの方たちと一緒にこう、作らしてもらって、で、僕らもスゴくそれを、ま、デザインだったり、元々ある会社のね、ブランドの形を借りて、例えばちょっと、こういう木材で、とか、いろいろこう、ま、ウチのギターの久保田がやってくれて、で、僕も大体、僕も彼のね、僕のギターの嗜好も解ってるんで、で、それで数十本作って、をれを今、展示するっていうのを、これからね、10月の5日から始まっていくんですけど」
KO「面白そうだね」
智「そう、それで、ま、ま、ま、もちろん、LIVEでね、全部使いたいんですけど、お客さんからしたら、そんなパンパン、ギター変えられてもね」
KO「(笑)ナニやってんだみたいな」
智「(笑)だけど、より、そういうモノもね、そういう事も理解してもらえる第一歩として」
KO「おぉ」
智「出来たらいいなと」
KO「それって今度やるLIVEの時に飾るの?」
智「そうです。で、そうなんです。LIVEの会場と展示会場と異なるんですけど、LIVEはですね、7か所でやるんですけど、展示できる」
KO「場所は」
智「場所がですね、4か所」
KO「名古屋・大阪・福岡・東京か」
智「うん」
KO「って感じですね」
智「はい、その4か所でやるっていうことなんで、是非興味がある方はね、で、一応、えーと11月の23の土曜日と24の日曜日が渋谷のSpace EDGEというスペースで、ROC、ROKで作ったギターたちをちょっと並べて、我々CHALLENGERのね、展示会も含めて、やらせてもらうんですけど、そこでROKのギターを並べて、僕と久保田で、ちょっとデモンストレーションというか、ま、その前に、こういうようなギターに特化した話を、ま、ちょっと出来たらいいなって」
KO「セッションも出来たらいいなって」
智「そうなんです。やっぱりその、LIVEとかでも、スゴく機材をね、気にしてる男の子たち」
KO「うん」
智「やっぱり僕らもそうだったんでね、やっぱナンか、スゴくナンか、そういう事も含めて、何かこう、伝えられたらいいなと思ってるんで、ま、興味が無かった人もね、興味がある方も是非、と思ってますけどね」
KO「ナンか面白そうですね、ギターのヤツは」
智「ね、だからちょっと、なかなかほら、一般的ではないですしね、会話になるとよく解らないじゃないですかね」
KO「うん」
智「だからやっぱり、同じような情報量持ってると、ま、きっとKOさんも、そうっすよね。その機材とかで」
KO「コレじゃないとダメみたいなね」
智「そうそう」
KO「僕はドラムマシーンのドラムの音がコレがいいと思うように、ギターの人もギターの人で、ベースの人はベースの人でとか」
智「そう、あると思います」
KO「皆さん、こだわりがあると思うので」
智「みんな、こう、で、また、ほら、ギターだけじゃないじゃないですか」
KO「あぁ」
智「そこに、アンプもあるし」
KO「そうね、うん」
智「アンプの中の真空管がや、トランスだったり、コンデンサーだったり、もう、スピーカーもそうだし、キャビネット(笑)スピーカーの鳴る木材、厚み、サランネット、もうね、もう気がオカシクなりそうですね」
KO「僕たち、ダンスミュージック系の人たちは、昔はアナログシンセとかアナログドラムマシーン、アナログだったじゃないですか。アメリカって110Vで日本って100Vだから、それで音が違うんだって、伝説的なことがあったんですけど」
智「うん、確かに」
KO「そういうのって電圧が違うとナンとかって、ギターとかそういうのあります?」
智「ナンかね、最初、そう思ってたんですけど、ナンかそれ言うと、負けた気分になるんで」
KO「(笑)」
智「もう関係ねーって感じになりました。あの、そう、やっぱりそれで言ったらね、そのまさにAC/DCですよ」
KO「そうね」
智「やっぱ240Vには敵わないっす」
KO「240V」
智「でも別にクリーンサウンド、そんなデカい音で出なくてイイっしょ!?って思うから」
KO「(笑)」
智「オレは全然イイなっていうか、自分の思い伝えるのに、そんなの必要ないかなと思ったんで、ナンかあんまり、気にはなんなくなったんですけど、やっぱ2000年序盤ぐらいにナンか、法律が変わったんですよね、電気の」
KO「あぁ」
智「PSE規格?」
KO「うんうん」
智「あのPSE法みたいの、ありましたよね?だからあの辺からナンか、そういう風潮があるんだな、みたいな。そう、だから、ま、よくコレもKOさんと話するけど、家の前の電信柱から電線取って、一番いい音って、そりゃそうですよね」
KO「マイ電柱持った方がいいみたいな」
智「そう。だから、そう、だから、ね、そこまで行っちゃうと、全部がそこまで行っちゃうと、それはね、多分もう、スゴいことになっちゃうから、やっぱバランスなんでしょうね、ナンかもう、ね」
KO「あと、スゴい音が太いとか、ダンスミュージック系では言うんですけど」
智「うんうん」
KO「けど、実際はデジタルの別に普通にプラグインのシンセとかでも、太い音出たりとか」
智「するんっすね」
KO「あとは、最終的に自分たち、曲を作った後にマスタリングエンジニアって、その音をイコライジングみたいにする人たちいるじゃないですか、作品に最後」
智「うんうん、そうですね」
KO「その人たちのセンスで、いくらでも(笑)そこの」
智「そう!」
KO「域、持ち上げられたりとか」
智「そこまでが作品ですよね。だからこの間、ね、ウチのバンドメンバーのクラビのね、あの~、ナニ、鍵盤の浦くんが、その、クラビの、ね、DCのアダプターを9Vの電池に変えるっていう、その(笑)、何故なら、9Vの電池がいいからっていう」
KO「うんうん」
智「やっぱりそこもね、その、何か、太さだったり丸さだったりとか、奥行きみたいなモノとか、いろいろあるんでしょうね、~とか」
KO「特に日本人はノイズのところまで、音のうちっていう風にとる」
智「そう」
KO「っていうのが」
智「だからやっぱり、コレ、思うんですけど、耳がよくなっちゃったんでしょうね」
KO「うんうん」
智「その、良くも悪くも」
KO「そうね」
智「だから気になっちゃうんです。その、聴いてる人は、どっちでもいいよ!って思ってても(笑)オレがイヤなんです!っていう。だからそれはもう、ナンか、だからオレ、それでね、このラジオ、1回どうなってんだろうと思って、radikoで聴いたっていう」
KO「うんうん」
智「ジングル流れるでしょ?」
KO「うん」
智「ね?オレ、アレ、Zettai、ナルちゃんの声だと思う」
KO「(笑)ですね」
智「オレ、エフェクターかかってても解る」
KO「うん」
智「でもスゴくカッコいい、ナンか」
KO「ちゃんと」
智「ナンかこう」
KO「ハウス」
智「うん、そうそう、ナンかそう。だから、そういうの、ありますよ」
KO「うん」
智「ハッ!て。うん、ナンか聴いてるだけで、あぁ、なるほど、みたいな」
KO「スゴい意識して、いろいろCompかけたりとか」
智「いやいや」
KO「そういうことやってるみたいですよ、ね?」
智「家でアレ、作るの?」【ブース外に訊いてるのかな】
智「そうなんだ!じゃ、あぁいうの、サクッと作れちゃうんだ⁉スゲー!」
KO「うん」
智「カッコいい!うん、いやナンかスゴくね、あ、急にクリエイティブな人だってなっちゃった(笑)うん」
KO「(笑)」
智「そう、そのエフェクトの、バックのトラックに対してのエフェクトのかけ方とか、さりげない!!と思って」
KO「うん」
智「でも何気にほら、さりげなくするのって難しいし」
KO「白々しく作っちゃうから」
智「そう。いや、やってる人間は、そういうの解っちゃうじゃないっすか。だから、ナンかそういうの、グッときますよね」
KO「あぁ」
智「ナンか、その、さっきの(笑)マイクの話に戻るけど、(笑)その、もう、ホントに、部屋の中でね、ナンかもう、ナンだろな、ニット帽とかマイクに被せて歌ってみたりとか」
KO「あぁ(笑)」
智「もう、ナンかね(笑)今考えたら、大丈夫か?お前!っていうようなね、ことをやってましたよ」
KO「けど、やっぱり」
智「そう」
KO「そのこだわりが重要だもんね」
智「そうなんです。それが、やっぱり、どうやって撮れたっていうのが、バレると恥ずかしいけど、解んないってなると、嬉しくなるんっすね」
KO「これ、どうやったの?って訊かれると」
智「そうそうそう。え、教えないよ~みたいな感じになってしまう」
KO「でもそこまで、考えてるのがやっぱり、ホントに音楽好きだなって解っていいですね」
智「ね。ま、多分、こんな事、ね、解っても言う事じゃないかもしれないけど、ま、僕はなかなか、こういう場所に来ない人だから、ハッと触れた時に、あぁ、そうなんだと、ふと思ったから。ま、別にコレ(笑)OA乗せなくても、どっちでもいいんだけど。どう、だからナンか、コレってやっぱり、なかなか難しいっすよね」
KO「うん」
智「やってる人にしか解らないっていうかね」
KO「実際に、その、ショービズっていうか、芸能として歌を歌ってる人と、ホントに、ナンだっけ、あの、この音楽をやりたいっていってる人で、やっぱり、少し違ってくるじゃないですか」
智「そうっすね~」
KO「そういうところで、長瀬くん、ちゃんといろいろね、いろんな楽器に気を使ったりとか、そういうのはスゴく面白い、っていうか、ちゃんと話が聴けていいですね」
智「そう、だから楽器が好きだったんでしょうね。誰々のギタリストが好き、とか、バンドが好きだったら、あんま、そうはならないと思います」
KO「やっぱ、その辺の機械的なモノとか」
智「そう。だから逆に言ったら、この人のギターの音は、どういうアンプで、どうでっていう事をナンとなく、今は音を聴いて想像出来てしまう」
KO「おぉ」
智「だけど今の若い子たちは、それがシュミレーターになってるっていうのは、スゴく可哀相だなって」
KO「あぁ」
智「ま、でも逆にね、じゃ真空管アンプ、家でどうやって鳴らせっつーんっすかっていう話だと思うんだけど」
KO「うん」
智「でもやっぱりナンかその、僕はやっぱり、その真空管の、あのアツい感じにやっぱり心奪われ、アメ車みたいな感じ、あるじゃないですか。そうだから」
KO「やっぱりちょっと、違いますよね、ナンか」
智「うーん、ナンっすかね、アレ。電…うん、ナンかその、EVとガソリン車ぐらい違うかな」
KO「うん、もちろんその、EVでスゴい立ち上がりがイイっていうか、加速がいいとか、ナンかあっても、それではない、その、ノロい加速でも重圧感があるとか、いろいろ違う」
智「ちょっとナンか、EVに、ガソリン車でEVに負けたくねーっていう気持ちがあるから(笑)」
KO「ね」
智「ナンか、そっちの方が勝っちゃってる気がするっていうか」
KO「イイとこはどっちもいいとこがある。カメラもね、デジタルと昔のフィルムのカメラで、とかもいろいろ論争があったじゃないですか」
智「あぁ」
KO「今、DJもレコードがいいとか。レコードの方がやってる感あるのと、でもデジタル音源が今、いろいろ面白いとか」
智「あぁ、なるほど、確かに」
KO「いっぱいあって。ホンモノのDJだからレコード回さないとダメみたいな人もいるし」
智「だから一時期、CDなのにレコードに針を落とすところから始まるみたいな」
KO「うんうん」
智「SEとか付け始めたじゃないですか。アレ(笑)今考えたら、ナンだろうな、でも、アレもまぁ、一つの作品だもんな」
KO「うん」
智「そう、だから、それもグレードダウンなワケですもんね、要は」
KO「だからその、あの、針が」
智「不思議」
KO「溝を通してる時に」
智「サーってね」
KO「ザザザって音が、それもいいみたいな」
智「ね」
KO「あとはもう、ナイトクラブだと実際、ドンってなったら遅れて振動が来るじゃないですか」
智「うんうん」
KO「それをレコード、ターンテーブルが拾ってハウリングとかするので、ハウリングする手前のところの低音がスゴく丸くなってデカくなった気がするので」
智「それ、ゲートをかけるとか、そういう事じゃなくて?」
KO「ナンにも、そういうのじゃなくて、ただ音をかけるだけで、レコードかけると」
智「あ!そっか」
KO「地面が、スピーカーが鳴って、それを地面が拾って」
智「なるほど」【ささやき】
KO「その音を、ちょっと遅れるから、マイクのハウリングとおんなじですね」
智「あ!この間、僕らもKode Talkersでレコードを出、作ったんで、LPを。その時に、そのトラックダウン、MIXダウンする時に、あの、最後、盤が出来上がって、その3枚、サンプルの中、ABCの中から1枚決めるっていうので、全部、その、ナンだろ、同じようにスタンプしたんだけど、やっぱり誤差があると」
KO「うん」
智「ABC、どれか決めてくれって事で、みんなでスタジオ入って、アナログプレーヤー置いて、でっかいスピーカーで、こう、鳴らして聴いてたんです。で、パターンA聴いて、で、解りました。B聴いて、で、C聴いて。もちろん全部違うんですけど、ま、みんな答えになったのが、全体的に、その、ま、ナンだろ、良くない部分があったから、ま、それはスタンプを打ち直してもらおうかな、みたいな話にはなったんだけれども、それの理由っていうのが、要は、目の前で大きいスピーカーで聴いてて、目の前にその、プレーヤーがあって、そのプレーヤーに、音が干渉しちゃって」
KO「あぁ」
智「ちょっとハウリングが起こってる状態で、僕らが聴感してる帯域が、歌を消してたっていう事なんですよね」
KO「あぁ」
智「そう。だから、あ、そんな事あるんだ⁉と思って、もうビックリしました」
KO「実際に」
智「勉強になったというか」
KO「ターンテーブルだから、置く台じゃないですけど、下に」
智「あとね、ターンテーブルによるって言ってたかな?」
KO「そう、中が空洞のヤツとか」
智「あ、そうそうそう!言ってました、言ってました」
KO「そこで音が回っちゃったりだとか」
智「そう。そういう事があるんですね~」
KO「だから昔、レコードとデジタルを同時にかけた時に」
智「うんうん」
KO「やっぱデジタルの方が、タン!て音がモアッて来なくて、逆にそれが、ナンか優等生っぽくて、ちょっと面白くなかったんですけど」
智「へ~、あぁ、なるほど」
KO「そん時に、どうしたかというと、レコードを、クルクル回るじゃないですか。その回るのを止めて、止めてるのに針だけ置くんですよ」
智「おぉ」
KO「で、デジタルの音を別のチャンネルで出すと、そうするとデジタルの音がスピーカーでミキサーを通してなるじゃないですか。それを、音の振動を、ターンテーブルのところって、音をかけてないんだけど、針を上に置いてあるから」
智「乗っかってる」
KO「乗っかってるから、そのチャンネルを上げるとレコードみたいな音になるんですよ」
智「へ~、あー!なるほど!」
KO「そう、デジタルの音だけど」
智「あぁ、そうなんだぁ~!1回、コッチ、通してるから!?」
KO「そうそう」
智「うわぁ、面白い」
KO「マイクの代わりに」
智「じゃ、厳密に言うと、そっか、あのレコードの溝は通ってないワケだから」
KO「うん」
智「うわ、不思議!」
KO「だから、振動を拾うから」
智「不思議~」
KO「だから」
智「ボリューム、チョー小っちゃいですよね」
KO「ボリュームはデジタルの音はいっぱい出してて」
智「ですよね」
KO「で、ターンテーブルの音もハウリングしない程度にあげてる」
智「なるほど、そっか。でも、あんま爆音は出来ないですね」
KO「けど、そうするとちょうどいいぐらいに」
智「なるほど。だから、今回初めてね、スタンプ、僕ら国外でスタンプ打ってもらったんですけど、で、まぁ、スタンプ職人の加減にも、結構、よるらしくて、で、アレって、オレ、初めて知ったんですけど、溝の深さが、音域のレンジみたいっすね」
KO「うんうん」
智「不思議っすね~」
KO「なので、それで溝の深さ、ヨーロッパ版で45回転の方が深いとか、いろいろ」
智「へ~!」
KO「けど、アメリカ版の浅くても、アメリカ版の方がちょっと男らしいとか」
智「なるほど。だからZettai、空輸じゃなきゃダメだって事ですよね」
KO「あぁ」
智「海の、ね、磁気がダメになるからっつって」
KO「ちゃんとスタンプは作るのも、向こうで作って」
智「そうなんですよ」
KO「カッティング職人にちゃんと」
智「お願いして」
KO「じゃホントのアメリカっぽいとか、長瀬くんが多分、目指してるっていうのかな、その、ホンモノのロックっぽいというか」
智「うんうん」
KO「そういう感じに持っていってる」
智「そう、だからさっきね、KOさんがスゴくいいこと、優等生っぽいって言ったんだけど、そのね、もう、まさにその、優等生っぽい、僕の中でね、普通過ぎるっていう解釈がある」
KO「あぁ」
智「その、ね、ナンっすかね、クセがあるからいい、みたいなのがありますよね」
KO「うんうん。その、汚れじゃないけど、ノイズも全部入れての、味ですね」
智「だから僕ら、僕も、ギター、そうなんですよ。綺麗な教則通りの音を出したいんじゃなくて、ナンかその、口で表現出来ないですけど、ダメなんだけどカッコいいみたいな(笑)」
KO「(笑)」
智「ナンだろうなぁ」
KO「うん」
智「ナンっすかね」
KO「その辺のこだわり、やっぱり、ナンか、自分しか解んないんだけど、だからそれは今のデジタルの機器で同じROLANDの音を鳴らしても違うし」
智「ナンかその、例えばバンドとかのLIVE見に行った時に、謎のギターなのに、ナンかスゲー、カッコいい音を出してると、メッチャカッコいいじゃん、コイツ!ってなっちゃう」
KO「うん」
智「だからそういうのが、ナンかね、ナンだろ」
KO「そういうのが個性にもなるし」
智「なっちゃう、うん」
KO「味ですよね」
智「味。味とか、振り切りと、やっぱり、あ、もう、ナンだろうな、超越したというかね、あ、行くとこまで行ったねっていう」
KO「うん。その人のチューニングによれば、音が歪んじゃっても、チョーカッコいいみたいな」
智「そう。だから最終的に僕が思ったのは、チューニングはカッチリしない方がいい」
KO「あぁ」
智「ちょっとぐらいの誤差があった方が萌えるっていうか」
KO「あぁ」
智「レースもそうじゃないですか。ビッタリ出すと、ダメ。フワッとさせとかないとっていう、そう、ナンかね、そういう感じにちょっと、ギターのマインドもなってきちゃったっていうか」
KO「あぁ」


Kode Talkers『ハンディキャンディマン』


to be continued....
2008年10月のFilm Live以来のZepp Nagoya。あの時は最前列で智也を見れたけど、今回は2階指定席で「翠ジンソーダ缶」飲みながら着席でのLIVE参加。1階スタンディングの方たちの入場後まで待たされたので、着席して一息ついたら、もう光太郎さんが現れて、イヤだという前説開始。このLIVEは2部構成でやるということ。Interval中はトイレ行ったり、お酒飲んだり、周りの人たちと喋ったり、自由にして欲しいということ。KTはジャムバンドで、USのジャムバンドはそういうモノだからということ。初めてだから、未知だからとしり込みするのではなく、ナニが起きるんだろうと、自分たちも思うということ。最高の音楽をやるから、楽しんで欲しいということ。そのために全力で演奏するからと、あと10分くらいしたら「ウチの看板」がやってくるからと、言葉をくれました。

客電落ち(毎回、この瞬間がたまらない!)メンバー入場。智也は最後。いつもの衣装(!?)な感じ。見る度に「細~い」と思っちゃう。以前樹木希林さんが紙相撲みたいって、表現してたけど、横むくと厚み、ホントないわ~。演奏始まっても2階席は誰一人立たないので、着席のまま、心置きなく!?「野鳥の会」状態でキャップの陰になるご尊顔をガン見( *´艸`)。アルバム未収録曲がワンサカあったけど、ほぼほぼスパトラ曲なので耳馴染みある曲ばかり。CDで聴いた光太郎さんボーカルとは違うんだけど、智也が歌えば、やっぱりしっくり来る。以前、智也ボーカルで聴いた「善人ショー」が今回は光太郎さんボーカル。また智也ボーカルで聴いてみたかったな。…っていうか、やっぱり求めてるのは智也作なんだけど。今の智也が作る曲がホントに聴きたいんだけど。新曲の歌詞は智也っぽい感じがするけど、どうなんだろうなぁ??

ツアトラならぬツアバン!?




<ネタバレ>※セットリスト










<光太郎さん前説>

情熱のグルーブ
誰のせいで
Beautility
WHOLE(インスト)
Wonder
When I
PLANET 25:30

― Interval ―

中古の円盤
ハンディキャンディマン
脱力の法則
生活のサイズ
雨の日
帯電Youthful
どっかに置いといて
例のモノ
Free Wheelers

<EC>
?(新曲)
KO「時刻は深夜3時を回りました。ここからは81.3 J-Wave TOKYO M.A.A.D SPIN 第一金曜日はDJの木村コウと」
智「長瀬智也がお届けします」

【略】

KO「そんな感じでよろしくお願いします」
智「よろしくお願いします。KOさん、意外にいろいろ聴いてくれてるみたいなんで、我々の友達もね」
KO「ね、ね、ね。この間の原宿のKも、ナンか、20年ぐらい話してない親戚のオバちゃんから電話があったとか言ってた(笑)」
智「うん、いや、そうそうそう、ナンかほら、意外にマイクがあると、喋る事も変わるっていう事で、ま、そんな夜を楽しんでもらえたらなと、はい」
KO「今日もまた、宜しくお願いします」
智「宜しくお願いします。さ、番組の感想やメッセージもお待ちしております。XでTOKYO M.A.A.D SPINのアカウントをフォローして#MAADSPINを付けてつぶやいてください。TOKYOM.A,A,D.SPINのアカウントですね。そしてメールの方はMAAD@J-wave.co.jpまでお願いします」
KO「それでは早速、この曲の後、やって行きましょう」
智「はい」
KO「MODEWARPで『BLUE』」

【曲演奏】

KO「じゃ、というかですね」
智「もう、あの、最初に言っておきますけど、あの、ホヤの話はもう、いいです」
KO「THE ENDですか」
智「もうもう、いいんです」
KO「(笑)」
智「結構ね、ホヤも反響があって、もうね、ホヤのナンだろうな、ま、聴いてくれてるって事ですよね。ありがたいですよ、それは。たまたまこの間、田口くんの個展やってた時に、あの、近所がね、僕の地元なんですけど、近所が日体大生の寮が多いんですよ。で、ま、その中でウエイトリフティング部の子たちが来てくれて、ま、絵を見てくれて、個展に来てくれて、いろいろ話した時に、ま、その中で、ま、ま、一番こう、コミュニケーション取ってくれる男の子が、ま、ナイスガイな男の子がいて、で、まぁ、その子が、どこから来たの?って言ったら、岩手から来たって。で、ホヤの話になって」
KO「(笑)いきなりホヤの話してるやん!」
智「そう。で、やっぱホヤ好きだって言うから、で、まぁやっぱ、もう埒が明かねーなと思って。そうそうそう。で、彼もね、お酒を飲むっていうんで、やっぱ珍味みたいな感じで楽しむって言ってたから、ま、やっぱなかなか、ほら、そこをね、突き詰めていくと、面倒くさいなっていうのもあったんでね。それでもこんだけ、よくホヤでもったなと」
KO「(笑)」
智「ホントに」
KO「この間、僕がDJやってた時に、福島のフクちゃんって、前、照明やってのが来てですね、KOさん、ホヤですけど‥って、KOさん、ホヤに±あるの、知ってます?って」
智「へ~」
KO「バッテリーみたいなんですよって。は?!って」
智「あぁ」
KO「そしたら、へんな突起があって、2つ。片方がプラス、片方がマイナスなんですって」
智「へ~~!」
KO「プラスが口で、で、マイナスがお尻なんだって」
智「あ、だからやっぱり、チューブワームみたいなもんですね。あの、海底にね、あの、消化機能しかないっていう」
KO「そうね、うん」
智「モノ入れて出すだけのね、でも生きてるっていう」
KO「だからハサミとか」
智「ヘモグロビンがあるみたいな」
KO「(笑)」
智「スゴいな~!」
KO「(笑)ヘモグロビンがあるとか、いろいろ詳しいやん!」
智「そう、だから、そのチューブワームは、あの、ヘモグロビンだから筒の中に赤いのが見えるんです。それが、もちろん、地球上の海底にもあるんだけど、遥か遠くの星の、その、海底にもあるらしいんですよ」
KO「ほぉ~」
智「それは解ってるらしい」
KO「それが逆にあの、人類じゃないけど、いろんなモノの祖先だったかも知んないっすね」
智「ね!だからその映像見ると、お花畑みたいで」
KO「(笑)お花畑みたい」
智「そう。ちょっとグロいんですけど」
KO「うんうん」
智「だからナンか、そういうのあるんでしょうね、ナンかその、ホヤにもね。だからきっとその、それを頂いて、ナンか健康になったり、きっとナンかミネラルとかもあるだろうし。だから昔の人の知恵はホントにスゴいと思う」
KO「ね。ホントに科学があったワケじゃないのに」
智「オヤジが、あの、要は射撃やってたんですけど、で、北海道とかでよく撃ってたんですよ。で、クマの堪能、熊の胆。よくアレをね、子供の頃に飲まされたんっすよね」
KO「マジ?あの、漢方薬みたいな感じで」
智「そう」
KO「効くの?」
智「アレはやっぱり、お医者さんも止められないらしいです」
KO「ほぉ」
智「実際、効力がある。で、今、モノスゴい値段とかも高くなってるみたいで。ま、でもこれ、多分ね、ひょっとしたら、配合(?)関係の話で、うん」
KO「~なるかも知れないね」
智「かも知れない。ただ、ウチのオヤジは競技的なモノで、スキートっていう競技があるんですけど、それでやってたんですよね。ま、知人がいたりとかして、そういう流通が、その昔あったんでしょうね。そう、それでま、やっぱり、大人になって時に、その熊の胆をね、あの、ちゃんと知った時に、やっぱその、それを昔の人がやってたって、スゴいですよね。冬眠するために、栄養を集めた、僅かしか取れない、その臓器を乾燥させて、で、その結晶化したモノを飲む。ま、ホントにね、病気が治るっていう。で、漢方薬のナンか、材料にもなるらしくて」
KO「うん、あの、ちょっとしか取れないっていいますもんね」
智「そう。僕もそれはナンか、昔からこう、オヤジにちょこちょこね、子供の頃に飲まされて。で、やっぱり、効くな~と思って」
KO「おぉ。それは風邪とか熱とか?」
智「いや、あのね、一番解りやすいのが、お酒。だから肝機能がメチャ強くなってんだ、多分」
KO「(笑)子供の頃に酒って(笑)どうやって(笑)」
智「あの、それはナンて言うか」
KO「大人になってから」
智「もちろん、もちろん、大人になってからなんですけど、あの、ホントにそうなんですよ」
KO「ほぉ」
智「やっぱり、調べると毛細血管の中から、そういう解毒する」
KO「作用が」
智「が、出てくるらしいですよね。そう、だから、ま、ま、残ってるんでしょうね、今でも。ま、だから子供の頃に、なかなか気付けなかったから、大人になってやっぱ、昔の人の知恵の凄さに驚きますよね。KOさんも、おじいさま、おばあさまから、ナンか、よく、夜中、口笛吹いたらオバケでるよ、とか、そういうの、ナンか」
KO「ナンか、ミミズにおしっこかけちゃダメとか(笑)」
智「とか、ナンか、でも、そういうのも一つの知識だったりするでしょ?子供、ナンか、寝かせる為とか、何でもいいけど、何かの知識になってるワケだから」
KO「美味しいモノは全部食べると鼻血出るぞと言われて止められましたね」
智「ね」
KO「銀杏から何から全部食うなって事なんでしょうけど(笑)そんなに」
智「だからナンか、そういうの、面白いな。よくよく考えてみると、熊の胆は今、スゴい値段も高くなってるみたいです」
KO「熊の胆っていうけど、僕、勉強したのが釣りキチ三平の作者の人が、その前に描いてたマタギっていう熊撃ち猟師の漫画」
智「へ~」
KO「で、それで熊の胆が、ってやってたので」
智「なるほど」
KO「それで知ったんですけど」
智「なるほど」
KO「秋田の方とかで、クマ撃っててみたいな、そういう話があって。その後、釣りになってしまった」
智「その昔はそれが当たり前みたいな事だったんでしょ。だから今は、ナンか表現すら難しくなってしまったって、時代がね、不思議ですけど」
KO「あれ、釣りといえば、長瀬くん、今、釣り行ってるんですか?」
智「あのね、この間、師匠と、久しぶりに、アレいつだったかな?1か月ぐらい前か、それ話ましたっけ?話してないか」
KO「うん」
智「僕はずっと芦ノ湖でやってるんですけど、もうすぐ90になる師匠がいて」
KO「90!?」
智「そうなんですよ」
KO「スゴい。釣り仙人」
智「うん」
KO「ブラックバスでしょ?」
智「僕はブラックバスが好きで、その師匠から教えてもらったんですけど、師匠は元々は芦ノ湖生まれ、芦ノ湖育ちの人間なんで、ま、もうやっぱりナンだろ、マスとか」
KO「マスとか、あぁ」
智「サクラマス、ナンかそのやっぱり、どこか日本のね、その純粋な、ナンかこう、血筋を求めてるような気がしますけどね、繊細な釣り」
KO「あぁ」
智「ま、フライとかもやるんですけど、師匠はやっぱ、ナンだろうな、トローリングとかね」
KO「トローリング、あぁ」
智「だから、キャスティング、バスっていうのは、スゴく、あの、神経質な(笑)ナンだろ、あの、スポーツフィッシングだから、あの、ホントは距離を近くで精度よくやっていくのが、で、数打ちゃ当たるっていうやり方でやっていくんだけど、だけど、師匠はね、どちらかっていうとマスなんで、大きい釣りなんです」
KO「あぁ」
智「あの、船で乗って対岸まで」
KO「漁っぽい感じ?」
智「漁っぽいっていうかね、大、ダイナミック、一本、一本釣りみたいな感じかな」
KO「あぁ」
智「うん、ナンか、その、ナンだろ、より、ナンだろ、マスの方が、マスというか、トラウトの方が神経質なんすよね」
KO「おぉ」
智「だから船、近づけると、もう警戒しちゃって釣れない」
KO「あぁ」
智「だからバスの方が、ちょっと鈍感なのかな。あと、獰猛性があるから、コントロール制で、反射を使うんっすよ」
KO「あぁ」
智「その、いきなりこの辺…この辺って言っても解らないか(笑)頭の左上にバシャッて何かが落ちてきたら」
KO「お!?って」
智「そう、人間だったらほら、パって払うでしょ?それをバスは口でやるから」
KO「あぁ食いついちゃう」
智「そう、それで針が引っかかって、それで僕ら、あの子たちを【可愛い♪】引っこ抜いて遊んでるワケですね。そう、だから釣りの概念が違う。僕は、そのテルさんのおかげでマスの釣り方でバスを釣るやり方を覚えたんですよ(笑)」
KO「おぉ」
智「遠くだけど精度が高いっていう」
KO「あ、じゃあ、キャスティングも長く」
智「そう、キャスティングも長く飛ばして、より精度の高くやると、岸沿いにいるバスが釣れる」
KO「あぁ」
智「だけど、距離が短いと、その手前にいるトラウトが釣れるっていう」
KO「あぁ」
智「そう、だから、意外にこう、ナンだろ、芦ノ湖って水が綺麗な湖なんで、釣り、釣るのが難しいんですよ。要は綺麗だから」
KO「見えちゃう」
智「魚からも、その、いわゆる、全部見えてるんです、繊細にね。だから、派手なルアーだとちょっと、逆に魚が逃げて行ったりだとか」
KO「あの、ホンモノっぽい、餌っぽく見えないとダメって事ですか?」
智「そう、でもね、さっき言ったように、バスは反射使うのが一番手っ取り早いんですよ」
KO「バシャっきて、あの、カエルが跳び込んだとか、虫がバサバサやってるみたいな」
智「そうなんっすよ、その、夏、ね、木のオーバーハングっつって、水の上に木が生い茂ってるところにね、ま、そこにいる例えばセミだとかナンかが落ちて、水面でビーッてやってるのを、下からバコーンてくるワケですよ。要は、そのセミをフィッシャーマンは演じるワケですよね、手で」
KO「うんうん」
智「だから、そこのナンか、ナンかこうナンだろ、野生を騙した」
KO「その、上手く」
智「支配した感じがもう、たまらないんでしょうね、みんなね、フィッシャーマンたちはね~」
KO「じゃ、野生とその技術、今の人間の技術の戦いですね」
智「だと思う。KOさんも世代的にはZettaiやってますよね」
KO「僕は鯉釣りとか川の人なので」
智「あ、なるほど。ヘラブナとか」
KO「そう、ヘラブナ。ヘラブナはちょっとオジサンっぽい感じがしてしまったので、やってましたけど」
智「ね。僕も最初、そう思ってたんですよ。でも、頂点はヘラらしいっすよ」
KO「(笑)」
智「いや、でも、やっぱね、ホントこれも歳をとって気付いていったことですけど、ナンだろな、その、彼らはその、自分のバランス、配分のね、あの、餌、練り餌を作って、で、自分の、ポイントがあるんでしょうね。で、ま、その、浮き、アレも職人とかが作ったら、何万、何十万とかの世界」
KO「うんうん」
智「何百万もあるでしょう。で、そんなのでね、リールももう、竿の先から出てるだけの尺で釣り上げるっていう。確かにそのレギュレーションでやったら、ナンかちょっと自信ないです。バスとかマスだったら、もちろん、僕は素人ですけど、例えば、ね、慣れ親しんだ芦ノ湖だったら、ワンチャンちょっと行けるかも⁉みたいな」
KO「うんうん」
智「感じありますけど、ヘラになった瞬間に急に、宜しくお願いします!みたいな感じになっちゃうと思う」
KO「ナンか、儀式っぽく感じちゃうっていうか(笑)」
智「そうなんです、そうなんです。もうホントに、ホント、失礼な話、もうナンか、お年寄りの方とか、じっと動かずにやってるじゃないですか」
KO「(笑)ホントに動かないもんね」
智「ちょっと心配になる時があります」
KO「(笑)」
智「でも突然、ハーッとかいって、竿、ガーッて合わせて、釣るワケじゃないですか」
KO「あのしなりとかもナンかイイ感じとか」
智「で、やっぱり僕もそうなんですけど、逆にKOさん訊いてみたいです。フィッシャーマンって水の中をイメージする。でもよくコレ、仲間でも話すんですけど、水の中をイメージするって、ナンだよって話でしょ?KOさん、それ解ります?意味」
KO「その棚(?)じゃないけど、水の中の地形を考えて、僕はこの辺に何があるかなとか」
智「あ、そうですよね」
KO「うん」
智「素晴らしい。そうなんですよね。結局、僕もそこになって、で、ま、僕は何故そうなったかというと、あの、芦ノ湖に行くと、ずっと昔から、一緒のボート屋さんで、もう僕の中ではプロですね、あの、いるんですよ、そういう方が、関さんって方がいるんですけど、その方がね、あの、ある時、釣りをやってて、ボート同士で沖で会うんですよ。で、釣れた?釣れない?とかってやって、釣れたら、ドコどこで、水深どのくらいで、どのルアーでみたいな事いって、あぁじゃ、行ってみる、みたいな、そのぐらいのコミュニケーションで終わるんですけど、その彼が、いつもだったら釣りやってるんですけど、ナンかね、竿も持たずにボートでずっと、ナンかその、芦ノ湖の沖を走り回ってたんですね」
KO「おぉ」
智「そんでその時に会って、ナニやってるんっすか?って言ったら、水中眼鏡付けて、地形見て、そこの、例えばあそこにドラム缶があるとか、それこそ水路の流れ込みの窪みがあるとか、杭があるとか全部見るんですって」
KO「やっぱり」
智「で、そこで魚の動きも見るらしい」
KO「あぁ、それで」
智「そう」
KO「僕も前、鯉釣りやってた時は、でっかい池なんだけど、鯉が泳ぐ場所は決まってるから、タヌキが山道でタヌキが通る道が決まってるみたいな」
智「うんうん」
KO「感じで、鯉が止まってるのもあるから、そこに落とさないと鯉は食わないっていう感じの」
智「あ~、なるほどね」
KO「感じの事を考えながら、やってたのはありますね」
智「え、で、やっぱそれは良くなっていく、釣れるヒット率が上がるみたいな」
KO「ナンとなく、その辺に落とせば、結構いけるじゃないかみたいなポイントでした」
智「なるほどね。でも、それは鯉の反射を使うわけじゃないですもんね」
KO「完全に」
智「鯉は」
KO「散歩道っていうか」
智「あ、そっかそっか」
KO「餌を食べようと思って」
智「なるほど!」
KO「その山道じゃないけど、川道、じゃない池道」
智「そっか~」
KO「みたいなところを通ってて、そこにナンか」
智「じゃ、鯉は、そっかぁ、やっぱり精度ですよね。キャストの精度が大事になってくる。それがだって、ね、道路からちょっと避けちゃったら、鯉、その道路通らないでしょ」
KO「うん」
智「なるほど」
KO「そんな感じでイメージして」
智「あぁ、なるほどね」
KO「一匹しか釣れないんですけど、そこに多分、5匹ぐらい軍団で一緒に歩いて、泳いでる。そういう事を考えながら」
智「なるほど、そうか」

Kode Talkers『Wonder』

智「これ、釣りやらない人とか…」
KO「(笑)ナニ、深夜にナンの話してんだ?って」
智「(笑)いや解んない。これから釣りに行くっていう人が聴いてるかも知れないっすよ。朝方ね(笑)」
KO「(笑)朝方」
智「前ノリって、そうそうそう」
KO「この時間だと一番」
智「車の中」
KO「あと、そうね、夜中に、子供だと夜中に遊びに行っちゃダメじゃん」
智「確かにね」
KO「親に怒られる」
智「怒られる」
KO「けど、夜の12時とか1時に釣りに行くっていうと大丈夫なんっすよ」
智「え?」
KO「釣りに行ってくるっていうと、親はいっておいでって」
智「あぁ、なるほど」
KO「なので、そういう風に高校の時とか、釣りに行くって言いながら、そういうナイトクラブに行ってしまったりとか、ホントに」
智「なるほど」
KO「釣りに行ったりとか」
智「ちょっと都会的だな、それ」
KO「いろいろ、ナンかあったんですよ」
智「スゴい都会的、なるほど。釣りだったら、そっか、朝まで」
KO「そう」
智「確かに。健全に聴こえるかも、親だったら」
KO「行っておいで」
智「行っておいで、みたいな。ヤダな~、帰ってきたら浮きが電気浮きに変わってるんでしょ」
KO「(笑)」
智「ピッカピカ、もう電気」
KO「LEDみたいな(笑)」
智「もう、それ、スゴいな~カッコいいっすね、それ」
KO「いや、でも、あんまり怒られなかった」
智「なるほど。そういう作戦があったか。ちょっと都会的だな、それは」
KO「けど、アフターアワーといって、朝の6時からやってるパーティとかあるんですよ。その」
智「6時から?」
KO「6時ぐらいまで遊んだ人が、遊び足りない。で、6時ぐらいから、昼の12時ぐらいまでやってるパーティとかあって」
智「うん」
KO「そうすると、普通の子たちは帰れないじゃないですか」
智「はいはい」帰れない」
KO「昔なので、女子高生だけど、高校生だけど、とかが、6時からだったら来れるって、で、割とそういう若い子たちが来れる。18歳以上だったら入れるじゃないですか。だから18歳、ギリギリの時とか、に、来る人とか」
智「そっかぁ、お酒があるもんね」
KO「朝からだと、親も大丈夫みたいな。まさか、朝の6時に出かけてナイトクラブに行ってくるって思わない。部活に行ってくる!って言って、僕がDJしてた時、ドロドロになってるトコ、ベロベロになって、ダメ人間になる人と(笑)」
智「(笑)そっかぁ」
KO「最近高校、出たぐらいの人たちが、子たちがチョー元気に、親が大丈夫だから、みたいな、そういう感じなんで」
智「なるほどね~」
KO「2つが一緒になってて、元気になって面白いなっていうの、結構、もう10年以上前、20年以上前によくありましたね」
智「それ、さすがにほら、毎日出来ないじゃない?」
KO「週末」
智「やっぱり週末か、なるほどね。でもナンか、すごくその、週末を満喫しようっていう気持ちが最高っすね」
KO「うん」
智「その気持ちがナンか素敵」
KO「逆にドイツとかだと金曜日の9時にオープンして月曜日の夜まで、ずっと営業してるナイトクラブがあったり」
智「へ~」
KO「オカシイですよね」
智「そうなんだ」
KO「で、僕は日曜日の昼ぐらいが好きだなとか」
智「でも人気があるから、それ続いてるワケなんでしょ?」
KO「うんうん」
智「スゴいよな~」
KO「だからそういうようなことって、ナイトクラブ文化としては面白い」
智「日本でバーニングマンみたいのって、無いんすかね?(笑)」
KO「あそこまでキャンプのヤツはないっすね。けど、この間もキャンプでやってきて」
智「うん」
KO「野外で。面白かったです」
智「へ~。だからナンかそういう、ナンかね、スゴい、ナンだろ、感動するんだよな」
KO「鳥取砂丘でスゲーのやるみたいな」
智「感動するでしょ」
KO「ね」
智「間近で見たら。うん、なかなかやっぱ、ね、アレは日本だと理解されないのかな」
KO「けど、ナンか、日本って好きそうですけどね、みんなね」
智「ね!」
KO「そういう、シャーマンっぽいヤツっていうか」
智「とかね、花火もちょっと、それに近い気もするし」
KO「結局は昔から日本人って、そういう祭り事好きで、盆踊りもそうだし」
智「たしかに。神輿とかね」
KO「うん」
智「確かにそうっすね」
KO「みんな踊って楽しくするのが良かったみたいな」
智「そう、だから、そのね、僕の釣りの師匠のね、隣に神社があるんです。で、その鳥居とかをね、僕の師匠が作ったりとかしてて」
KO「あぁ」
智「そう。で、行くと必ず、お参りして行くんですけど、ナンか、そこは狗の神様が二人いるみたいで、その昔、あそこ関所があったじゃないですか。で、そこの地域は昔、狼が凄かったらしいんですよ」
KO「おぉ」
智「で、人が住めなかった。で、その二頭の犬が、その狼を追い払って、あそこに住めるようになった。だから、そのちょうど、ナンつーんだろ、元箱根、芦ノ湖の付け根の一番下の部分が、関所で、東海道があそこを通ってた。で、それが駅伝のね、ゴールになってるでしょ」
KO「あぁ」
智「だからナンか、面白いっすね、その、限りなく形を変えていない唯一の場所なんでね、芦ノ湖って。だからね、この間、釣りに行った時に、久しぶりに師匠と釣りを楽しもうと思って。師匠、ちょっと足も良くないもんで。一緒にこう、行くんですけど、したらね、珍しくね、霧が下りてきて、で、視界、ホント2m、3mぐらいの霧なんて、なかなかないんです」
KO「あぁ」
智「でね、昔は怖かったんっすけど、今はナンかね、ナンかこう、歓迎してくれてる感じがして」
KO「おぉ」
智「そう。でね、メッチャクチャ釣れる」
KO「うんうん」
智「急に霧が下りてきて、急に真っ白な世界になって、バコバコ釣れはじめて」
KO「うん」
智「でも普通、霧が出ると釣れないっていう概念なんですよね」
KO「ふーん」
智「そう、だからね、ナンかね、師匠と釣りしてる時間がスゴく不思議で」
KO「あぁ」
智「ま、彼がやっぱり、そういう、ちょっと神社の(笑)横にも住んでるしね」
KO「うんうん」
智「ホント、神に守られてる」
KO「(笑)」
智「感じがちょっとするっていうかね」
KO「ホントに自然に、自然と同化して」
智「そう、そうなんですよ」
KO「長瀬くん、ずっと釣りは長いもんね」
智「そうっすね~、もう18,だから30年、30年ぐらいやったかな」
KO「いつ、またサバイバルゲームやろうかって」
智「あ~!サバイバルゲームやりましたね」
KO「(笑)」
智「そうだ、サバイバルゲームやりました。いや、やっぱ、男の子、大好きじゃないっすか、うん。やっぱり鉄砲もそうだしね、ミリタリーもそうだしね」
KO「お父さんが射撃やってたのが、余計に影響があったりする?」
智「あ」
KO「そうでもない?」
智「うん、そういう感じ…でもやっぱり、結局ほら、そういう銃、見てもカッコいいじゃないですか」
KO「うん」
智「結局だからその」
KO「機械っぽいところかな」
智「そう、鉄のね、彫金とかもそうだし、やっぱナンか、削り出し感(笑)というか」
KO「そうね」
智「あの感じ、やっぱカッコいいっすよね」
KO「僕もだから、意味もなくモデルガンを改造してって、やってます」
智「ね~」
KO「サバイバルゲームでも銃身短くしたりとか」
智「結局、ジェシージェームスも結局ね」
KO「そうそう、なっちゃった」
智「銃作っちゃってますもんね、今。銃職人でしょ?」
KO「そうそう。ウエストコーストショッパーズってカリフォルニアにあったのが、今、ユタか」
智「うん」
KO「どっかの方に移ってます。テキサスかな?」
智「うん」
KO「移って、彫金でやったりいろんなの」
智「なるほどね」
KO「結局バイクを作る技術が、あっちになっちゃった。拳銃とかマシンガンとか作ったりして」
智「はいはい」
KO「ガンガン撃ってるのをテレビでやってましたね」
智「REDがね、やるでしょ?」
KO「RED、射撃始めてたね」
智「オヤジが行ってた射撃場に行ってるって言ってたから。それ、子供の頃に行ってね、もう、うるさいからヤダったんですけどね~」
KO「あぁ」
智「こういう、ヘッドフォンつけるんだけど」
KO「うんうん」
智「そう、アレでパンパン撃ってるのを、でもやっぱり、違うトコで岩城滉一さんが撃ってたりとかして」
KO「うん」
智「ジャワカレーやってましたよ」
KO「ジャワカレー(笑)」
智「ジャワカレーのお兄さんだって」
KO「(笑)」
智「やっぱね~、やっぱありますよね」
KO「面白いですね」
智「うーん、男が惹かれちゃう、ナンかありますよね~鉄砲とかね」
KO「その辺、やっぱ道具に惹かれる」
智「うん、結局そんな感じします」
KO「道具と言えば、長瀬くん、ギター、拘ってるじゃないですか」
智「ギター、ま、ま、そうっすね~、うん」
KO「ギター、そういえば、ナンかギターって、今、何本くらい持ってるんですか?」
智「いや、そんなに持ってないんですけど、ま、メインで使うのはホントに4本とか」
KO「4本」
智「ま、でも、サブとかもあるから、で、ま、ナンとなく思い出のあるモノ、捨てられないモノ、売れないモノみたいのがやっぱ」
KO「あって」
智「ま、10…10…10本、15本あるかなぁ?」
KO「じゃ、バイクと同じぐらい、違う、バイクはもうそんなに多くない?」
智「そうっすね、バイクはもうちょっともう、だいぶ少なくしましたけどね」
KO「あの今度、ギター作ったの?」
智「あ、そうなんですよ。そう、CHALLENGERのプロジェクトで、ま、ROKという、Kode Talkersで、ま、ちょっとその、楽器、ね、エレキギターは木材じゃないですか」
KO「うんうん」
智「で、ま、僕ら、そういう、使う人間からすると、その、木材だとか、ま、作る工程で、のちの出る音に変わってくるんで、やっぱりその、ある程度、自分の出したい音に、の、答えに近づけるために、やっぱその、木材とか形だとか、やる工程だとか、ま、接着剤ぐらいのね、事をいう人もいるだろうし、ま、アルミだったり、鉄だったりで、音も変わってくるじゃないですか」
KO「あぁ」
智「だからナンかその、塗装の薬品だったりとか、ま、スゴくそういうところを、ま、ナンだろな、ずっと使っていて、で、まぁあの、同じバンドメンバーのギタリストの久保田光太郎と、やっぱりもう、30年ぐらい、彼とも付き合いがあって、ま、その中で、ナンとなくその、ずっとね、自分たちとギターに対する、ナンかこう、何かずっと追及してた」
KO「こだわりが」
智「が、ナンか、気付いたらあったんですよ。別にそうしようと思ってやったワケじゃないっすよ⁉」
KO「うんうん」
智「ま、でもきっと、KOさんたちもね、冨家さんとかも、きっと、そういうの、あると思うんですよ」
KO「こういう道具が欲しいな、みたいな」
智「そうそう。そう、だから、そんな感じで、ま、僕らはその、ナンだろ、ある意味、そういう木っていう、自然が生むものがあるから、答えがなかなか、つかないんですよね」
KO「うんうん」
智「エレクトリックなモノだと、個体差もあまり、そこまで変りがない。木材ほど無いじゃないですか」
KO「うんうん」
智「ま、もちろん、その」
KO「木材ってやっぱり、堅いのとかね」
智「そうなんです。同じ木材だったとしても、同じところはもう二度と取れないから、そう、だからナンか、そういうのも含めて、ナンかこう、スゴくこう、あるんです。さっきの釣りの話じゃないですけど、長瀬くん、そんなこと考えてるの⁉ヤベーな!って、頭オカシイって思われるぐらいの(笑)ことを」
KO「あぁ」
智「ま、多分、考えちゃってると思います」
KO「うんうん」
智「言わないけど。そう、だからまぁ、ナンだろ、そういう事をナンとなく、表現したいがために、ROKという、ま、その、僕の中で遺跡なんですよね」
KO「ほぉ~」
智「人間が作る造形で、で、もうナンか、あんなのにね、あんな、ナンつーの、スチールの弦をこう、ベッて、テンションかけて、ペッペケやって、マイクに向かって歌ったりするワケじゃないですか」
KO「うんうん」
智「もうナンか、ちょっと、僕には民族的に見えちゃうんですよ」
KO「あぁ、儀式っぽいっていうか」
智「そうそう!もうナンか、上手いとかヘタの世界じゃないというか、もう、ちょっと、宇宙になってるような気がするんですよね。ま、釣りとかもそうじゃないですか。さっき水の中をイメージするって、もうナンか、それはヘラブナを釣ろうとしてる師匠と同じような感覚っすよね。頭が宇宙になってるっていう。ナンか、そんな感じが」
KO「じゃ、ギター作る時に、フォークギターは中のアレがあるじゃないですか、響きっていうか」
智「はいはいはい」
KO「けど、エレキギターって中の響きは結構あるんですか?」
智「アレ、もう、ソリッドボディとホロウボディっていって、中をくり抜いたモノとくり抜いてないモノがあるんですけど、ま、でもソリッドボディとは言っても、結局ピックアップっていうマイクを埋め込むから、それ分は削るんですよね」
KO「うんうん」
智「だけど結局こう、【コンコンと音がしてます】今、コレ、テーブルを叩いてますけど、コレ、ソリッドっすよね」
KO「うん」
智「こういう、詰まってる音がする。だけどコレが空洞になると、もうちょっと、ポンポンっていう柔らかい音に」
KO「うん」
智「それはやっぱり音の傾向として、ギターも同じなんですよ」
KO「あぁ、じゃ、そのマイクのところに、ピックアップのところが、ちょっと空間を開けてるとか」
智「そうっすね」
KO「形を変えると」
智「そうです。だけど、ホロウになると、アコースティック状態のモノになると、中の音の共鳴が強すぎてハウリングを起こす」
KO「あぁ」
智「要は歪ませていくと、どんどんフィードバック起きて、歪むポイントが速くなってくる」
KO「うん」
智「だからよく、昔僕、Fフォールっていうんですが、穴開いてるところが。あそこ、ガムテープで閉めるんですよ(笑)」
KO「おぉ」
智「ペッ!て」
KO「そうすると響かなくなる」
智「響かない。だけど、ちゃんと箱っぽいっていう」
KO「あぁ」
智「そういうのあります」
KO「マイクの拾い方ももちろん、重要だけど」
智「そう」
KO「けど、その取り付けてる位置とかも結構違うんですね」
智「さっきそれこそ、ヒューマンビートボックスの話、出ましたけど、ヒューマンビートボックスの人って、マイク選びを忠実にやってると思うんですよ」
KO「うん」
智「僕もスゴく、それ」
KO「解る」
智「気持ちが分かるから。だからやっぱり、それもナンとなく、あるんでしょうね」
KO「あぁ」
智「だけど、きっと普通に生きる人って、マイクと向き合う時間ってカラオケボックスぐらいでしょ?」
KO「(笑)」
智「だからカラオケボックスのね(笑)ちょっとエコー強めの感じとか、ナンか、ね、だからやっぱり、でも今、カラオケでもゼンハイザーとか使ってる、多分ね、Shureとか」
KO「Shureの57、58って言ってる場合じゃないですね」
智「(笑)そうそう」
KO「(笑)」
智「でもKOさんとかは、マイクって言ったらナニになる?ボコーダーみたいな、ほら」
KO「そうそう」
智「ナンか、ナンかあるじゃないですか。小っちゃい、ミニじゃなくて、ナンか、KORGの小っちゃいヤツで、ナンか真ん中が」
KO「パイプみたいなの」
智「出てて、マイクに向かって、ナンか、ボコーダーみたいなね」
KO「アレも面白いですね」
智「あぁ」
KO「けど最近、プラグインとかでみんなやっちゃうから」
智「あぁそっかぁ」
KO「口にくわえて、あぁいうのは面白いですね」
智「そう、だから僕ね、マイクはね~、ホントにあの、もう、気持ち悪いぐらい、やりましたね」
KO「うん」
智「最終的に、NHKの倉庫に眠ってんじゃねーかなって、いいマイクが」
KO「いいマイクが?」
智「そう!僕、ノイマンっていうね、ドイツのメーカーのマイクで、その87とか67とか、その、僕はスゴく、よく、歌でも使うし、アコースティックギターとかでよく使うマイク」
KO「あぁ」
智「そのマイク、大好きで、その、NHKって刻印が入ったマイク、欲しいんっすよね」
KO「おぉ」
智「たまにそれがね、ドコからか、ともなく、やってくる。その、オファーが」
KO「やってくる、あぁ」
智「こういうマイクが今」
KO「あるんだけど、どう?」
智「あるんだけど」
KO「みたいな」
智「アレ、好きな人いるんっすね~」
KO「マニアですね」
智「そこはやっぱり、この間の、Kが来た時の、ビンテージの、どこかその、ナンだろ、うん、そういう意味での、ナンか、ハートもやられてる気がしますよね、ナンか」

Kode Talkers『情熱のグルーブ』


~ to be continued ~
~Part Iからの続き~

KO「あ、そういえば全然話は変わりますけど」
智「えぇ」
KO「僕、Instagramを見てたんです。そうしたら、ナンか長髪の人が、黄色いバイク、タイタンに乗ってて」
智「(笑)」
K「有名なね」
KO「その人がナンか、二か月ぐらい前にタイタンの黄色いのをエボリューションで、とかビックドックか」
智「エボ」
KO「エボのバイクを田口くんがナンだカンだ、言ってる人がいたんですよ」
智「いましたね」
KO「それとあのバイクは同じなのかと」
智「(笑)違う!違う!違います!」
KO「違うんですか?」
智「違います!アレはブローディー仕様じゃなくて、もう1個、あの後に出てきたんですよ」
KO「(笑)出てきたの?」
智「タイタンのゲッコーだったかな」
KO「あぁ、ゲッコー」
智「ま、ちょっとその、多分、黄色っていうのは、多分、黄色っていうのはタイタンのイメージカラーだったんです」
KO「あぁ」
智「で、その時の、多分、90年代後半、黄色が多かったんで、その黄色、僕のはね、多分ね、一番、ナンつーんですか、クオリティが低いタイプのヤツで」
K「アレで?」
智「そう。だと思う。で、田口くんが選んだ、選ぼうとしてたヤツは、もうちょっと、グレードの高い」
K「ふーん」
KO「あぁ」
智「で、オレのスイングアームはほら、細い2本のスイングアームだけど、田口くんのヤツは普通のリジットっぽい」
KO「リジットぽい、あぁ、ソフテイル」
智「ソフテイル、あっちのリジットのヤツで、あの~、ま、ちょっとサイズもバーン!とデカくて、あの黄色にプラスα、引っ掻いた傷」
KO「あぁあぁ」
智「のが入って」
KO「あるね~」
智「そうそう。だからそれはナンとなく、ほら、ナンつーんだろ、マッチョな人が」
KO「あの、ハルクホーガンみたいな」
智「ホーガンみたいな人が乗る方がいいっつって、田口くんに諦めてもらった事があったの」
KO「だから、それで、その話をこの番組でも言ってたじゃないですか」
智「そう。だから、僕は、その前にナンとなく、その辺のね、時代のチョッパーに乗りたいなと思ってたから、田口くんも、それを機に、オレもそのぐらいの、乗ってみたいって事で一緒に探して、ま、あの手をほら、探そうと、今、そんないないから、値段もそこまで高くないっていう事でね、そう、そんでまぁまぁ、ちょこちょこ、それが出てきたからっつって、ま、田口くんも欲しいっていうから、目、付けてたんだけど、ま、相応しいのは多分、出てくるから、ま、出てきたら買えばいいんじゃないっすか、みたいな話してるんですけどね。そうそう、そんな事があった」
KO「いや、僕ね、パっと見て、買ってんじゃん!(笑)と思って」
智「そうそう。で、僕は」
KO「違うヤツなんだね」
智「そう、一足前に買っていて、そう、そんで、ね、足立区のね、Kのトコ、アレもKだね」
K「そうだね」
智「足立区のKenのトコ、持って行って」
K「足立区の(笑)」
智「足立区のK(笑)」
KO「Kいっぱいいるね」
智「そう、Kいっぱいいますよ」
K「(笑)結構多いかも」
智「そうそうそう。そんで、まぁ、まだあーでもねぇ、こーでもねぇって。この間もね、Riserとハンドル付けてね」
KO「あぁ」
智「乗って、あーでもねぇ、こーでもねぇっつって、また持って行って。今、考えたら」
K「まぁ、目立つ!アレは」
智「目立つか」
K「目立つ」
智「あぁ」
K「本人が乗ってる、こう、イメージよりも、やっぱり外から見てると、あの黄色が」
智「まぁね~」
K「スゴく目立つから。だから見つけやすいよね。世間の人たちが」
智「その後に、一緒にバイクで走ったの、KとKenzoと一緒にね。そんで、あの、ちょっとあっちの晴海の、海の方に行って、ちょっと都内の方に戻ってきて、オレが一番前、走ってて、で、後ろにKenzoと、あとユーキくん」
K「そうそうそう」
智「Yっていう友達が、3人で走って」
KO「バイクでね」
智「で、もう都心の家の方に帰ろうといって、オレが一番前、走ってたんです。ちょうど環七入って、信号待ちして、オレが車、結構多いなって後ろ向いたら、全然知らないバイカーが5人ぐらいいて、誰だ?コレ?っつって。その5人ぐらいの後ろにKenzo達がいるんですよ」
KO「あぁ」
智「あ、ちょっといねぇわ、と思って、で、とりあえず信号青になったから走り始めたんですよね。で、オレ、Kenzo達、待ちたいから、ゆっくり走ってんだけど、誰一人、オレを抜かないんですよ」
KO「(笑)」
智「ナンだろうと思ったら、後ろ向いたら、スマホでオレの方を撮ってたりとか、オレの事をずっと見てるヤツがいて」
KO「あぁ」
智「で、ナンか、ナンっすかね、その若い子とか、チョッパー乗ってる男の子とかいて、ゆっくりオレの事を抜いてったりするんっすよ」
KO「うんうん」
智「ナンか、構って欲しいのかな(笑)って」
KO「(笑)」
智「ま、でもスゴいカッコいいチョッパーで」
KO「うん」
智「もうホント、信号待ちのタイミングあったら、声掛けたかったぐらいだったんだけど、ま、結局話せるタイミングもなく、したらナンかKenzoがね、言われたんでしょ?ナンか」
K「そうそう」
智「その男の子かナンかに」
K「長瀬さんですかー?って言われて」
智「言われたっつって」
KO「あぁ」
智「そう、だから、ま、もうバレるっすよね」
KO「バレるでしょ」
智「バレるっていうか、コソコソもしてないんだけど(笑)」
KO「(笑)」
K「まぁね」
智「コソコソもしてない」
K「コソコソもしてないけど」
智「そうそう」
K「見つけやすいんだ」
智「見つけやすい。で、髪長いでしょ?この間も地元の方にバイクで帰ってったんです。で、高速道路、バーっと走ってたら、ちょうど出口辺りで、5台ぐらいがオレの周りを固めてんっすよ」
KO「(笑)」
智「ナーンで、オレ、出口出たいのに、スゴい、四方八方固めってから、ナンだと思って、車ん中見たら、もう家族連れがみんな、オレの方に向けてスマホ向けて」
KO「(笑)」
智「もう…ま、だから、しょうがないっすね」
KO「うん、ね」
智「ありがたいですね」【え⁉ありがたいの??】
KO「うんうん」
智「ま、ピースぐらいはしますけどね」
KO「うんうん」
智「でもね、結構危ないからね、あの」
K「そうね」
智「事故だけは気を付けてもらうたいなとは思うんですけど」
KO「ね。あと、自分の事故に繋がるもんね」
智「そうそう。ありがたいんですけど」
K「それだけは、やっぱちょっと注意してもらいたい」
KO「そうね」
智「ちょっとアレかな、もう迷彩カラーにして街に馴染んだ方がいいかな?」
KO「(笑)都市迷彩に」
智「もう、見えない(笑)アレ?って。長瀬、いたの?みたいなぐらいのね(笑)」
KO「あの黄色いのは派手だもんね」
K「そう」
智「確かに」
KO「けど、今、日本って、ナンとなく、夏が暑さが変わってきたじゃない、日差しも」
智「確かにね、暑さも」
KO「だから、あぁいう黄色いのとか、似合うような気がする」
K「あぁ」
智「逆にね」
K「カリフォルニアとかって」
智「確かに」
KO「バイクって、スゴい綺麗なバイクあるけど、日本に持ってくると、前はナンか」
智「湿気」
KO「ちょっと合わなかったのが、ナンか今、この暑いのって、意外にね」
智「確かに」
KO「スゴいスカイブルーみたいのとかイエローみたいな」
K「あぁ」
KO「そういうのがね」
智「確かに」
K「解りやすい、それ」
KO「今になってカッコいいって見えるみたいな」
智「だから、その、走ってた時もね、ちょうど六本木ら辺を走ってたんだよね」
K「そうそう」
KO「スゴいね」
智「そう、そのナンかほら、煌びやかな街に、アルミのビレットのね」
KO「ギラギラした」
智「ギラギラした感じが都会的でカッコいいね、みたいな話になったんですよ」
K「それ言ってた」
智「ね。そう。そういう風に言われると、ナンかオレ、あのバイク乗る時に恥ずかしくなんだよなぁ」
KO「あぁ。けど、まぁ」
智「まぁでも」
KO「それはそれ、逆にだから最近、あぁいうの乗ってる人、いなかったじゃないですか」
智「ま、そうっすね」
KO「最近っていうか、前もあんまりいなかったけど(笑)」
智「そういう意味で派手ですよね、周りにいないから。だって、色としたらさ、それこそ、HONDAのCBRだって、派手じゃん」
K「まぁね」
KO「うんうん」
智「赤であんなバーって~入ってたらね」
KO「うんうん」
智「だから、ま、黄色で単色っていうバイクがあまりにも無さすぎるから、目立ってしまうっていうね。あと、乗ってるポジションもあるだろうけど」
KO「うん。けど、そういうのが、より一層、ナンだろ、人があんまりやってないから面白いし、目立つから、アレはいいと思いますけどね」
智「なるほどね」
KO「うん。みんな同じモノをやったら面白くないじゃないですか」
智「そうですね」
KO「だから僕、旧車乗ってるからだけど、あまりにも旧車多すぎて」
智「ね!ここ最近はね。旧車がもう、ナンとなく、ベースになってきたから、ナンか、その中でちょっとこう、際どい人とか、その中での、チョッパーみたいなところが、段々、ちょっと変わって来たというか。旧車は旧車で、その、ナンだろ、古いモノ、パーツに対して、レアなパーツに対しての値段がもう、チョッパーじゃなくなっちゃって来てる」
KO「ね、ね、ね」
智「値段がね。そう、だからナンか、それをもうチョッパーって言っていいのかっていうところまで、来ちゃってるでしょ?だから」
KO「もうホント、ビンテージっていう風にして、高くなりすぎてるよね」
智「そう!だってフロントフォークで200万とかっすからね」
K「(笑)」
KO「おかしいよね」
智「おかしいですよ」
KO「ネジ1個として5000円とかなっちゃって」
智「そうそう」
KO「マジ?みたいな」
K「コレ、だから面白いな。ナンか、聴いてる人ってもう、多分、チンプンカンプンじゃん」
智「いや、どうだろ?」
KO「あぁ」
K「バイクを解ってる人だったり、ハーレー乗ってる人たちはザックリ解ってるけど」
智「そうだね、でも、まぁ、ほら、違う、その人の好きな事に対して、好きな事に当てはめられるかも知れない。バイクもそうなんだ、みたいなとかね。ま、Zettai、どこの世界にも、あるあるですよ」
KO「ね」
智「だって楽器にもビンテージがあったりするぐらいだから」
KO「さっきの時計もそうだし」
智「そうっすね~。ナンでもそうっすよね~。お菓子のオマケだってそうでしょ」
K「だからね、この何年かでビンテージっていう単語、スゴくメジャーになったっていうか」
智「うん」
K「ナンでもそうじゃん?」
智「そうだね」
K「ちょっと昔まで、そんなにビンテージって言ってたっけ?アンティークって多分、言ってたんですよ」
智「うんうん、確かに。だから、ま、そのビンテージのモノを新品で作るようになったよね」
K「あぁ、そうね、風ね」
KO「風、風ね、うん」
智「その、楽器もそうですよね。ワザとスパイダー、カッターでね」
K「洋服もそうだし」
智「そう、洋服もそうだし」
KO「もうだって、ブルースウェーブ、僕が80年代着たTシャツ、1枚100万っていうもんね」
智「え⁉」
K「そうそう!だからね、この前ちょっと」
智「売りましょ!(笑)」
KO「(笑)」
K「高く売れるトコ、知ってますよ(笑)」
智「(笑)いや、そう…古着もそうでしょうね~」
KO「ジーンズも100万とかね」
K「もう、100万ってもう、そんな高くないもん、ジーンズでも、Gジャンでも」
智「そうだよね~」
KO「僕が高校生の頃って、リーバイスのファーストとかセカンドとかでも、5万とかだったから」
K「そうでしょ?」
KO「それがもう、今」
K「そうですよ」
KO「いくらぐらいなの?相場ってみたいなの」
K「どうなんだろ?相場ってどうなんだろうな」
智「だからKenzoなんて、ほら、結構、古いの好きだから、ね、周りから、ほら、下の子らからね、アレが欲しい、コレが欲しいって、彼は探してあげるんだけど」
KO「そうですね」
智「やっぱその、どうなの?オレたちはナンとなく、同じモノが好きで、同じ雰囲気のモノが好きだけどさ、そういう風に、ナンつーの、あの、若い子たちから言われて、ナンかその、オレたちよりも、スゲー感覚持ってるなとかさ、逆にナンツーの」
K「それ、半分半分、やっぱり」
智「なるほどね」
K「ナンか価値だけの事でとらわれてないかなぁとか」
KO「あぁ」
智「あぁ、なるほどね。高い、高くないとか」
K「高いから買いたいのか」
智「あぁ」
KO「うん。ホントに好きなのかなとか、たまにこう、ナンかこう、頭の中に?が思ったりとかするんだけど」
智「そっかぁ」
K「やっぱオジサンたち、我々のね、年上の人たちと、ホントに好きだから、それが結果、高くなったっていう」
智「なるほど」
K「答えなんだけど」
智「ホントにいいモノを知ってたって事だよね、その大人がね」
K「だから今の、このナンか時代って、SNSがこんだけね、普及してって感じだから、それでやっぱりインスタで見るし、YouTubeでも見るし、それはナンの、全部のジャンルに関わってくるんだけど、コレ、高いから欲しいとか、ね、コレ、そういうのがスゴく多いから」
KO「誰かが持ってたからとか」
K「そうそうそうそう。誰々が着てたからとかいうのも、もちろん、大事なんだけど」
智「そのモノのデザイン性、機能性」
K「そうそうそう」
智「そうだよね~、だから、こんなイヤホンにしたって、ね、AKG?」
KO「AKG、そう」
智「ま」
KO「そういう風に、ゼンハイザーがいいとかAKGがいいとか」
智「とか、ま、コレが数年経った時に、あのシステムがヨカッタとか、あの時、ココにこの素材が使われてたとか、中のツイーターがどうだとか」
KO「うん」
K「(笑)」
智「いろいろあるじゃないっすか」
KO「うん、あるね」
智「だからもう、話だしたらキリがない」
K「そうだね」
智「うん」
KO「けど、その本質を理解せずにルックスだけで欲しがる人も増えてきましたね」
K「そう」
智「そうか」
KO「けど、逆に新しい感覚でそれを着るのも出てくるっていうか」
K「そう、もちろん、ホントに好きな人も、好きな、若い子でそれ一概に言えない」
智「でもそれさ、例えば、ホントにそのモノが好きだったら、値段が下がろうが上がろうが、ずっと持ってる事に幸福感持てるじゃない?だけど自分がそのモノが好きじゃなくて、値段が下がったらショックじゃん」
K「うん」
KO「うん」
智「だって好きでも無い物を持ってて値段が下がるんだからさ」
K「まぁね」
智「可哀相だよね、それはね」
K「それ、でも日本人あるあるなのか知れない、ナンかそういうのって」
智「あぁ、なるほど」
K「ナンかやっぱり、外国の人って、それだけじゃないっていうかさ、そういうのがナンか日本特有なのかも知れない」
智「あぁ、やっぱそうだね」
K「コレ、上がりますよ、とか」
智「あぁ」
K「お店の人とかね」
KO「ナンか、そんなの」
智「解る気がする」
K「うん」
智「ナンかその」
K「独特じゃない」
智「海外の、じゃ、例えば海外の人は、家に飾ってる絵とかが、スゴくさりげなく見えるんですよ。それは何故かってったら、多分その人が好きだからね。だけど日本の人の(笑)絵、飾ってるのは、ナンかスゴい(笑)有名な人の絵なのかなとか、高い絵なのかなっていう」
KO「あぁ」
智「風に、ナンかちょっと、考えてしまうっていうか。ね、海外の方は、ホントにステキな絵に対して」
KO「ね、ね」
智「コレが欲しい、コレを買いますっていうけど」
KO「それはありますね」
智「日本の人はね、ナンか、誰がコレ描いたんですか?とかっていう(笑)」
K「(笑)解る」
智「感じがね、ナンか」
K「それ、解る、解る」
智「あるかも知れない。確かにね。確かに、それ、ナンだろ、国民性なんっすかね」
KO「ね、やっぱナンか、そうね、その歴史を買いたいみたいなのが、ナンか、けど、あとちょっと、アジア人に多いっんじゃないですか、モノを持つことによって価値を見せたい、みたいな」
K「あぁ、そうだね」
智「あぁ、そっか」
KO「うん。昔、超お金持ちのファミリーみたいな人と、ちょっとお付き合いが、フランスの方の、あった時に」
K「うん(笑)」
KO「普通に、ヴィトンとか、そんな、あと、アレとか、ナンだっけ、向こうのブランド、エルメスみたいな」
智「ハイブランド」
KO「見に行ったら、犬の首輪がエルメスなんですよ」
智「なるほど」
K「(笑)」
KO「え?って言って。もう30年前ぐらいの話なんですけど。で、エルメスの首輪してるわ、って言ったら、え、それナニ?みたいな感じで。みんな家がエルメスとかヴィトンって思ってないんですよ」
智「あぁ」
KO「御用聞きみたいのが家に来て、で、犬の首輪欲しいわとか言うと、20本ぐらい、黒いヤツって言うと、黒いヤツを持ってくるんですよ」
智「へ~」
KO「その中に、エルメスとかあって」
智「へ~」
K「あぁ」
KO「もちろん、一点物で作ったようなヤツ」
K「あぁ」
KO「それで、じゃ、コレ、買うわ、みたいな感じで。だからブランドと思ってなくて」
智「あぁ、あぁ」
KO「金持ちの人は」
智「なるほど~。でもカッコいい。そういうブランドの方がカッコいいですね、ストイックで」
KO「で、逆におばあちゃんの買ったヴィトンのケースとか旅行鞄じゃないけど、そういうのを持ってて、ボロッボロになってるのに、使ってるんですよ」
智「へ~!」
KO「別にそれは、ナンていうの、それが逆にカッコいいと思ったし、逆にヴィトンのバック、僕、いいなと思わないんですけど」
智「あぁ」
KO「けど、ナンていうの、俗っぽいから」
K「なるほどね」
智「なるほどね、確かに」
KO「けど、そういう風にボロボロになってまで、だって、おばあちゃんから使って、持ってたから、みたいな感じで使ってて、ヴィトンと思って無いんですよ」
K「うん」
智「あぁ、なるほどね」
KO「だからそういう風にして、お金持ちの人は、みんな、そういう風に持ってて、で」
智「そっか、やっぱオレたちはドコかもう、ナンつーんだろ、高貴なブランドってトコから入っちゃってるから、もうそういう風に思っちゃいますね、エルメスって言ったらね」
KO「だからそれが、そういう風じゃなくて、お金持ちの人は、御用聞きじゃないけど、そういう人たちから、専用の、持ってきてくれるっていう感じの、あぁ、そういう文化もあるんだって」
智「いや、でも、それ、スゴくカッコいいな」
KO「うん」
智「ナンか、ナンだろ、そういう商売の仕方、今もやっててくれたらスゴい」
K「うん」
智「逆にカッコいいというか、そっから出たモノが欲しくなるっていうかね、その(笑)犬の首輪、欲しいっすもんね、ちょっとね」
KO「(笑)そういう御用聞きの人が、それも日本でもいて、やっぱりそういう人が持ってきてくれて。だから何も、ブランドと思って買ってないのが」
智「あぁ、なるほど」
KO「お金持ちで、スゴくいいなと思ってて」
智「やっぱ、ね、素晴らしいブランドなんですね」
KO「うん。で、逆に、それを、感じに近づきたいから、ついお金を出して買ってしまうのが、ちょっと悲しい感じがするっていうか」
K「うん」
智「確かに。ナンか勝手にそういうイメージ持っちゃってるけど、やっぱりスゴいブランド、スゴい人たちがいるから、そういう事になってるんだろうね、ってなりますよね」


Kode Talkers『情熱のグルーブ』

智「」ナンか、前に銀座のね、ひょうたん、鰻屋さんで、ご飯を食べてる時に、外国の女性の方が、50、60歳ぐらいの方だと思うんだけど、オレ達がウナギ食ってる時に、いきなり話しかけられて、ナンか、あなた達、オシャレだから写真撮っていい?なんて言われて、OK、OK、ナンつってカメラに向かってピースとかやって撮ってたんです。ほんで、しばらくしてたら、ナンか友達からメール来て、ナンか(笑)エルメスの、スゴい人のインスタにお前、出てるんだけど?って言われて」【去年の3月の話ですね~】
K「(笑)」
智「えーっ?っつって、ナニ?ナニ?って見たら、ナンかその(笑)エルメスのイベントかナンかあるみたいで来てたらしいの」
K「お偉いさんが」
智「お偉いさんがね」
KO「おぉ」
K「(笑)」
智「で、オレ達が銀座の鰻屋で、汚ったねぇ、ナンか、こんなストリートの格好して、ウナギ食ってたら、あんた達、最高ね、みたいな感じで」
K「あぁ」
智「オレ達の事、写真撮って、インスタにあげたらしいんですよ」
KO「(笑)」
智「だから、そん時に、ナンて器の大きい、素敵な女性なんだろうって。オレらみたいの、汚いのに」
KO「汚いのに(笑)」
智「わざわざ写真、撮るっていうのは(笑)だからナンか、そういう、ナンつー、ブランドの寛大さみたいなモノをスゴく感じたっていうか」
KO「うんうん」
K「長瀬智也とは知らずにね」
智「知らずにね。オレとは知らずに撮ってる、彼女は。だからナンかスゴい、ナンか、そこでグッとエルメスって(笑)カッコいいって、ちょっと思っちゃうっていうか」
KO「けど、そういう感覚って、実際にブランドのところ、あるかも知れないですね」
智「うん、そう」
KO「ちゃんとそういうね」
智「ね、ナンかほら、自分のインスタにあげるんだったらほら、エルメスに関係ないモノあげたらとかって考えそうなもんだけど」
KO「うん」
智「勝手にその、ね、銀座で会った、スケーターみたいな男の子たち【男の子!?】をバっとあげるっていうのは、感覚としてカッコいい」
KO「いいですね」
智「うん。で、別にほら、そこに有名人がいたから彼女がやったワケじゃなくて」
KO「うんうん」
智「ナンとなく、日本にヘンなヤツいた!みたいな感じでやったワケでしょ(笑)」
KO「そのオシャレな感覚が、ちゃんとその、その人が、こちら側のオシャレな感覚を認めてくれたっていうか」
智「ね」
KO「いいと思ってくれた。あと、それをいいと思ってくれる感性が、そういう人たちにあるのがね」
K「あぁ」
智「ね、素敵」
K「そうだね」
智「そうそう、素敵だなぁと思って。ナンかほら、ストリートとかだと、ちょっとこう、汚かったりだとか、チープだったりとかするから」
K「うん」
智「ナンかこう、ね、高貴な方にはちょっとこう、ナンだろ、スイマセン、みたいな感じになっちゃうっていう」
KO「うん」
智「ナンかこう、感覚があるけど、ナンかスゴく、そういうので、ナンか、温かい愛を感じたというか、ナンか、そういうのありましたね」
KO「いい話だね」
智「そうそう。そんな事があったんで、そう、だからナンか、ま、ね、僕ら、あんまり、ね、そういうハイブランド、たまたま、今日、来る時ね」
K「あぁ」
智「Gucciのほら」
KO「(笑)」
K「(笑)」
智「ウチワ、あるんだけど」
KO「(笑)」
智「ナンかね、ふらーっとね、オレ、久しぶりにGucciの店の前、通って、あ、ちょっとサングラス、と思って、見たんですよ」
KO「うん」
智「ナンか、最近、ナンかもう、サングラスがこう、ナンつーんだろ、ま、全世界的にサングラスが、付けるサングラスがパターン化してきたじゃないですか」
KO「うんうん」
智「ナンか、もう1回ティアドロップが流行ってみたり」
KO「あぁ」
智「だからナンかちょっともう、ナンかもう、奇抜なヤツが欲しいなと思って」
KO「うんうん」
智「最近、サングラスを探してた」
KO「うんうん」
智「そう、そんで今、Kenzoと一緒に来た時に、Gucci入ってね」
K「そうそうそう」
智「ま、ちょっと、買っちゃったんっすけど」
KO「うん」
智「したら、この、ナンか、ウチワを」
KO「ウチワをもらって(笑)」
K「上等のね」
KO「上等の」
智「上等の」
K「上等Gucciのウチワ」
智「そう。で、話したら、ちょうどデザイナーがね、変わったって」
K「そうそう、言ってた」
智「そう。ナンか、で、100種類ぐらいあるんですって」
KO「ほぅ」
K「そう、言ってた。ナンか、力入れてるって、Gucciは」
KO「サングラスに」
智「そう。そんで、試着をしてた。したら奥から、ものすごい」
K「(笑)」
智「何個持ってくるの⁉っていうぐらい。全部試着、付けたら店終わるよ⁉っていうぐらいの数のサングラスが来て」
KO「(笑)」
智「そう、そんでナンとなく、ほら、もう、コレって買ったんですけど、そう」
KO「あ、ちゃんと、ウチワもあるけど、よく出来てるね。ちゃんと本当の竹で作ってる」
智「そう、竹で作ってる」
KO「ね、ホンモノのヤツですね。ホンモノのウチワっていうか、よくある、あの、プラスチックで作ってるヤツではないですね」
智「そう!ちゃんと竹で」
KO「骨が」
智「ナンかね、バンブーシリーズっつーのがあるんでしょ?」
KO「あぁ」
智「それにちなんで。ちょうどあったもんね。ナンか、昔はね、僕もね、よく、こういうハイブランドのサングラスとか、ナンかこう、付けてた時もあったんですけど、ナンかある時から全然付けなくなっちゃって、そう、ナンか、ここに来て、ナンか欲しくなって、さっき買っちゃったんすよ」
KO「あぁ」
K「いいもんね」
智「KOさん、サングラスとかって」
KO「僕、サングラスは、あんまり、そんなに、そうね、D&Gのヤツ、1個、昔のヤツ、持ってるんですけど」
智「D&G」
KO「それは車、運転する時に」
K「うんうん」
KO「赤いフレームが欲しくて」
智「うん。赤いの?」
KO「うん、ナンか」
智「カッコいい!ちょっと、DJっぽくてカッコイイかも!赤いフレーム」
KO「で、探してたら」
K「DJだからね!(笑)」
KO「それしか無かったので」
智「うん。いや、ナンか、NYのDJとかナンか、赤い眼鏡とかかけてそうじゃないっすか、ナンか、イメージ、イメージ」
KO「(笑)」
智「イメージある」
KO「長瀬くん、初めて会った時にDJの木村KOが来るっていって、滝沢伸ちゃんに紹介されて来てたから、僕が来たら、あ、KOさんって、そんな六本木っぽい感じじゃなくて良かったとか言って無かった?」【机をバンバン叩く音は智也だよね~】
智「(笑)そう!」
KO「ね(笑)」
K「(笑)それ」
智「ナンかやっぱね~」
KO「ね(笑)」
智「そうそう」
K「それ覚えてるんだ~」
智「イメージあったんだ」
KO「覚えてるんだ」
智「すーごいマッチョでさ」
KO「ね」
智「すーごい怖い人、来たらどうしようって」
KO「(笑)」
K「それあったよね」
智「そう」
K「うん」
智「だって、名前、DJ KOだぜ!っつって」
KO「ね(笑)あっちの、あっちの」
K「TRF」
智「(笑)」
KO「(笑)」
K「TRFの方」
智「あ~、確かに確かに、そうそう。そういうのもあったからね。赤ね。ナンかありました?赤って」
KO「ナンか赤で、一つはRay-Banで見つけたんですけど」
智「おぉ、ウェイファーラーみたいな」
KO「既に。ウェイファーラーの赤。それは探したけど、前、なくて」
智「おぉ」
KO「だからD&Gのヤツで、ちょっとそれに近いのがあったから」
智「へ~!あ、ナンかウチに赤いフレームあったかも?」
KO「うん、だから赤い」
智「持ってきますよ、今度」
KO「赤いフレーム、前に着けてて、車でいつも運転する時、車に乗ってるから」
智「なるほどね」
KO「着けてるんですけど」
智「KOさんに似合うかも。赤いフレームの眼鏡、ちょっとウチにあったんで」
KO「おぉ」
智「今度持ってきますわ」
KO「おぉ、いいな。ナンか、割と好き、赤いフレームのヤツって」
智「ウェイファーラーっぽいヤツですね」
KO「うん。あんまり、ナンていうの、あの、頑張ってないような感じだけど、意外にスゴい赤いフレーム」
智「特徴的ですよね、確かに。赤いフレーム、そっか」
KO「だから、ヘンな形じゃなくても、普通のヤツでも赤だと、それだけでいいみたいな」
智「山ちゃん、思い出しちゃうな」
KO「山ちゃんって?あぁ(笑)あっちの山ちゃんね」
智「そう(笑)赤いフレームだよね?山ちゃんって。南海キャンディーズ」
K「そこ??(笑)」
智「え、山ちゃんって」
K「そうそうそう」
智「赤い」
K「山ちゃんって赤、赤いフレーム。赤フレームっていうか、トップが赤の」
智「そっか、下がフレームが無いのか」
K「そうそうそう」
智「あぁ。でも、KOさんだったらね、やっぱ、そのウェイファーラーみたいな」
KO「うんうん。というか、ココでもう、眼鏡の話になってきた、この、Kっていうのは、眼鏡屋さんなんですよね」
智「そうそう、眼鏡屋なんですよ、原宿の」
K「よう、話すなと思った、オレの前で」
智「そう」
KO「(笑)」
K「よう、ホントに、淡々と」
智「最近、開いてないんだよね~」
K「(笑)」
智「全然開いてないの」
K「いろいろとね」
智「そう」
K「いろいろと」
智「ほら、眼鏡業以外の」
K「(笑)」
智「業務がね、やってるんで。そうそう、だから今、アポイント制でしょ?」
K「そうそう」
KO「あ、そうなの?」
K「そうそう」
KO「ほぉ」
智「ま、でも、そう、オレはいつもね、レンズの事とか」
K「そうそう」
智「今日も買って」
K「そのまま」
智「レンズ頼むぜって(笑)」
KO「(笑)」
K「一応ね」
智「そうそう。そう、だから、そういうのがナンか今、自分的には」
K「よう話すな、この2人は」
智「(笑)」
K「オレの目の前で」
KO「(笑)」
智「いや、ほら、なかなかさ」
K「一応ね」
智「3人集まる事、ないから」
KO「ないからね」
智「実は。いや、オレ、KOさんはある。オレ、Kenzoもある」
K「そうそうそう」
智「で、Kenzo、KOさんもある」
KO「そうね」
K「あるね」
智「だけど3人ってなかなか」
K「無い」
KO「無いね~」
智「無いじゃない(笑)ですか」
KO「最近ね、ナンかね」
智「じゃBOWERY KITCHENでやれって話だね」
KO「(笑)」
智「J-Waveでやるなよって話だよね。いやいや」
KO「BOWERYの生放送で、みたいな」
智「そうそう。いや、だから、ま、ま、でも、まぁね、ちょっと、深夜っていうのもあって、ね、コウさんのね、ま、一応、番組だけれども、ま、そもそも、一緒に何かをやろう、みたいなところでね」
KO「うんうん」
智「打ち合わせをしようって言いながら、番組が始まっちゃって、気付いたらもう3回目みたいな感じになったんだけど」
KO「うん」
智「まぁまぁ、でも、ね、こうやってKともね」
KO「Kね、原宿の」
K「まぁね」
智「公共の電波で」
KO「デビューね。Kenzo TOKYOで」
K「そうそうそう、Kenzo TOKYO(笑)」
【机を叩いてる音がするのは、またまた智也?】
KO「この間、ポルシェの人が来てて」
智「おぉ」
KO「ポルシェの孫が来てて」
智「あぁ、言ってた!そう、いましたね」
KO「そうそう。」
智「フェルナンド・ポルシェの」
KO「それの孫が来てて」
智「あら」
KO「ポルシェ兄弟、案内してて」
K「直系のね」
KO「そんで、あの、裏原系の服が好きなんですよ」
智「へ~」
KO「なので、CHALLENGERとか連れてったら、喜んで買い物してたんですよ」
智「うわ、ありがとうございます」
KO「それで、最後に歩いてたら、KENZOに行って、で(笑)」
K「KENZO PARISね」
KO「KenzoがKENZO PARISに行って(笑)」
智「うん、なるほど、そっちのKENZOだったんだね」
KO「原宿のKと一緒に行ってたので」
K「なめんな、45年、こっちはやってんだ」
智「へ~(笑)」
KO「(笑)お前はKENZO PARISじゃないだろとか言われてて(笑)」
K「フェルナンドから言われて、ポルシェくんから」
智「なるほどね(笑)」
K「お前、ParisじゃなくてTokyoだろって」
智「なるほどね、そうか~確かに」
KO「なかなか面白かった」
智「Kenzoエステートとかもあるもんね」
K「そうそうそう」
智「そうだ。そのうち、Kenzoポレーションになっちゃうのかな」
K「ケンポレ(笑)」
智「ケンゾーポレーション(笑)」
K「そうだ、会社作っちゃう」
智「Ken Corporationがケンゾーポレーション」
KO「Ken Factoryとか」
K「そうそう」
智「(笑)確かに」
K「やるよ、もう。ココまで来たらね、ナンでもやるよ」
智「ま、だから、でも、こういうキッカケでね、どういう人が聴いてるか解らないですけれども、ま、中には、こういう話が気になるって方もいるんだったら、また」
KO「ね」
智「メッセージ頂きたいですよね。ま、今日ね、バイクの話やハイブランドになりましたけど、ま、ちょっと待ってくれ、オレにはこういう風に感じるんだ、とか」
KO「あぁ」
智「オレはこうだと思う、みたいな」
KO「うん」
智「まぁ、文句でもいいんで、ま、ナンか、送ってきていただけたらね、こちらでちょっと、討論させていただきたいなと思うんで」
KO「また美味しいモノも紹介してもらえると嬉しいですね」
智「うん」
KO「(笑)」
智「ま、だから、ま、ナンだろ、今日、ノリで今日、Kenzo来ちゃって」
KO「(笑)」
智「ナンか知んないけど、一発目のゲストになったのがムカつくんだけど」
KO「(笑)」
智「ナンでお前が一発目のゲストなんだよ(笑)ね」
KO「ね」
K「光栄です」
智「光栄です(笑)別にコレ、企画にするつもりもナンでもないけど」
K「(笑)」
智「もし、コレ、いいともシステムだったら」
K「あぁ、なるほど」
智「K、次、誰呼びたいの(笑)」
K「あぁ」
智「ちなみに!だからね、ちなみにだから。でも、ちゃんと空気を読んだ人選で」
K「あ~、いや、もちろん」
智「ね」
K「今、言うの?」
智「うん、だったら誰なのかなって、訊いてみたいなって思って」
K「あぁ、今ね~」
智「ナンだったら、電話してみる?そいつに(笑)来月来てくれるかな?(笑)いいかも!みたいなね(笑)いいとも、じゃなくて、いいかも!にしてもらって」
K「ん~、そうだね~」
智「ちなみに、誰?ここに、誰、聴きたい?」
KO「でもね、KOさんでしょ?KOさん、智さん、とかいう感じだと」
智「川口さん(笑)」
KO「あぁ、そうだね~」
K「あのおじいちゃん、ヤバい!あのおじいちゃん、ヤバい!」
智「(大爆笑)」
KO「多分、固まっちゃうと思います」
智「あぁ、逆に喋んないっていう」
KO「ね、ね、ね」
K「そうか、そうか、逆にね」
KO「あの~、あと、ホントにアメリカンカルチャーの事と、バイクの事、車の事しかもう、話さないからほとんど」
智「確かに」
KO「ね」
智「そう、そうね」
KO「うん」
智「ナンなら、ナンかちょっと間違えた事言ったら、説教始まっちゃう」
KO「そうだね(笑)僕、そう思わないけどって言いながら」
智「あ~、そうか、そうか、そうか」
KO「ね」
智「なるほどね、確かに。それか、そうだな~、ナンか、ナンかないかな、誰だろうね」
K「誰かあるかな」
智「ま、そうね~、いや、ほら、KOさんだけが知ってる人とか、オレだけが知ってる人とか、いろいろなパターンがあるでしょ」
KO「うん」
智「だけどKenzoの場合は、オレもKOさんも知ってる」
KO「うん、その共通のところで誰か面白いのがいたら」
K「うーん。ナンか、それで言うと、ビンテージって今ね、話になってたから、ま、ド定番すぎちゃうけど、BerBerJinの藤原裕とか」
智「あ~ね~」
KO「あぁ」
K「それはね、共通して」
智「確かに」
K「いいでしょ?」
智「確かに、確かに」
K「KOさんも知ってる」
智「だね」
K「長瀬智也も知ってるっていうさ」
智「で、全くオレたちの、ま、もちろん、あの、好きだけれども」
K「また全然違う」
智「デニムのね」
KO「そうだね、もう」
K「全然違うと思う」
KO「ものすごい詳しいしね」
智「確かに。その、デニムの僕らの知らない領域っていうとこがね」
KO「ね、ね、ね」
智「確かに」
K「質問攻めになっちゃっても、ね、いいかも知んないし」
KO「うん」
智「いや、でもちょっと、イイ男すぎないかい?」
K「いやいやいや、ド定番過ぎちゃうけど、いいかも知れない」
智「いや、ベシャリがもう」
K「あ~、上手だね」
KO「あぁ、そうか」
智「もうね、YouTubeやってるし」
KO「あぁ」
智「もう、素晴らしい」
K「ホント、ホント」
KO「あぁ」
K「その辺の人たちはもう、敵わない」
智「ね」
KO「うんうん」
智「いや、アレはホントに、いやもう、下手したら女性ファンはもう、そこそこいる」
KO「うん」
智「顔も男前だし」
KO「うん」
智「ま、品があって。ま、でも一応既婚者ですからね」
KO「あ、そう」
K「(笑)」
KO「そこでいろいろ壁を作っておく、みたいな(笑)」
智「(笑)」
KO「そっちには行くなよ、みたいな(笑)」
K「それは面白いかもな」
智「まぁ、でも、それこそ、だって、バンタンで教えてるんでしょ?」
KO「おぉ」
智「そう、洋服の事を教えたり、とか」
KO「特にその辺の、古着から、基本的にはビンテージジーンズですよね」
智「あのリーバイスが認めた男ですからね~」
KO「うん」
K「面白いかもな」
KO「うん」
K「共通してっていう感じだったら、面白いかも。ド定番すぎちゃうかも知んないけど」
智「確かに、そうね。でも、そのビンテージの概念っていうのも、ま、一発、デニムだと、僕らの機材歴史的なモノよりかも、もっと昔になるけど、ま、でも」
K「1800年代とかだもんな」
KO「800年後半ぐらいね」
K「リーバイスっていうと」
智「ね。でもナンか、ね、やっぱりほら、もうナンつーの、普通じゃない人たちでね、普通じゃない時間にやってるラジオだから、多分、聴くことも普通じゃないと思うんだよ」
KO「(笑)ね」
智「デニムのエキスパート呼んでおいて」
KO「そうね」
智「あの、家庭事情、どんな感じなんですか?って(笑)」
K「それもアリじゃん」
智「それもアリだよね⁉(笑)」
KO「(笑)」
K「それもアリ。それもアリだと思う」
智「仕事はいっぱい出来てるんですけどー、みたいな」
K「そうそうそう」
智「とかね。まぁでも~、いくらでも出てくるぐらい、面白い人」
K「たくさんいる」
智「ね。デニム、ま、そういう服の世界の人や、乗り物の世界の人もいれば、楽器みたいなね、世界の人もいたりとかね。なるほどね、裕くんね~、そっか、そっか」
K「共通する、で、今一番ホットだけど、逆にいいかも知んないなっていう」
智「ま、僕の1コ上で」
KO「あぁ」
智「ま、KOさんも会った事ありますしね」
KO「もちろん」
智「確かに。もう、だって、最近、あんま買い付けも行かないっしょ?」
K「うん、そうだね、本人はね」
智「ね。いや、まぁ、ホント、もう東京じゃあね、きっと、1、2、3本の指に入るような古着屋ですからね、BerBerJinなんてね」
KO「BerBerJinで二人、知り合ったんでしょ?違ったっけ?」
智「そう!そうそう!」
K「そう!そうそう!」
智「だから、最初はKenzoとじゃなくて、アキヒロ?」
K「違う、アキヒロと智さんが」
智「そうだ、繋がったんだ」
K「ちょっと繋がってて、それで長崎ナンバーのパンヘッド乗ってるヤツは?ってなって」
智「で、Kenzoが来たの」
K「それでオレが浮上した」
智「そうだ。で、ま、ゆくゆくに、ね」
K「そうだよ」
智「湘南のREDとか、あの辺の彼らと一緒になって、ナンとなく、KONGS MCっていうね」
KO「KONGS MCね」
智「その頃、よくね、KOさん達と一緒に走って」
K「繋がってんだから、まだ」
智「ホントだよね~。で、あの頃はね、正月、大みそかに」
KO「(笑)よくあんな、紅白の前の日に」
K「そう!」
KO「鼻水垂らしながらバイク走ったよね」
K「そのまま行ってたからね」
KO「300kmとかね」
智「ね~」
KO「(笑)」
K「そのままNHK行くとか、もう、意味わかんねーな、この人」
智「つま先の感覚、無かったもん」
KO「(笑)」
智「寒すぎて」
KO「(笑)」
智「うん」
KO「けど、よくやったよね」
K「走ってそのままNHK」
智「さっきの、オレ、ゲストの話に戻っちゃうけど」
KO「はい」
智「ジェラミー」
KO「あ、ジェラミー。ジェラミー来て、今、日本にいないから、来たら是非、出てもらったらいいですね」
智「ね、ね。そうそう。ま、我々の仲間でね」
KO「カメラマンで」
智「そう、カメラマンで」
KO「向こうでいろいろ、ま、いろんな人を撮ってたりするんで」
K「スーパースターを」
智「ね」
KO「なので、面白いかも知んないですね」
智「ね、ナンか、そういう」
K「英語で」
智「(笑)」
K「(笑)」
KO「まぁ、あの人、慣れてるから大丈夫」
K「軽く日本語は話せるけど」
智「うん、ね、ナンかちょっと、ね」
KO「…(笑)さかなクンか!」
智「なるほどね~、そっか、さかなクン」
KO「さかなクンね」
智「いや、多分ね、さかなクンでもね~、ホヤが何者なのか、多分解ってないと思うんだよね」
KO「(笑)守備範囲以外?」
智「そう、いややっぱりほら、ホヤがドコから来たんですか?みたいな事、言ったら、ね、最終的に宇宙人(笑)」
KO「(笑)」
智「さかなクンね~…そうね、ま、ま、ホヤは、もうナンつーんっすかね、そのナンだろ、あんまり、ナンだろうな、言うと、ほら、敵も作りたくないですからね」
KO「うん」
K「(笑)」
智「ナンだろ、きっとホヤが好きな人には魅力があるんで、もうね、その、ナンだろ、食べ続けて欲しいなって思うんですけどね。だけどその、ナンだろ、その、あたかも、ホヤって旨いよねって、いや、その、ナンか(笑)」
K「(笑)」
智「オレ、旨いっていつ言ったっけ?ってみたいな感じで言う人がいるんだったら、その人にホヤの醍醐味を聴いてみたいなって思うんで、もし、そこにホヤの良さをオレだったら伝えられるっていう人がいるんだったらね、是非お話、訊いてみたいんですけどね。もしそれが無いんだったら、もうこのままにして」
KO「このままにして、もう、無かったことに(笑)」
智「無かったことにしておきましょうかっていう」
KO「ホヤの代わりに来る」
智「そうそうそう」
KO「ナンとかフラペチーノになる」
智「とか、逆に今度、ホヤと同じぐらいのポジションの食材をもう1コ見つけましょうよ」
KO「ね」
智「その、同じ仲間」
K「(笑)」
智「ホヤ…いや」
KO「コレ、難しいね」
智「うん」
KO「けど、Zettaiそういうのあるよね」
智「そうそうそう」
KO「美味しいのが解らない」
智「そう。ホヤほど、フワッとさせられてる食材を他に知りたいっすよね」
KO「ね」
智「その、だって、ヘタしたらオレ、コレ、ホヤって、国民半可数、知らないんじゃねーかなっていう」
KO「うんうん」
K「知らないと思う」
智「うん。5000万人知らねぇ食材って、どうっすか?」
KO「(笑)」
智「ね。コレ、ちょっと調査したい」
K「コレね、でもやっぱり、西であんまり、ホヤって聞かないかもな~」
智「そうでしょ」
KO「うん」
K「聴いたことあります?KOさん」
KO「僕、全然、だって、ホヤなんて、普通の生活してたら見ないもんね」
K「ですね」
KO「はい」
K「KOさん、岐阜」
KO「うん」
K「オレ、長崎。聴いたことないっす」
智「うん」
KO「アレ、長崎」
智「関東でも聞いたことが無い」
KO「長崎って例えば、あの~、僕、岐阜で育ったじゃないですか。高校の時ぐらいまでね、あのネバッとした納豆って見たことも無かったですもんね」
智「ん~」
KO「長崎はどう?」
K「納豆?」
KO「うん」
K「いや、納豆は」
KO「普通に食べた?」
K「納豆はありました」
KO「うん。納豆って、僕は甘納豆だったんですよ」
K「ふーん」
KO「納豆なんて、そこら辺に売って無かったから」
智「うん」
KO「だいぶ前の話ですけど。だから」
K「へ~」
KO「東京に来て、お、コレが漫画で観た」
智「納豆かと」
KO「ねっとりする納豆かってなって。東京に来てから」
智「へ~」
KO「見たので」
K「なるほどね~」
KO「だから、そういう風に、そういう感じでね、あの、逆に、みんな知ってるかと思ったら、実は知らなかった」
K「あぁ、それはあるかも知れない」
KO「結構ありそうだね」
智「確かに」
KO「ホヤもそういう感じで、だから、もちろん、岐阜県、海なし県なんで、Zettai食べることないし」
智「ね」
K「あぁ、そうか」
智「でも、コイツを輝かすも輝かさないも、プロデュースする人次第じゃないですか」
KO「ね、ね、ね」
智「その、調理する人が、どうしてホヤに目を付けたんですか?みたいな。いやいや、こういう食べ方だったら、みたいなトコで開拓したら、コイツが輝くワケですよね。だから」
K「もう岩手の人、ビックリしちゃってるよ」
KO「長瀬くんがインスタでナンか、ホヤって」
K「長瀬智也がホヤ、ホヤ、ホヤ、ホヤ、言っちゃって」
智「いやもう、ナンとか、してあげたい」
KO「(笑)」
智「ホヤをナンとかしてあげたいですよ」
KO「ね」
K「ナンだよ~いきなり」
智「いや、プロデュース、ホヤホヤ隊があるんでしょ?どこにあるの?宮城?あ、石巻に」
K「石巻ね」
智「だから多分、特産品なんでしょうね。水揚げ量がスゴいあると思う。だから」
KO「言わなくて、自然にただ、インスタでホヤが旨めぇ、みたいな感じの写真をただ撮るだけで、そういう事はあんまり言わなかったら、アレ、ナニ?っていって」
智「そう。でもナンか、あると思うんっすよ、その」
K「(笑)」
智「かっぱえびせんじゃないけど、ナンかその、ホヤえびせん」
KO「ホヤえびせん(笑)」
智「ホヤせんとか、ナンか、解んないんっすけどね」
KO「(笑)」
智「ナンか、ナーンか、ありそうな気がする」
KO「けど、コレ」
智「ひょっとしたら、スイーツかも知んない」
KO「スイーツ(笑)」
智「今、勝手に今、つまみの方向で話してるけど、ホヤがスイーツで輝く可能性もあるでしょ、だって」
KO「(笑)スゴいね」
智「だって、タピオカみたいのが急にブームになっちゃったりするんだから!謎のデンプンで作られたモノがね」【謎じゃなくて「キャッサバ」というイモだけどね】
KO「(笑)」
智「だからちょっと、ホヤホヤ隊も諦めないで欲しい」
KO「そうね」
智「オレ、もう、真矢みきさんみたいになってきちゃった」
KO「(笑)」
K「そうだよ」
智「諦めないで欲しい」
KO「(笑)」
智「別に諦めてないんだろうけど」
K「諦めてない」
KO「そうね」
智「そう。だけど」
KO「好きな人は多分、いるから、一応、そういうモノが売ってるんだろうけど」
智「うん」
KO「けど、解んないですね」
智「ね、ね、ね、そう」
KO「面白いな」
智「だからナンかちょっと、うやむやで終わらせたくないんで」
K「全くね、変りがない。昔からこういう内容を我々は話してる」
智「そう」
KO「そうね、ずーっと、そんなのばっかりね」
智「そうなんですよ」
K「ジャンルが、ジャンルは違えど」
智「だし、その、ナンつーんっすか、その、ナニ、早くさかなクン呼んで、解決してくれ、みたいな、ちょっとイラッとしますね」
KO「(笑)」
智「なーに、それ!解決させようとでも思ってるんっすか⁉みたいな。いや、もっと掘り下げますけど、みたいな」
KO「(笑)」
智「あなた達が、いや、もう、ホヤいいから!って言っても、オレら、まだホヤやりますからっていう」
KO「(笑)」
智「いや、そっちでしょ」
K「スゴいよ、でもホント喜んでるよ、岩手の人、コレは」
智「そうね」
K「ココまで長瀬智也からホヤっていう単語が出るんだもん」
智「そう」
K「ナンかあるんだろうね」
智「Zettai魅力があるはずなんで」
K「(笑)」
KO「(笑)」
智「そう、諦めないで欲しいんですけどね、いや、解んない」
KO「チョー面白れぇ(笑)」
智「ひょっとしたら武器になるかも知れない」
KO「あぁ、ね」
智「ホヤ(笑)」
K「ホント、ね」
智「こういう時にホヤはバッチリ使えるとかね」
KO「お客さん、帰したい時」
智「(笑)とかね」
KO「(笑)」
K「20年、こんな話、ばっかしてる」
KO「(笑)」
智「それはホヤホヤ隊に怒られます」
KO「(笑)」
智「そう」
KO「…ホヤサブレ!?」
智「あ、ホヤサブレ、美味しそう」
KO「うん」
智「でも、オレ、思うんだけど、サブレは別に味関係ないっすもんね」
KO「ね」
智「だって、鳩サブレー、鳩の味するワケじゃないっしょ?だから、確かにサブレはズルいんです」
K「(笑)」
智「(笑)」
KO「逆にあの、えびせんみたいに、ホヤせんとかの方が」
智「そう、ホヤせん」
K「ホヤせんね。風味ね」
KO「そっちの方が、あの、ホントに味を楽しむっていうのはいいかも」
智「でも、ホヤっぽさが出ないっすよね」
KO「あぁ」
智「ホヤっぽさって、ナンだよ?って話ですけど」
KO「そうそうそう(笑)」
智「でも、ホヤっぽさって、いわゆる、繊維でしょ?ライチみたいなさ」
KO「あと、磯臭い味っぽいの」
智「そう。でも、アレ嫌いな人、多いじゃないですか。だから磯臭いのはドンドン排除してった方がいいと思う。だから、大事にしなきゃいけないのは食感」
KO「食感だ」
智「と、ナンだ、その…」
K「まだホヤの話する?」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「その、適当にパーソナリティが、うん、ナンかその、じゃあ、ね、好きな人の為に髪の毛を切ってください、とか、ま、ナンかその、ナンの、その人の素性も知らないでナンとなく、ホッコリした答えで、丸く収めてんのが、たまにイラッとすることがあるんです。真剣にその人の事、考えてんだ、みたいな。髪の毛、切る、切らないでも、やっぱり二時間ぐらいかけて」
KO「うん、うん、ちゃんと」
智「(笑)ちゃんと決めよう」
KO「ホヤの事ももう、何か月かけてるもんね」
智「そう。だから、私、今ね、失恋して髪を切ろうと思ってるんですけど、みたいな話があったら、いや、それはね、ナンか、そういう話が昔にあったけれども、髪の毛を切ったからといって、楽になれるワケじゃないんだよと」
KO「うんうん」
智「そう考えても、あなたはホントに髪の毛を切りたいんですか?とか」
KO「あぁ」
智「もう、もっとその、メンタルをのところ」
KO「深めて」
智「そう。そういうところを行きたいっすよね」
KO「うんうん」
智「で、ま、そこ、クリアしたら、今度、じゃあ、お父さん、お母さん、その髪型についてどう思ってんの?とか」
KO「うんうん」
智「もう、事細かく、全部聞いてって、ジャッジを出さないと、悩み相談にはならないです」
KO「ならない、うん」
智「そんな、いい答えしましたっていう、パーソナリティの、そりゃあもうだって、言ってみたら、勝手な想いじゃないですか」
KO「うん」
K「押しつけ」
智「もちろん、電話してきたリスナーからしてみたら、ありがとうございますって言うしかないっていう」
KO「(笑)」
K「(笑)」
智「ナンなら、尺があるからですよ」
KO「ね」
智「尺があるからです。だったらもう、プライベートでラジオをやれよって話ですよね、もうね(笑)」
KO「(笑)」
智「プライベートラジオ」
KO「(笑)智也の電話相談室」
智「(笑)」
KO「(笑)」
智「確かに、ね」
K「断られるかも、J-Waveさんに」
智「確かに」
K「もう長瀬さん、ちょっと、もういいです」
智「メンドくさいですよ」
K「メンドくさいです」
智「ね、そう考えたらみんな、みのもんたさん、スゴいっすね。アレだけ、何人の奥様の相談を聴いてきたのかって」
K「(笑)」
KO「(笑)」
智「ホントにね」
KO「けど、ナンか、そういう話があったらね、メッセージとかもらえればいいですね」
智「ホント、そうっすよ、ね」
KO「真剣に考える」
K「本気でね」
智「本気で考えてます。ま、我々のコレをね、聴いて、ま、ナンかこう、思う事があるんだったらね。で、それがきっと、我々の話すテーマになるのかなって。だって、ホヤもそうじゃないっすか」
KO「そうだね」
智「ね、結局」
K「またホヤ」
智「そこからまたね、ラジオの打ち合わせをするなんて言って、ナンとなく3回目で、こんな形で」
KO「まだ方向性決まってないもんね」
智「全く決まってない」
KO「けどまぁ、面白いから(笑)」
智「ね、面白い」
K「ずっと話してますよ、こういうのをね、20数年」
智「そう。また来月もKもいるかも知んないし」
KO「(笑)」
K「ホント、ホント」
智「うん。ま、でもまた、ね」
K「うん、是非是非」
智「からね、ま、彼の友達もいるし」
KO「ね、ね」
K「それも楽しそうだね」
智「ね。また、じゃあ、んな感じで」
KO「ね、ね」
智「やらさせていただきましょうかね」
KO「是非、また来月もよろしくお願いしますって感じで」
智「よろしくお願いします」
KO「面白かったね」
智「夜中に失礼しました!」
K「お疲れ様です~」
智「(笑)」【手、叩いてる】

( ´ー`)フゥー...
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